07/09/02 15:27:23
続き
さすがの仲間たちも自分たちの行為を詫びて密放流は止めました。
しかし一旦池やダムに放流されたバスは池に餌が少なくなると
水路を伝って新天地を目指して拡散します。
本能的に種の保存の法則が発揮されるのでしょう。
バス、ヘラ師様のおっしゃるとおり今日のバス繁殖の原因が全て
バサーの密放流によるものとは思いませんが私の知る限り
バサーが密放流したバスが水路を伝って拡散し繁殖しているのが
かなりの数になると思われます。
一度実験したことがあります。
千葉県内の雑誌にものる有名な池から年間約70匹のバスを近くの小さな池に放流しました。すると次の現象があらわれました
①水面近くや浅場にいるメダカ、エビがいなくなる
②ヘラ釣りの外道にモロコやクチボソ等が釣れなくなる
③ヘラ釣りで掛かるのは大物のヘラ、マブナ、鯉、のみで
小中サイズは釣れなくなる
④ギルも大物ばかりになる
⑤バスもやたらに痩せたものが目立つ
⑥水路で繋がった下の池(バスは放流していない)にバスが出現する
ここで不思議なことを発見しました。下の池で目撃されたバスは
体長40cmを超えるもので水深15cm程度の用水路を伝って
下るとは到底考えられませんでした。
ところが、ある小雨の日、とんでもないものを目撃しました。
あの浅い用水路を30-40クラスのバス数匹が体を横に倒しながら
ヒラメのように格好で下っているのです。
どうやらバスは自分の棲家が飢餓状態になると体高の半分程度の
水深の水深の小川など平気で下る能力があるようです。
まるでウナギ並みの移動能力があるようです。
長々長文で失礼しました。