09/06/03 21:19:13 0
朝ちらちら見ていたら、おや「めざまし」が、またも自転車通勤特集だ。
国道246号を取材していて、自転車ツーキニストのおよそ4分の3が車道を走っているというのをレポートしてた。
あの大通りで車道通行が74%か。すごいな、自転車側の意識もだんだん高まってきたんだね。
また、番組のトーン自体もおおむね良かったと思う。
「危ない」「危ない」と言い過ぎるきらいはあるものの、無法自転車を糾す、逆走はダメです、自転車は基本は車道、
というのを打ち出していて、まずまず良好だったと思われる。「めざましテレビ」は確実に学んだ。
いつの頃からか。
ただ、画竜点睛を欠くというのか、テレビ屋的おバカが炸裂したのが、次のパートだ。
同じく246の歩道の上で、自転車(ママチャリが大多数)の速度をスピードガンで測る、ってシーンなんだけど、測った
9台の平均時速が(なんと)34km/hだったそうな。
赤文字でドカーンと「平均時速34km/h」のスーパー。
それを大塚キャスターが、ワイプ(小画面)の中で「ほーっ、そんなにスピードが……」てな顔をして見てる。
そんなアホな。
平均時速34km/hってあなた、そりゃロードバイクを駆る半プロの数字でんがな。もちろん画面上の自転車たちは、どう
見たって普通に15km/h程度だった。
おそらくはスピードガンの操作ミスだと思うんだけど、問題は、そういうおバカな数字が平気で出てしまうことだ。
34km/hという結果に、スタッフの誰も疑問を差し挟まないんだろうか。
ちょっとでも自転車のことを知っていれば、誰でも「あれ?」とぐらいは思うはずなのに。
断っておくが、こと自転車特集において、もはや「めざまし」は、かなり優秀な方だ。
しかしながら、この画竜点睛ぶり。まだまだ安心できない、というのが、現代の自転車テレビ事情なんだろう。