クリフトとアリーナへの想いはPart9at FFクリフトとアリーナへの想いはPart9 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト953:3/14 ◆e.sLpeggy2 09/05/16 11:09:38 hFO5/clX0 「んもう!そんなこと聞いてるんじゃないわよ!私の質問に答えてよ!」 アリーナは本気で怒っているようだ。 きちんと話さなければ部屋に帰ってもらえそうにない。 クリフトは、しばらく沈黙した後、低い声で語り始めた。 「考えごとを、しておりました。」 「考えごと?」 「はい。…お城で暮らしていた頃、私は、神官の使命とは、一心に神へ祈りを捧げること、 それが全てだと、そうすれば皆を幸せにできると、真剣にそう思っていました。」 アリーナは、口を挟まず黙ってクリフトを見つめていた。 「しかし、この旅を始めて…祈るだけでは平和は来ないかもしれないと思うようになりました。」 クリフトは暗い目で、眼前に広がる暗い村を眺めた。 「私は間違っていました。聖職者達が、教会の中で安穏と祈りを捧げて過ごすうちに 世の中は、人の心は、こんなにも荒れ果ててしまっています。 このままではいけないんです。祈るだけでなく、…行動しなければ、戦わなければ。」 クリフトは両手を硬く握り締めた。 自分は、戦うため、大切なものを守るために教会の戒律を破って禁呪を覚えた。 しかし、自分ひとりではどうしようもない現実が目の前に広がっている。 「神官として、自分は、いったいどうすれば良いのか…それを考えると眠れなくて。」 「…クリフト。」 アリーナが、つと歩み寄ると、クリフトの手をしっかりと握った。 「ひ、姫様?」 「クリフトは、えらいね。…いつも人のことを考えて悩んでる。」 「え、いえ、そんな…。」 「…私には、クリフトの悩みの答えは、難しすぎて分からないけど…。 でもね。だったら、できることから、始めればいいんじゃない?」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch