08/05/28 21:38:01
>>349
バス・ギルと似通った習性、似通った生態的地位の生物が日本にはいない。
コレに対する防御方法を持たない種がほとんどである。
さて
一水域の生態系を構成する種群は、基本的にバイオマスで正規分布を示す。
正規分布の端っこの種は、バイオマスが小さい≒個体数が少ない。
それらは、捕食者がいない事を前提に、そのバイオマスを保っていたわけだ。
そこに新たな捕食者が現れれば、彼等は捕食しやすいものから捕食する。
つまり、すべての種をまんべんなく食べるわけではない。
捕食されやすい種が、バイオマスの小さい種群であった場合には、特に絶滅や地域絶滅
が起きやすい。
もし、正規分布の中心に近ければ、個体数の大幅な減少だけで済む場合もある。