07/07/28 21:33:40
>>310
えっと、>>271の例で説明すればいいのか(念のためだが出題者は俺じゃないよ)。
「もし私が今この場に居ないなら、私は正直者ではない。」
と言っている人物が正直か嘘つきかという問題な。
命題P:発言者がこの場にいる。
命題Q:発言者が正直である。
とする。
この場合「この場にいないなら正直ではない」という複合命題は論理記号を用いて¬P⊃¬Qと表現される
P(¬P) Q(¬Q) ¬P⊃¬Q
T(F) T(F) T
T(F) F(T) T
F(T) T(F) F
F(T) F(T) T
説明は省くが¬P⊃¬Qの真偽はPとQのそれに応じて右端のように決定される。
これは論理学の入門書の最初の方に必ず載ってるから、疑うなら自分で調べるように。
そして当然ながらQの真偽と¬P⊃¬Qの真偽は一致しなくてはならない(正直なら本当のことを話し、嘘つきなら嘘をつくため)。
その条件に合うのはPとQの両方が真の場合だけなので、発言者は正直者と特定できる。
記号の意味がわからんと言われても、こういうものだとしか答えられない、
論理パズルなんだから感覚で納得できないからと文句をつけられても困る。
・・・しかし、まだ俺(214)が間違ってるって思ってる人間が多数派なのかなあ。