09/03/12 23:36:38 xLvAcde6
スリップストリーム野郎が一匹・・・
Felt F3 登録日:7月13日(日)22時40分42秒
チームメイト募集 富山県 36歳×181cm×81kg
草野球を開催するほど広い河川敷、その横にアスファルトで舗装された60kmほど続く自転車道がある。
深夜二時ともなると交通量は一分に一台程度だが走って行くのはほとんどがロードバイクだ。
俺は密かに夜練の白黒や群青色したゴツいロードを駆るサイクリストにモッコリスパッツ+エイリアンヘルメット姿を見せつけている。
道路はまばらにテールライトが灯っており、その内の一本がスポットライトのように自転車道を照らしている。
俺はその平坦ステージでめかしこんでチャリが通るのを待っている。手首までのライクラ素材のグローブをはめて
黒いパールイズミを履く。
そして水色とオレンジのガーミン・チポレジャージを身に着けたのは遠くからでも非協賛スポンサーを識別させるためだ。
ロード独特の点灯ライトとタイヤの音が聞こえたら敢えて自転車に背を向けて様々な挑発的なポーズをとって近づくのを待つ。
例えば片足をSPDのペダルやサドルにのせ両手を背の方で後手に組んでみたりとかだ。
逆に正面を向いてローディーに見せつける時はヘルメットを目深に被り、そんきょの姿勢で股を開き看板を背に腰を下ろし、
さらに両手を頭の後で組んだ姿は山の崖っぷちでコースアウトしたウルリッヒを連想させた。
俺の前をローディーが通過するときにローディーが俺の方を見ていたのがオークリーのサングラス越しに見えたので興奮した。