10/02/21 16:47:57
戌辰で賊軍の汚名を着せられた福島からは明治期に海外に活路を求めた
福島から世界へ、同郷の仲間を公私に渡り助け合った
野口英世が渡航の船中で偶然知りあった同郷人が二人いた
一人は外交官としてアメリカに赴任する松平(容保の子息)
彼は野口のアメリカでの渡航の面倒をみた
もう一人は星一一(作家星一の父)
星は野口のアメリカでの生活の面倒をみてかなりの額の資金援助をしている
星は帰国後当時東洋一とされる近代的な製薬会社を興した
また、この時エール大学には同郷の二本松潘士朝河貫一(後にエ-ル大教授)、山川建次郎(後に東大・京大学長)も来ていた
戌辰の屈辱汚名をはらしこの三人の中から世界へ羽ばたく人材をと、初対面の松平・野口・星の三人は船中で意気投合したとのことである