09/06/04 05:35:25 If8WLSia0
日本は古代から戦争の下手な民族だと言われている。
ヨーロッパは互いに侵略を繰り返すうちに最も効率が良い敵の殺し方を研究し尽くしたが、
日本は戦略/戦術全て輸入だ。
日本人は個人の武勇を尊び、個人への賞賛がチームへのソレを上回るのが常となっている。
コレは戦争の理念に照らすと弱兵の典型的パターンとなる。
兵隊は個人の突出した戦闘力よりも、質の良い均一な能力をいかに多く集めるかが重要になる。
最強の人間に引っ張られて縦に長い列を作るより、
最弱の人間に歩を合わせてゆっくり横隊で進む方が兵として遥かに強い。
要するに、その最弱のレベルをいかに高くしうるかで、その組織の強さは決まると言っていい。
欧州は、その戦術・戦略思想の本場だ。国民がソレを文化として理解している。
オシムも岡田もそれを真の意味で理解している。
その象徴が遠藤という「凡才」がチームの中心である事だろう。
日本の弱さの根本は選手にあるのではなく、
チームの功績よりも個人の見栄えの良いプレーを望む我々にある。
サポーターやメディアのその幼稚さが代表の足を引っ張る最大のガンである事に気づかねばならない。
今、最も成長が望まれてるのは選手ではなく我々全員である。