09/07/09 19:22:14
小泉自民党のデマのいくつかを取上げる。
「郵政民営化によって26万人(38万人と言っていたケースもあるようだ)の公務員が削減される」もその一つである。
あたかも郵政民営化によって、26万人の公務員が削減されることによって、その人件費分の財政支出が節約できるかのような印象を人々に与えている。
しかし郵政公社は、今も独立採算制であり、公社職員の人件費を賄っている。
郵政が民営化されても財政に影響はない。単に統計上の公務員の数が減るだけである。
「郵政公社のままでは、法人税を納めないため、競争上民間企業より優位である」もデマである。
郵政公社は1兆円の黒字となっているが、半分が国庫に納付されることになっている。
これはむしろ民間より重い負担である。
もちろんこのような単純なデマはテレビの討論で野党から攻撃されている。
しかし小泉自民党の代表は、デマと分かっているこのような話を何回も持出す。
要するに小泉自民党は「デマをデマ」と承知しながら、そのデマで視聴者を扇動しているのである。
しかしこのような簡単に嘘と解るデマ話にも騙される有権者が多いことを知っている。