09/12/16 13:30:21 hIq1M3Et0
日サロとかネイルアーティストをドラクエに持ち込むこと自体俺は否定的な立場だけど、
もしも、例えば日サロが9の世界のどこかに実在してそこへプレイヤーが行くことが出来たり、
サンディ以外にも日サロで焼いた人物が何人か見掛けられるとか、
世界にしっかり溶け込んでいると感じられればまだマシだと思うんだ。
ネイルアーティストの存在が感じられる小さいプロットでも用意されてるとかさ。
どうせウケを狙って入れるにしてもそのぐらいの説得力を持たせてもらいたい。
でも9の場合はそういった世界観に溶け込ませる説明とか描写がほぼ皆無で、
単に日サロだネイルだと言葉で言うだけ。
その安直さが現実世界を持ち込んでいると感じる原因になってると思う。
こう言うと「今までにもあぶない水着やルーズソックスやバニーガールみたいな現実の風俗を取り入れる遊び要素はあった」
と言って擁護する奴が出てくるんだけど、今回の場合はエンディングでサンディに「……ネ……に」とか言わせて
その後も引っ張ってお遊びの域を超えていると思う。
どの程度まで許せるかは人それぞれだけど、俺はアイテム一つやNPCの格好の比ではないと思う。
言葉の軽さは帝国や皇帝なんかも同じだし、安易に使うところは魔王の扱いも同じ。
9はここだけ残念というレベルでなく、ゲーム全体にイージーさが満遍なくある。
違和感無く世界に溶け込むよう丁寧に作りこむことをせず、受けそうなものを安易にポンと持ってくる開発陣の
心意気と言うか発想が凄く安っぽくていやらしく思え、嫌悪感さえ覚えてしまう。
しかもそれは分かりやすさのため、つまりユーザーに配慮した結果ではなく、
手間や暇を省略するメーカー側の都合に感じられ、
ユーザーの楽しみより利益を優先するポリシーがこういうところに現れているのだと思う。