09/01/29 20:00:43
処女シナリオ「邪教の村」（３～４レベル用）
街道を歩いていたPCは、ある隠れ里から逃げてきたという女性と出会う。20代後半でなかなかの美女。
女性によると、その隠れ里は邪神の使徒が弾圧を避けて寄り集まった村らしい。
自分もその村の住人だったが、もう異常な教義についていけなくなり逃げてきたと女性は語る。
この美女は特に若い男性PCに色目を使い、どうか私を守ってくださいと懇願してくる。
金目の物は持っていないので無報酬の依頼だが、PCが肉体を要求するなら拒まず差し出す。
この女性の話は事実で、邪教集団の隠れ里は実在する。人口は100人前後。
村で崇められるのは「処女こそ至高の存在！」とするキモい神（聖印はユニコーンの紋章）。
彼ら処女教徒は汚れのない処女を崇拝し、貴族のように不自由のない暮らしをさせている。
しかし処女の年齢が厳しくなってくると「非処女化の儀式」を施してから殺害するという外道。
その後、外部から美しい処女を拉致してくるので、村には常に10人前後の処女が維持される。
「非処女化の儀式」直前に逃げ出した美女を追ってきた処女教徒は、PCを見ると「その女を渡せ！」と言ってくる。
処女教徒の追跡を逃れ、無事に女性を街まで送り届けることがシナリオの目的となる。
ところで、実は逃げてきた女性もダークプリースト（３レベル）だったりする。
彼女はその事実をできるだけ隠そうとするが、PCがピンチになったりしたら暗黒魔法を使ってしまう。
あるいは追っ手が暴露するという形でもいいので、彼女の正体は必ずPCにも知らせるように。
ここでGMは、邪神の使徒は法的に許されない存在であることを説明すること。
もし官憲にダークプリーストであることを知られたら、彼女も罪人として処罰される。
それを知って隠していたということがバレたらPCの立場も悪くなる。
そういった覚悟があるか確認してから今後の行動を決断させること。
最後の追っ手として出てくるのは、村の大主教である６レベル暗黒司祭。
そいつを倒せば街に到着できるとする。