09/12/27 03:28:24 jrcW3lAV
>>482
私も近くにいながら、危篤が分かっていた母の死に目に会えませんでした。
お気持ちは分かりますが例え長くは無いと判っていても、いつ来るかは分からない「その時」
まで、一人でずっと付きっ切りでは残される側も倒れるか危険な精神状態になってしまいます。
それにやはり、我々現役世代は「今すぐ危ない」と言う状態の手前までは、仕事にも行かなく
てはならないのが生きる為の現実です、あなたの責任ではありませんよ。
ウチの場合は父、兄、私、妹、伯母(母の育ての親でもある)の五人交代で24時間付き添い
ました。(年末休みと重なったので現役世代も長時間付き添えました)
これだけの人数で交代していれば(恵まれていたと思います)三十代の子供達は大丈夫なの
ですが、二週間位で七十代の父や伯母は体調が心配な状態に差し掛かっていました。
いくら若くて頑丈な人でも、昼間仕事で夜徹夜で付き添いが続いたら厳しいでしょう。
「最期が近いんだから無理をしてでも」と言う気持ちと「持ち堪えている間、ずっと付き添う為
にも倒れる訳にはいかない」という考えが交錯しながらの二週間でした。
私も一晩中母に付き添ってから妹に引き継いだ後、危なくなったとの知らせを受け急いで
父と伯母を連れて病院に戻りましたが、母は私が病室に着く一分前に息を引き取りました。
兄は既に仕事に向かった後で戻れたのは数時間後、夫婦や肉親でも死に目に会ない事は
多いのです。
当然私も「どうして、どうして」とは思いましたが、今は仕方が無かったのだと考えるしかない
と自分に言い聞かせています。