10/01/13 20:17:41 wDvqCc7yO
続き
彼のようなタイプが苦手だなと思う人もいるかもしれません。普通、主人公があまり強烈な印象だと感情移入の妨げになるので、強烈なキャラクターは脇に配置するんですが、今回は違う。
彼が喋ると、だいぶ印象が変わると思います。
今の印象で「いいな」と思ってくださっている人は、見たら「なんてことをしてくれるんだ」となるかも。
だから、なるべくまだ先入観を持たずにいてください。
少なくとも 寡黙 で 憂鬱 な少年ではないです。
現実にもたまに居るタイプで、それを周りの友達が容認するかどうかですね」
―CC7にも近い、男の友情などの話になるのか?
「いや、例えば誰かが死んで、オマエのカタキをとってやる、なんてベタベタな話ではないです。
もっと普遍的なロードムービーのような感覚を取り入れたかったんです。
なぜ男達の話にしたかというと、例えば学生仲間などで、今から旅に出ようとなったときに、
普通は同性同士の組み合わせが多くなりますよね。
それだけの事です。
自分達が学生の頃を振り返ると、同性同士で大して意味のない事をして遊んだりしているのが楽しかったりしますよね。
―その中の1人がたまたま王族だったと。
ですね。彼らはいろんな運命や使命を背負って集まった者たちではありません。
いつも遊んでる連中が、たまたま物語の中心を担っているというノリ。
学生であれば、より身近に感じられる話ではないかなと思います。
もちろん大人なら、こうやって遊んでいたよな、という懐かしさを感じると思います。
男同士でつるんで、女の子の話をしてみたり。
より身近に感じてもらえるように考えた結果、こうなりました。
ヴェルサスだけ抜粋しました。
野村画伯の表紙
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