10/01/27 06:18:24
--------------つづき------------------
□ フロント
先述のように、こちらはフリクション(無段階変速)。
レバーを動かした分だけ、FDの羽根が動きます。
それだけを聞くと、なにやらいい加減なようにも聞こえますが、FDの振り幅はFD側で調整するようになっているので、
その範囲内でしかFDは動かず、それと連動するWレバーもまた、その幅相当でしかそもそも動かせないようになっています。
そのため、乗り手は、一番奥に押せばアウターに変速、一番手前に引けばインナーに変速、という具合に、特に困難無く操作できるようになっているというわけ。
ちなみに、その一番奥と一番手前の間は、自由調整区間。
STIだと「トリム調整」というものがありますが、あれは、アウターの外側に音鳴りがしないように+α動かしてやるというもの。
Wレバーには、そのトリム調整機構はありません。
が、しかし、その「一番奥と一番手前の間の自由調整区間」でほんのちょこっと動かすことで、音鳴り、即ちFDとチェーンとの擦れを防ぐことが出来ます。
FDの振り幅を、内側はインナーローに、外側はアウタートップにして固定してあるため、
インナートップとアウターローで音鳴りがするわけですが、そのときにちょこっと外側・内側に動かしてやればいいというわけ。
(インナートップは、アウターリングとの干渉が防げないため実際には使わず、この「自由調整区間を利用した擬似トリム調整」は、アウターロー時に利用しています。)
非常に質感が良くて、黒みがかった綺麗なシルバー。
ちょこっと見た目だけ高級感もあり、そのアナログさからなんとなくワクワクさせてくれる一品です。
なお、フレームアダプターは、「軽合金フレーム用」が同梱されており、「クロモリフレーム用」は別売り(190円)です。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★ 走行性能を度外視した評価
年式 2009
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