05/08/08 04:50:20
実はSW世界は”時間管理者”なる四次元人によって管理されているのだな。
世界の各場所において次元間の交差角度が異なっており、それが異なった時間流として発現する。
エルフとか一部の長命な種族がいあるのはそのためだ。
”時間管理者”は次元間の交差角度の際を利用して過去にも未来にも自由に行き来できるのだが、ある目的のために一人の超絶的な知性を持ったダークエルフを作り出したのだな。
このダークエルフによって魔法文明の発達を急速に加速させ、当時フォーセリア世界に迫っていた危険な外宇宙生命体の勢力に対抗させたわけだ。
で、外宇宙生命体が撃退された後、このような高度な知性を持ったダークエルフも、魔法文明も不要なものとなり抹消しようと”時間管理者”は考えた。
この魔法文明（カストゥール王国）は滅ぼされ、それを生み出した一人のダークエルフの名は歴史の闇に葬られた・・・。
ところがそのダークエルフは、”時間管理者”すらも欺くような超絶的な策略を巡らしたのだな。
抹殺される前に自らのクローンを無数に作り、それをありとあらゆる多次元世界へと転送した。
この時恐ろしい悪運の強さも影響した。この多次元世界への転送の磁場と、”時間管理者”がこのダークエルフの存在を「なかったことに」しようとしてまき戻した時間磁場が干渉して、全ての多元宇宙の時間場が一極に集中することになってしまった。
つまり、このダークエルフは、世界から抹消されるどころか、逆に、あらゆる時間において同時に存在する、超時間的存在へと変化してしまったのだ。
ただし、そのときの代償として、空間的移動能力は失った。通常の者たちから見れば、このダークエルフの姿は、静止した彫像のように見える。
しかし、彼は生きており、あらゆる時間から全ての宇宙を凝視しているのだ。