途中で頓挫するクソゲーFF6at FF
途中で頓挫するクソゲーFF6 - 暇つぶし2ch1:名前が無い@ただの名無しのようだ
10/04/30 23:04:08 WKvrigNB0
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屋敷
2006年12月26日 火曜日

 いよいよ最終回!「ファイナルファンタジーVIアドバンス」プレイレポートです。
 まさか最後まで書けるとは思いませんでした。感無量です。
 一気にラストまで、行きます!

 腐った魚を、執拗にシドの口の中に詰め込むセリス。海岸へ行き、黙々と魚を手づかみで捕獲し、シドの口の中に押し込みます。
 ついにシドは腹を壊し、死んでしまいました。
 やっとセリスの溜飲が下がります。
 しかしながら、その島には他に誰もいません。シドの死体とふたりきり。なんて無残な状況でしょう。
 絶望したセリスは、崖から投身自殺をします。
 その崖は自殺の名所であり、シドの虐待に耐えかねたひとびとが、たくさん飛び降りて死んだという、いわくつきの場所です。
 しかし、セリスのHPは1000を越えていました。
 常人の百倍以上です。ゾゾの町人でさえ、HPは500くらいでしょう。
 つまり、セリスは助かってしまったのです。
 死ぬこともできない肉体を持て余しながら、こんな思いをしなくてはいけないのはシドのせいだと思い、修羅の形相をしたセリスは、死体に鬱憤をぶちまけるために、小屋に戻ります。
 すると、シドが横たわるベッドのわきに、手紙が落ちていました。
 手紙には、「外の世界に出ろ。仲間はきっとお前の事を知っている。ストーブの横の階段から下へおりなさい。そこに答えが待っているから。おじいちゃんより」そう書かれていました。
 それを読み、セリスは歯噛みしました。
 ―このクソジジイ、生きていやがったな!
 さっきまで、確かに手紙などありませんでした。だとしたら、死んでいなかったシドが、セリスが出て行ったあとに書いたものに違いありません。
 ―こんな辛気臭い島、こっちから出て行ってやるよ!
 セリスは心の中で叫び、地下に向かいます。そこには、いかだが用意されていました。セリスは気合を入れて持ち上げると、凄まじい筋肉で海岸まで持って行きます。
 そして、海に出ました。
 いかだで海に出るなんて、ある意味自殺ですが、セリスのHPは1000を越えているので問題ありません。

 陸に到着しました。
 荒れ果てた町に入ると、生き残ったひとがいました。ケフカがかなりやんちゃをしているという噂を聞きます。
 セリスは、ぎゅっと手を握り締めます。
 そもそも、こんな酷いことになったのは、ケフカのせいです。ザ・ロックに疑われたのも、シドに陵辱されたのも、なにもかも、ケフカのせいです。
 セリスの復讐の血が、滾りました。
 北の町で筋肉マッチョがいるとの噂を聞き、もしやザ・ロックではないかと頬を染め、急いで向かいます。
 マッシュでした。
 落胆し、膝をつくセリス。


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