10/02/08 06:56:36 sFYUB68/0
そんな中国に対して、日本代表は、もちろん自分たちのコンセプトを踏襲した(彼らは、そのまま継続的にレベルアップしていくベクトル上でチャレンジしていかざるを得ない!)。そう、究極の組織サッカー・・。
全体的には、ホントに、とてもうまく機能していたと思いますよ。優れた守備意識を絶対的なベースに、攻守にわたって繰り広げる、人とボールがうごきつづける組織コンビネーション(=有機的なプレー連鎖の集合体)。
でも、いかんせん、中国も、これまでのイメージを完璧に払拭するような素晴らしいディシプリン(戦術的な規律)を魅せつづけてくれたからネ・・。
とにかく、日本代表のサッカー自体は、いまの段階のプレー内容としては良かったと思うわけです。そんな「事実」をしっかりと認識しない人たちは、観客が少ないとか、ブーイングがあったとか、ピーケーを取られるなど
ゲームの後味が良くない・・などなどでネガティブな雰囲気を振りまく。まあ・・仕方ない。
ところで、稲本潤一。見直しました。攻守にわたって、とても良かった。
日本代表が展開した(前述した)効果的なディフェンスでは、かなり素敵な存在感を発揮していたのですよ。いつも書いているように、局面(ボール奪取)勝負じゃ、日本代表でも彼の右に出る者はいない。ただ、「その状況に至るまで」
がカッタルイのです。無為に歩くシーンが多すぎ「た」しね。それが、この試合では、まったく違った雰囲気になった。
この試合での稲本潤一は、まあ、中国選手がパワフルでスキルフルだったこともあるけれど、とても「頼り甲斐のある」中盤のセンタープレイヤーでした。味方も、彼に対する信頼がアップしたようで、攻撃でも彼を捜すシーンがありましたね。
まあ、ゲームの終盤では、足が動かなくなっていたけれど、それでも、彼の基本的プレー姿勢が変化したことを、とても、ホントに心から、嬉しく感じていた筆者なのです。
これで、日本の中盤に、本当の意味の「バックアップ」が一人増えた。フムフム・・
あと、岡田武史監督が、この試合では「強引に動きを作り出すため」にスリートップにしたという発言をしていた。大久保嘉人、岡崎慎司、玉田圭司。
その意図も、ある程度うまく機能したと思いますよ。そして、その絶対的なバックボーンが、この三人の優れた守備意識にあったことは言うまでもありません。「あの」大久保嘉人にしても、
素晴らしく忠実にディフェンスに参加するようになったしネ。これもまた岡田武史監督のウデということです。
だから、最前線からのチェイス&チェックの機能性がアップし、そのことで前戦のサッカーが全体的に活性化した。まあ、前半は、ちょっと詰まるシーンもあったけれどネ。
そう、中国が展開した素晴らしいディフェンス(=徹底したゲーム戦術)にはまり込んでいたのですよ。でも全体的には、攻撃が「動いた」ことは確かですネ。
守備こそが、すべでのスタートラインなのです。この三人の守備意識が(マンUのルーニーのように!?)素晴らしかったからこそ、次の攻撃の「動き」が活性化されたということです。
岡田ジャパンについては、まあ、こんなところですかネ。取り敢えず「ここまで」をアップし、次に「なでしこジャパン」について書きます。今日は疲れているから明日!?・・いやいや、
そんな怠惰なことは言ってられない。何せ、明日も二試合あるんだからネ。
ということで、岡田ジャパンコラムについては、まったく見直しません。テニオハの間違い・・誤字、脱字・・変な表現・・多々あるとは思いますが、ご容赦。
あっと・・その前に、前述した稲本潤一のところ。彼が良いプレーを展開できたのは、もちろん、遠藤保仁(ヤット)と中村憲剛というベストパートナーがいたからに他なりません。
この試合での二人は、特に凄かった。だから稲本潤一も、走りまくらなければならなかったということなのかもしれないね(自ら仕掛けていく・・チェイス&チェックなどなど)。
とにかく、ヤットにしてもケンゴにしても、彼らの、稲本潤一に対する態度が、信頼ベースのモノへと好転しているように感じるのはわたしだけではないでしょ!?
URLリンク(www.yuasakenji-soccer.com)