08/10/16 19:46:53 nmBxZYXc
追加コメント来てるね
60手目△14歩 ※「切れたら終わりの将棋なので…」(熊倉)
すぐに△2六歩と行くのは▲同銀△4六歩▲同金△4五銀▲同金△同桂▲4四銀で自信が持てなかったようだ。
本譜は一球ゆるめて相手に攻めさせる構想。
63手目▲93桂成 ※「この攻めは無理だったかも。△1四歩には▲5八銀でしたか」(里見)
72手目△74歩 ※▲8五飛には△7三金寄から△8三歩と受ける。
74手目△45銀 ※「△4五銀と出られて苦しいと思いました」(里見)
89手目▲37玉 ※ここで△4五歩も有力だった。以下▲4七玉△4六歩▲5八玉△7八銀で挟撃の形だが、そこで▲8三桂で詰めろが続くかどうか。難解。
ほかには△5八銀不成もある。▲8三桂△同銀▲同歩成△同金▲9三歩成△同桂▲7四銀のときに、一発△1五桂が詰めろになる。こちらが正着だったか。
90手目△26飛 ※この手に代えて△2六角は、▲同金△同飛▲4七玉△2九飛成▲8三桂△同銀▲同歩成△同金▲9三歩成△同桂に、▲9四銀がピッタリで先手勝ち。
△5九竜と取っても、▲8二銀と打ち込んで後手玉が詰んでいる。先手玉は銀を渡すと詰むのだが、その暇を与えずに迫ることができるようだ。
99手目▲92歩 ※良さそうに見えたこの手が危なかった。平凡に▲8四歩と打てば、▲9二銀以下の詰めろ。
▲8四歩に△8二金も、▲2六金△同角▲4七玉△5九角成に▲8三桂で詰み。
107手目▲74銀 ※ここが最後のチャンスだった。
△7四同金左▲同歩に△5七桂成が妙手。以下▲同銀△4六歩▲5八玉△3八竜▲4八歩△4七歩成▲6九玉△5八銀以下、手数は長いが先手玉が詰んでいた。
108手目△72玉 ※これではっきりしてしまった