10/06/24 09:33:46
あのさ、そのわかったような感じになってしまうところが最大の問題点だよ。
要するに?
その要約は間違ってます。
まぁがんばってテキスト丸暗記してくださいよ。
悪いが死ぬまでやってても役に立つ日はこないだろうけどね。
TOECも英検もあくまで通過点、医学部入学も通過点、何かの目標の為に通るポイント
大体20代にその目標に向かい焦点をしぼり、
30代で必死に駆け上がり、
40代には有る程度の経験を積んでベテランになっているものだよ。
体力も、脳も、気力も集中力もだ。
その間に結婚をし、子供を育て、家のローンを払い、
車を乗り換え、浮気をし、ジムに通い、海外旅行に行き、ゴルフの腕を磨くんだ。
みんながそうやってがんばってきた20年はどうやっても取り戻せない。
今から10年かけて医学部に入学したとしてその後10年かけて卒業したときには
60歳だ。今の薬をあと20年飲み続けた結果自分の姿をリアルに想像してみようよ。
同じ病院には居るかもしれないが、小島は確実にベッドの上だ。
目を背けたくなるかもしれないが、それが現実と向き合うと言う事だ。
ピアノは病気の為には良いかもしれないが、そんな時間は一秒たりとも残されていない。
病気とは、薬とは、
浦島太郎の玉手箱なんだよ。
それを開けた瞬間におじいさんだ。
時間は止まってる。でもそれは周りのじゃなくて小島の時間だ。
その煙が見えなくなる時はまさに死ぬときだ。
なんとなく終わりの時が有るのは分ってるだろう?