【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合26at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合26 - 暇つぶし2ch380:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 21:58:15 DVzSqq9f
 凶悪に脈打ちだした亀頭を、桜色の美しい唇がやわらかく締めつけてちゅうちゅうと吸いはじめた。

…………………………
………………
……

 離宮の浴室はやや小ぢんまりとして、さすがに魔法学院や王宮の大きさとは比べものにならない。
 むろん一般の基準で狭くはないが、大貴族の館には普通にあり、裕福であれば平民も持てる程度の規模である。
 口からお湯の滝がでる石像や壁にはめこまれた金縁の鏡以外に、装飾もあまりない。

 そのぶん、光が反射して輝きを放つほどの清潔感を、毎日きっちり維持するのは容易である。
 白い壁や黒い浴槽はそれぞれ磨かれた大理石や花こう岩で作られてある。
 天井近くから、白色をはなつランタンの光がそそぐ。
 侍従が夕食後に満たした浴槽のお湯にはバラの花びらが浮き、馥郁たる香がただよっていた。

「……んあぁぁっ!! いく、またいくっ、イくうぅっ!!
 い、いやれす、いや、抜いて、どっちも抜いてくださいましっ、あんんっ……あ、あくっ」

 その床に這い、才人に向けてかかげた美しい尻をかかえこまれながら、アンリエッタのあげた血を吐くような悩乱の叫びが、壁に当たって響いた。
 全身をゆでられた海老のように赤くして、幾度となく体を興奮の極みに達させられている。
 女の秘部をふかぶかと肉棒にえぐられつつ、アヌスにも指を根元まで挿入されてほじられていた。



381:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 21:58:39 DVzSqq9f
 連れてこられて拘束をはずされ、ひざをついて這わされてお尻を洗われはじめたときには、深甚な打撃をうけたように心が虚ろで、何も考えられない状態だった。
 おとなしくしたまま、下半身を少年に清められるにまかせた。
 オリーブオイルと海草の灰から作られ、植物性の香料をまぜこんである、ガリア方面から輸入した石鹸。それと手桶にくみあげたお湯で、丹念に洗われた。

 ……が、才人の人さし指がゆるんだアヌスにつぷりともぐりこみ、お湯をかけながら内部まで洗いだすと、さすがにアンリエッタは背をそらして悲鳴をあげたのだった。
 しかもその後、指をさしこまれてひくつく女肛のまわりに、浴室そなえ付けの香油をトロリとたらされ、クプクプと抜き差しされて本格的にほぐされだした。
 あらぬ感覚にこわばってギュッと少年の指をアヌスで食い締め、その固くなった肉を内部からさらにこすられる。

 そのうえに、熟れとろけていた蜜壺を犯された。
 もともと浣腸される前に、一時間近くにわたって全身を愛撫されていたのである。
 敏感な場所を避けるようにして、繊細に丹念に。

 排泄させられて精神崩壊の際までおいつめられた後は、男の精液を飲まされて、虚ろな心にまでその味を浸みこまされた。
 これまでの躾けで植えつけられた条件反射で、体は勝手にそれに反応していた。
 これ以上の前戯が不必要なまでに出来上がっていた肉体は、たちまち少年のものに応えて牝本来の反応を引きだされたのだった。

 膣奥まで肉棒でヌチュヌチュこすられ、優しく、けれど有無をいわさず甘美な火をあおりたてられ、すぐに力強い責め方に切り替えられてそれを真っ赤に燃えあがらされた。
 雪色の裸身が、愛撫を受けていたときのように血の色を透かしだすのは早かった。
 そこからまた、延々と責められた。



382:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 21:59:19 DVzSqq9f
 本来、反応が非常に良く、連続した責めに弱い体なのである。
 またダメージを受けていた精神が、肉悦への抵抗力を完全に失って、むしろそれに溺れたがっていた。
 心の防衛本能のようなもので、アンリエッタが頭でそれを望んだわけではない。だからこそ自分の肉が爛れていく感覚に翻弄されて、よけいに「牝」になってしまう。

 そのようなしだいで、紅潮した体から濃艶に淫気をくゆらせながら、アンリエッタは女としての法悦を立てつづけに極めることを男の肉に強制された。
 アヌスにぬっぷりと指を突きこまれていることが、自分でも信じられない倒錯した肉悦をもたらしている。

 いまはふっくらとほどけはじめた女肛に、新たに中指が足されている。
 菊皺をひきのばすように二本の指でかきまわし、アンリエッタをさんざんに鳴かせながら、才人が言った。

「姫さまのお尻、三本は指が入るまでじっくりほぐしといてやるから。
 いっしょにおま○この奥、俺ので刺激しててやるから、お尻に何か入れられた状態でイく感覚を、しっかり体で覚えろよ」

「いや、そんなの覚えたくありません、ひ、いや、ああだめぇ、あああああっ」

「なにいってんだ、いつにも増して反応いいじゃねえかよ。
 お尻と一緒に責められるの好きだったんだな? 覚えとくよ。あ、また両方締まってきた。……すげえ、きゅーって絞りあげてくる感じ。
 どのあたりからイきはじめるのか丸わかりだ。ほら、もうおま○この奥がコリコリして疼いて、たまんねーんだろ? いま子宮、揺らしてやるからな」

 ブルブルと絶頂への痙攣が始まって、アンリエッタが悶えていたところで、才人がずんとひときわ深い突きこみを送りこんできた。



383:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 21:59:44 DVzSqq9f
「ひいいいっ! ……、……っ! いくぅっ、んっ、んっ、イクうぅぅっ!!」 

 グチュッと肉棒で子宮を突きあげられ、ひとたまりもなく追いこまれて、またしても肉の悦びを極める。
 汗を噴いたしなやかな背を、大理石の床の上で淫らにくねらせる。
 休ませてもらえず次々と、女にしかない体内の臓器を突きあげられる。それは赤く痙攣して、泡を吹くように子宮頚管粘液をどろどろと吐きだしているのだった。

 もう歯を食いしばって耐えることもできず、アンリエッタは震えて泣きながら、朦朧として快楽に濁った目を伏せ、ゆるんだ歯の間から舌をこぼした。
 絶頂の中、ぐにぐにぬちぬちとアヌスを指でかきまわされる感触がおぞましい。

 それなのにそこが熱い。
 肛門の肉をこねまわされると、おぞましく黒く、鈍くて重い、頭をかきむしりたくなるほどの苦悩に満ちた感覚がある。もちろん深い羞恥も。
 それが一方で責められる子宮につたわり、そこをなおさら熱していき、結果アンリエッタのとろけた膣肉はにゅるにゅるとうねって、才人の肉棒にいとしそうに奉仕するのだった。

(もう……もう駄目……)

 発狂しそうな濃い快楽と恥辱のなかで、少女は舌先からよだれを物憂く垂らしながら完全に絶望した。
 浣腸され、最初は気丈さを発揮しながらも、後から泣いて惨めに屈服した。許しまで乞うた甲斐もなく、何もかも見られた。現在はアヌスを指で貫かれながら、背後から犯されている。
 たぶんこの後は、いま広げられているお尻の穴を、二度目に奪われるのだろうけれど。
 今までの責めだけでもう一生、今夜のことを忘れられそうにない。



384:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:00:22 DVzSqq9f
 動物のような、四つんばいの格好。まさしく、犯されるという表現がぴったりのこの体位。
 よく取らされる格好ではあったが、これからは意味が違う。
 これまでも恥ずかしくなかったわけではないが、今夜からはとくに「後ろの彼にお尻の穴を見られながらする体位」ということを強く意識せざるを得ないだろう。

 深刻なトラウマを作られながら、いまもその恥辱が官能を煮立てる一因になっていることに、アンリエッタは絶望の涙をこぼす。
 刻まれた心の傷に、あらたな色情の種をも植えつけられていた。
 哀泣しながらも、薔薇色に高揚するあさましい体が、肉棒を突きこまれるたびに腰の上を支点にS字にくねり、桃のような尻の谷間が幾度もすぼまって才人の目を楽しませるのだった。

 美少女の甘美なすすり泣きと、上りつめていくときの乱れた淫叫が交互に、霧けぶる浴室内に妙なる音響となって澄みわたっていく。

…………………………
………………
……

「そうそう、ちゃんとひざの裏を自分で持って。
 それじゃ、入れるから」

 タオルをしいた大理石の床の上。
 アンリエッタはあお向けになって、ひざ裏を自分でかかえて脚を恥ずかしくM字にひらいた格好。
 内側からひくんひくんしている下腹の、うす赤く染まった若々しい肌がお湯をはじき、それとは別の液体で栗色の恥毛がぬめり濡れている。


385:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:00:49 DVzSqq9f
 涙とよだれでびしょびしょの紅顔は、花こう岩の天井より高いどこかを、無気力に半開きの目で見つめている。
 上向いたこぼれそうなほど豊柔な乳肉を、はかなげにふるふると揺らして、放心の態だった。
 何度か精液をそそがれた蜜壺はほころびきり、クチャクチャと咀嚼してからぷぴゅ、と白濁を噴出させた。

 先ほどまで背後から貫かれ、言葉をうしなうほどの快楽でいたぶり抜かれ、同時に固かったアヌスの肉を、三本の指が抜き差しできるほどに十分にほぐされたのである。
 その夢うつつの瞳孔が、にわかにきゅっと収縮して焦点をむすんだのは、才人がわずかに開いてひくついている女肛の入り口に、肉棒の先端をおしあてたからである。

「―ぁ゙っ……」

 アンリエッタののどが反らされ、あえぎがもれ出る。
 香油をたっぷりまぶされた肉棒が力をこめてアヌスを押し、くぷ、と亀頭をめりこませたからだった。
 ほぐされたとはいえ経験の浅いその穴が、きゅっきゅっと亀頭に噛み付く。
 カリの部分が通ってしまうと、あとはずるずると肉棒は肛道にもぐりこんだ。

「ぁっ……ぐ、くぅ……んん……」

 少女は力の入らないあごをどうにか合わせ、奥歯をかみしめて耐える。
 才人の、低く満足げな声がとどく。



386:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:01:25 DVzSqq9f
「ほら……今夜はあれだけ用意したから、こんなに楽だ。
 ……っく、い、いま急にキツくなりだした……まだまだ、今夜からいっぱい特訓しなきゃな?」

「……ひっく……うぁ……ぁぁ……ルイズ、も……?」

「ん?」

「…………ルイズも……こんなこと、を……するの……?」

 ほんのり上気してとくとく脈打つ肌。
 舌足らずな声。もうずっと赤い耳や首筋。
 眉を下げてときに嗚咽をこぼしながらも、とろんとして眠たげな瞳。
 いじめられすぎて子供に戻ってしまったような様子で、アンリエッタは自分で脚を開いたまま才人に訊いた。

 むろんさまざまな「初めて」を才人と共有しているルイズには、後ろの経験がある。
 でなければ才人がアンリエッタ相手に、それなりに慣れたことができるわけがない。
 才人はすこし躊躇してから、思い切って正直にうなずいた。

「……うん。ルイズもしてる」

「……あ……それなら……がまん、いたしますぅ……」



387:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:02:26 DVzSqq9f
 夢幻をさまようようなおぼつかない声を出して、アンリエッタは目に諦念をやどした。
 慣れていないアヌスの異物感からくる全身の筋肉の引きつりを、可能なかぎり力を抜いて抑え、そこを貫かれることを受け入れるようにする。

 アンリエッタが、ルイズも同じことをすると聞いて男の要求を受け入れたのは、対抗心からではない。
 聞かされたのがルイズで、今のアンリエッタと似たようなことを言ったならそれは「才人に近づくほかの少女に対抗心を抱いたから行動する」であっただろう。
 が、アンリエッタの場合はむしろ「ルイズも同じ。自分だけこんな恥ずかしいことをされているのではない」という連帯感と免罪符を得て、どうにか自分を納得させることが出来たためだった。

 それにうすうす気づき、才人は下唇を噛んだ。
 アンリエッタとルイズが二人だけの秘密をかかえ、自分にはなにも知らされないことを思い出したのである。

(何もない、と二人してわざわざ嘘までついてさ……)

 ことの起こりであった少年の鬱屈した思いは、情欲とむすびついてねじまげられた衝動となっているのだった。
 才人はアンリエッタの顔の横に手をつき、ぐぐっとアヌスを貫く肉棒を深く根元までいれる。
 桃尻を犯されて惑乱の鳴き声をあげながら、真上から才人に顔をのぞきこまれたアンリエッタが、もろくなった精神からくる恥じらいの涙をぽろぽろとこぼした。

「……見ないでぇ……」

「駄目だってば。目をそらすなよ。
 それに、ひざの裏から手をはなしたら、明日からも『準備』は俺の前でさせるからな」



388:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:03:16 DVzSqq9f
 その脅しに、ひっとアンリエッタが泣き声をのみこんで、力の入らない手で脚をしっかりかかえようとする。
 才人はうなずいて、少女の尻丘の間できつく固く締まる肛肉に、肉棒をずっずっと進ませていささか強めに抜き差ししはじめる。

「ひぐ……、あっ、……うぅ……っ」

 苦しげな声が、切れ切れにアンリエッタから上がる。
 肉棒をうっ血しそうなほど肛口の筋肉の輪で締められて、才人は自身も痛みを覚えながらそこを犯しつづけた。

「……いたいぃ……いたいのぉ……」

 だがけっきょくしばらくして、哀憐の情をそそる涙声に、才人の腰が止まった。
 わずかに考えるようにしてから少年は身を起こし、少女のアヌスを貫いたままその恥丘に手をのばす。そっとクリトリスを指でつつく。
 そこはまだ今日一度も触れられていなかったが、肉体の興奮にあわせて少し大きくなりかけていた。

「ひぁ……そこは……」

 アンリエッタの表情がへにゃと本格的に泣きそうに崩れ、脚をかかえたままユサユサと体をゆすった。
 心を砕かれて、おびえを隠せなくなっている少女に、才人はささやきかける。

「二日前の夜だって、お尻されながらここでちゃんとイけたもんな。姫さまのいやらしい牝ちんちん。
 ずっと俺の指でシコシコしててやるから、お尻といっしょにここで気持ちよくなればいいだろ」


389:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:03:58 DVzSqq9f
「……そんな……そんなこと、されたら……
 ……しないで……されたくありませ……」

「嫌なのかよ? それじゃ、ちゃんと自分で、どこをどうされたくないのか言ってみろって。
 言えなきゃするからな」

 ぐすぐすと鼻を鳴らすアンリエッタの恥丘を撫で、栗色の恥毛をさりさりと指でもてあそびながら才人がそう命じた。
 アンリエッタがぷるりとした唇を動かして何度も声をだそうとする。責めへの怖れと、卑語を言うことに対する恥じらいの間で麗容をうつろわせながら。
 幼児のように素直に、感情がおもてに出ているのだった。

「今夜はずいぶん恥ずかしがるんだな。今さらそこまで気にすることないだろ、ほら言えよ。
 どう言えばいいのか忘れたとか言うなよ?」

「……………………わ、……わたくしの、……め、牝ちんちん……を……
 …………しこ、……いやぁ……シコシコしないで……うぅ……」

「なんで?」

「……そこでも、狂うほど……気をやって、戻ってこれなくなって……
 乞うても、あなたは許してくれなくて……わたくし、わたくしは……」

 アンリエッタのようやくしぼり出した、羞恥と哀調をおびた声に、隠しようもなく艶がまじっていることに才人は暗い満足を覚えた。


390:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:04:22 DVzSqq9f
「―それが大好きなんだろ? ほんと、いじめられたがる体だよな」

「ひっ」

 才人の手が、少女の濡れそぼった栗色の恥毛を押さえ、大陰唇に指を置いてひらき、勃ちかけて半分ほど包皮から顔をだしたクリトリスをあらわにした。

「見ててやるからな。これ以上おっきくしたら、俺が姫さまのお尻で満足できるまでずっとここをこね続けますよ」

「……そん……な……」

 アンリエッタが自身でかかえているひざ裏に、才人が手を重ねて、ぐっと少女の体を二つ折りにして股間を上向かせた。
 姿勢が変わったことで腸内の膣側の壁をぐりっと肉棒で押しあげられ、少女はまた鳴いた。
 結合したままのアヌスとその上で熟れとろけ、精液をこぼす淫猥な秘肉が、アンリエッタの顔の真上、才人の見おろす真下にある。
 しぜんと肉豆も二人の視線にさらけ出されている。

 少女のひざ裏から手をはなして言葉どおり、才人はじっと見ている。
 その観察するような視線の下で、ひっくり返されたままアンリエッタは身もだえするような羞恥を味わうしかない。

「これなら姫さまの顔も、お豆も一緒によく見えるよな」



391:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:05:02 DVzSqq9f
 なぶる才人の言葉に、アンリエッタは脳が甘ったるく熱されるような恥ずかしさを刻まれて、あえぎながらかかげられた腰をゆすゆすと揺するのだった。
 顔と恥ずかしい部分を両方、上のほうから見られていることで、完全に男に支配されているような錯覚を得てしまう。
 見ててやるからな、という少年の先ほどの言葉を、たまらなく意識してしまった。

 ―ひく、とクリトリスが反応した気がした。

 唐突に訪れたその予兆に、脳裏が桃色にもやがかっていながらも少女は狼狽を覚えた。
 とまらず続いて、ひくひくとその肉の粒が脈打って血が流れこんでいくようなイメージを得てしまう。
 必死にとどめようと念じれば念じるほど、ますます体がどうにもならなくなる。

 凝視している少年の視線に、強烈な羞恥とおののきを感じてしまう。
 (サイト殿に見られているのに恥ずかしい)(ここが大きくなったら指でいじめられる)と頭に一度浮かんだあとは、繰りかえして逆に強く意識してしまう。
 体が反応し、脳裏と恥部がますます熱くなってうるんでいく。
 いまや恥丘のあたり全体がトクトク鼓動をうっている感覚があった。

「なんで……いや……だめ、大きくなったら駄目ぇ……」

 おもわず泣き言をもらしたアンリエッタの見ている前で、言い逃れできないほどに肉豆がヒクついて勃起していた。
 ひくん、ひくん―とつつましく脈動し、けれど淫らにふくらんだそれが、半分かぶっていた皮を根元にずりおろしてぷくんと存在を主張した。
 恥も極致に達して、アンリエッタは朱を散らした顔を両手で覆ってしまいたかったが、あいにくひざ裏から手を離すことは少年に禁じられているのだった。

 才人がにやにやしてアンリエッタの背を床に下ろし、ようやく交合の姿勢が通常の正常位にもどる。貫かれている場所は通常ではなかったが。


392:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:06:16 DVzSqq9f
「あーあ、見られてただけでこんな赤くずる剥けさせちゃって。じゃ、さっき言ったとおりのことしてやるよ。
 それとあらためてお尻も、今後から使わせてもらうけどいいよな?」

「あああ……もう、もう勝手にすればいいでしょうっ……あ、やめ、ひいいいっ!」

 嬲られるために自分から勃ちあがった、過敏すぎるその小さな肉を皮の上から少年の指につままれた。それだけでカチカチと歯を鳴らしてしまう。
 肉豆の包皮をくるりと剥きおろされ、またかぶせられる。
 剥いてはかぶせ、また剥き……を繰りかえされた。

「ひっ、ひっ、ひうっ……まってえっ……あ、あぐっ!? 」

 舌をもつれさせて懇願しかけたところで、再度アヌスの奥までぐっと肉棒を突き通された。
 のどを反らして、かかえた脚のつま先をはねあげてしまう。
 いまの突きこみで、下がりきった子宮を裏側から押されたのだった。膣奥を責められるときとはまた違う方向からの刺激。

 なにが起きたのかわからず涙の膜をはった目をぱちぱちさせている暇もなく、継続しているクリトリスへの包皮の剥きかぶせで、少女の声帯がふるえて切れ切れの声がもれた。
 指で女の粒をいじりながら、本格的に才人がアンリエッタのアヌスで自分のものをしごきだす。
 肛口の痛みとそこに一滴まじる妖しい感覚と、肉豆の得る鮮烈な快楽が脊髄をかけあがって混ざり合い、ジュッと性感を焼かれた。

「……あうううッ……!?」



393:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:06:55 DVzSqq9f
 いきなりのように、絶頂に放り投げられていた。
 遅れて粘っこく腰がわななく。
 くたりとして気息奄々でうめきながら、全身の毛穴を開いて淫気をほかほかとくゆらせるように汗を流すアンリエッタに、才人が声をかけた。

「早いなあ……あっという間じゃねえかよ。やっぱり、他のとこお尻と一緒にされると反応いいんじゃないか?
 ほら、油塗ってやるから。気持ちいいならいつもみたいに、何度でもイっていいからな」

 アンリエッタが答えることもできなかったのは、すぐ責めが再開されたからだった。
 今度は剥かれたままのクリトリスに香油が塗りつけられ、指の腹でヌルヌルと可愛がられる。
 そうしながら、ゆっくりとではあるが肉棒の抽送が肛道で行われた。今度は痛みの中に、指でかきまわされたときに覚えさせられた黒い感覚がはっきりとあった。

 また、肉豆をしごかれる感覚とアヌスを犯される感覚がからみ合った。
 眼球の奥のほうで何かがバチバチと弾ける。
 かなり前から炎天下のバターのようにトロトロに溶かされていた心と体が、あっけなく崩れた。

「……やめてぇ! ……いきますぅ、んぅ、んんんん……!!」

 クリトリスで味わう鋭い絶頂に、全身の筋に力が入り、それから肌に新たな汗を浮かばせて弛緩する。
 目の端から涙を、口の端からよだれを流しながら、はふはふと熱い息を宙にもらす。
 やはり今度もびくんっ、びくんと後から体が痙攣しだした。

 そのわずかな休息も許されずアヌスを突き上げられ、はひゅ、と息が妙な音をたてる。


394:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:07:56 DVzSqq9f
 肉の粒の表面を、余さず指でみがくようにこすられ、アンリエッタは鳴き続けながら、犯される尻を自分から振るように卑猥にうごめかせて、きゅうぅと肉の輪を締めた。
 骨抜きにされた精神がやすやす音をあげ、情けなくも哀訴の声がでてきた。

「……ゆるひてぇ……! ……お気にいらなかったなら言いなおしまふっ……
 ……あっ、あなたのお好きなように、いつ、いつれも使ってかまいませぬからぁっ……」

「じゃ、今使わせてもらいますから。
 お尻、さっきより少し動きやすいや……入り口はきついけど中はモチモチしてるよな」

「……ん~っ……ゆび、指をはなしてくらひゃいいぃっ……!
 ……ひぐ、お尻ぃ……」

 才人の抜き差しは、肛肉をならすための長いストロークに変わっている。
 ぬぐっ、ぬぐっと、子宮を裏からノックして、肛道ごとカリを引き出すようなストロークに、アンリエッタは気が変になりそうだった。
 入れられたときはあれだけ痛かったのに、気がつくとそこの痛みはかなり薄らいでいる。

 かわって尻の奥の奥からじぃんと重くしびれる、むずむずしたあの黒い感覚が大部分を占めていた。
 ズルズルと引き抜かれるときは排泄に似た感覚。押しこまれるときは先に責められ、発情の極みにおかれていた子宮を裏側から掘り起こされる感覚。
 アヌスを犯される異様な性感は、嬲られる肉豆と明らかに相乗して、いつもより大きな肉快をその小さな芽に得させていた。

 ぷるんと勃ちあがって包皮を脱ぎ捨て、淫艶な女の裸身そのもののように美しい肉色を見せるクリトリス。
 そんな快楽のためだけの器官が自分にくっついて生まれてきたことを、アンリエッタは今夜ほど恨んだことはなかった。


395:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:08:49 DVzSqq9f
 男の指に触れられるたび限界まで大きくなろうとするその快楽神経のかたまりが、アンリエッタの脳に淫熱の矢を突きさすのだった。
 いつもならやめてくれた地点を軽々と突破して、肉の芽を執拗にねっちりと嬲られつづけた。

 …………少したったころには、またしても体が収拾つかなくなっていた。
 香油で妖美にかがやき、爆ぜてしまいそうなほど興奮に充血しきった肉豆をしごかれ続けて、髪をしどろに振り乱して絶頂に達しつづけるしかない。
 自分で必死にかかえこんでいるひざ裏がピンと伸びて、はね上がった足のつま先まで生々しい震えが走る。

「……ああああああっ、イク、こ、ころして、んうぅ、もうお豆いきたくないいっ……」

 衰弱していたはずの心身が、一気に追いこまれて凄艶な狂乱のさまを見せていた。
 才人はくにくにと肉豆を揉みこんで連続した絶頂をアンリエッタに与えながら、締まる括約筋を味わいつづける。
 彼は興奮しつつも醒めた部分をのこした声でささやいた。

「アンはいちいち大げさなこと言うからな。以前なら、『ころして』と言い出すあたりで気絶してたはずだよな……感度はますます良くなってるけど、耐久力はついてるんじゃないか?
 言ったとおり俺がイくまで、このいやらしい牝ちんちん、しごいといてやるから。
 お尻と一緒にされるの大好きみたいだし……明日からもこうしてやるよ」

「……んんんんんんんんっ…………!!」

 才人の宣言に深い絶望を感じた瞬間に、またアンリエッタの官能が灼熱した。
 白い蝋燭(ろうそく)のようにトロトロと、女体が蝋となって融かされている。
 あごを反らして熱病患者のようにあえぐ少女の、夕日をあびたように紅潮した頬に、開いた唇の両端からひと筋ずつ、ねっとりとよだれが伝わって落ちていく。


396:名無しさん@ピンキー
08/01/16 22:09:19 UDz27H+Z
支援

397:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:09:41 DVzSqq9f
 少年が、アンリエッタの頬に伸ばした手をそえた。
 汗と涙、よだれでほころびた麗貌を、自分にきちんと向けさせる。

「ほら、ちゃんと俺の顔を見てなってば。
 言ってみろよ……『これからもお尻躾けてくれ』って自分からさ。そうしたら、今日はそろそろ終わらせてあげるから」

 霧とまじって濃艶な香気がけぶる浴室内。
 官能の毒にひたされた少女の濡れた瞳が、弱々しく才人をとらえておぼろに揺れた。
 ややあってかすかな声が、花こう岩と大理石に反響した。

「……おひり、躾けて……ほしいれすぅ……これからも……どうか、お使い、くらさいまひぃ……」

「ん……よくできた、よな」

 心の奥から湧き上がる歪んでぞくぞくしたものを感じつつ、才人は自らの終わりに向けて腰を動かし始めた。
 アンリエッタの尻の下に手をまわし、極めて女らしいふんわりと柔らかい肉質の尻房を持ちあげるようにして、みずみずしい白桃の位置をすこし上げさせ、ほぐれてきたアヌスをヌプヌプえぐっていく。
 幼女に帰っている涙声が才人に投げられる。

「……うそつきぃ……うそつきぃ……」



398:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:11:17 DVzSqq9f
「嘘じゃないってば、あと少しで終わらせるから……
 ほら、最後だからいっぱい気持ちよくなれよ」

 またしても肉豆をつままれたアンリエッタが甘鳴きしてのけぞり、先端に桜色の実をしこらせた汗みずくの乳房をふるんふるんと揺らす。
 そこから後は、一気に女肛への抽送が速まった。

 クリトリスの皮を剥かれたまま、そこで腰を固定しているかのようにきゅっとその小さな肉をつまみあげられて、肉棒で女肛をグチュリグチュリと苛烈にみがかれる。
 肉棒の抜き差しのたびに、ひざ裏をかかえこんだ少女の体が、大理石にしいたタオルのうえで揺り椅子のように揺れるほどの、大きいストロークの肛交。

 人間の言葉さえ忘れたように、ひっきりなしにアンリエッタは鳴き狂った。
 貫かれる尻にはもう鋭い痛みはなく、ただ呪わしくむず痒いような何かが奥のほうから身を灼いている。
 才人の指にとらえられた肉豆は、ジンジンと破裂しそうなほど疼いて、呪わしい悦楽で腰を砕いてくる。

「……はやふぅ、終わってぇっ……、うぅぅんんっ……イくぅ……
 あ、いく、いくっ、いくっ…………んーーーっ、んーーーッ!! く、んんんんーーっ……
 ……はひ……はふっ……しぬうぅ…………あ、あふ、あうううっ……またっ……っ」

 つづけざまに頂を極めて、淫らがましい獣に変えられていく。
 押しつぶされた心を埋めるように、肉悦が炎となってゆらめいていた。

 自身も汗まみれになって一心に腰を送りこんでいる才人が、小さくうめいた。射精をこれ以上抑えられなくなったのだった。


399:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:12:02 DVzSqq9f
 彼の肉棒を受けいれた少女のアヌスが、リズミカルに締めつけつつ内部でうねるような動きを見せはじめている。

 可憐にすぼまっていた女肛は肉棒の形を覚えさせられ、わずか数時間で男の肉をしごく道具に変貌しつつあった。
 アンリエッタが一回絶頂に達して身をよじり汗を飛び散らせるたびごとに、その肛肉が精液を搾って男に奉仕するための器官になっていくかのようで、淫靡きわまりない。

