09/07/23 10:53:35 KRvcVMO+0
『マリンスライム』『スライムつむり』
海に旅立った集団は、海岸に住み着くものの大王イカやマーマンに襲われ
その数を減らしていた。
その中でも賢い者は海岸にあった貝殻に入り、身を守ることを覚える。
その内に食べ物がカルシウム分の多いものであったこともあり
生まれた時に殻を着けた者が生まれ始めた。
これが『マリンスライム』として集団で生活するようになる。
しかし、元々食料が乏しい海岸であった為に一部の者はまた旅立つことになる。
より過酷な環境に加え、テンタクルスやマーマンダインといった上位種が襲ってくるようになり
また数を減らしてしまう。
そんな中、とある子供が一匹だけはぐれ、テンタクルスに襲われそうになる。
仲間達は気付いたが、救い出すには距離が離れすぎていた。そしてテンタクルスの触手が振り下ろされる。
「あの子の殻よ、堅くなってくれ！」そう願う仲間達。
テンタクルスの一撃は直撃したが、その子供はびっくりした顔をしているだけで無事だった。
そしてテンタクルスを追い払う為に攻撃しはじめる仲間達。
そんな生活の中で氷の呪文を覚える者、眠りの呪文でやり過ごす術も覚えた彼らは
いつの間にか『スライムつむり』に進化していた。