08/01/28 19:49:15 RBUUmEYj
びちゃり、と粘着性の音がして、得体の知れないものが床に落ちる。
恐ろしくて首を向けて確認することが出来ない。
ドーアもニヤニヤしながら涼子の反応を待つだけで、何も口にしない。
ズル……ズル……引き摺る音が途切れがちに聞こえ
そして…………止まった。
「んひぃいいいいいっ!!!」
ソレが足に付着した部分から来る未知の感覚に、全身の毛が逆立つ。
冷たいとか温かいとかの温度的なものでも、ぬらつく粘液のおぞましさでもない。
粘液に濡れた表皮の感触でもない。
いわばガラスと金属が擦れて起きる、あのおぞましい音のような。
生物の本能ともいうべき根幹的な部分が、その感触を感じ取ったのだ。
その感触はいまだに抜けず、体を襲ってくる。
触手の勢いは止まらず、体はその原初の危機本能に悲鳴をあげている。
「ヒヒッ……やっぱりこの瞬間がたまらねえなぁオイ」
ドーアは何も行動しようとはしない。
つまり、宣言通りこちらが耐え切るかどうか見極めようとしているのだ。
(こんな苦痛、愛が苦しむ事に比べたら――ッ―アア)
「アアアアアアアガアアガアアアアアアアアアアアアアガアアア」
ソレはいくら強化された人間とはいえ耐え切れる範囲ではなかった。
苦痛というには温い、相手を苦しめることに全てを昇華させた、魔紅蟲の接触。
ずるずると足から這い、太ももに至るまでには悲鳴はさらに大きくなっていた。
「……」
そしてその感覚が再び、突如として止む。
351:黒い人@【魔法騎士シードナイツ・青の章】 ◆JKJRKSATYY
08/01/28 19:49:43 RBUUmEYj
「ハァ………ハァ……ハァ…」
絶叫で空気を吐き出し尽くした肺が酸素を取り込もうと大きく膨らむ。
全身の毛穴から嫌な汗が噴出し、体の隅々までが冷たい感覚で痺れている。
ただでさえ無理な体勢であったのを、全身が弛緩してしまい横に倒れてしまった。
恐ろしいことに、あの化物は足にべとりとくっついたままだ。
「力を無理矢理弱らせて容易に侵入できるようにするらしいぜ」
そんな言葉が頭を素通りしていく。
酸素不足と与えられた強烈な苦痛に、涼子はそれを処理できない。
「しっかしまぁ、趣味の悪いモノ作ってるな、魔蟲狂いの引き篭もりめ」
「……ぁ……あ…だっ……たよ…」
お前だって似たようなもの物だろうが……という台詞は出てこない。
苦痛から解かれた後、全身の感覚がまるでどこか別のところにあるようだ。
耳では確かに聞こえるし、何がどう動いているかも見えている。
しかし体を動かそうとしてもなかなか思うように動かない。
もぞもぞと床を動いていた――刹那、違和感が大腿部を襲う。
「あぁ……あつ…い……」
例えるなら、火のついた手で尻を直接揉み込まれる。
しかし涼子の感覚器官はそれすらも薄弱にしか捉えられず、反応が鈍い。
その熱さは後門に押し入ろうとする魔紅蟲の与える熱さだった。
蟲の蠢く音だけが鮮明に聞こえてくる。
ずちゅずちゅぢゅぢゅちゅずちゅずちゅぢゅぢゅちゅずちゅずちゅずちゅぢゅぢゅちゅずちゅずちゅ
ずちゅぢゅぢゅちゅずちゅずちゅぢゅぢゅずちゅぢゅぢゅちゅずちゅずちゅずちゅぢゅぢゅちゅ
足の付け根に広がっていく熱さ。
器官に纏わりつき、徐々に血管へと麻痺液を送りこむ。
それにつれて腰から下にかけての感覚が、より一層鈍いものになっていく。
352:黒い人@【魔法騎士シードナイツ・青の章】 ◆JKJRKSATYY
08/01/28 19:50:19 RBUUmEYj
蟲の横から突き出した突起は裂け、その中から細い触手が伸びて刺さっている。
