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○武田先生は「お前に小野派一刀流を教えてやる」と
言われたが、私は大東流だけでたくさんですといって習わなかった。
上段に構えた日本刀を振り下ろすときに、ヒュッと風を
切る音がしたが、「なぜですか」と聞いたら、「これが訓練の
成果だからそれをお前に教えてやる」ということだった。
佐藤啓輔
○(武田先生から)大東流を習われてるときは体術ばかりでなく、剣や杖など何か武器を使っての稽古もなさいましたか?
久?磨:先生にも体術だけです。
ただし別に合気の剣と二刀流の伝授を受けています。
武田惣角先生と嘉納治五郎先生とは何か関係がありましたか。
久:武田先生と嘉納先生は同じ1860年の生まれで、
話は聞いていました。その時分、武田先生が、嘉納の
奴が柔術を「道」にして、やったはいいけれど、昔の
柔術を忘れてしまった、といってましたよ。
○どれだけの種類の巻物があるのですか?
佐川幸義:四つあります。百十八ヵ条、三十六ヵ条、
八十四ヵ条、それから皆伝の書。
他に大東流合気二刀流秘術の巻物もある。
○幸道先生が習ったのは柔術だけではなく、剣などの武器もありましたか。
井上祐助:杖も剣もすべてです。