09/11/01 08:25:33
(^p^)「……」
校長「たかしくん」
(^p^)「おごっ」
校長先生。たかしに唯一話しかけてくれた人物だ。
奇行に走ったり、酷いイジメにあった時など、校長先生はたかしとよく話をしてくれた。
学校内で誰も話しかけてくれないたかしの、唯一の心の拠り所だった。
校長「私も、今年でもう定年なんだ…」
そういえば、校長先生の周りにも生徒達が寄って来てはいなかった。
校長「…この学校の校長になって10年間…。私がまともに話せたのはたかしくんだけだったな…」
(^p^)「…こーちょーせんせーもぼきとおなじれすか」
校長「ははは。そうだな、たかしくんとおんなじだ…」
笑った校長先生の笑顔は、どこか寂しげに見えた。
校長「たかしくん…。きみはこの中学校生活3年間、楽しかったかい」
(^p^)「…いっぱい…いじめられますた…うぃく…」
校長「そうか…。辛かったろう…かわいそうに…」
優しく、たかしの頭を校長は撫でた。
(^p^)「…でも、こーちょーせんせーがいっぱいおはなししてくれますた。だから、つらくなかったれす」
校長「…」