「……――ひぃっ! ひっ、ひいぃぃっ!!!」

 官能に煮えきった、引きつる哀れな声をアンリエッタがあげた。
 才人がつまんでいた肉豆を、くりゅくりゅとひねりつつ上下にもしごきたてたのだった。
 少年は同時に、奥歯を食いしばって「んっ」と声を噛みつぶし、射精をはじめている。

「……あぉ―ひぃい゙い゙い゙いっ……!!」

 魂が軋るような絶頂の悲鳴とともに、精液をこくこく飲まされていくアヌスの上、女陰についた尿道口から、ぴゅぅ、と潮が噴いた。
 薔薇色に血を透かし、肉を収縮させてぐぐっと持ちあがった牝尻の奥まで、精液が浸みこんでいく。
 子宮裏に男の脈動を感じ、倒錯したやり方で自分の「女」を実感させられる。

 腸内に精液を流しこまれて味わう、発作的に舌を噛みたくなるほどのどす黒い官能。
 肉豆から起こり、脊髄を走って脳天に突きぬけるような淫らな電流とあいまって、死にたいほどに気持ちいい。


400:退廃と哀歓の休暇〈上〉(女~録ラブエロ版6)
08/01/16 22:12:40 DVzSqq9f
 子宮から全身に伝わって、もうずっと止まらない痙攣がいっそう大きくなる。
 とうに限界を超えていた性感が、熱をもった赤い霧を脳裏に流しこんで意識を焼いた。
 ひざ裏をかかえて転がったまま、アンリエッタは今夜もっとも激しい、望まなかった悦びを得させられたのだった。

「……ぁ゙ー……ぁ゙っ……あ゙っ……」

 肉豆を少年の親指にコリコリ押しつぶされているため、そのすぐ下の尿道口周辺の肉が引っ張られてやや上向いていた。
 精液をそそがれるたびに肉棒の脈動にあわせて括約筋が断続的に締まり、結果として潮が切れ切れにピュッ、ピュッと体の上方に飛んで、魂が抜けたような美貌にかかっていく。

「うわ、すげーイき方だな……なんか姫さま、男の子になったみたいだな。
 自分の顔にお潮、射精みてーに飛ばしちゃって」

 淫美な光景に見とれていた才人が、言葉を切ってそっと少女の頬を撫でた。
 思いつめた暗い目には、今しがた嬲った少女への強烈な罪悪感と、自分への嫌悪がある。
 少年は体を倒し、アンリエッタの開いた脚の間にかがみこんでくると、今までの苛烈な責めが嘘のように、汗を吸うような優しい口づけを顔に降らせていく。

 凄絶な極めかたをして呼吸もままならないアンリエッタの意識が、すぅっと闇に溶けていく。
 肉の夢幻のなかで、少年に抱きしめられて降らされる口づけが心地よかった。



401:ボルボX
08/01/16 22:14:21 DVzSqq9f
すみません、〈上〉もまだ終わってませんけど、ここで続きにします。

>>360 指摘ありがとう。なまじ一レス目はうまくいったので首をひねってました。

前回エロのあとがきに「凝縮して」とか書いたけど、無理っぽい……〈下〉まで全部あわせると、たぶん今UPした文の倍以上の量になる……
それで、〈上〉をさらに分けました。一応、区切りいいところで分けたつもりですのでご寛恕を。
今回はコミカル風味無し、ガチ調教こころがけて書いてみました。ラブエロ版だけど陵辱風味(ぇ ……いや、ラブはある設定です一応。

久々のエロでお尻エッタかよ、と自分でも(ry



402:名無しさん@ピンキー
08/01/16 22:31:35 yTA9HUk7
>>401
これから読ませてもらいますがなかなかの長編のようですな

いざとなったら保管庫に直接投稿とか雑談掲示板のほうに投下なども考慮に入れてみてください
もちろんこのスレで作品を読めるに越したことはないのですが

403:名無しさん@ピンキー
08/01/16 22:37:44 eQ+Z2Y5Q
>>401
大作お疲れ様です。
これだけエロエロの大作で次回はさらに文章多いなんてもう今から楽しみでしょうがないです。


404:名無しさん@ピンキー
08/01/16 22:56:58 Y3A2+/gT
>>401
ひょーエロエロだよアンリエッタ(*´Д`)ハァハァ
これだけエロが洗練・濃縮されたSSはそうお目にかかれないからねぇ
俺は長くても読み切る意思がありますぜ!
いつか一回の投下でスレ半分使う時が来るんじゃないかとふと思ってしまったwそれはそれで…w
GJです

405:名無しさん@ピンキー
08/01/16 23:13:32 R5YDO9Vj
アン様キテターーーーーーーーーーーーー!!!!
ボルボ節健在っすね!!GJ!!!!!

406:名無しさん@ピンキー
08/01/16 23:46:47 /4a+M4d4
ボルボ氏>
えーと、これでまだ半分いってないの?




枯らす気か

心からGJ!

407:名無しさん@ピンキー
08/01/16 23:52:22 MuEFIzoI
エロ・・・過ぎるw

408:名無しさん@ピンキー
08/01/16 23:54:01 50m74frj
>>406
アン様と同じくらい絶倫でないと一度での読破は無理です

409:名無しさん@ピンキー
08/01/17 00:27:21 KHCmcArk
初めて文章で抜いた

410:名無しさん@ピンキー
08/01/17 01:44:37 IllbGmt+
>>409
君のいる場所は3年前に通過している!

411:名無しさん@ピンキー
08/01/17 02:39:07 1S5C9MeP
>401
もう思わず前かがみになっちゃうくらいエロいな!


っていうか、ボルボ大兄はプロなんじゃないか?
ここまでエロスな文章を書ける香具師はそういないぜ!
GJ!GoodJobじゃなくてGodJob!!!

412:名無しさん@ピンキー
08/01/17 09:31:30 Ocl4tY6c
だよな、アマチュア作家の域を超えてると思うw
黄金溶液なんぞノボルと肩を並べるデキだと思うぜ

しっかしエロイな、GJGJGJJGJGJGJ

413:名無しさん@ピンキー
08/01/17 09:32:14 Ocl4tY6c
おっとGoogleDocsに保存保存・・・

414:名無しさん@ピンキー
08/01/17 12:23:04 YPuX6Rog
プロと同等は言い過ぎだろう

それと最近貧乳分とツンデレ分が足りないでござんす

415:名無しさん@ピンキー
08/01/17 13:01:30 IllbGmt+
ageるなカス。

416:名無しさん@ピンキー
08/01/17 14:43:44 kRJs9RUl
>>401
これは・・・凄い。超絶クオリティですね・・・。
これはプロの仕事

417:名無しさん@ピンキー
08/01/17 14:54:56 Ocl4tY6c
>>414
言いすぎじゃないと思うがなw

黄金溶液にしたって、まぁ、オリキャラでてきたのは
受け入れられない人もいるだろうが、オレはすんなりいけた

文章構成にしたって、起承転結がしっかりしてるし悪くないと思うぜ

あの中世の政治、経済をマザリーニが説明することで世界観の獲得に貢献してるし

第一、舞台が密室に近い森の中に設定したことで
古くからある密室手法もうまく機能してる


まぁ、何が言いたいかというとボルボ氏最高ってことだなwwww

418:名無しさん@ピンキー
08/01/17 14:57:40 LU7jDdgJ
アンリエッタよりも先に読者の腰が立たなくなりそうです!

419:名無しさん@ピンキー
08/01/17 16:08:55 Wim49Jd2
俺は苦手なんでいつも飛ばしてる

420:名無しさん@ピンキー
08/01/17 16:35:46 r3dhrYc3
いちいち言わなくていい

421:名無しさん@ピンキー
08/01/17 17:52:21 sjef5ktj
「プロ~」ってのは褒め言葉の中では最上級だろうな。

422:名無しさん@ピンキー
08/01/17 18:43:16 OcFxQN1f
>>421
言ってる方は最上級のつもりでも、言われてる方は恥ずかしいことこの上ないけどな。
オリジナルならまだしも、所詮原作者にフンドシ借りてる二次創作で言われてもなあ……と思ってしまう。
俺も何度か言われたことあるから分かるが、多分ボルボ氏ほど上手い人なら、
プロ並とか言われる恥ずかしさも数割増だろ。

もちろん褒めてくれてるわけだから嬉しいのは嬉しいんだが、
自分の分を弁えてれば弁えてるほど、過剰な持ち上げは恥ずかしく感じられるものだろ?
「だよなー、俺プロ並だよなー」といい気になれる奴はよほどの自信家か真性のアホだけだ。

それはそうとボルボ氏GJ。
プロ並とか言いたくなるのが分かるほどの面白さです。

423:名無しさん@ピンキー
08/01/17 18:54:38 qei5hVdn
とりあえず、「神」と呼ぶのだけは止めておくべきだな。

424:名無しさん@ピンキー
08/01/17 19:43:12 CLx/5+PM
要は面白い・楽しみだということが伝わりさえすればいいのであって
その前では呼び方など些末なことに過ぎないよな

GJ!!

425:名無しさん@ピンキー
08/01/17 20:10:39 Ocl4tY6c
このスレは実に大人な対応できる香具師多いな
さすが変態紳士だぜ

426:名無しさん@ピンキー
08/01/17 20:22:58 tXZsYYad
>>425
まったくだ 俺も見習うとしよう

427:名無しさん@ピンキー
08/01/17 20:29:10 fuz4/qjI
このスレだと「プロ並」より「変態」の方が誉め言葉のような気がする。
「原作者に匹敵するほどの出来」と言うより「ノボル神に匹敵するほどのヘンタイ」の方がこのスレに相応しいと思わないかね、変態紳士諸君?

あ。でも「へんたい」の表記だと特定の職人を指しちゃうから要注意だな

428:名無しさん@ピンキー
08/01/17 20:36:53 5GX4QfMU
紳士的な変態読者=変態紳士
我等平民のために変態エネルギーを錬金してくれる貴族=変態貴族

429:名無しさん@ピンキー
08/01/17 22:29:43 zcW4wudX
変態じゃないよ
たとえそうだとしても変態と言う名の紳士だよ

430:名無しさん@ピンキー
08/01/17 22:33:57 /3yMl+IO
悪魔と名づける親はいても
変態と名づける親はいねえよw

431:名無しさん@ピンキー
08/01/17 22:51:38 92IWqDqn
>>430
つまり最高神と名付ける親が居ないのと同じだな

432:名無しさん@ピンキー
08/01/17 23:27:54 HhLKWL5c
この辺の話が微妙にこじれかかった時こそ、まとめサイトの掲示板で……

……ともいかないのが現状なんだよな。
誰かあの3人を異世界へふっ飛ばしてくれ

433:名無しさん@ピンキー
08/01/17 23:38:53 92IWqDqn
まとめ雑談掲示板より
>いまは中3です。
おい…勘弁してくれよ…

434:名無しさん@ピンキー
08/01/17 23:59:11 qPe6XYSj
うわ、こりゃひでえ。

それ以前に今気がついたが、スレに対する保管庫だからだろうが、
FrontPageのどこにも年齢制限書いてないな……
よその保管庫は書いてあるところ多いし、足した方がよくないか?
書いたところでシカトするやつはいくらでもいるけどな。

435:名無しさん@ピンキー
08/01/18 00:01:11 4ktR/w1N
馬鹿をよそおった荒らしなら触らないほうがいいし、荒らしじゃないならどっちみち放っておくしかない。
見てて微妙に苛立つけど「お前らウザイ」と言いに行くのもアレだし。雑談掲示板に行って雑談するなら普通だろ

・・・とか以前は思ってたけど、最近は連中に面と向かってきっちり
「雑談掲示板はお前らがタバサだーいちゅきな話をするための占有空間ではない、自分らでどこかのチャットにこもれ」
と言い渡したほうがいいような気がしている。
どうもあれは馬鹿をよそおってるというより、ガチでガチの気がしてきた・・・

・・・ってか>>433見たらリアル厨かよ・・・排斥したほうがいい派にたった今変わったわw

436:林檎 ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:17:06 9is/07aw
2人目が書き終えたので投下させて頂きます。

予想を若干裏切ってのタバサ編

437:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:19:20 9is/07aw
「俺が選ぶのは…」
 全員が固唾を呑んで俺を見つめてきた。
 何て言ってみたものの全く決まっていない。唐突に誰を選べなんて言われてもすぐに決められるわけも無く…。
 全員を見回すと、一際目を引く小さい身体のタバサに目がいった。
 周りに気付かれないように見ると、目をギュッと瞑りながら両手を祈るように胸の前で組み、小さい身体を緊張で震わせて俺の裁定を待っている。
 テファやシエスタの大きな胸も良いかもしれないが、執拗に攻めると胸だけでイってしまうタバサの小さい胸も魅力的だ。
「タバサ!」
 そう言った瞬間、タバサがぱっと顔を上げ俺にがばっと抱き付いてきた。
 その衝撃で倒れるかと思ったが、なんとか耐えきる。俺の腕の中にすっぽりと納まったタバサが、俺の胸に顔をスリスリと猫のように擦りつけてきた。
 あー、かわえー…。
「こ、ここここのぉ、犬ぅー!それにちびっ子ー!何、人様のものに抱き付いてんのよーーっ!!」
 案の定ルイズは怒り心頭の様子で、噴火した火山の如く燃え盛る。
 こ、これは普段の2倍以上は怒ってらっしゃる!?
 プルプルと怒りに震えながら杖を取り出したルイズ。気付けばテファとシエスタは既に安全距離まで退避済みだった。
 裏切り者ーーーーっ!?
「…サイトが選んだのは私。貴女に魅力が足りなかっただけ。怒るのは筋違い。」
 ぶっちーん…。
 俺は確かにそんな音を聞いた。ルイズの理性が切れた音を…。
 何サラリと火に油をどぼどぼ注いでくれちゃってますかー!?
 今までの比じゃないぐらいに一気に膨れ上がるルイズの魔力。うーん、負の感情がエネルギー源なんて良くも言ったものだ…。
「って、冷静に分析してる場合じゃなかった!これ死ぬよね?喰らったら死ぬって言うか消滅するよねっ!?」
「大丈夫よ、犬…。せめてもの慈悲よ。痛みを感じないようにしてあげるわーーーーっ!!」
 俺が地球に居る両親に「先に黄泉路に行ってるよ…」なんて祈ろうとした時だった。
 ルイズをブチ切れさせた張本人がルイズの前に立ちはだかった。


438:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:19:59 9is/07aw
「…出口はあちら」
 タバサがそう言った途端、ルイズの身体がふわっと持ち上がり、学生寮の方へと飛んでいく。
 どうやらレビテーションで強制的にお帰り頂いたようだ。
 最初からやってくれ…、心臓に悪い…。
「お、覚えてなさいよーーーっ!!このちびっ子ーーーー!!バカ犬ーーーーー…!!」
 段々と遠ざかっていくルイズの罵声。なんつーか、完全に悪役の台詞にしか聞こえない。
 兎にも角にも、命の危機だけは去ったようだ。
 鍛錬の時に掻いたのとは比べ物にならないぐらいの冷や汗を拭いつつ溜め息をついた。
「タバサ…、ルイズを刺激するのも程々にしてくれよな?後でとばっちり食らうのは俺なんだから…」
 そう言ってタバサの方を見ると、彼女は何が気に入らなかったのか、頬をぷくーっと膨らませていた。
 ちょっと小動物っぽくて可愛いかも…。
「…シャルロット。
 2人の時はそう呼んでって、もう何回も言ってる…」
 ルイズの事でかなりテンパっていた俺は、すっかり忘れていた。
 スイッチの切り替えは相変わらず早いな…。
「あ、あー…、分かったよシャルロット。でも、ほんと頼むよ」
「…ごめんなさい。さっきはサイトが私を選んでくれて、舞い上がってた」
 シャルロットさんや…、それで毎回こんな危険な事になるのなら、この先命が幾つあっても足りませんぜ…。
「そっか。まぁ、あんまり刺激しない程度に頼む」
 言いながら俺は丁度良い位置にあるシャルロットの頭を撫でる。
「あ…」
「ん?どうした?シャルロット」
 小さく声を上げたシャルロットを覗き込むが、彼女は頬を赤く染め俯いてしまった。
「サイト…、この後は暇?」
「まぁ、シャルロットを選んだからなぁ…。元々今日は適当に過ごしてるつもりだったし」
 シャルロットがそれを聞いて安堵の表情を浮かべる。
「じゃあ…、私に付き合って」
「あぁ、良いよ」
 俺がそう答えるとシャルロットは口笛を高く吹き、辺りに響かせる。
 吹き終わると、すぐにどこからともなくシルフィードが飛んできた。


439:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:20:56 9is/07aw
「きゅいきゅい!サイト、おはようなのねー」
 俺達の目の前にふわりと着地をすると、周りに誰も居ないことを確認してからシルフィードは俺に挨拶をしてきた。
「あぁ、シルフォードおはよう」
 元気な挨拶はやっぱり気持ちいが良いもので、機嫌を良くした俺はシルフィードの頭をぐりぐりと撫でてやる。
「きゅいー、サイトのなでなで気持ちいいのねー…」
 すると途端にむっとし始めるシャルロット。無言で強引に俺の腕を掴むと踏みしめるようにシルフィードに乗った。
「お姉さま、乱暴なのね!サイトが私の頭を撫でたぐらいで怒るなんて、まだまだ甘いのねー」
 止せば良いのにそんな事を言われたシャルロットが無言で杖を取り出した。
 取り合えず巻き込まれないようにシャルロットの後ろに隠れて背を低くする。
「エア・ハンマー…」
 ドン!ともドカン!とも言い難い、凄まじい音を立てて暴風が巻き起こる。
「きゅいーっ!?わ、わかったのね!もう言わないのねー!」
 すげーな…、あんなの喰らってピンピンしてるよ…。
「この前見つけた泉に行って」
 シャルロットはそう言うと俺の膝の上にぺたんと腰を下ろした。
 シルフィードは小声で文句をぶつぶつ言いながらも俺とシャルロットを乗せて中庭を飛び立つ。
 円を描くようにゆっくりとトリステイン学院の上空を旋回しながら上昇していく。
 300メイルほど上昇すると、一度大きく羽ばたいて森の方へと進み始めた。

「明け方だから、少し冷えるな」
 夏も近くなってきたとは言え、まだ日も昇り始めたばかり。それに鍛錬の為に薄着だった俺は空を飛ぶ風に少し寒気を感じた。
「こうすれば、平気」
 そう呟いたかと思うと、俺の胸に身体を預けていたシャルロットがくるりとこちらを向いて抱き締めてきた。
「サイト、暖かい?」
「あ、ああ…」
 この人、狙ってやってますか…?
 シャルロットの甘いような良い匂いと、全身に感じる柔らかい感触で否応無しに性欲を掻き立てられる。
「あ…、サイトのが当たってる…」
 こんな状態で密着されたら、そりゃ誰だって勃起しますよ…。
「その泉ってどれぐらいで着くんだ?」
「ん…、このまま真っ直ぐ行けば着く。この速度なら10分ぐらい」
 その間中ずっとこの体勢なんだろうか…。
「サイト、この体勢、いや…?」
 うるうるとした瞳で俺に抱きつきながら上目遣いでこっちを見てくるシャルロット。
 あー、やばい…。もう我慢の限界です。


440:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:22:07 9is/07aw
「この体勢ってことは、当然こういう事を期待してたんじゃないの?」
「え?サイ、んむっ!?…ぷはっ、いきなりキスなん―んちゅっ、ぷあっ、んんっ…」
 問答無用でこちらからもぎゅっと抱き締め、強引に唇を奪いにいく。
 本当ならバードキスから入るところなんだろうけど、あんなエロい表情で見られたら我慢できるかっての。
「や、らめ、んっ…んんっ、ちゅっ、あっ!?んんーーーっ!!」
 ディープキスを続けながら背中に回していた手をそのままシャルロットのお尻へと回し、少し強めにぐにぐにと揉み始める。
 驚いて声を上げようとしたが、キスで塞いでいるのでくぐもった声しか上がらない。
「きゅいきゅい!サイトー、あんまり人の背中でエッチな事しないで欲しいのねー」
 シャルロットの声が聞こえたのか、シルフィードが首を回しコッチに非難の声を上げてくる。
「…ん、ぷはっ。そういう事は迫ってきたご主人様に言ってくれ。もっとも、お尻揉まれて答えれるか分からないけど。
 シャルロット、シルフィードが人の背中でエッチな事するなって。やめようか?」
 お尻を揉みながら、意地悪く彼女に聞いてみた。
「だめ、あんっ、やめちゃ、だめっ…」
「だってさ」
「きゅいー、しょうがないエロお姉さまなのねー…」
 諦めたらしいシルフィードは前に向き直って無言で飛び始めた。
「そういえば、中庭で俺に奉仕するとか言ってなかったっけ?」
「…んくっ、言った…。あ、ふぁっ、あっ」
「じゃ、泉に着くまで俺にご奉仕してもらおうかな。着くまでに俺をイかせれたら、うんと可愛がってあげる」
「っ!分かった…」
 最後の言葉に反応したのか、シャルロットは直ぐに準備を始めた。俺が足を広げるとその間にうつ伏せになり、顔を股間に近づける。
 そのままズボンを下ろし、俺のペニスを露出させた。ひやりとした手に包まれてペニスがぴくっと反応する。
「じゃあ、する…」
 シャルロットは頬を赤く染め、ゆっくりと顔を近づけてぺちゃぺちゃと舐め始めた。
 手でペニスをしっかりと掴み、裏筋に舌を強く押し当てると頭を上下に動かしながら舐め上げていく。
「んっ、れる…ちゅるっ…んふっ…れろっ…ちゅるるっ…はむっ…んちゅ…」
 いきなり激しい行為に腰を震わせると、俺の反応が嬉しいのか、シャルロットは上目遣いににこっと微笑み、さらに続ける。
「っく…うっ…、積極的だな、シャルロット」
「サイト、感じる声可愛い…。ちゅるっ…んふあ…ちゅ…ちゅぱっ…んんっ…れろ…あむっ…」
 少しぎこちないけど一生懸命に俺のモノを舐めるシャルロットに下半身が熱くなり、腰の奥が疼き始めた。
 無意識に腰が震え、先走りが染み出し始める。
「…んっ、ふあ、サイトの液が…出てきてる…。もったいない…、あむっ、ん…ちゅっ…れろ…んふ…んちゅ…」
 先走りを舌で舐め取るように、全体を舌で丹念に舐め上げてくれる。
「あぁ、気持ちいいよ。シャルロット…」
 俺が素直に感じている事を彼女に伝えると、気を良くしてくれたのかシャルロットは大きく口を開けてペニスを飲み込むように咥えていく。
 唇で茎をしごくように、舌で全体を包むように頭を前後に揺すり始めた。


441:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:22:41 9is/07aw
「んぶっ、ぢゅるっ、ぢゅぶっ、んんっ、んちゅぷ」
 舐められるだけとは比べ物にならないほどの快感が、ビリビリと背筋を駆け抜けていく。
「…くあっ、シャルロットっ!」
 俺がいきなり大きな声を上げて腰をビクっと震わせたのに驚いたのか、シャルロットは咄嗟に口を離した。
「んぷあっサイトっ!ご、ごめんなさい…、痛かった…?」
 どうやら自分が失敗して俺が痛がったと思ったらしい。シャルロットが目に涙を浮かべながら聞いてきた。
「ん、違うよ。いきなり激しくなったから、気持ちよくて声が出ちまっただけ」
 心配そうに見上げる彼女の頭をゆっくりと撫でながら「大丈夫」と言うと、彼女はほっと息をついてまた咥え始める。
「ちゅ…ぢゅちゅ…んん…ぢゅるっ…ぷあ…はぷっ…」
 痛みを感じたわけではない事が分かったシャルロットはより一層激しくペニスを攻めてきた。
 唇で茎を扱きながら、柔らかい舌が亀頭をちろちろと絶妙な力加減で刺激してくる。快感がどんどん大きくなり、射精の衝動が膨れ上がっていく。
 まだ5分ぐらいしか経ってないってのに、このままではあっさり負けてしまいそうだ。
 そう考えた俺は仕返しを敢行した。
 脇の方からそっと気付かれないように手を忍ばせ、薄い生地のブラウスの上から胸を揉む。
「んふぅっ!?あぁぁっ、サイ、ト、ふあぁんっ!」
 奉仕する事に集中していたシャルロットが突然の刺激に驚き、ペニスから顔を離して俺の股間に頭を押し付けるようにして悶えた。
 俺のを咥えながらシャルロット自身興奮していたのか、俺の掌にちょんと自己主張するように硬くなった乳首の感触があった。
 ブラウスの上から乳首を指で挟み、コロコロと転がすように刺激していく。
「やっ、そこっ!くううぅぅんっ!!」
 ただでさえ感じやすいシャルロットだが、一際敏感な乳首を攻められると全身をびくびくと震わせ一気に乱れた。
「ほら、頑張らないと着いちゃうよ?シャルロット」
 そう言いながらも俺は胸への愛撫をやめることなく、彼女を感じさせる。
「ひああぁぁんっ!胸、弄った、らぁっ、らっめぇぇっ!」
 俺のズボンをぎゅっと掴み、胸から容赦なく送られてくる快感に全身を翻弄されるシャルロット。
 甲高い嬌声が俺の嗜虐心をこれでもかというぐらい掻きたててくれる。
 調子付いた俺は少し強く乳首を指で挟み、きゅっとつねりながら引っ張るように刺激した。
「ふあっ!?あああっ!んんーーーーっ!!」
 刺激が強かったのか、シャルロットはビクンと全身を痙攣させた後、上げそうになった喘ぎ声を唇をぎゅっと噛んで押し殺した。
 そのままくたりと力を抜いたかと思うと、俺にもたれかかるようにして倒れてしまう。 流石にやりすぎたかと思った俺は一旦胸から手を離し、彼女の顔を覗き込んで様子を伺った。
「はぁっ、はぁはぁ…、ふぁ…。さ、いとぉ…」
 荒い息をつきながら、潤んだ瞳で俺の顔をぼーっと見つめ返してくるシャルロット。
「す、すまん、シャルロット。やりすぎた!シャルロットの反応が可愛くて、つい調子に乗っちまった!」
「わた、し…胸だけで…イっちゃったぁ…」
 トロンとした表情で言うシャルロットに俺は酷く興奮した。
「ごめん、ね…。すぐ、続ける、から…」
 ふらふらと上半身を起こし、彼女は既にガチガチに硬くなった俺のペニスを再びその口に咥え込んだ。
「あむ…ちゅっ…はぁはぁ、ん…ちゅぷっ…、ふぁ…、サイトの…さっきより、硬くなってる…、んっちゅ…あむっ…ぢゅる…。」
 目の前でシャルロットの痴態を見て興奮していた俺は、再開されたフェラに耐え切れず直ぐに限界を迎えた。


442:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:23:15 9is/07aw
「シャルロット、やばい…。で、出そうっ」
 下半身を震わせながら快感に耐える俺を、シャルロットは嬉しそうに見上げると奥まで飲み込むように口内に納めた。
「いい、よ…、ふぁいろ、の…、らひへぇ…。ぢゅる…ちゅぱっ…、いっふぁい…んっ…ちゅ…ちゅるる」
 先端を喉で吸い上げながら、右手でゴシゴシとペニスを扱いてくる。
「ん…ふっ…ぢゅるっ…、だひへ…、んっ、ちゅぱっ、ぢゅるっ、んれろ…、ちゅっ……んちゅぅぅぅぅっっ」
 動きが早くなり、鈴口をテンポよく吸い上げた彼女は、仕上げとばかりに強い勢いで頬を窄め全体を強く吸ってきた。
「うわっ!っく、だめだっ、で、出るっ!!」
 強く吸飲されるのと同時に俺の中で快感が一気に高まり、精液が先端から噴出した。
 どびゅうっ!!
「んんんぅぅっ!!」
 どくっ!どくん!!
「んぐっ、んんっ!んっ、んっ、んぅ…」
 シャルロットは快感に大きく震えるペニスを搾るように扱きながら、大量に吐き出された精液をその口に受け止めてくれた。
「ん、ふぅっ…。シャルロット…、終わったよ」
 俺は両手で掴んでいたシャルロットの頭から手を離し、精液を出し尽くしたペニスを彼女の口から出した。
「んちゅぷ…、ぷぁっ、んふっ、ん…、くちゅくちゅ…ごくんっ、ん…んっ、ごく…ん」
 シャルロットは名残惜しそうにペニスから口を離すと、口の中に溜まった精液を味わうように舌で転がし、ゴクゴクと美味しそうに飲み込んだ。
「んっ…こほっこほっ!サイトの…とても濃くて、飲み辛かった…」
「ご、ごめん…。シャルロット、大丈夫か?」
「大丈夫…。喉に絡み付いて飲み辛かったけど、美味しかったから…」
 頬をほんのりと赤く染め、うっとりと呟いたシャルロットは、出したばかりの俺のペニスに口を近づける。
「ちょっ、シャルロット!?」
「大丈夫、綺麗にするだけ…」
 微笑むと彼女はペニスに付いた精液を大事そうに舐め取り、綺麗にしてくれた。
「気持ちよかった…?」
 うっとりとした表情で俺に抱きつきながら、シャルロットは少し照れくさそうに聞いてきた。
「あぁ、最高に気持ちよかったよ」
 俺はこっぱずかしくなり、彼女を少し強めに抱き締めて、頭を撫でながらぶっきらぼうに言った。


443:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:24:03 9is/07aw
「人の背中で散々いちゃついてたエロ2人ー、泉に着いたのねー!」
 今まで我慢していたシルフィードが精一杯の皮肉を込めて、そう告げてきた。
 眼下に目をやると、200メイルほど先に深い森の中でそこだけぽっかりと切り取られた様に木がない場所があった。
「サイト…」
「ん?」
 呼ばれた俺は抱き締めたままのシャルロットを見る。
「…約束どおり着くまでにいかせたから、…一杯可愛がって」
 俺の胸の中でもじもじしながら、シャルロットはそんなお願いをしてきた。
 答えなんて考えるまでもない。俺は彼女の頬にキスをして、大きくなったままのペニスをお腹に押し付けた。
「シャルロットがやめてって言うまでやってやるよ」
「それだと、学院に一生帰れない…。サイトがしてくれるなら、私は何時でも、何処でも、何回でも平気だから…」
 っく…、またそんな人の欲望を刺激するような事を言ってくれちゃって…。
「きゅいきゅい、ほんとに2人ともエロエロなのねー…」
 少しふわっと身体が軽くなったかと思うと、眼下に広がっていた森がどんどんと近づいてくる。
「到着なのねー」
 泉の前にシルフィードがゆっくりと着地すると、俺達に降りるように促す。
「それじゃあ、お邪魔虫は消えるのねー。2人ともごゆっくりなのねー」
 俺達が降りるのを確認するとシルフィードはそう言い残してさっさとどこかへと飛び去っていった。
「へぇ…、綺麗な場所だな」
 泉の周囲は芝生が周りを囲んでおり、樹木が頭上を覆っていないためか太陽が射しこんで結構暖かい。
 こんな森の中にあるにも拘らず、野生の生物に荒らされずにいたなんて、かなり貴重じゃないのだろうか。
 俺は泉へと近づき、ゆっくりと水に手をつけた。
 水の質なんて良くは分からないが、かなり澄んでいて温度も結構低い。
 周りに川がないのを見るところ、地下からの湧水なのだろう。
「シャルロット、この泉って飲めるのか?」
「シルフィに確認させた。大丈夫」
 毒見させたのか…。きっと問答無用に飲ませたんだろうなぁ…、シルフィードも大変だ。
 俺は両手で水を掬い顔を洗う。
 ひんやりとした感触に顔の皮膚が突っ張る感じがするが、それ以上に気持ちいい。
「ぷはっ!んー、気持ちいいな!」
「サイト、使って」
 服の袖で顔を拭こうとした俺をシャルロットが止め、タオルを差し出してくる。
「あぁ、ありがと」
 タオルを受取ってごしごしと顔を拭いていく。タオルから彼女の良い匂いがしたが、それを言うと取り上げられそうなのでやめておく。
 立ちっぱなしというのもなんなので、俺は泉の傍に腰を下ろした。俺に密着するようにシャルロットも腰を下ろす。
 朝の陽光が射しこみ、泉に反射してキラキラと光る。時折吹く優しい風が頬を撫で、とても気持ちが良い。
 俺は隣に座る彼女の肩をそっと抱き寄せた。
「静かだし、綺麗だな」
「うん…」
 そのまま俺の肩に頭を置き、シャルロットは抱き締められるまま、ゆっくりと力を抜いていく。


444:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:24:45 9is/07aw
「シャルロットと遠出する事は良くあるけど、今思えばゆっくりするのってあんまり無かったな」
「仕方のない事。サイトは騎士隊の仕事もあるから忙しい。我儘は言えない」
 健気に言う彼女に俺は胸が温かくなるのを感じた。
「それもあるんだけどさ…。
 ごめんな…、俺って誰が一番とかそういう事全然決めれなくて。優柔不断だってのは分かってるんだけど、でもやっぱ皆の事好きだからさ。」
「それも、分かってる。…でもだからと言って私はサイトの事、諦めない…。
 前にも言った。アーハンブラ城で救ってくれた時、私は何時如何なる時も…、サイト、あなたを守る、って。
 だから、私の身体も、心も、全て、あなたの物…」
 シャルロットは俺の顔を真剣な目でじっと見つめながら、改めて愛の告白をしてきた。
「そう言ってもらえて凄く嬉しいんだけどさ、それだとまるで使い魔みたいじゃないか?」
 俺が少しおどけながらそう言うと、彼女はきょとんとした目をする。
 やがて合点がいったのか、ああ、と納得したような表情をした。
「それに、シャルロットの事は俺が絶対に守るよ。ガンダールヴであっても、そうでなくても、好きな女ぐらい守れなくて男が務まるかっての」
 そう言いながら俺はシャルロットの頭をぐしぐしと少し強く撫でた。
 髪が乱れるのも気にせず、気持ち良さそうに目を閉じて撫でられているシャルロットを見ていると、俺はとても幸せな気持ちになる。
「ははっ、幸せってさ、こういう事なんだろうな。」
 何気なくそう言うと、シャルロットはばっと顔を上げ、驚いたような表情をしてこっちを見てきた。
「シャルロット?どうかした?」
 少し俺の顔を見ながらじっとしていたシャルロットだが、はっとすると「ううん、何でもない」と言ってまた俺の肩にもたれてきた。
 そんな様子が俺はなんだかとても可笑しくて、それ以上に可愛いと感じる。
「私も…、私も幸せだから…」
「そっか…」
 照れくさそうに顔を真っ赤にしながら呟いた彼女を、俺はたまらなく愛おしいと思った。
「夢で、サイトが同じ事を言ってた…」
「え?」
「今日見た夢。月が1つしかなくて、見た事もない夜空をこんな風に二人で見上げてた。その時、サイトがさっきと同じ事を言った」
 月が1つの空って、地球の事か…。
 そういえば以前、シャルロットに地球の事を聞かれたので、詳しく色々と話をした事があったけど、その影響で夢でも見たのかな。
「へぇ、俺もその夢見てみたかったな」
「地球が、元居た世界が懐かしいから?…それとも、……帰りたい、から?」
 それを聞いたシャルロットが、いきなり俺の胸に縋りつく様に抱きつき、悲しそうな声で少し身体を震わせながら聞いてくる。
 マズったな…。そんなつもりで言ったんじゃなかったんだけど…。
「バカだな…、違うよ。地球が懐かしくないって言えば嘘になるけど、ただシャルロットと同じ夢を見れたら良かったなって、そう思っただけさ。」
 頭を撫でながら、諭すようにゆっくりと答える。
「ごめんなさい…、サイトを困らせた…。
 私も…サイトと同じ夢を見れたら、きっと…、ううん、絶対幸せだと思う」
「あぁ」
 俺はそう返すと、抱きついたままのシャルロットを胸に押し付けるようにぎゅっと抱き締め、頭を撫で続けた。


445:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:25:29 9is/07aw
 その体勢のまま、どれぐらいの時間が過ぎただろうか。
 俺達はどちらからとも無く、お互いの唇を貪るようにキスを始めた。
「はぁっ、シャルロット…」
「サ、イトぉ…、あむっ、んっちゅ、ちゅぷ、ぢゅるっ、んぷっ…ちゅっ、ぢゅるる、れろ…」
 シャルロットの舌が口に入り込み、口内のいたる所を舐め上げてくる。
「んっ…」
 俺は負けない様に入り込んでいる舌を甘噛みしたり、吸い付いたりと反撃をする。
 お互いの唇から唾液が零れ落ちるのも気にせず、ただがむしゃらに相手の唇を貪欲に求め続けた。
「んっ、んれろ、んちゅっ、ぢゅるる、んふあっ…、ちゅぅっ、ちゅるっ、んふっ、ちゅっ…。
 ふあ…、サイトの唾液、頂戴…」
「ああ…」
 俺は頷くと餌をねだる小鳥のように口を開けるシャルロットに自分の唾液を流し込んでいく。
「あんっ、ちゅっ、こくん、こくん…」
 俺が流し込んだ唾液を、甘露でも飲むようにうっとりした表情で美味しそうに飲んでいくシャルロット。
 飲み込むたびに艶かしく動く舌と喉に俺はドキドキする。
 普段の少し無表情な彼女もクールビューティーの様で綺麗だが、俺とセックスをしている時に見せる大人びた表情も劣ることなく綺麗だ。
「シャルロット、舌を出して」
 唾液をぽーっとした表情で飲んでいたシャルロットは、俺に言われた通りにちろっと舌を差し出してくる。
 俺は差し出された舌に自分の舌を絡めた。
「ふぁっ、んれろっ、んちゅっ、ちゅぴっ、んっ、んんっ、んむっ、ちゅるるっ、んく、んっ、こくん…」
 シャルロットが俺の動きに応える様に激しく舌を絡めながら、自分の舌を伝ってくる唾液を一滴も逃がすまいと飲み込んでいく。
「んふっ…んはぁ…はぁはぁ…サイトぉ…」
 長い抱擁とキスの末、お互いの唇を離すと唾液の糸がつーっと引いた。
「シャルロット、そのまま服を脱いでこっちにおいで」
 少し名残惜しそうに俺から離れた彼女は、1秒でも早く俺の所に戻りたいと言わんばかりの勢いで着ていたブラウスやスカートを一気に脱いでいく。
 そしてショーツ1枚になったところで、手がピタっと止まった。
 どうしたのかと思って見ると、シャルロットのショーツがお漏らしでもしたみたいにベトベトに濡れていた。
 俺とのキスだけで、あそこまで興奮してくれたのか…。
「恥ずかしい…、あんまり見ないで…」
 真っ赤になりながら俺から視線を外すと彼女はショーツを脱ぎ、俺の膝の上にまたがるようにして座った。
 あぁ…もう、いちいち可愛いなぁ…。
「シャルロット、どうして欲しい?」
「ん…、サイトの好きにしていい…。サイトになら、何をされても平気だから…」
 そう言ってシャルロットは身を委ねる様にして俺の胸にぽふっと顔を置いた。
 そんな可愛らしい仕草に理性が吹っ飛びそうになるが、今日は可愛がるって言った手前、何とか欲望を抑え付けて我慢する。
 俺はシャルロットの胸を出来るだけ優しく包み込むように揉み始めた。
「ひゃっ、あっ、サイトぉ…。んっ、んふっ、あんっ…」
 手にすっぽりと収まるぐらいの控えめのサイズだが、それでもピンっと自己主張するようにすぐに乳首が硬くなってくる。


446:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:26:04 9is/07aw
「ごめんなさい、んっ、サイトっ、小さい胸だと、ふぁっ、あんまり嬉しく、ないよ、ね…?」
 俺の愛撫に身体を震わせながら、彼女は申し訳なさそうに言ってきた。
「そんなことないさ。色も白くて、それに胸だけでイっちゃうぐらい敏感なシャルロットのここ、俺は好きだよ」
「嬉しい…、あんっ、あっ、そんな…急に、んくうっ、んっ…そんな…、されちゃ…はぁんっ」
「俺がシャルロットの胸が好きだって、分かってもらえるように一杯可愛がって気持ちよくしてあげる」
「え?…サイ、トぉっ!?はぁぁぁんっ!んあっ、ち、くびぃっ、あっ、わた、わたしっ、だめぇっ、あぁっ」
 少しずつ強く、シャルロットが痛がらないように全体を揉みながら乳首も刺激していく。
 控えめの胸が俺の掌の中でぐにぐにと形を変える。
「んっくうううっ!ふあっ、あっ、ひゃうっ、あんっ、やぁっ、やらあっ、感じすぎ、ちゃううっ!」
 胸への愛撫で息も絶え絶えになりながら嬌声を上げるシャルロット。
 アソコからも愛液が洪水のようにだらだらと溢れ、彼女の太ももを伝い、地面に水溜りを作っていく。
「あぁっ、あんっ、気持ち良いっ、サイトぉ、気持ち良いっ!んあっ、あっ」
 キスだけでショーツがベトベトになるぐらい興奮していたシャルロットは、俺の愛撫ですぐに限界を超えそうなぐらい感じているらしい。
 俺は右手を胸から離し、そっと股間へと忍ばせた。
「シャルロット、もう少し、腰上げて?」
 足に力がなかなか入らないのか、両手を俺の肩に掛け、足をプルプルと震わせながらシャルロットは何とか腰を少し浮かせる。
 丁度右手の届く位置までアソコが持ち上がると、俺は指を押し付け、割れ目を擦るようになぞり上げた。
「ふあああっ!?」 柔らかい割れ目にそって指を上下させると、愛液が奥からじゅわっと溢れ出し、指にねっとりと絡み付いてくる。
「はあぁっ、だめっ…そこっ、こすっちゃあぁっ…すぐっ、イっちゃうっ、イっちゃううっ…っ!サイト、私、イっちゃうっ!はぁっあんっ、ひああっ!!」
 胸とアソコ、両方からの刺激でシャルロットは全身をビクビクと震わせる。
「シャルロット、イって良いよ。イくところ、俺に見せて」
 そう言って、俺はシャルロットのクリトリスと乳首を同時にキュっと摘んだ。
「ひっ!?―ああああああぁぁぁぁぁぁっっ!!」
 俺の肩を服ごとギュっと爪を立てて掴みながら、シャルロットは大きな喘ぎ声を上げて派手にイった。
 アソコから大量の愛液がぶしゅうっと音を立てて飛び散る。
「っつ!!」
 普段の彼女からは想像も付かないほどの力で肩を掴まれた俺は、痛みに思わず呻き声を上げてしまった。
「ふああぁぁぁ…、あはぁっ…はぁはぁ…んっ…」
 糸が切れた人形のようにふっと力が抜けたシャルロットは、俺の肩に顎を乗せてくたりとなり、ビクッビクッと時折痙攣しながら荒く息をつく。
 俺は彼女をそっと抱き寄せて、絶頂の余韻が収まるのを待った。


447:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:27:23 9is/07aw
「はぁはぁ…凄く気持ちよかった…、サイト。ちゅっ、んっ…」
 暫くすると、シャルロットはふらっと起き上がり、妖艶に微笑みながら俺の頬にキスをした。
「一杯感じてくれたようで何より」
「まだ、サイトが気持ち良くなってない…」
 痛いぐらいに大きく勃起した俺のペニスを、彼女は期待に満ちた表情で見つめた。
「シャルロットは平気?」
「ん、大丈夫…。さっきも言った。サイトがしてくれるなら、私は何時でも、何処でも、何回でも平気…」
 そう言ってシャルロットはペニスをそっと手で包むように触れた。そのまま、ゆっくりと両手で擦り上げてくる。
 既に限界まで勃起したペニスは、そんな些細な刺激にもビクっと大きく反応する。
「っく!シャルロットっ、このまま、入れるよっ!」
 俺は自分のペニスを掴み、彼女のアソコに当てる。
 シャルロットはそれを確認すると、ストンと足の力を抜きペニスを一気に奥まで飲み込んだ。
 ぐちゅううっという水音が聞こえて、シャルロットの子宮口にこつんと当たる。
「んっはぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 シャルロットは目に涙を浮かべながら、口をパクパクとさせる。
 さっきあれほど激しくイったにも関わらず、シャルロットの膣内は俺のペニスを痛いぐらいに締め付けてきた。
 凄まじい快感に俺は危うく射精しそうになるが、彼女のお尻をぎゅっと掴んで何とか耐える。
「シャ、シャルロット…、いきなり激しすぎ…」
 俺が容赦なく送られてくる快感に腰を動かせずにいると、シャルロットは微笑むと腰をくねらせるように動かし始めた。
「んっ、んぁっ、あっ、サイトの…すごく、おっきい…。あんっ、あんっ、私の、なかっ、ふあっ、こすってるっ…」
 快感を貪ろうと、シャルロットが腰を振って俺をイかせようとする。
「はぁっ、シャルロット…それ気持ちよすぎ、るっ」
 俺は我慢できなくなり、彼女に負けないように腰を動かし始める。
「あっ、うれ、しいっ、もっと、感じてぇっ、あんっ、ふあっ、あんっ、んっく、あふっ」
 徐々にシャルロットと俺の動きも激しくなり、辺りにパンパンと肉のぶつかる音が響き始める。
「んふっ、あんっ、あっ、サイトっ、はげ、しっ、はぁっ、子宮に、コンコンって、当たってるぅっ!」
「シャルロット…、シャルロットっ、んっ…」
 俺は目の前でぷるぷると揺れる胸を見ると、乳首を口に含み吸い上げた。
「ひゃあっ!!サイトっ、ち、くび、吸い上げちゃっ、あぁぁっ、ふあっ、あっ、あんっ!やっ、ああぁっ、やらああっ!」
 突然の胸からの刺激にシャルロットは一気に乱れ始める。
 その快感に同調するように、膣内の襞がペニスに絡みつき、扱き上げてくる。
 それが気持ちよかった俺は、腰を動かしながら乳首への愛撫を続ける。
「ふああぁっ!あんっ!そんなっ、いっぺんにっ!あぁっ、あんっ、ひゃうっ、んあっ、あっ、んっくぅ!
 またイっちゃっ、あんっ、ふあっ、あっ、あんっ、イっちゃうっ!」
「お、俺も、そろそろ限界っ」
「サイトっ、いっしょ、いっしょにっ!んああっ、あんっ!」
 激しく腰を振るシャルロットに合わせるように、俺も彼女の腰を掴むと激しくグラインドさせていく。
 ぐちゅぐちゅと水音が響き、聞こえるのはお互いの喘ぎ声だけになった。
「シャルロット、でそうっ!」
「なかっ、中にっ、あんっ、たくさんっ、ほしいのぉっ、サイトっ、ふあっ、あっ、ひあぁっ!
 サイトっ、好きっ、すきぃっ!」
「シャルロットっ!俺も、好きだよっ!」
 そう叫びながら俺はシャルロットの一番奥にペニスを突き入れた。


448:メイドになる!~タバサの場合~ ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:28:06 9is/07aw
「っ!!――ふあああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
 どくんっ!!
「出てっ、ひあああぁぁぁっ!!」
 どびゅっ!どくっ!びゅっ!
 シャルロットを妊娠させるんじゃないかと思えるぐらいの量の精液を奥に注ぎ込んでいく。
「あんっ!出てるぅっ、んっ、精液…いっぱい…、ふあっ、気持ち、良い…」
「うっくっ…、はぁはぁはぁ…。シャルロット、全部出たよ…」
「ふあ…ん…サイトの精液が、沢山…」
 彼女は惚けたような表情で、そのまま背中から地面にくたりと倒れこんだ。
 その拍子にちゅるっと音がしてペニスが抜ける。
「サイ、ト…、はぁはぁ…、んっ、ふぁっ!?」
 いきなり大きな声を上げたシャルロットに驚いてそっちを見ると、俺はとんでもない光景を目の当たりにした。
 ぷしゃぁぁぁぁぁぁぁ…。
「やぁっ!おしっこ、でちゃうっ、やらぁっ、とまらないっ!み、ないでぇっ!サイト、見ちゃ、やだぁっ!」
「えっ、シャ、シャルロット…?」
 アソコから精液がごぽっと溢れながら、お漏らしをするシャルロット。
 真っ赤になりながら両手で顔を隠し、イヤイヤするようにぶんぶんと振る。
 俺はその扇情的な光景にごくりと生唾を飲み込み、食い入るように見つめた。
「とま、とまんないよぉ…、んあっ、あぁぁ…、サイト、んふっ、見ないでぇ…」
 結局俺はシャルロットの放尿を最後まで見続けた。

「うぅっ…ヒック…、見ないでって言ったのに…、サイト、バカぁ…」
 あれから暫く後、シャルロットは俺の胸をぽかぽか叩きながら大泣きしていた。
「ご、ごめん!その、凄くエロくて、つい…」
 それを聞いた彼女は余計に叩いてくる。
「すごく…、恥ずかしかったぁ!」
 駄々っ子のように泣きじゃくりながら、俺の胸をぽかぽかと殴り続けるシャルロット。
 さっきまでの乱れようとは打って変わって、かなり可愛い。
「悪かったって!お詫びに何でもシャルロットのお願いを聞いてやるから!」
「ヒック…、ほんと…?」
 ようやく泣き止んだのか、彼女は俺の顔を見上げてくる。
 あー、涙で濡れた顔も可愛いなぁ…。
「あぁ、ほんと」
「じゃあ、泉で身体を洗ったら、もう一度して…」
 そう言って彼女は俺の唇にちゅっとキスをしてきた。
 そんな愛らしい仕草が俺の心にダイレクトヒットする。
「お安い御用で!」

 結局その後、日が暮れるまでシャルロットと泉でいちゃいちゃした。


「相棒~、俺っちはどうすれば良いんだー…」
 学院の中庭に放置されたデルフリンガーは、サイトが夜中に帰ってくるまで放置されたという。


449:林檎 ◆xkeoH47fcA
08/01/18 01:31:09 9is/07aw
以上です。
またメイド関係無いなぁ…

タバサはお漏らしっ子
中盤で美味しい思いをしたから仕方ないよね!

では、お休みなさいノシ

450:名無しさん@ピンキー
08/01/18 01:31:55 Sspgo+K/


451:名無しさん@ピンキー
08/01/18 01:35:45 4ktR/w1N
乙でやんす。

452:名無しさん@ピンキー
08/01/18 01:43:03 3alOflJ+
投下初遭遇
乙です!

453:名無しさん@ピンキー
08/01/18 01:48:26 xP7oqdI/
>>449
ホントにメイド要素は無しだなww GJ!
シルフィードかわいそす(´・ω・`)

454:名無しさん@ピンキー
08/01/18 16:27:45 zHEJ/Bie
「もしここが18さいいじょうしかみてはいけませんとかいてあっても、それをまもる17さいいかのひとはいません!
だからかんけいありません!みなさんぼくらのじゃまをしないでください!」




マジでいるんだな、あんなん。

とりあえず林檎氏、GJ。
全キャラ制覇wktk

455:名無しさん@ピンキー
08/01/18 17:10:19 JIvgSIQw
厨房を痛すぎだな。そろそろまじで消えてほしいわ

456:名無しさん@ピンキー
08/01/18 17:42:07 KBvj4/r4
>>455
志村~、貴方を犯人です~

457:名無しさん@ピンキー
08/01/18 17:47:18 Sz6F7IDv
クリスものってない?

458:名無しさん@ピンキー
08/01/18 19:14:07 O2+OtASp
>>455
大人なんだから我慢してスルーしなさい

459:名無しさん@ピンキー
08/01/18 19:40:41 V71H60GO
>>457
誰かと思ったらゲーム版のキャラか。

460:名無しさん@ピンキー
08/01/18 19:57:17 Tmpb+ZOO
まとめスレの雑談掲示板のログを読んで知ったんだがあのバカども 
自分でSSを書くことも出来ずキモイキャラ語りしかできないくせに
人様のSSを勝手に改変するなんてしてたのかよ
著作権とか二次創作の作者に対するリスペクトとか欠片もないらしい
年齢以前に常識が全くないな マジで真性厨房だわ

461:名無しさん@ピンキー
08/01/18 20:02:55 KG4TMi3i
雑談掲示板の話をこっちで話すのはそろそろ止めにしとこうや。
せっかく投下されたSSに感想つける流れが、こんなバカな話題で断ち切られるのはすごくマズイし。
その場の流れがなけりゃ感想つける気になれないって人もいるだろうしなあ。

462:名無しさん@ピンキー
08/01/18 20:10:56 V71H60GO
雑談掲示板の奴らに不満があるなら、そっちでもうちょいわかりやすく論理的な文章で罵倒してこい。

463:名無しさん@ピンキー
08/01/18 20:13:06 OSclvLdy
隔離用の掲示板のしかも荒れそうなネタをこっちに持ってくるのは本末転倒だろ
気になるやつは雑談掲示板を見ろ。ここで聞くな
そして意見あるやつは雑談掲示板に書き込め。ここに書くな

雑談用掲示板
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

464:名無しさん@ピンキー
08/01/18 21:19:27 LgXYlCiW
まあ、そんな時はシルフィードに乗る事を夢見て落ち着こう。

465:名無しさん@ピンキー
08/01/18 21:36:34 4ktR/w1N
どうせならアン様に乗りたい

466:名無しさん@ピンキー
08/01/18 21:48:04 bP73UGhR
どうせならアン様に乗られたい

467:名無しさん@ピンキー
08/01/18 21:50:20 +4skXcPP
オレは徹底的にアン様をいじめたい


468:Lv.見習
08/01/18 21:58:25 0r9Vi4PN
ぽっと思いつきSSが出来たので投下。

3レスくらい。エロ薄め。

469:比翼連理
08/01/18 22:00:05 0r9Vi4PN
「ん、ふぅ、んん……」

 灯を落とした暗い部屋の中に押し殺した喘ぎが漏れる。
 毛布にもぐって響きを抑えているはずのそれは、その中で反響する。
 その内に篭った彼女の耳には、どうにも大きく聞こえて仕方ない。

 この居室の外には、距離はわからないが、誰かしらが控えているに違いなかった。
 その誰かに聞かれてしまったら……このような、いやらしい声を聞かれてしまったら、
一体どうなってしまうだろう。
 もし、その誰かが、騎士の自尊心もない、若い男だったら。
 その若い情欲のままに、おもうさま嬲られてしまうかもしれない。

 それでも、下着に当てた指は湿った部分を強く押さえたまま、離せずにいる。
 彼女の熱っぽい瞳は、なにか浮かんででもいるかのように、虚空をじっと見据えていた。

「く、ぅ……ウェールズ、さま……」

 その名は、この唇で呼んではいけない名前。
 もう……呼ぶことの出来ない名前。

 アンリエッタの心は未だ、彼と共に在れた短い短い時の中にあった。
 例えば、初めて出会った日。湖畔で誓った言葉。
 その先の回想も、幸せで甘酸っぱい……忘れ得る事のない、素敵な思い出が続く。
 自然、目元や口元がゆるみ、柔らかな微笑みが浮かぶ。
 欲に染まった頬と潤む瞳を合わせれば、少女のそれというより、妖艶な笑みに見えた。

 ……しかし、共に過ごせた幸せな時間は、ほんの僅かな時間のこと。
 思い返していると、しばし後には彼の最期の瞬間に辿り着いてしまうのだった。
 優しいパステルカラーに彩られていた世界は、そこで一転、凄惨な深紅に染まる。
 アンリエッタはぎゅっと目を閉じた。……だが、その色はいつまでも消えない。


 そもそも、アンリエッタという名の少女は、弱かった。
 女王などという立場に立てるような気性ではなかったし、そのような立場になるなど、
考えたこともなかった。

 その小さな掌には広すぎる街。この瞳に映すにはあまりに遠大な国土。
 飢えと身分差に苦しむ平民。誇りを忘れた哀れな貴族。
 真意の知れない外の国々。そして、今やどれほど憎んでも足りないレコン・キスタ。

 王の冠という物は、まだ少女の色を残すアンリエッタには、あまりにも重かった。
 あの日、重すぎる冠を振り捨てて、ウェールズと逃げると決めた時。
 口でなんと言ったところで、やはり自分はどこかほっとしていたに違いなかった。
 自ら、重責から逃げ出したわけではない。
 自ら、この冠を投げ捨てたわけではない。
 ……そう、愛しいウェールズの言動を、自他への言い訳にしなかっただろうか?
 否とは、とてもいえない。

 彼を思い返すと、終いにはそんな罪悪感と悲痛に苛まれた。
 しかし、どんなに忙しく公務をこなそうと、彼を思わぬ日は一日とてなかった。

 そんな日々はいつしか、心痛を手淫で慰めるという術を彼女に教えてしまったのである。


「あぁ……あふ……ウェー、ルズ、さまぁ……」

 ただ強く押さえていただけの手は、いつの間にか撫でるような動きをしていた。
 下着はいつの間にか溢れた淫液にぐっしょりと濡れている。

470:名無しさん@ピンキー
08/01/18 22:00:19 Sz6F7IDv
>>459
結構切実なんだが
ゲーム版キャラはここでは需要ないのか…

471:比翼連理
08/01/18 22:00:45 0r9Vi4PN
 ただの罪悪感ではすまない。
 自分はこのような浅ましく卑猥な行為に、彼を思い浮かべている。
 誇り高く逝った彼を、こんな時に思っているのはなんと愚劣な事だろう。

 そう思えば思うほどに、下腹の甘い疼きは増していく。
 それがまた罪悪感にかわり、浮かんだ罪悪感は更に腰を疼かせる。
 この行為はすでに無限回廊と化していた。

 ……眠れぬ夜の眠れぬ理由は、一体なんだっただろう。
 その境はいつしか溶け合い、今ではもう、どちらともつかないのだ。

 すっかり熱く充血した秘芯を、指の腹でぐりぐりと押し潰し、アンリエッタは呻く。
 ……声を、出してしまいたい。
 いやらしい声を出して、そして、それから?
 わからない。どうなってしまうかなんて、わからない。
 むしろ、どうなってしまうかわからないから、声を出したい?

