04/11/13 00:52:47
例2:PC④(情報将校)が軍部に提出した情報が合衆国の諜報員に逆手に取られ、全く関係のないPC①が「合衆国のスパイ」という嫌疑をかけられました。
PC④は「陳情」のスキルを使い、軍部に掛け合って嫌疑を晴らす為の猶予を求めました。
この時GMの提示した目標成功値は10。軍部は断固とした態度で不穏分子の抹殺に動いているようです。
しかしPC④の出目は悪く、ロゴスを目一杯に使って達成値が4という惨憺たるものでした。
そこでGMはPC④が軍部に植え付けていた「PC④からの忠誠3レベル」に目を付けました。
このダーザインを昇華させる事により、軍の有力者が登場して「・・・君の普段の働きと忠誠に免じて時間をやろう。48時間だ。それ以上は待たん。」と助け船が
出された事にしました。
PC④の達成値4に組織のダーザイン昇華による6が足され、どうにか目標値に届いたのです。
例3:クライマックスフェイズで、NPCの田中さん(仮名)は、合衆国の試験兵器に乗り込んでしまったが為に天使化の危機を迎えた。それを見たPC①は彼女に向かって
「行くな! 行っちゃだめだ!! ボクは・・・ボクは君にまだ、言わなくちゃいけない事があるんだ!!」と叫び、引き留めました。
PC①はそのロールプレイによって、ありったけのパトスチット10枚を一挙に使用し、田中さん(仮名)に「PC①からの純愛4レベル」のダーザインを植え付けた事にしました。
これによって田中さん(仮名)のアガペーは全部で35点も減少する事になるので、GMは天使化の進行が遅くなった事にしました。
それを見た他のPC達も、続けて彼女に呼びかけながらダーザインを植え付けたり、成長させたりしました。
GMは彼女のアガペーが既に666・・・天使化の臨界を遥かに越えていると設定していましたが・・・。