08/04/05 09:40:27 zlbHzGzQ0
そしてそのような判断の早さこそ、喧伝された「多色ビブス練習」で培われたものだった。
しかしそうした「ボールのないところでの」リスクチャレンジの精神は、常に要求し、「チームコンセプトなのだ」と伝え、
練習で繰り返しておかないと、消えていきやすいものなのだ、ということはこの3戦でわかったことでもある。
チーム・コンセプトに関して、「言葉」はその一端に過ぎない。「考えて走る」にしろ、「フラットスリー」にしろ、選手に
そういう言葉で伝えられたわけではない。それよりもメソッドに裏打ちされた練習で体得させられることの方が
はるかに多く、重要だと思う。
またひとつ気になるのは、岡田監督が会見においてよく「選手に○○と言った(指示した)、言わない(指示しなかった)」
という言葉遣いをしていることだ。これは反町監督など、過去の日本人監督もよくした言い方なのだが、
私はどうも気になってしまうのだ。練習できちんと選手にコンセプトを身につけさせることができていれば、
あまりそうした指示は必要ないのではないか、と思えるからだ。