08/12/24 13:17:55 ji0dJIfC0
実際にきたクロスへの対応に話を戻すと、
>>106のいうように甲で押し出すのは現実的に考えられる選択肢だが、
横からの速いボールを体を開かずにインステップで正確にコントロールするのは難しい。
QBKとは逆に、ゴールの左に外す、または空振りする可能性がかなりある。
柳沢の場合は咄嗟に反応したもののやや早めに足を出してしまい、
アウトサイドに当たる形になったと推測。
ちなみに上体を被せられない状況だから、
仮にインステップに当てていても噴かす可能性はそれなりに高い。
右インサイドは、体の角度的にボールに対して面が作れないので、非現実的。
しっかり当たらずに、左に外す可能性が高い。
「歩幅調整して左インサイドで」というのは理想のようにも思えるが、
右利きの選手が「歩幅調整して逆足を出す」という行為を咄嗟の判断でするのは困難。
また、歩幅調整をする時間的な余裕があったかどうかは、かなり大きな疑問がある。
ついでに言えば、右からのグラウンダーの速いパスを左インサイドでしっかり押さえて飛ばすのは
右利きの人間にとっては口で言うほど簡単ではない。
あと考えられるのはトラップすることくらいか。
だが、あの場面で咄嗟に「トラップする」という選択肢が浮かび、かつ正確にトラップしてシュートを決めたとしたら、
それは水準以上のプレーであって、一般的に求められるレベルのプレーではないと思う。
しかも仮にトラップミスしたら盛大に叩かれる。
> 未経験的根拠:柳沢のゴール前での判断は非常に失敗のケースが多い。
これは大いに異論があるが、本題ではないので簡単に。
柳沢はゴール前に限らず判断はいいが、
シュートに関しては技術がそれに追いついていない印象。
ゴールに近いところで仕事をさせるとそれなりに点を取る選手だよ。
問題は、それ以外の仕事をし過ぎるせいで、ゴールに近いところにいないケースや
ゴール前に来たときにパワーが残っていないケースが多いことだと思う。