吸収の早い内臓に潜り込んだ触手がどくどくと魔液を送り込んでいる。
しかし涼子にはそのおぞましい事実が全く認識できていない。
「ぅ…ぁ……ぁ…ぁあ……」
からだが、かえられていく。
体中の組織が毒液によって熱く火照っていくのだけがわかる。
喉の調子は戻らないのに、身体の感覚神経だけが鋭敏に反応していくのがわかった。
部屋の中の濃く絡みつく様な熱気、そして対比される床の冷たさ。
秘部に張り付いている蟲のおぞましさも、皮膚も肛門の熱さも。
(何よこれ……身体がおかしい……んぅ…気持ち悪いぃ…うぁ……)
最もそれら感覚の鋭敏化もおぞましさも全ては副産物でしかないのだが。
そう、製作者の悪意がこめられたこの蟲が、それだけしか効果を持たないわけが無い。
涼子の身に起こっていた変化は、全て段階を踏んで彼女を堕としていくためのものだった。
気付けば、感覚が次第に元に戻りつつある。
肛門の異物は未だ剥がれず、もどかしさとおぞましさを与え続けている。
そう、蟲は更に奥へとずるずる潜り込んでいる。
痺れを撒き散らし、感覚を局所的に鈍くしながらじわじわと。
「何…中で…何を…やってるのよぉっ………」
ようやく声が戻ったと思うと、弱弱しい声しか出すことが出来ない。
ドーアは身の中で蠢く蟲のおぞましさに身体をくねらす涼子をじっと見つめていた。
……そろそろか。あいつが言ってた通り、感覚は一通り元に戻ってきたようだからな。
やっと第一段階、先はどれだけになるのやら。
353:黒い人@【魔法騎士シードナイツ・青の章】 ◆JKJRKSATYY
08/01/28 19:50:51 RBUUmEYj
涼子には肛門付近の肉が微小に痙攣を起こしているのがわかった。
細かく震えるその部分は、中から食い荒らされる事を拒絶しているようだ。
入り込んだ蟲の動きを目視することは既に不可能であった。
そのため、嫌でも身体の中に全神経が集中してしまう。
「んぅ……ん……ぅ………気持ち…悪い………」
尻の中でうねっているのがわかってしまい、おもわず足をもじもじさせる。
それによって少しでは在るが痒みに似た感覚が薄らぐ気がしていた。
身体をごろっとあお向けに転がし、尻を床の凹凸に擦りつけた。
少しでも、少しでもこの感覚から逃げていたい。
その考えからか、涼子のその様子がドーアに直視されているのも気付かなかった。
「ぅぁ…痒…んぁ………んん……ぁ……これ…いい……」
擦り付けは段々と強くなり、押し付けている部分より少し上の布地が湿ってきていた。
魔紅蟲を通した部分ではない、守られた女の部分。
そこの変化は微細だったが、涼子が夢中になっている行為の本質を物語っていた。
「…気持ち悪い…ん…ぁ……きもち…わるいの…ぁん……しないと………」
論理的であった思考はついに破綻し始め、行為事自体に意味を持たせていく。
おぞましさからの逃避であったはずの行為が、その感覚が消えたのに止められない。
尻全体を蝕んでいたはずの感触は今はなくなっている。
そしてそこから伝わる感覚は全て生理的快感に徐々に摩り替わり始めた。
「んぁっぁ……うぁ……んん……んぅ……」
行為が、ただ擦り付けるという行為が、気持ちよくなっている。
もどかしさの分得られる解放という麻薬が、じぶじぶと染み込み脳を犯している。
それを涼子の頭は危機であるとは認識できず、得られる快楽にひたすら溺れている。
354:黒い人@【魔法騎士シードナイツ・青の章】 ◆JKJRKSATYY
08/01/28 19:51:27 RBUUmEYj
「痒い……おしり…かゆ………ぅ…きもち……ぃ……おしり……いぃ……」
押し付けられるちからは先程よりも強くなっている。
秘部からはもはや隠しようが無い量の愛液が零れ落ちていた。
先ほどから、痒みがどんどんと強くなっている。
腕と足で身体を支えて強く揺するものの、得られる快感よりも鈍痒感の方が強かった。
頃合だ、と考えたドーアは用意させた手錠と鎖を繋ぎ、天井から垂らした。
そしてその手錠の輪を両手にかけてしまう。
「ひっ」
両手を挙げて腰を浮かした中途半端な状態で、涼子は拘束されてしまった。
それはつまり今までこすり付けていた床から尻を離すという事を意味している。
浸っていた温い快楽の中から引き摺りだされ、涼子に耐え難い痒みが襲ってきた。
「いやぁ…痒っ……痒いぃ……擦らせて、お尻擦らせてよっ………」
「はぁ?お前、仲間の為に体を売った奴の要求を聞くと思ってんのか?」
「うっ…あぁっ…痒いのぉ…お願い、お願いだから……」
「まったく、何様なんだよ、お前はよぉ!!」
振り上げたドーアの平手が派手な音を立てて涼子のふとももに炸裂する。
その瞬間、伝わってきた感覚に思わず身体が震える。
「―――」
それは強烈な痛みでもなく強烈な恐れによるものでもなく――快感。
尻たぶに伝わった衝撃によって打ち震えた、身体の歓喜の震えであった。
355:黒い人@【魔法騎士シードナイツ・青の章】 ◆JKJRKSATYY
08/01/28 19:51:59 RBUUmEYj
打たれた脚には当然ダメージがあるはずが、それも全く感じない。
いや、涼子にはそれを感じる事ができなかった。
「ほら、可哀想なお前にはこの棒を突っ込んでおいてやるよ」
「んひぃっ!!」
ぐりぐりと押し付けられたのはただの金属の棒。
しかし、その衝撃も痒みをとるには充分だった。
「ぁぁあ……ぁ…………あぁ…………」
「お? こんなので気持ち良くなっちまったか?」
「あ…ぇ………え?」
――気持ちがいい?
違う、気持ち悪さから、痒さから逃れただけだ。
こんな事で、ナイトブルーの私が、気持ちよく、気持ちよく気持ちよく
気持ちよくない。気持ちよくないわけがない。
あの痒みから逃れるのなら、どんな刺激だって充分だ。
気持ちよかった。
気持ちよくなっている。自分の身体が。
お尻に棒を突っ込まれてぐりぐり押し込まれて
むりやり刺されてお尻の穴広げられて固い棒を突っ込まれて……
「きもち……ぃ……いい………」
理性の限界だった。
拘束された状態であの疼きを忘れるためには、この感覚に身を任せるしか無い。
痒みから逃れる開放感。背筋をぞくぞくと走る得体の知れない感覚。
それはもはや快感以外の何者でもなく。
そして涼子を快楽の泥沼へと引き摺り込む蜜毒の感覚だった。
356:黒い人@【魔法騎士シードナイツ・青の章】 ◆JKJRKSATYY
08/01/28 19:52:32 RBUUmEYj
違う、違うと快感を否定する声は未だにどこかでしている。
しかしそれが口から出る前に押し止められ、あられも無い嬌声だけが部屋に響く。
「きもち、ぁ…い…んん……ぁあ…」
身体がどろどろに溶かされ、腰から下が無くなってしまったようだ。
しかしその部分からは絶え間なく熱いうねりが押し寄せる。
まるで自分の身体でなくなってしまったかのように。
(そうだ……私じゃない…蟲がぁ……)
「蟲のせい……だよな」
ドーアが耳元でぼそりと呟く。
極低音のその声は驚くほど自然に受け入れられ、言葉が脳に染みこんでいく。
そう、腰にたまらなく甘美な感覚を与えてくれているのは蟲なのだ。
感じているのは涼子ではなく、蟲だ。
蟲のせいで蟲のお陰で蟲が……
頭の中で急速に回路が組み変えられていく。
脳内麻薬が尋常でないほど分泌され、蟲が神経を侵食する。
身体全体が熱くなり、やがてその熱は臀部へと移って行く。
最後まで残っていた理性の声はどこかへ押しやられ、消えた。
そして……そして、新しい牝が誕生した。
357:黒い人@【魔法騎士シードナイツ・青の章】 ◆JKJRKSATYY
08/01/28 19:53:02 RBUUmEYj
「あひっ、ひゃ、ああぁ……んぁ、ひゃぅ…うぁ…」
青い戦闘スーツは最早無残な姿に変わっており、下半身はほぼ丸出しの状態だった。
幹部の持つ長い金属棒が、ただ抜き差しされている。
しかもそれは女陰を貫くことなく、排泄器官であるはずの肛門を出入していた。
魔紅蟲の本来の効果。
それは、肛門性交のためだけに身体を作り変える効果だった。
どこかに消えたように見えた蟲は下半身全体と背骨へと寄生していた。
全ての感覚をシャットアウトし、ただただ痒みと快感のみを感じ取らせる。
「んんっ……んあっ、ぁんっ…ぅ……ぁんあ……」
眉を顰め、玉のような汗を浮かべながら与えられる満足感に浸る涼子。
その耳には何も聞こえておらず、その目には何も映っていない。
白痴じみた顔で涎をだらだらと零しながら、ドーアの手の動きに翻弄される。
決して激しく無いその刺激も、徐々に堕とそうというドーアの目論見である。
「ぁ、あぁ、んぅっ!……あふ、んん…ぃ……いぃ………」
ドーアが耳元で呪詛を呟くが、涼子は全く反応しない。
魔紅蟲の支配は完全なものとなった。
今例えば彼女に与える肛虐を止めたとすれば、再び愉悦に浸るためどんな事でも行うだろう。
もはや、肛門を中心として思考する人形であるといっても変わらない。
ほんの少し、理性が残っているとすれば。
それはドーアの最悪な嗜好によるものだ。
(コイツとイエローを引き合わせるってのも……クク、面白いことになりそうだ)
悪魔の笑いは、一晩中止まることは無かった。
358:黒い人 ◆JKJRKSATYY
08/01/28 19:55:10 RBUUmEYj
ここで終了です。
波が来れば今日みたいにすぐ1作品書けるんですが、なかなか……
他のもちょくちょく書いていきます。
では。
359:名無しさん@ピンキー
08/01/28 21:45:20 FQ0FpZLG
GJ
360:名無しさん@ピンキー
08/01/28 23:34:11 Oyjyeonn
一瞬>346のウルトラマンと黒の人の作品がごっちゃまぜになったwwwww
とりあえずGJ
361:名無しさん@ピンキー
08/01/29 10:58:08 /I4lQnpj
>>358
痒みで責めるのは基本的ですがこれは濃くエロい…
GJです
362:名無しさん@ピンキー
08/01/30 02:31:34 5/X7Zg8p
不気味なスィングにパラサイトされて虜になるガール
363:名無しさん@ピンキー
08/01/30 05:07:55 9LAMr1OU
ちわ。203です。
例のごとく寄生シーンがとても少ないSSが出来てしまいました。
それでも、書いていいっすかね?
364:名無しさん@ピンキー
08/01/30 05:42:08 SwpSFgJs
>>363
よし、脱いだ
365:名無しさん@ピンキー
08/01/30 05:56:16 kqsILUSv
ちょwwwwww
さっきPCの電源落としちまったからちょっと待ってくれ。
366:名無しさん@ピンキー
08/01/30 05:59:01 drlJIcg8
かはんしんの しょくしゅが かわきはじめた!
367:名無しさん@ピンキー
08/01/30 06:08:05 9LAMr1OU
タイトルの前までは3人称視点
タイトルの後からはノーズの視点となってます。
誤字脱字勘弁。
あと、エロくなかったらスマン。
368:名無しさん@ピンキー
08/01/30 06:12:53 9LAMr1OU
「んっ………うーん。」
ベッドの上で軽く背筋を伸ばすノーズ。
隣には性器を勃起させたまま死んだように眠る男性がいた。
自分の指につく精液を舐め終え、男性の額に手をかざし囁くように呪文を唱える。
「……ルイスマリー………。」
手から淡く光が発光してすぐに消えてく。
尻尾を下腹部に巻きパジャマの下に隠してノーズは宿屋から出て行った。
外に出ると1匹の蝙蝠がノーズに近づく。
手を空にかざして蝙蝠を優しく手のひらに乗せる。
(どう?精液は集まった?)
その蝙蝠からライラの声がノーズの頭に響く。
「はい、男の人からたっくさん搾取しましたぁ。尻尾が重たいですぅ。」
彼女は嬉しそうに蝙蝠に話しかける。
(くふふ……そう。じゃあ、戻ってきて。私と気持ちいい事しよー。)
「本当ですか!?嬉しいですう!」
嬉しそうにノーズははしゃぐ。そして、森の奥に人影を見つけた。
「ライラ様ぁ、もうちょっと時間をもらっていいですか?」
(別に構わないよ。待ってるから気をつけて帰ってきてね。)
「すみません、ライラ様。では失礼しますぅ。」
蝙蝠を空に飛ばすとノーズは早速その人影を追った。
369:名無しさん@ピンキー
08/01/30 06:13:30 9LAMr1OU
奴隷志願~私をあなたの奴隷にして~
そしてある程度彼女に近づいて、作戦を実行する。
「キャアアァァァアァァァァ!!」
私は追っていた女性に気づかせるように後ろで叫ぶ。
その声にビックリしてお目当ての女性が私に駆け寄ってきた。
「はぁ……はぁ………ど…どうしたんですか!?」
私は顔を赤らめて地面に座り込むように倒れた。
「大丈夫ですか?何があったんですか!?」
女性は倒れた私の肩を掴んで数回揺らす。
勿論、私は何も反応しない。
女性は少し考えた後、私をおぶってどこかへ歩いてゆく。
「あのままにしとく訳にもいかないしなぁ……。」
彼女の後頭部で私は気づかれないように笑っていた。
数分後、どこかの室内へ彼女が入ってゆく。
どうやら自宅のようだ。
気絶しているフリを続けている私と一緒に部屋入り、ベッドの上に私を乗せる。
「……起きてから、何があったか聞いてみよっかな……。」
女性は私に気づかれないように部屋から静かに出て行った。
彼女の足音を聞き、私は眼を開けて上半身を起こして部屋を見渡す。
「…ふふ…結構簡単に事が進んじゃいましたね。」
そして、すぐにまた彼女の足音がこっちへ近づき、ドアが開く。
「あっ、気づきました?」
私は今起きた様なフリをする。
女性は私を見て少し驚いたようだったが、私に近づいて話を続ける。
「あなたさっき森で悲鳴をあげて倒れていたんですよ。覚えてます?」
そう言うと彼女はベッドの近くに椅子を持ってきて座り、マグカップを私に渡してきた。
中には暖かそうなコーヒーが入っている。
「…あまり明確には…本当、助かりました。」
私が安堵感を帯びた表情で彼女に答えると、彼女は満面の笑みを浮かべた。
「いやいや、あなたが無事でなによりですよ。あ、遅れましたが私ロジィって言います。」
さりげなく彼女が自分の自己紹介をしてきた。
「私はノーズって言います。」
彼女は続けて私に質問をしてきた。
「そういえば、なんで森の中パジャマ姿でいたんです?」
「……多分、魔物に幻覚を見せられていたんだと思います。
……気づいたらいつの間にか森の中にいて……それで突然怖くなってしまって……。」
