09/09/27 15:43:07 uetA106F
ずっと前に読んだ作品なんだけど、もう一度読みたいなと思う作家さんなんだけれど。
いつかホラーか文芸で聞こうかなって思ってはいるんだけど、ずっと心に残ってる小説があってね。
(ややホモ的な要素を含むから、ここに書くのはいいんだと思う)
角川ホラー文庫の短編のひとつなんだけど、作家さんとタイトルがどうしても思い出せない。
ついでに、どの本かもわからないから、もう一度読みたくてもわからないの。
ストーリーは、全寮制?かな?の男子校。
主人公の親友は、とても心の綺麗な人でね、植物の世話をしたり、雑用も嫌な顔しないでこなす超善人。
優しくて穏やかで。
でもね、自分に厳しすぎて、どんどん狂気にはまっていく。自分への戒めが強すぎる。
主人公視点で書いてるので、主人公はちょっとづつそれに気がついていく。
親友の母も、実は親友と同じ傾向がある人。ラストは書かないほうがいいね、きっと。
そのころの感想としては、「何事も中庸が大事なんだよなぁ」ぐらいで。
いい加減な雑草は強いけど、純粋培養されたものは弱いんだなぁ、なんて。
でも、今は多分かなり違った感想が持てそうな気がする。
かなり昔に読んだ本なので、是非読みたいんだけど、知ってる人がいたら教えてください。
多読するんだけど、すぐ忘れる。だからこんなに心に残ってるっていうのは、それだけインパクトが強かったんだろうなぁと。
(そのときの精神状態にもよるけれど)