ドラクエ3 ~そしてツンデレへ~ Level12at FFドラクエ3 ~そしてツンデレへ~ Level12 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト104:名前が無い@ただの名無しのようだ 10/07/01 03:17:18 56PmcsevO 乙です! プリンwww これでCC氏と楮書生氏も戻って来てくれれば 105:YANA ◆H.lqZohyAo 10/07/04 00:01:03 4+9FFbmP0 ●第15話 『“ちゃん”』 船を降り、陸に上がって半日。丘陵に吹く乾いた風に目を細めながら、砂塗れのタイルを踏みしめる。 見渡せば、遮るもののない、全方向の地平線と水平線。遠くに見える山々だけが、勾配皆無の風景に僅かばかりの変化を加えていた。 鼻で一つ息をつき、後ろの二人に振り向く。 「ここで間違いない…のだが」 ラダトームの店主の情報や、記憶の中の文献などから導き出した“竜王の城”の位置を反芻しながら、俺は確認のために呟いた。 「…そうですね。そのはず、ですけれど」 「でも、にーさま…ここ」 俺と同様に足を止める二人―――歯切れの悪い返答をするプリンとランドは、辺りに視線を巡らせながら、疑念を俺に投げかける。 無理もない。俺たちが今いるこの場所には、城跡などありはしない。あるのは崩れかかった柱と、無造作に積み上げられているようにしか見えない石の塊など、申し訳程度の人工物の名残だけ。 雨風を凌ぐ屋根も、風を遮る見上げるような壁もない。これではここにかつて城があったなどとは、想像できない。ここは既に、ただの荒れ果てた砂地だった。 「城の探索も何も、城そのものがないのでは探しようが無いな」 切り揃えられたいくつもの石で出来た、城壁だったかもしれないモノを右手で撫でると、それは何の手応えも無くぼろりと崩れ落ちた。雨風に晒され続けて、既に寿命は尽きかけていたのだろうが…果たして百年やそこらの年月で、石製の人工物がこうも朽ちるだろうか? 俺は竜王の城の存在や、幼いころ読んだ文献に疑問を抱き始めた。だが、プリンの意見は少し違ったらしい。 「いえ…まだ分かりません。店主さんのお話では、竜王の宝は地下の迷宮に眠っているとのことですし。 …師父様の遺した手記でも、竜王の城には地の底に続く隠された道があったとありました」 静かに考えるような仕草をとりながら、彼女は進言した。…確かに、そんなものがあったとすれば、地上のコレがただの飾りで、地下が本当の竜王の根城だということも有り得る。 「…そうだな。船で一週間かけて湾内に回りこんで無駄足だった…では堪らん。 手分けして、下に続く通路…階段でも穴でもいい、探してみるとしよう」 三人で互いに頷きあってから、俺たちは辺りに散開する。ただ、俺はこの辺りも魔物の息づく地域であることを思い出し、再び振り返った。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch