09/12/02 22:51:29
11/29の結果を全てだと思い込んでる表層的なド素人集のコメントには充分笑わせて
もらったぜ。
「肉を切らせて骨を切る」という言葉を知らないか?この対戦の場合は、実は
「鼻を折らせて骨幹を砕く!」だ。
巷には興毅の作戦勝ちだという浅はかな評判があるようだが、実は内藤の作戦通りなのだ。
愚かにも興毅は今回の試合で自分の技の本質を全て出し尽くしてしまった。
多くの対戦を重ね、相手に多くの情報を提供している内藤に比べ、興毅の最近の情報は少なかった。
そこで内藤は今回、あえて無理な攻勢に見せかけて若い興毅の技の本質を出し尽くさせる作戦に出、
興毅は完全にその術中にはまってしまったというわけだ。
一見、「いい人キャラ」を演じる内藤の真の恐ろしさを知らない亀田陣営はまさか35才の
内藤がリベンジを考えるとは思いもよらず、全てを出し切ってしまった。
まるで真珠湾攻撃の旧日本軍のように・・・
ノーモーションの左ストレートや堅実にカウンター狙いに終始する亀田興毅の今回のスタイルは単なる
作戦ではなく、実はこのボクサーの本質を全て露呈し尽くしている。
ボクサーの本質というものは、その派手な言動ではなく、やはりそのリングの上に全て現れるのだ。
この様な真の情報を内藤陣営は徹底分析し、次なる“本番”に向けて着々と準備を進めている。
内藤の“現役続行”という意表を突くコメントに最も震え上がったのは実は亀田陣営だろう。
だが、これは全て内藤陣営が予め立てた作戦の一つに過ぎない。
それにしても、35才という、ボクサーにしては極めて高年齢でありながら、鼻を折らせ、顔を腫れ上がら
せてまでも、あらゆる次元の戦い・戦争に最も必要な“情報収集”という一事に徹し、最終ラウンドまで
“あの内容”で縺れ込む内藤大助の凄さを思い知らされた一戦であった・・・