デスピサロは同情の余地なき悪党 第十九章at FF
デスピサロは同情の余地なき悪党 第十九章 - 暇つぶし2ch608:名前が無い@ただの名無しのようだ
09/02/16 19:00:20 vAmZM3f30
>>595
ところでさ、実はピサロ、6章で「これまでの計画をやめる」って言ったわけじゃないんだよね。
彼が言ったのは実際にはこういうこと。

>ピサロ:世界樹の花…。魔族に操られた…?
> …人間たちよ。面白くはないがお前たちに礼を言わねばならんようだな。
>お前たちはロザリーとこの私の命の恩人だ。素直に感謝しよう。
>人間こそ真の敵と長年思い込んでいたが…私は間違っていたのか?
> …この心が定まるまで私は村に戻りロザリーと暮らすことにしよう。
>しかし…ひとつだけやることが残っている。あいにくかもしれんが私も行く道は同じだ。
>しばし同行だな。

要するにピサロは、
エビプリを倒した後の生活の場を村(たぶんロザリーヒル)とすることと、ロザリーと同居すること、
しか言ってない。
もちろんピサロの6章の言動を見れば、即座に人類を滅ぼす気がないことは分かる。
が、即座に滅ぼす気がないのは、「もともと」そうなんだ。「もともと」まだ準備段階だった。
だからこそエビプリはロザリーを殺してピサロを暴走させる必要があったわけだ。

そしてその「人類を滅ぼす準備」を、ピサロは放棄するとも凍結するとも言ってない。
人間が真の敵かどうか「心が定ま」り次第いつでも滅ぼせるように着々と準備するかもしれない。
心が定まらなくても魔族のために必要なら滅ぼすのかもしれない。
ルーラを使えるピサロはデスパレスにもどこにも一瞬で「出勤」できる以上、
ロザリーヒルに住むことがその支障となるとも考えられない。

つまりピサロが世界征服を「やめた」というのは、脳内補完なんだ。
実際には作中の描写からは、やめたとも、やめなかったとも言えはしない。


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