08/11/08 13:30:59 GgUHvJ+i
>571
円錐切除といっても「通常」受けるLEEPでは「円錐」状には切除できません
から取り残しが生じやすいですし、また、断端が焼けてしまうからきちんと
取りきれたかどうかの判断の精度がどうしても低くなってしまいます。
精度が低いといっても一般的には十分と私は思いますが、取り残しのリスク
が極端に怖い方は、1週間~10日程度の入院が必要になってしまいますが、
コールドメスで本当の意味で「円錐」状にくり貫けばいいでしょう。
子宮頸部の奥のほうは、手術だけでなく定期検査でも見落としのリスクが
高くなります。
子宮頸部以外にウイルスが持続感染する「可能性」はたしかにあるのですが、
頸部以外の場所は頸部と比べればそのリスクはかなり低くなりますし、また
頸部であっても大半は一時的な感染に止まります。
HPVはごくありふれたウイルスであり、また、下半身だけでなく口やのどの
粘膜にも感染します。つまりSEXしなくたって自己感染のリスクはあります
し、一時的にはよくても将来ともずっとSEXしないというのも現実的では
ないでしょう。海外で使われているワクチンも現時点においては一部の型に
しか対応していません。
体内からウイルスを「完全」に追い出すことは現実的ではありませんし、また
あまり意味があるとも思えません。それよりも、ウイルス感染は日常的に
ありうるという前提にたって、定期的に前癌病変(異形成)のうちに発見して
適正に対応をすることが現実的です。
そもそも40歳であれば子宮頸癌以外の癌になっても何ら不思議ではないわけ
ですから、子宮頸癌の心配ばかりしていても仕方ないです。