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マニア向け18禁馬シナリオ「不適格なる乙女」(4~5レベル用)
オランを活動拠点としていたPC一行は西方訛りのある男からラムリアースまで手紙を届けてほしいという依頼を受ける。
長期の拘束になるので、報酬は旅費を含めて大変な高額を約束される。
半分は前金として渡され、残りの報酬は届けた先の貴族から受けとって欲しいと言われる。
ちなみに彼の身元については冒険者の店が保障しており、「信頼できる冒険者」としてPCを紹介したらしい。
二ヶ月ぐらいかかる長い旅を続けてラムリアース王都に到着したPCは指定された貴族の屋敷に向かう。
(この過程をキャンペーンシナリオにしても可)
屋敷では約束通りの報酬を与えられ、同時に新たな仕事を依頼される。
その依頼とは、あるユニコーンライダーをレイプし、ユニコーンに乗る資格を奪ってほしいというもの。
ちなみにこの貴族は50近い白髪混じりの男性だが、問題のユニコーンライダーとは彼の実の妹らしい。
中年太りで見苦しい外見になっても乙女的なコスチュームでユニコーンに跨る彼女は、彼ら一族にとって頭痛の種だった。
街でも何年も前から笑い者になっており、一族は肩身の狭い思いをしてきた。
依頼者たちは「恥ずかしいからユニコーンと別れて年相応の格好をしろ」と説得していたが、
彼女は「ユニコーンは外見に囚われず私の心の美しさを見ているわ」と聞く耳持たず。
もう説得は無理だと悟った彼は、遠い国から冒険者を呼び出し、実力行使で「資格」を奪うことを決断した。
任務を果たしてオランに帰ってくれれば、報酬を支払ってもう二度と干渉はしない。
だからどうか頼む、と彼は涙目になってPC一行に土下座する。妹の行為が心底から恥ずかしいらしい。
ちなみに彼女を載せているユニコーンも、本心では迷惑に思っているらしい。
彼女に気を遣って我慢しているが、実はもっと若い乙女を載せたいと陰で愚痴っている。
というわけでラムリアースには彼女の仲間は誰ひとりとしていない。
この迷惑なユニコーンライダーの「資格」を奪ってしまえばシナリオ成功。
彼女は汚された自分はふさわしくないと泣く泣くユニコーンとの別れを決断する。
依頼人の貴族も泣いてPCに感謝し、多額の報酬を渡してくれる。
心も懐も暖かくなってオランへと帰還して終わり。