10/05/21 23:13:40
>>671 こんばんは
マヨについてのマジレスいただいたようなので
ご存知だろうと思いますが私もちょっとレスらせて下さい。
機械加工する際に切削抵抗の低減と冷却の為に
切削油という油を使うのですがこの進化が正にそのパターンです。
昔は鉱物油に硫黄と塩素をガンガン添加したもので加工
(鋼に対する切削面で言えば今でもTOPクラスだと思いますが硫黄と塩素が環境面の問題から相次いで禁止)
また当時主流になってきた高速切削では切り粉を巻き込むので粘度は低目めが好まれ始めます。
そこで油中水滴のエマルジョンに変わるのですがやはり切れがイマイチだし切り粉も巻き込む。
そこで高圧エヤーで冷却するドライ切削へと変わるのですがやはり切削抵抗から刃の持ちが悪いので、
現在の最センタンはエヤーにミスト嬢にした植物性油を混ぜるセミドライとなっております。
と、順を追って書いてみましたが職人は昔からココ一番では植物性油を使っておりました。
粘度高めの植物性油に灯油で割って状況に適した粘度で使います。
ただ、弱点が一つありましてブッチギリにワークが錆びます。
加工後にすぐ拭きあげたとしても塗られた形に薄っすら錆びて着たりします。
まぁ、簡単には落とせない油膜の強さが強みなのですから
加工が終わったって簡単に拭き取れる訳がありませんね。
>こういう場合は適度な粘度というのが肝になるのではないでしょうか(・x・)
油を突き止めた場合の肝はまさにその通りだと思いますが、
あの時の寺の息子の勝因はレギュ違反のモータと電池数だと思います(=゚ω゚=)