10/03/21 15:09:54
「ひと雨ごとに寒さも緩み、春の気配を感じる今日この頃。
皆様におかれましては、お元気でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
わたくしこと草津寅痔瘻はいま、広島に腰を落ち着け稼業に精を出して
おります。道を行き交う人々の冷たい視線、嘲笑にくじけそうになりながらも、
己が選んだ道だからと歯を食いしばり、荒らしに励む毎日です。
さて今回、お便りさせていただきましたのは、一つお伝えしたいことが
あるからです。
おいちゃん、おばちゃん、特にサクラ！今から言うことをよ～く聞いてくれ。
近いうちにサクラの元にある知らせが届く。そこには『お前を名誉毀損
で訴える』と書いてあるだろう。許せ、妹よ。不甲斐ない兄貴をもった宿命と、
あんちゃんの代わりに立派に被告を務めておくれ。
本来なら実の妹を救うのが筋だ。だがな妹よ、荒らしと家族を秤にかけりゃ、
荒らしが重たい男の世界。そうできないのが、渡世人のつれーところよ。
心優しいお前のことだ。『しょうがないわね、お兄ちゃん』と笑顔の一つも
見せて被告席に座ってくれるのが目に浮かぶようです。
おいちゃん、おばちゃん、後のことは頼んだぜ。木立、スブドを倒すまで、
そこの敷居はまたがないつもりだ。
あばよ、達者でな。
平成22年3月吉日 広島にて
草津寅痔瘻」
サクラ「お兄ちゃん…………バカなの？氏ぬの？
さっさと名乗りを上げんかい、このカス！」