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サッカーGold Cup決勝でメキシコに0-5惨敗 [2009年07月28日(火)]
サッカーのGold CupはCONCACAFゾーン(北中米カリブ海)の国別対抗戦。その決勝戦がこの週末、行われました。
場所はニューヨーク市の対岸、ニュージャージー州に位置するGiants Stadium。
NFLのNew York Giantsのホームスタジアムで、8万人弱の観衆を集めて行われました。
CONCACAFの圧倒的な二強であり隣国としてサッカーではこの地区最大のライバル同士といえる、アメリカ対メキシコ。
世界の他地区であれば立派なスポーツイベントであるのでしょう。
この試合、私は見てません。というか試合があること自体を知らなかったです。
普段、それなりにアメリカサッカーを追ってる私でこの程度の認識ですから、
アメリカの一般スポーツファンも試合があったことを知らなかった可能性は高いと思われます。
私が気づかないことでも分かるとおり、
イベントとしての価値もアメリカサッカー協会は認めていない大会がこのGold Cupというわけです。
若手の腕試し程度。TV視聴率も望めない、観客動員も望めないそういう大会。
(決勝約8万人の動員はほとんどがメキシコ代表の応援でした…)
サッカーがナンバーワンスポーツの国ではGold Cup的な国際試合は重要なスポーツイベントでしょう
(これが欧州ならEuro大会ですから!)が、観戦スポーツとしてのサッカーへの需要が希薄なアメリカでは
そんなものをプッシュしてもイベントとして成立しないという現実がここにあるわけですね。
それにしても0-5とはいかがなものか。場所こそアメリカ国内ですが、
アメリカ国内でのメキシコ代表戦は常にメキシコ人ファンが大挙来襲して
ともするとこの日のようにどこのホームで戦っているのかわからなくなる。
一旦、緊張の切れた若いメンバーの米代表はホームチームとしての意地を見せる相手=ホームの観客もいない、
敵の応援ばかりの中で大惨敗の大量失点に落ちていった、というのが顛末だったようです。
アメリカでのサッカーは代表戦でも単独では売り物として成立しないんだなあ
と改めて思い知らされるような試合であったとは思います。