私は憂鬱そうな顔を作り、胸の中心を握り体を震わせる。
「……そうですか。……気の毒でしたね。」
どうやら彼女は憂鬱そうな私の顔に騙されていた。
私は顔を赤らめ、もじもじしながら言った。
「あの……助けてもらったお礼がしたいんで、ちょっと眼を閉じてもらっていいですか?」
ロジィは眼を閉じて不安そうな顔を浮かべる。
「……こうですか?」
私は彼女が眼を閉じた事を確認すると、とっさに唇を奪う。
「んっ………んんっ!!」
ロジィは何事かといわんばかりに眼を開き、私を見る。
「んんっ!!んんーっ!!」
彼女はびっくりして私を押し飛ばし、唇が離れる。
「なっ……何するんですか!いきなり!!」
370:名無しさん@ピンキー
08/01/30 06:14:31 9LAMr1OU
私は口周りを拭きながら、尻尾を擦る。
「……これが私のお礼ですよぉ。今からあなたを私と同じにしてあげますぅ!んんっ…!」
今まで隠してきた尻尾を私は彼女に見せる。
「あ……あなた……その尻尾は……………。」
ロジィは私の尻尾を見るなり、顔が青ざめ、歯をガタガタと音を立てて全身を震わせている。
「これ……ですかぁ?可愛いくないですかぁ?あぁあんッ!」
擦っている尻尾を彼女の目の前で見せる。
「……も……もしかして…あなたは……。」
ロジィは私を震える指で私を指し、答えようとする。
「そう、悪魔ですぅ。あんッ!悲鳴をあげた所から全部私の演技だったんですよぉ。」
答える前に私が自分の本性を表した。
「ひぃぃぃぃいいぃいッ!」
彼女が悲鳴をあげた時、私に絶頂が訪れた。
「あぁあああぁあぁあんッ!いっくううぅうぅぅッ!」
尻尾の先から黒いあの子が出てくる。
ロジィは私を見て恐怖で歪んだ顔のまま、椅子から立ち上がって逃げるようにドアへ向かった。
そして、すぐに彼女に変化が起こる。
さっきの私の演技の時同様に座り込み倒れた。
「あ…あれぇ……な……なんでぇ……うごけないよぉ……。」
倒れた彼女は顔を赤らませいた。
ロジィに向かって私は囁くように聞かせる。
「ふふ………私の唾液には媚薬の効果があるんですよぉ。
ほら、こっちに来てください。お礼はまだ終わってませんよぉ。」
私はベッドから降り、床に伏せたロジィをベッドの上へ仰向けに乗せる。
仰向けに寝ているロジィの上で私は彼女の服を剥いでゆく。
上着のボタンを外しスカートを降ろして、ブラを外す。
「いやあん……やめてぇえぇ……恥ずかしいよぉぉお!」
ロジィは顔を赤らめ、瞳に涙を浮かべて私に懇願する。
「女の子同士なんだからそんなに恥ずかしがらなくていいんですよぅ。」
私は寝かせていたロジィの上半身を起こして抱き寄せる。
「さぁ、始めましょうぅ。」
さっき尻尾から出てきた黒い子を掌に取って私はロジィに見せつける。
すぐにその子は変化して、蝙蝠の子供の形になった。
「キィィーッ!」
「ひぃぃぃ!いやあぁあぁッ!」
掌で動く蝙蝠を見てロジィは恐怖に顔をそめた。
「この子は、アナタの体の中に入っていって、あなたを悪魔へと堕としてくれるんですよぉ。」
彼女はその蝙蝠を見て怖れ、ベッドの上で暴れる。
「いやぁッ!やめてぇええ!」
私はロジィが逃げないようにしっかり彼女を抱く。
「私が持ってない器官をあげるんですから、光栄に思って下さいねぇ。」
そして、彼女の背中に蝙蝠を近づけた。
「だめぇえぇぇえぇぇえ!やめてぇぇええ!」
蝙蝠は形を崩しながら、ロジィの背中に張りついて染み込むように入っていった。
「あぁッ!いやぁ!背中から変な感触がするぅ!」
どうやら蝙蝠が浸透しているのがロジィには未知の快楽のようだ。
「あああぁぁあぁぁぁぁあぁぁん!なにこれえぇえぇぇぇぇえぇッ!
