10/04/13 20:21:14
【ボクシング】JBCの厳しい処分 3兄弟の今後は不透明
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
予想された結果だったが、JBCは史郎氏と五十嵐会長に厳重な処罰を科した。史郎氏をボクシングの現場から
排除し、JBCの立場で可能な限り再発防止を図ろうという意図は見えた。
ただ、今回の問題に責任のない3兄弟が、選手として十分に活動していけるかは未知数の部分が多く、不安は
否めない。
東日本ボクシング協会は前日、新設する調査委員会の結論を受けて五十嵐会長の除名を含めた処分を検討
する方針を決めた。亀田ジムが「普通のジムとして存続可能」なら、活動停止処分を解除する考えでもある。
これに対してJBCでは、「ジムとして活動可能という結論が出ても、今回の問題での五十嵐会長の責任がなく
なるわけではない」(安河内剛事務局長)と、ライセンス停止の解除を認める考えはない。亀田ジムは、五十嵐
会長の処分解除申請が可能となる2年後まで活動不可能になる。
事実上、所属ジムをなくした3兄弟。「東日本協会預かり」の身分が一時的なものか、2年以上の長期にわたる
ものになるのか。後者ならマネジメント権や試合のプロモート権を誰が持つのか。
すべては今後の協議次第だが、次男・大毅の世界ボクシング協会(WBA)フライ級王座防衛戦は、早急に契約
をまとめる必要があり、時間はない。安河内事務局長は「選手の保護はJBCの重大な責務。しっかりやっていき
たい」とするが、前途は多難だ。(只木信昭)