09/03/30 07:45:15 3tb5vExt0
ちょっと何か根本的な勘違いがあるようだがw
まず「複数のパターンを練習で反復させ、試合中にどのパターンを選択するかを
選手に判断させる」、これをどのチームがやってるのかと問われれば
上はマンチェスター・ユナイテッドから下はブータン代表まで「全部のチームがやってる」
としか言いようがないぞ。>>573 無論ジーコもやってる。>>578も書いてるイングランド戦、ブラジル戦、
クロアチア戦の(フィニッシュがQBKだったがw)あれも加地が切り込むゴール前までの流れは
練習で何度もやっていたパターンの1つだし、ブラジル戦の中田→玉田→サントスがサイドからクロス
→豪快に回り込んだ玉がフィニッシュ(この間巻が上がってDFを引き付ける)なんてのも
これをやるためにサントスを使い続けたと言っていいぐらい典型的なジーコの攻撃パターンだ。
根拠は何かっつうと、当時は練習を公開してたので分かりますという事なんだがww
対してトルシエの場合、攻撃パターンは教科書通りというか初歩的パターンしかない。
もっと分かり易く言うと「整った硬い守備陣形を崩すような応用パターンはない」だが。
その代わりトルシエはボールを奪ったらその位置がショートカウンターの基点になるような
位置でプレスをかけ続ける中盤の配置と、それをやってもDFとの間が間延びしないための
爆ageラインを保つ配置を「選手に選択させない」方法で守らせた。これなら相手の守備が整わない
タイミングで攻撃に入れるから、初歩的パターンでもいけるし、判断力が貧弱でもできる。
ようするにジーコの場合、「相手がこう動いたら(監督の決めた)どのパターンが1番適切か」を選手が判断したが
トルシエの場合は、「相手がこう動いたらこのパターンを取れ」と、監督が決めていたわけだ。
前者はどこでもやってる普通のシステムだが、これをマスコミが「自由なサッカー」と変なキャッチフレーズで煽り
キャッチフレーズだけしか見ない>>585や>>587のような低脳が「自由=ゼロから選手が全部考える」と
短絡的かつトンチキな誤解を未だに信じ、トルシエが馬鹿でもない限り当然「こう動いたらこう動け」は複数
ある(だって相手の動きが複数に渡るんだからw)のを、いつもの係の人が
2つ以上ある=「変幻自在の豊富なパターン~」と、小学生レベルの解釈で喜んでるわけだ。
思ったより長文になってしまったので、いつもの低脳トリオには「長文乙」ぐらいしか反論材料はあるまいw