体があぁあぁぁ!熱いよぉぉおぉぉ!あぁあぁあああぁあん!」
この蝙蝠は身体の内部に入り込み、全体に快楽神経を張り巡らせる。
私が愛液を吸い終わる頃には寄生も完了して彼女も私の仲間になる。
ロジィの変化を見て私は彼女を誘惑の言葉をかける。
「どうですかぁ?気持ちいいでしょうぅ?」
彼女の背中を見ると私と同じマークが浮かび上がってきた。
「………んはぁん………ふぁあい………。」
逃げようと思っていた気持ちも既にどこかへ吹っ飛んだようだ。
私はさっきと同じ様にロジィに口づけをする。
「んんっ……んはぁ……んんっ………んぷっ………。」
さっきはロジィに拒まれて満足に出来なかったけど、今回は違う。
舌を十分にロジィの中に入れ込んでロジィの舌をもてあそぶ。
甘く、妖艶な香りのする唾液をロジィに流し込む。
371:名無しさん@ピンキー
08/01/30 06:19:11 9LAMr1OU
数分間キスをした後、さっき以上に気持ちよさそうな顔をしたロジィが私を見つめる。
「んんっ……はあぁああぁあん……。」
「どうですかぁ?私の唾液は美味しいですかぁ?ほら、次にいきますよぉ。」
私はロジィの片方の乳を両手で優しく揉みほぐし、
乳首を舐め、立った部分を舌を使いながら回すように舐めたり吸ったりする。
ちゅぷっ、ちゅぱっという音がなんともいやらしい。
「いやあぁん……だめえぇ……おまめ……感じちゃってるよぉお……あぁあん……。」
もう片方の乳も尻尾を周りに巻きつかせて、緩めたり絞めたりする。
尻尾の先を使って立った乳首をいじくる。
ある程度弄った後、今度は反対側を攻めた。
「あぁあぁああん!だめぇえぇ!壊れちゃうう!」
「まだまだいきますよぉ!壊れないでくださいですぅ!」
次に私は自分の乳首と彼女の乳首を合わせる。
彼女の乳は私の唾液と、尻尾の我慢汁によって濡れていた。
彼女は不安そうな表情を浮かべて私に話す。
「な………何を……するんです……かぁ……。」
そして、私は自分自身を揺らした。
私とロジィの合わせていた乳が揺れてロジィの乳首へと振動が伝わっていく。
体を揺らすたびに何度も何度も擦れ、ロジィは嬌声を漏らす。
「うぁあはああん……だめえぇぇえぇ………やめてぇぇえぇええぇ!」
ロジィは相当気持ちいいのか喘いでいる。
「ふふふっ……私のおまめとあなたのおまめがこすれてとっても気持ちよくないですかぁ?んはあぁんッ!」
私も乳首の擦れ合いが気持ちよくて嬌声を漏らす。
「ああぁあぁぁぁあんッ!もうだめえぇぇぇぇええぇぇぇ!」
私が何度も揺らすせいでロジィは軽くイってしまったようだ。
「ふふ……感じてきましたねぇ。更に気持ちいい事してあげますよぉ。」
私は彼女の秘所に手を伸ばしてパンツ越しに丁寧に秘所をなぞる。
「ひゃうんっ!」
「あらぁ、秘所も濡れ濡れですねぇ。そんなに気持ちよかったんですかぁ?」
ロジィは嬌声を漏らして私の手を拒む。
「いやあん……そんな所……触っちゃだめえぇぇ…。」
私は彼女の片手の手首を持ち秘所へとつけさせる。
「あああんッ!」
「あらそおぉ?それじゃあ自分で触ってみてはどうでしょうかぁ?」
私は彼女の手首を持ち、彼女に自分自身で秘所を触らせる。
「あぁあん……そうじゃないのにいぃぃいぃぃ……だめぇえぇえぇぇ……!」
「ふふ……嫌がってる割には気持ちよさそうですねぇ。」
パンツの隙間に彼女の指を入れて快楽を送る。
「あぁあん……くぅうぅうん……うぁああぁあん……だめえぇぇぇ!」
次に私はロジィのパンツを剥ぎとる。
彼女の秘所は毛が生えておらず、とても綺麗だった。
