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【TDN】「もう、終わったことですから」DBSTSさん、「あの出来事」を乗り越えて自分を売る旅は続く★3
1 :すてきな夜空φ ★ :2006/11/17(金) 06:25:51 ID:???0
DBにスキャンダルといってもいい「あの出来事」について尋ねたのは、盛岡営業所に
転勤する2日前、彼が宿泊している徳島市内のホテルで向き合った時だった。
「もう、終わったことですから」 1
曲折を経た27歳はそう言うと、唇を結んだまま、まっすぐこちらの目を見つめた。
あからさまな拒絶。だが、それは逃避ではなかった。
サラリーマン人生が暗転したのは2007年の11月だった。
一人のN速民が、DBがニッペの社員ブログを開設していたことを報じたのだ。
この報道で周囲の態度は一変する。
DBの昇進を公言していたMMRは昇進を取り消すことを報道陣に伝えた。
翌日の記事は微妙なオブラートに包まれていた。
関ペの中途採用試験を受けるため、DBが成田発の日本航空に乗り込んだのは
09年2月3日。
失意と不安を抱えながら未知の世界へ足を踏み入れるニッペのヒーローを見送って
くれたのはTNOKとHTNの二人だけだった。
DBが「あの出来事」について口を開いたのは、入社2年目、1年目の実績が認められ、
関ペの徳島営業所に営業課長として招かれたときだ。
「僕が未熟だったんです」と、大坊は営業所に集まった同僚に事実関係を
説明し、現在の心情を訴えた。
「誰でも一生に一度は過ちを犯すことがあるかもしれません。もし、許されるのなら、
その過ちから学び、過去においておきたい」
2時間のインタビューで何度か「あの出来事」にふれたが、DBは口を閉ざし続けた。
「もう、終わったことですから」と。
―では、どうやって「あの出来事」を乗り越えましたか。
そう聞いたときだけ、DBは「自分にそんな力はなかったですが、多くの人たちに
教えてもらったことが大きかったと思います」と、言葉を残した。
過去と現在、未来はつながっている。過去に残した染みは永遠に消すことはできないが、
新しい絵筆で塗りつぶすことはできる。
DIVER666号より抜粋