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※ ニュ-ス -無抵抗の甲殻類相手に四人掛かりで-希少種殺傷の四人組逮捕
先月31日未明、クレセント諸島の海底に棲む希少種のクレイクロウさん(42歳、♂)
がクレセント近海沖で八つ裂きにされ殺害されていたのを発見された。 往時の彼を知る
ティナ女史(本人の希望により実名、19歳)は語る、『サマサの村で(○○某の)民家が
火事になった時、祖父のSTRGSさんや村長さん始め村の方達がRLMちゃんを助ける
為に魔法を遣い消火活動をしてらっしゃった時にクレイクロウさんも粘液で火の勢いを
必死に弱めて下さっていたんです。 RLMちゃんが助かった時jには皆で肩を抱き合い
ながら喜びました、あの白い勇姿が立派だったのをとにかく覚えています。 こんな事に
なるなんて、今でも信じられません。』 某フィガロ王国の王室MSH氏はこう語っていた
『実は俺さぁ、あのオルトロスと一戦交えた後に見ちまったんだよなぁ・・・こう河の勢いが
ザバ-ッってなった時によぅ。 丁度滝に来た時にグワァァァッってなんか白い甲羅が・・・
とにかくデッカイのが出て来てな? こぅよ! エビみたいなザリガニみたいなよぅ、イキナリ
尻尾から撒き付かれてな? (王佐に)イサキ持って来い! あぁん? ちょっと写真見せて
あぁ、コレだよ間違いねぇ。 ヘェッ! テ-ルスクリュ-ってぇのか、これによぅ・・・俺は
思いっきり締められて気絶しちまってなぁ。 あのタコ野郎とは違う別次元の力の片鱗を
思い知ったぜ、(王佐に)おぅ、あずま寿し特上二つ! 一つはこの記者さんの分だ。』
快活に語るMSH氏であったが、強敵(ライバル)を失った喪失感は大きかったようだ。
格闘家として、そこはやはり譲れない領分なのであろう。 そして今月1日11時13分
ロンカ~カルナック付近を移動中の飛空艇をカルナック県警が拿捕し、御用となった。
本紙記者が取材に及んだ事の一連を見てほしい、事件の首謀者と思われる住所不定
無職(自称冒険者)のガラフ=ドゥ(名無し?)容疑者(60歳)は『最近の日本人は暇があれば
ゲ-ムするわネットやるわでだらしねぇからな、こうして昼日なたから夜・深夜まで地方
巡業してガチムチの良さを解ってもらおうと思っているんじゃ。 日本にはワシは、特別な
思い入れがあるのさ。 ワシの祖父が琉球唐手遣いでね、その武道の魂は父を経て遠い
異世界のバル国の王のワシにも脈々と受け継がれているんだ。 これは、ワシの個人的な
思い込みかも知れんが日本人って何処となくストイックだろう? だがワシの筋肉は反して
アグレッシヴであり、且つダイナミックでもあるのさ。 そんなワシは現代の日本の若者達に
≪五輪の書≫を真摯に受け止めてもらいたいな。 この宮本=武蔵の書には人として、
≪如何に己を磨くか>という今最も注目されるべきアティドゥ-が綴られているんだ。
そういった≪歪みねぇ≫人生の指針を説く為にも、ワシはまた来日したいね。』 まるで
ガチムチパンツレスラ-顔負けなガラフ容疑者であったが、ことクレイクロウ氏殺害の件に
話が及ぶと『く、首がかゆい・・・記憶喪失だ!』との器用な逃れ振りを呈した。 共犯の
バッツ容疑者(20歳)は、『飛空艇の底にへばり付いていた』『クリスタルを守らなければ』等
意味不明な供述を繰り返しているが容疑は大筋で認めていて、この異質な証言は以後の
バッツ容疑者の精神鑑定が待たれるところ。 同じく共犯の内海に居を構える海賊の頭領
ファリス=シェルヴィッツ容疑者(20歳)は『腹が減って気が狂いそうだったゼ(´・ω・`)』