「ぁ……っ、は、あぁ…………あぁんっ」

 あと少し。もう少し。ほんの、少しだけ、大きく。
 心の中の悪魔の囁きが、僅かずつアンリエッタを煽っていく。
 それからふと、扉に意識を向けた。そこに控えている騎士は誰だろう、と。

 ……意識の中に浮かんだウェールズが、霧がかかったように揺らいだ。
 その髪と瞳の色が、トリステイン人には少ない、黒に変わる。

 脳裏に浮かんだのは、幼馴染が喚んだ使い魔。
 彼女の代わりに七万もの大群と戦い、一時は生死不明になった彼。
 先日近衛騎士に任命した……才人の姿であった。

 ルイズ・フランソワーズの傍にいるはずの彼が、ここを守っているはずがない……。
 そんな冷静な判断は、すぐさまどこかへ飛んでしまった。
 今にも意識が飛んでしまいそうなその瞬間、浮かんだのは安宿で才人の傍にいた時間。
 ……それこそが、彼女を最後の一線まで押し上げる刺激になった。

「くぁ、んふぅ……さ、サイト殿……っ! ……あっ! あぁぁっ!」

 快楽の荒波にびくびくと身を震わせる。
 しかし、彼女が浮かべた表情は、淫らなそれではなく、愕然としたものであった。
 未だ激しい呼吸に、はだけた胸が大きく上下する。

 …………わたくし、どうしてしまったというの?
 ウェールズさまを忘れて、他の誰かを愛すると誓ったあの日から……まだ、どれほども
たっていないというのに。
 永遠に愛すると、そう誓っていたというのに。

 このような時に思い浮かべるのは、手を許すという程度の事ではない。
 真実このような関係になっても悪くない、と心のどこかで考えていなければありえない
事に違いなかった。
 ……少なくとも、アンリエッタはそう思った。

 本人も気づかぬ内の、大きな変化。困惑と恐怖に胸が苦しくなる。

 今……今この時、わたくしが会いたいと望んでいるのは……誰?
 ウェールズさま? ……それとも……。

 見開いた瞳の奥からは澄んだ雫が次々に溢れ、淫らな行為に上気した頬を零れ落ちた。

 無数の死と贖えぬ罪が渦巻いた戦乱と、その後の多忙な日々……。
 脆弱な彼女の心は緩やかに、しかし確実に軋み、歪みつつあったのである。

472:比翼連理
08/01/18 22:01:31 0r9Vi4PN
 
 
 
「……ずいぶんとお疲れのご様子だな、女王陛下は」

 苦渋の表情を浮かべ、陛下の居室の前を守っていたのはアニエスであった。
 異変に気づいて早々に人払いをしたのは、はたして正解だったようだ。
 しかし、このような嬌声を聞き続けるのは、同じ女性の身にしても辛い。
 室内の声に共鳴するように、下肢にじわじわと忍び寄った痺れを、気力で抑える。
 それでもしばらくすれば耐えかねて、アニエスはまだ静かにならない部屋の前を離れた。

 手近な窓に歩みより、桟にそっと指をかける。
 そして、月をすっかり覆い隠してしまった暗雲を見上げた。
 その光景はまるで、今の陛下を表しているようにアニエスには思えた。

 切っても切れぬ縁の象徴とされる、夜空に並ぶ比翼連理の双つ月。
 ……ならば、その片割れを失った月は、どうなるのだ?
 この空のように、残された月までも、暗雲に飛び込んでしまうのではないだろうか。

 切っても切れぬというのは……逆に言えば、片割れのみでは存在できないという事だ。
 片翼で飛ぶ鳥など、この世には存在し得ないのである。

 ……ウェールズ殿。なぜ、貴殿は生き延びてくださらなかった。
 このままでは何もかもが壊れてしまうかもしれませぬぞ。
 陛下とて無垢な輝きを失い、冷徹な主君か、虚ろな操り人形と化してしまうやもしれぬ。

 貴殿はそれでもよいとおっしゃるか?
 貴殿はそれでも、王家の為、名誉の為に死んだ事は正しかったとおっしゃるか?

 ……答えを返そうにも、貴殿はもう、この世には在らぬのだな……。

 会ったこともない、名と立場しか知らない彼に、心の中で問い続ける。
 それから深くため息をついて、アニエスは頭を振った。

 ……いや、私こそ、彼を理由として逃げようとしているのかも知れぬ。
 今、女王陛下を守り支えるのは、我らのお役目ではないか。
 ……そうだ。陛下は幾重にも重なるご心労にひどくお疲れなのだ。
 この辺で一度、気分転換になる何かがあればよいが……。

 窓の側をはなれ、再び部屋の前に戻ると、室内は静かになっていた。
 これ以上彼女の痴態を耳にせずにすむと知り、アニエスはほっと息をついた。

 ……アンリエッタがウェールズとは異なる名を呼んで果てたのは、ちょうどアニエスが
部屋の前を離れている間だったのである。
 彼女の耳にそれが聞こえなかったのは、はたして幸いであったのかどうか……。


 それは、スレイプニィルの舞踏会の、少し前の出来事。

473:Lv.見習
08/01/18 22:01:52 0r9Vi4PN
以上。

俺の中のアン様はこんな女性。
周囲に頼らないつもりで、しかしいつの間にかフラフラ寄りかかってるかんじ。
ウェールズぐらい器の大きいヤツなら十分支えてやれたろうに残念だ。

原作中、時間のキワドイとこに突っ込んだから、多少の不整合が……。

474:名無しさん@ピンキー
08/01/18 22:16:01 4ktR/w1N
GJ。寂しさでなにかに溺れる女ってのが伝わってくるな。

しかしウェールズが生きてても結ばれる可能性低かったんだよな・・・
そう考えるとほんと報われない恋する人だなぁ。

475:名無しさん@ピンキー
08/01/18 22:35:41 NfghahJY
すみません、初心者的質問でスマソ
wikiでジャンル別でエロとか閲覧すると現行26スレに対して
21スレぐらいしか載ってないのは何故なんでしょう?
SS職人の方がWikiにうPしてないとかそういう事なんでしょうか?

476:名無しさん@ピンキー
08/01/18 22:43:00 0r9Vi4PN
>>474
結ばれなくても生きてさえいればそれを心の拠り所にして政治はできたかもね。
世界が安定すればこっそりウェールズと会うくらいできるようになれたろうし。

むしろ落ち延びたウェールズはがんばってどうにかスクウェアになって
フェイスチェンジでもして、アン様の使い魔になればいいよ。
そして次回短編は女王の使い魔に……あれ?なんか遠方から白い光が……。

>>475
そういや俺まだ作者名ページだけ触って、
そっち登録してないや……今度やろうかな。

477:名無しさん@ピンキー
08/01/18 22:45:23 LgXYlCiW
乙&GJ!
アン様はかわいそうだけどこんな感じのポジション光るなw
>>476
その光は黄色い救急車のライトです。

478:名無しさん@ピンキー
08/01/18 22:53:04 bP73UGhR
>>475
職人さんたちのリビドーにまとめ人の作業がおいつかない、ってことで w
倉庫にいった初心者が最後まで読むと当然に起こる疑問なのだけど、このスレ読みながら待て

あと、現物があるのになぜかジャンル別のリンクに入ってないときがある。
実は作者別のインデックスのほうが早い。むしろそこまでハマってるなら全ログをつつくのが吉

479:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
08/01/18 22:53:18 KpKMQt3E
さてそれじゃあ空気読まずにテファSSなど投下しますよっと

ところで、俺は「へんたいさん」じゃないって知ってるよねみんな?

480:名無しさん@ピンキー
08/01/18 22:54:12 LgXYlCiW
ライブ支援するよ○んたいさん。

481:つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM
08/01/18 22:54:33 KpKMQt3E
目を醒ますと、隣には誰もいない。
当然だ。ここは彼女のために用意された寝室で、他の誰かが寝る場所ではない。
しかし。あの日の朝、彼は確かにそこにいて、初めての朝を迎えた自分を気遣ってくれた。
その優しさが嬉しくて思わず泣いてしまい、彼に迷惑をかけてしまったことをよく覚えている。

はぁ。

口から漏れるため息。
あの日から、彼女は意図的に彼と会うことを避けていた。
廊下の角から出てくる彼を見かける。彼女はすぐに引き返す。
中庭で素振りをしている彼を見かける。彼女はその日一日、中庭には近寄らない。
食堂に昼食を採りに向かう彼を見かける。彼女の昼食は抜きになる。
しかし。
そうする事で、余計に彼への想いは募り、一目見るたび、どうしようもない衝動に駆られる。
彼と話したい。彼に触れたい。彼に…抱かれたい。
その想いがよぎるたび、ティファニアは自分自身に言葉をかけて、必死に否定する。

『サイトにはルイズさんがいる』

彼には命を賭しても守りたいと思う、大事な人がいる。
それは、自分ではないと、ティファニアは理解していた。
だが、心の外、身体の真ん中に巣食ってしまった欲求が、本能を揺さぶり、理性を歪ませる。

『抱いて欲しい』

あの時のように、乱暴に優しく、貫いて欲しい。
あの時のように、優しく抱き寄せ、気が触れるまで乱暴に犯して欲しい。
あの時のように、ただひたすらに溶ける様な欲望で、乾いた子宮を満たして欲しい。
ぐるぐる回る思考は、やがてティファニアの指を半ば強制的に、充血し、発情した牝へと誘う。
肌色の丘の上でふっくらと膨らみ、実り始めた桜色の小さな果実を、右の人差し指が押しつぶし、こね回す。
薄い恥毛の上を左手がなぞり、開き始めた肉の花弁の中心を中指が押し込み、中の襞を絡ませ、染み出した蜜を掻き出す。
身体中を走り回るピンク色の電流に、ベッドの上でティファニアの背筋が猫のように丸まり、喉から甘い声が漏れる。

「あは…ぁ…サイ…とぉ…ンんッ…」

夜着に汗と愛液と淫らな声を絡ませながら、朝日の下、ティファニアは悶える。
そしてこの自慰行為は、朝食の鐘の直前まで続く。
これが最近、ティファニアの朝の習慣になりつつあった。

「…そんなに好きなら素直に言っちゃえばいいのに」

そこへひょっこり、ブルネットの少女がベッドの脇から顔を出す。
ティファニアは慌てて飛び起き、乱れた髪と服を調えて少女の名前を叫ぶ。

「た、タニアっ?いつからいたのっ?」
「んー?お兄ちゃんの名前を呼び始めた辺り?
 『朝ごはんだよ』って外から呼んでも聞こえなかったみたいだから中に入ったんだけど。ごめんねえ邪魔しちゃって」

つまりは。
タニアはティファニアの自慰を間近で見ていたことになる。
ティファニアの顔が火を噴く。そしてティファニアは毛布を頭から引っかぶってしまう。
タニアは淡々と洗濯物を籠に放り込み、そして毛布に潜り込んだティファニアに言う。

「あのさー。相手に本命がいるならさ、妾ってテもアリなんじゃないの?
 お姉ちゃんが一番がイイ、ってんなら話は別だけどもさ」

それは貴族社会ならではの考え方だった。
本妻を望まなければ、好いた相手に妾として囲われるという手もあるのだ。

482:つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM
08/01/18 22:55:15 KpKMQt3E
実際、ティファニアの母親は本妻ではない。
ティファニアははっとして、毛布の中で顔をあげる。

「噂からするとお兄ちゃん結構節操ないみたいだし、そういうふうに誘ってみたら?
 妾にして、ってのはちょっと引かれるかもだけどね」

そう言って、タニアは籠を抱えて部屋を出て行ってしまう。
ドアの閉まる音を聞いて、ティファニアはひょこっと毛布から顔を出す。
上気しきった頬で、扉を眺めながら、沸きあがった頭で必死に考える。
んと。私はサイトの一番になりたい?
ううん。サイトは私の一番だけど、私は別に何番でもいい。
そう、サイトが構ってくれるなら、私はどんな扱いでもいい。
あの日みたいに、優しく、いやらしく、いっぱい、可愛がってくれるなら。
ぽーっとした頭で、ティファニアは考えに考える。
サイトが私をいっぱい可愛がってくれるには、私はサイトの何になればいいのかな…?
その視線が、本棚を向く。
そこにはあまり本は並べられていない。
ティファニアに本を買うほどのお金はなかった。今その本棚にあるのは、ベアトリスから譲ってもらった数冊の本と、図書室で借りてきた三冊の本だけ。
『魔法学基礎Ⅰ』『錬金の応用』『できる!四十八手』『正しい殿方の惑わせ方』『ペットの飼い方・躾け方』など。
その一冊のタイトルが、ティファニアにインスピレーションを与える。
そして。

「お姉さま~!王都で流行りの衣装をお持ちしましたぁ!」

決定打となる、金髪のツインテールの少女が、大きな革袋を抱えてやってきた。
金髪の少女、ベアトリスは満面の笑顔で、革袋から奇妙な衣装を取り出し、能書きを垂れる。

「これはですねえ、最近王都で評判の衣装でして、伸縮性と密着性に優れ…」

ティファニアはその衣装の説明を聞きながら。
どうやって才人に迫るのかを、真剣に考え始めていた。

483:つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM
08/01/18 22:55:43 KpKMQt3E
才人は、ゼロ戦の倉庫で居眠りしていた。
ちょうど倉庫の入り口から日が差し込み、ゼロ戦のコックピットまで延びていた。
才人はパイロットシートに腰掛け、操縦席の縁に足を乗せて、居眠りをしていた。
日差しはぽかぽかと暖かく、日が翳るまでずっとそうしていたかった。
そして、その時はすぐにやってくる。

「サイト…?」

鈴を転がすような声とともに、日が翳る。
才人がその声に薄目を開ける。
その人物の髪に漉かれて、日差しが柔らかい金色に姿を換えていた。
特徴的な長い耳を持つその影は。

「…テファ?どったの?」

最近あまり見かけないハーフエルフの少女だった。
ティファニアは、目を醒ました才人の視線を受けると、急に真っ赤になり、視線を逸らす。
彼女はほんの少しの間俯いて、『だめよティファニア、決心して来たんでしょ』と自分に言い聞かせ。
そして言った。

「サイト、い、今、ヒマ?」
「あ、うん。見てのとおりだけどさ」

とりあえずここまでは予定通り。
ティファニアは必死に考えてきた台詞を口にする。

「あ、ああああの、だ、だったら、私の部屋来ない?
 え、えっと、い、いい物があるの!」

ティファニアのあまりに必死なその様子に、才人は頷くしかない。

「あ、うん。じゃあ行こうかな」
「じゃ、じゃあ、ささささ先に行ってるね!
 ぜ、絶対来てね!約束だからね!」

そこまで言い切って、まるで逃げるように、ティファニアはゼロ戦の倉庫を後にする。

「なんだったんだ、一体…」

あっという間にいなくなったティファニアの挙動に、何か不審なものを感じずにはいられない才人だった。

「…モテモテだねえ相棒」

呆れたように、倉庫の片隅にうっちゃられている伝説が呟いた。

484:名無しさん@ピンキー
08/01/18 22:55:45 LgXYlCiW
支援

485:つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM
08/01/18 22:56:27 KpKMQt3E
テファの部屋に着くと、うさぎさんがいました。

「あ、あの、サイト…?」

目を点にしている俺に、うさぎさんは困ったような顔で話しかけてきます。
そう、そこにはうさぎさんがいました。
臙脂色のレオタードに身を包み、同じ色のタキシードを羽織って、網ストッキングを履きこんで、蝶ネクタイ付きの付け襟を付けて、白いカフスを嵌めて、黒いハイヒールを履いた。
白いうさみみのテファうさぎさんがいました。

「や、やっぱりヘン…?」

言ってテファうさぎさんは泣きそうな顔で上目遣いでこっちを見てきたりします。

「…いや。少しもヘンじゃないよ」

うん。ていうかね。

「そ、そう…?」
「むしろ、マーーーーヴェラス!素晴らしいッ!」

こぼれそうにはちきれそうなももりんごとかッ!やーらかそうなふとももとかッ!むしゃぶりつきたくなる小ぶりなオシリとかッ!
そしてそして何よりも何よりもッ!
その怯えたウサギのような表情っ!正直たまりませんッ!

