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年表
軌道暦
数百年前
行き過ぎた開発と百億にもおよぶ人口は地球環境に深刻な悪影響を与えていた。自然破壊、化石燃料の枯渇、
食糧難、挙句の果てにはそれらを巡って戦争が勃発するなど、考える最悪の事態が発生した。
終末時計が一分前を指し示す中、人類は現状を打破する方法論を模索した。その結果がスペースコロニーへの
移住、つまり地球からの退去である。月において採択された、地球環境回復のための人類の地球上からの撤退
を宣言したブラウン決議に基づき、地球は環境回復用のナノマシンに一任され、立ち入り禁止区域となった。
軌道暦元年
地球上の全人類がスペースコロニーに移住を完了
軌道暦101年
ラグランジュ1(ウーレ人民共和圏)、ラグランジュ2(ライエ合衆圏)コロニーが日照権をめぐって戦争を始めたため、
軌道連合(オービタル・ユニオン)が設立させる。また軍隊は廃止され、インターコロニーポリスが設立された。
軌道暦198年
コロニーの生活に限界を感じ、帰還民と称して地球への帰還、地球懐古運動が行われる
軌道暦311年現在
地球は樹木で覆われた緑の惑星に再生。人類の帰還を待つばかりとなっていたが
なぜか人々は地球に戻らず、宇宙での生活を続けていた。