09/10/04 02:12:46 ta0KkGQB
わかる人だけ、わかってくださいw
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深草の寮について、クニジュがふと上を見上げると、
ブラウスを全開にして、窓の淵に腰掛ける色白の美少年が憂いを含んだ表情で座っていた。
あまりの美しさにクニジュは息をのんだ。
・・・・・・・・・・・・・それが、二人の運命の出会いだった・・・・・・・・・・・・・・・
「君が僕と同じ部屋なの?」
肌蹴たブラウスから、真っ白な肌を覗かせて美少年が問いかける。
真紅の唇、サラサラの髪。そして自分とは違う象牙色の美しい肌にクニジュは目を奪われる。
「クニジュです。今日から一緒の部屋です。よ、よろしく」
左手を差し出す。
「クボベールだよ。左手の握手はね、別れの握手」
クボベールと名乗ったその美少年は、ゆっくり微笑みながら、クニジュの左手を掴み
そっと口づけた。
クニジュは、校庭40周に挑んだときよりも、鼓動が早くなった。