09/04/01 11:11:35 TqH2FTEP0
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しかし、もうそんなことをする必要のないイチローまでが大真面目に張り切っているのはなぜなのだろう。アメリカにいてアメリカの白けた空気を誰よりもよく知っているはずなのに、
「ザ・パフォーマンス」などといって誰よりも目立つ動きをしている。
アメリカで絶賛されていたイチローが、チームプレーヤーではないとか、リーダーシップがないと、アメリカの新聞記者や同僚選手に批判されるようになったのは去年あたりからだ。
「自分がヒットを打つことしか考えない」
「いいプレーよりも格好良くプレーすることのほうに興味がある」
「マリナーズが本気でチームを改造したいなら、イチローをトレードで放出することを検討すべきだ」
最近も、マリナーズの守護神をつとめたJ・J・プッツがシアトルタイムズにつぎのように語った。
「去年のマリナーズはバラバラで、チームプレーヤーじゃない選手たちがいた。毎年200安打する人間に注文をつけるのはむずかしいが、イチローも、もっと何か別にやりようがあるはずだ」
しかし、日本に帰ればそんなことをいう人間はいない。特別顧問の王貞治氏は日本チームのリーダーだと持ち上げ、マスコミと後輩の選手たちはそのバッティング技術をきこうと群がり、
キャンプで背面キャッチのパフォーマンスを見せれば4万人のファンが歓声を上げてうっとりする。アメリカでは得られなくなったそういう気持ちのよい待遇がなつかしくなったのであろうか。
それとも、代表チームで、リーダーシップがあり、チームプレーヤーでもあるということをアメリカに対して証明しようとしているのであろうか。
WBCは、2回目になって、ますますその目的の分からない、謎めいた感じの大会になっている。