「さ、サイト、目が怖い…」

おおっと思わず狼さんになってたぜ!
ていうかコレ見て狼にならない男がいたらそいつは間違いなくあっち側の人間だ。
それくらい可愛い、っつーか似合ってる。
俺は軽く深呼吸して自分自身を静めると、テファに言った。

「いいものって…その服?」

これを俺に見せたかったのかな?俺はそう思った。
どっかで見つけてコレ買って、俺に見せたかったってことなのかな。
…でもチョットマテヨ。
こんな格好を見せたい、ってことは当然アッチ方面絡みってことなのかな。
…こないだ、テファのヴァージン奪っちゃったしなあ…。
…また新しいルートが増えるのか。自重しろ俺のフラグマスタリー。
なんて考えてると、それまで俯いて何か考えていたテファが顔を上げた。
その顔は、妙に引き締まっていて、何か覚悟を決めたカンジだった。
…さーて、何が出るかな?もう今更ちょっとやそっとの事じゃ驚きませんよっと。
テファが口を開く。

「ううん、違うの。
 私を、サイトの、ペットにして」
「なんですとーっ!?」

思わず俺は間抜けな声を上げて叫んでしまった。

486:つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM
08/01/18 22:57:27 KpKMQt3E
ティファニアは必死な顔で続ける。

「あのね、私考えたの!
 私はサイトを好きだけど、サイトの気持ちは大事にしたいって…。
 だから、私は一番じゃなくても、いいって…」

そこで一息つく。
才人はまだ先ほどの衝撃から立ち直っていない。畳み掛けるなら今しかない。

「だからね。だからね。
 サイトには恋人もメイドもいるでしょ?だからね、私はペットになるの。
 サイトのペットになって、飼って貰うの…。」

言いながら、その頬がどんどん上気して、目が潤んでいく。
少しずつ間合いを詰め、牡を追い詰めていく。
なんだか妙なティファニアの迫力に、才人の本能が、彼を後ずらせる。
ティファニアは少しずつ、少しずつ、才人を壁際に追い詰めていく。

「うわたっ?」

後ろ向きに歩いていた才人は、カーペットの皺に脚をとられ、尻餅をつく。
好機と見たティファニアは、その上に倒れこむ。
ティファニアの規格外の胸が才人の下腹部で押しつぶされ、そして、ティファニアの下腹部に、布の上からでも分かる、熱い硬い牡が押し当てられる。
ティファニアの牝が、歓喜に震える。
…サイト、私のこの格好で…えっちな気分になってくれてるんだ…。
長い間、自慰だけしか与えられなかったティファニアの牝が、牡の臭いと体温に、敏感に反応する。
ティファニアは、濡れ始めている自分を感じながら、中断した台詞を続けた。

「えっちで寂しがりやでどうしようもないメスウサギだけど…。
 そんなのでよければ…サイトの好きにして、いいんだよ…?」

捕らえた牡の首に腕を回し、潤んだ瞳で見上げ、そして湿った牝の吐息をその鼻先に吹きかける。
甘い湿ったメスウサギの発情した吐息が鼻腔の奥に届いた時、才人の中で何かが弾けた。

「そんなに言うなら…好き勝手したろうやないかコラー!」
「やんっ♪サイト乱暴っ♪」

自分に抱きついて押し倒し返してくる才人に、物凄く嬉しそうな顔でティファニアはされるがままになった。

487:つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM
08/01/18 22:58:35 KpKMQt3E
まず才人がしたことは。
電光石火の早業で、ティファニアの胸を外気に晒す事。
元々サイズギリギリでこぼれそうだったティファニアのももりんごは、軽く指をかけて押し下げるだけで自ら意思を持つように臙脂の衣装を押しのけた。
才人はその右側の桜色の先端に問答無用でむしゃぶりつき、そして空いた左側を遠慮会釈なく揉みしだく。
こりこりと歯と指で先端を責めると、ティファニアの喉から啼き声が漏れる。

「んぁ!や♪あっ!あぁぁっ!」

少し前までヴァージンだったとは思えないほどの甘い声で、ティファニアは啼く。
数週間の自慰行為と処女喪失が、彼女を完全な牝に変えていた。
歯で責めるのに飽きた才人は、今度は母乳を吸うが如くティファニアの乳房を吸い上げる。
ちゅうちゅうと吸い上げられる右胸の先端から、本当に何かが吸い出されているようで、ティファニアの脊髄に新たな快感の旋律が打ち込まれる。

「やぁん!そんなっ、すったらぁ!おっぱい、でちゃうよぉ♪」

甘い響きで唄う牝の声が、才人の本能を酔わせる。
乳房ごと吸い取りそうな勢いでティファニアの乳房を吸い上げる。実際には何も出てはいないが、才人の口の中に、甘いミルクの香りが広がった。
そして、才人は本能の命じるまま、右手で目の前の牝の身体をまさぐる。
まずは脇腹。揉みながら撫でると、さらにティファニアの声が甘くなる。

「やはぁっ!くすぐった…いぃ…やんっ、やぁん!」

そのまま下に手を滑らせながら、小ぶりながら締まった臀部に手を這わせる。
下半身に牡の手が触れたとたん、ティファニアの快感のオクターブが上がった。

「ひぁ!えっちぃ…サイトのぉっ…えっちぃ♪」

歓喜と情欲に満ちた牝の鳴き声が、才人の官能を容赦なく愛撫する。
才人の矢は、すでに限界まで引き絞られていた。
…だが、今はまだ機ではない。まだ相手の本陣には幾重にも衝立があり、矢は目標まで届かない。まずは、衝立を倒す事だ。
才人の指がティファニアの前に回り、革でできた臙脂色のレオタードに指を掛ける。
それを察知したティファニアの牝の器官が、音を立てて啼く。
才人の指は容易く革のレオタードを引き伸ばし、その奥へ侵攻を開始する。
しかし、その指は一枚の薄皮によって阻まれる。
そう、肌が透けるほど薄い布に、黒い繊維を織り込んだ、網ストッキング。
才人の牡はその侵攻を邪魔する薄い防波堤の存在を許さない。
口をティファニアの胸から離し、両膝でティファニアの膝を押し開く。
ティファニアの牝は、襲い掛かってくるであろう牡の暴行に、胸を高鳴らせる。
そしてその期待通り。
耳障りな音を立てて、網ストッキングは牡の両手で、力任せに引き裂かれる。

びぃぃぃぃぃぃぃぃっ!

裂かれた薄い薄い布の下から、溢れた蜜に塗れた女陰が露になる。
ティファニアのそこはもうすでに大量の粘液で滑っており、前戯は必要ないように思えた。
しかし、才人の牡は、そこを責めろと才人に命令を下した。
才人は、何の前触れもなく涎をこぼすティファニアの牝の果実にむしゃぶりついた。
卑猥な水音をたてて、才人の舌がティファニアの牝を蹂躙する。

「んゃぁ!やぁ!いっ、イイっ、気持ちいいよぉ!」

泣きそうな顔で快楽を訴えながら、ティファニアは声と背筋を躍らせる。
快楽の電流に促されるまま膝を閉じて、才人の頭を抱え込む。
その行為が才人の舌をティファニアの更に奥へと導く。
膣道の半ばまで才人の舌が割り込み、溢れる蜜を掬いだす。
それは、奇妙な甘さで才人の本能を逆に犯す。
その甘さが才人の獣をさらに加速させる。
才人の口が開いた。ティファニアの蜜と自身の唾液が糸を引く。
獣欲に満たされたその瞳が、はち切れそうなほど尖ったティファニアの核に目標を定める

488:つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM
08/01/18 22:59:02 KpKMQt3E
そして。
牝の弱点を、牡の歯が、柔らかく、乱暴に、優しく、暴力的に、すり潰す。

「ひ!あっ!あっあっあっ!やぁぁぁっ!」

ティファニアの背筋がびくびくと震え、吹き出た潮が才人の胸元で飛び散り、絶頂を伝える。
それまで才人を締め付けて離さなかったティファニアの脚の力が抜け、才人を開放する。
ティファニアは絶頂の余韻にぐったりと床に身体を投げ出す。
ここが機である。
才人はあっという間にズボンを脱ぎ去ると、ティファニアに覆いかぶさる。
ティファニアは、頬にかかる才人の吐息で目を醒ます。
そして、才人がしようとしていることに気付き、制止の声を上げた。

「ま、待って…わ、わたし、まだ…逝ったばっ…」

ずぶぅ!

しかし、その言葉に才人は、乱暴なキスと挿入で応えた。
絶頂にまだ軽い痙攣を続けているティファニアの中を、才人の滾る牡が貫く。
塞がれた唇の中で、ティファニアはくぐもった悲鳴を上げる。

「ふふぅ!んふーっ!」

一度絶頂したティファニアの肉襞が軽い絶頂に再び蠢く。
才人はその責めに耐え、ティファニアの細い腰を抱えると、そのまま乱暴に彼女を犯し始めた。
ぐちゅぐちゅと盛大な水音を立て、ティファニアの割れ目は容赦なく攻め入る才人の槌を奥まで受け止める。
脱力していた脚が反射で才人の腰に絡みつき、締め上げる。

「やらぁ!くるの、きちゃうのぉ!」

頭を振って更なる高みへの階段を登るティファニア。
その動きに合わせて揺れる大きな肉の塊に、才人は再びむしゃぶりつき、カチコチに硬く勃起した先端を、舌で犯す。

「ひ!お、おっぱいらめぇ!ヘン、ヘンになるのぉ!」

才人の頭を抱え込み、ピストン運動を続ける才人自身を肉襞で咥えこみ、上の口からも舌の口からもだらしなく涎をこぼしながら、ティファニアは天国への階段を駆け上っていく。

「ひ、く、いくぅーーーーーーっ!あぁーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」

ティファニアの身体中の筋肉が収縮し、全神経が快楽の電流に焼き切れる。
それと同時に。

どくどくどくっ!

才人も限界を迎え、ティファニアの子宮を、熱い欲望で満たしたのだった。


489:名無しさん@ピンキー
08/01/18 22:59:24 LgXYlCiW
しぇん

490:つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM
08/01/18 22:59:42 KpKMQt3E
結局。
その後、バニーガールの姿をしたティファニアを、才人は気が済むまで貪った。
そして二人が目を醒ますともう朝日が昇っていた。
全裸で寝ていた才人が重い頭を振りながら目を開けると、隣では同じく全裸で寝ていたティファニアが、笑顔で才人の顔を覗き込んでいた。

「おはよ、サイト♪」

にっこり笑って朝の挨拶をするティファニアに、才人も挨拶で返す。

「あ、ああ…おはよ」

そして彼の胸に去来する、後悔の念。
…ああ…俺またやっちゃったよ…。これで何人目だろ…。
そんな才人の後悔を他所に、ティファニアは笑顔で続ける。

「服、たたんで机の上に置いてあるから、早く着て帰ってね?」

今までの女の子達からは考えられないその台詞に、才人の顔が疑問符で一杯になった。

「え?帰っていいの俺?」

そんな才人に、ティファニアはにっこり笑ったまま続けた。

「うん。ルイズさんには、『お酒に酔って泊めた』って言っておくから安心して」

そしてティファニアはベッドを降りて、クローゼットに向かう。
ハンガーに掛けられた制服一式を取り出し、袖を通す。
そんなティファニアに、もう一度才人は尋ねた。

「え、でもテファ、俺が他の女のところ行ってもいいわけ?」

我ながらなんつー質問だよ、とか思いつつも、才人は尋ねずにはいられなかった。
そんな才人に、ティファニアは裸にブラウスだけを羽織った状態で、振り返り、言った。

「いいよ。サイトの好きな所に行って。
 だって私は、サイトのペットのうさぎさんなんだから」

そして唇に右の人差し指の先端を当てて、続けた。

「でも、たまには構ってね?うさぎさんはね…」

才人は、寂しいと死んじゃう、とか言うんだろうな、と思っていたが。
ティファニアは、悩ましげに、ウインクなどしながら才人の予想外の言葉を吐いた。

「…うさぎさんはね、寂しいと…泣いちゃうんだよ?」

そして、両手を後ろに回して、本当に泣きそうな表情になる。
その表情に、才人はたまらないものを感じて。

「テファーっ!」
「ちょ、サイト、ちょっと自重しようよ♪あんっ♪」

裸ワイシャツの、ティファニアを問答無用で押し倒したのだった。~fin

*追記:結局外泊のばれた才人は、ルイズにきっつぅぅぅぅぅいお仕置きを受ける羽目になったのだった*

491:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
08/01/18 23:02:05 KpKMQt3E
蝶KYですよね俺!
いきなりテファとかどうしたことやら全く。
ていうかアッチ方面の人から突っ込み入りそうだな。

『臙脂に白は邪道だ!』とか(ぁ

まあ今日は寝ます。んじゃーノシ

492:名無しさん@ピンキー
08/01/18 23:04:21 LgXYlCiW
超GJ!実況で見れたぜぇぇ!!
こんなかわいいペットにルイズが恋人で実質愛人のシエスタ。

これはサイトに殺意が沸くでしょwwwww


493:名無しさん@ピンキー
08/01/18 23:04:31 nKFNb/Ew
あえて言おう
エルフ耳にウサ耳が邪道だ!

494:名無しさん@ピンキー
08/01/18 23:12:05 bP73UGhR
>>491
GJ!! リアルタイムだとさらに火力がっっ
ただでさえ弱ってるところへ「寂しいと…」 追い撃ちとは!!  ̄|_|○
                                    
住人はせっかく奥ゆかしくオブラートにつつんでいたのに
「へんたいなせんたいさん」って、直球のほうがいいですか? www


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