10/02/18 04:07:35 YnDWo0W50
ディアゴナーレ(スペースを埋める斜めのラインとは①)
Ⅰ
o
②
① ③ ④
Ⅲ
Ⅱ
⑥ ⑧
⑤ ⑦
②がボール保持者のマークにつき、①と③は、②の斜め後方に位置(移動)し、
スペースを埋める。当然①と③が動けば(移動すれば)、そのスペースを
埋める為に、④や⑤⑥⑦⑧も移動して、そのスペースを埋めなければならない。
(ディアゴナーレに組まなければならない)。
上図を見ると、②と①、②と③がそれぞれ自陣より斜め後方のラインで
結ばれていることがわかる。(スペースを埋めていることが分かる)。
また、③と⑥、⑥と⑦、⑥と⑤、も、それぞれ斜め後方のラインで結ばれている
(ディアゴナーレに組んでいる)ことが分かる。
要するに、誰かがマークにつけば、それと連動してチームメイト全体が
動かなければならない。このチームメイト全体の動きをスカラトゥーラ(連動)と呼ぶ。
このディアゴナーラとスカラトゥーレが揃って、初めて「プレス(攻撃的守備)」と
言うのであり(ゾーンプレス/効率的守備と言う)、CFだけがボールを追まわし、
MFの援護がないとかいうのは、プレスでもなんでもなく、ただ単にボールを回されて、
無駄に体力だけを消耗する非効率的守備であり、
だから日本代表は後半にガス欠を起こすのである。