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※ ニュ－ス －続報、呆れた言い訳－Ｔ国皇女の未成年略取か？ クレセント側『控訴も』
更にファリス容疑者は語る『丁度甲殻類が食べたかった、海老でも蟹でも何でも良かった。
後悔はしてない(´･ω･｀)』と容疑は認めるも悪意の無いことを強調し、さらに『だってさ？
甲殻類だゼ？ 白くても焼いたら赤くなってさ･･･美味かったゼ(´-ω･｀)』と海賊としての
面目をその歪みねぇ態度で保った。 同時に身柄を確保された共謀者と思しき某皇国皇女
(１９歳、以下LCT皇女と呼称する)『傷つけるつもりはなかったんです、でも飛空艇が引き
沈められて･･･』や『ごめんねクレイクロウ、笑わせたかっただけなんだよね･･･(泣)』、
『ごめんなさい、本当にごめんなさい･･･私達は取り返しのつかない事をして仕舞って･･･』
等と号泣。 計画性の無いことはその供述、態度等からも窺うことが出来た。 LCT皇女は
現在行方不明となっているＴ皇国王の第二皇女で、ガラフ容疑者らに共謀を強制された
のではないかとの見方がカルナック県警内で強まっている。 LCT本人はガラフ容疑者達に
進んで探求の旅に同行したとの証言であるが、今のところ王佐・重臣達は『皇女は、利用
されていたのではないか。』『海賊と一緒になんて、あれ程。』との発言も。 『国としての
体裁が問われる処である(ウォルス王)』、『クリスタルに頼りすぎｗｗｗ(カルナック女王)』
との二ヶ国同様の素人大バカ逆発想が指導者不在のＴ皇国を揺るがしている。 尚、この
事件を目撃していたサハギン達の証言によると『('(ﾟ∀ﾟ∩た、たたたた大変だよ！ 僕らの
クレイクロウさんが、クレイクロウさんが食べられちゃったよ！』『('(ﾟ∀ﾟ∩あの時、飛空艇に
しがみ付いた時「ヤバイッ！」と思ったんだ！』『('(T∀T∩･･･止めておくべきだったよ！』や
『('(；∀；∩もう僕らのクレイクロウさんは還ってこないよ･･･悲しいよ(号泣）』と同じ海産物と
して≪追悼のざわめき≫で一時クレセント海域は騒然となった。 ガラフ容疑者らはこの
検挙を不服としており『エクスデスを倒すんだ』と正当防衛を主張している。 これに対し
クレセント諸島議会員ピッコロ議員は『テ－ルスクリュ－と粘液は諸島の無形文化遺産で
あり(被疑者達が罪状を否認するのであれば)控訴も念頭にある、地球をなめるなよ･･･
サイヤ人！』と飽くまで徹底抗戦の構え。 傍ら、未成年者略取の容疑でも立件、起訴の
訴状が取られているガラフ容疑者ら三人の弁護人にはクリスタル永久機関を開発したと
しても知られるシド＝プリヴィア議員(博士)が名乗り出た。 LCT皇女の未成年者略取
容疑は今晩未明にもカルナック国議会で議論され三人は被告として追起訴される見通し。
論評：≪現代の節足動物甲殻類目呉育郎科アルビオン種クレイクロウ≫はランク７の
絶滅危惧種に指定されており、後継種のいない白海老としてエヌオ－以下エクスデスや
ハリカルヌッソス・アポカリョ－プス等新世代(DS世代と呼称される現代様式ム－ヴメント)
から多大な期待が寄せられていた種であった。 目撃例は皆無で、『生きた化石』とも呼称
されていた。 一般的に有名なカ－ラボスとの相違点として、クレイクロウはアルビオンであり
カ－ラボスは赤褐色である。 交配は確認されている例では(生息地の違いから)稀有であり
カ－ラボスのアルビノ体としての突然変異体の産出が、次世代のクレイクロウ構想である。
≪ファリス・ェロガゾ－・ジプデク－レ企画≫の、今後の研究に期待が高まるところだという。