03/04/04 21:17
>>146 →凶と出たら より
どうやら、気付くのが遅かったらしい。
ゲェェッェェェェェェェェェエ!!
どこか蛙にも似た異様なときの声を上げながら、醜悪な侵入者達が甲板に這い上がって来る。
「うわぁ!」
夜の闇と、白い霧で見通しの利かない水夫達を、異形の人影が鉤爪で薙いでゆく。血と腐臭が更に酷くなった。
「畜生!ナマモノどもめ!」
黒ヒゲが怒りも顕に叫ぶ。ドワーフである彼は、人間である君より惨劇が見えているのだ。
既に十数体もの異形の怪物で甲板は占領されている。水夫達も必死に応戦している。
「こいつ等…ギルマン!?なんでこんな所に…」
リザリィが剣で、邪悪な半魚人を牽制しながら驚く。君も襲われている水夫達を助けながら、同じ疑問を持つ。
だが、今は考えている暇はない。君の方に新たに2体ばかり向かってくる。
ギルマン1 技術点:5 体力点:5
ギルマン2 技術点:4 体力点:6
実の事を言えば、奴らは陸上戦に向いていない。それ程恐れる敵ではないだろう。
だが、ここが船の上であることを忘れてはいけない。
もし、一撃でもダメージを受けたならば、サイコロを一個振れ。
もし1が出たならば君はバランスを崩して、海に真ッ逆さまだ…。
→上手い事、君の前にいる奴らを倒せたならば、負傷者の救援に回れ。
→或いは、この襲撃の意味を確かめるべく、周囲を観察しても良い。
→運悪く海に落ちたならば…次の項目に飛び、延命を図れ。