「な……何するんですか…恥ずかしいよおぉぉぉ…。」
「もっと気持ち良い事してあげるんですよぉ。」
私は舌を使って秘所を丁寧に舐め始める。
「ああぁあぁあぁぁぁん!やああぁぁぁぁあぁぁん!」
ロジィは体をピクピクさせながら快楽に浸っている。
私は時々少し舌を秘所の中へ入れて絶えず快楽を送り込む。
そのたびにロジィはとてつもない快楽を感じているようだ。
「んっ………んっ………美味しい………ですぅ……。」
ぺちょっ。
ちゅぷ。
ちゅぱっ…。
「いやあああぁあん!いっくぅうぅうぅぅうぅん!!」
そしてロジィはほどよく私が舐めると絶頂に達し、疲れてベッドに倒れた。
私は速く息をするロジィを再び起こし、誘惑を始める。
372:名無しさん@ピンキー
08/01/30 06:20:01 9LAMr1OU
「ロジィさん……私の心を分けてさしあげますぅ。」
紫色のオーラを発生させ、私達を包む。
次第にロジィが気持ちよさそうな声を漏らした。
「あぁ……あああぁぁあ………ぁあぁぁあぁ…。」
彼女の眼がどんどん虚ろになってゆく。
「ねぇ…ロジィさん……人間って一体なんなんでしょうねぇ?
常識の中で生きて、こんなに気持ちいい事も恥じらいだと思い、
嘘で誤魔化して、1人1人を大事にしない人間って醜くないですかぁ?」
彼女の人間としての心を壊すために私は彼女を魔物へする為に誘う。
「た……くうぅん……確かに……そうかも……あぁあん………しれないけど…………でも……。」
寝転んで抱き合った状態で私はズボンを降ろして、ロジィの秘所に自分の秘所を合わせて擦り始めた。
「あんっ……いやぁん……気持ちいいよぉぉぉおお…。」
私は秘所を擦り続けながら彼女の言い分を無視して言い続けた。
「悪魔になれば……あんっ……自分のやりたい事やって、……気持ちいい事して最高ですよぉ……んはあぁん…。
私はライラ様って……ぁあん…いう悪魔に仕えるひよっ子の悪魔ですけどぉ…うぅん……、
誰かに仕えて愛されるってのもぉ……あぁん……いいものですよぉ。」
私はゆっくり動かしていた秘所を押しつけるようにそしてさっきよりも速く動かした。
「はああぁぁあん!もうダメですぅううぅうぅぅぅぅうう!いっくぅうぅぅうぅぅ!」
ロジィがイった瞬間、彼女の中から何かが壊れる音がした。
どうやら今の絶頂の瞬間、ロジィの人間としての心が完全に壊れたみたいだ。
彼女の人間としての心は壊れ、代わりに魔物の心が芽吹きだしたのだ。
「あはあぁあん……ノーズさん………私を……私をおぉぉお……悪魔にしてくださいいぃぃ……。」
「……本当にいいんですかぁ?悪魔に変わったら一生人間には戻れないですよぉ?」
合わさっていた秘所を離して彼女を見つめる。
「いいですよぉぉぉお……私を魔物にしてくださいいぃいぃい…。」
そして私はロジィに見せるように尻尾をウネウネと動かす。
「じゃあ、私に犯されて愛液を吸われる事を約束してもらっていいですかぁ?」
「あぁあん!約束しますうぅぅう!もうどうでもいいから
早くその尻尾で私のお○んこをグチャグチャにして、私の愛液を吸って犯してえぇえぇぇ!」
ロジィは自分の秘所のヒダを指で広げて犯されたい事をアピールしている。
「ふふふ…解りましたぁ。」
ロジィが自分から犯される事を願った瞬間、私の心は優越感を味わった。
373:名無しさん@ピンキー
08/01/30 06:20:36 9LAMr1OU
「ふふふ…魔性の快楽へようこそですぅ…。」
じゅぽん!という音と共に私は彼女の秘所に尻尾を入れ込んだ。
「うあぁあぁああぁああん!」
入れた瞬間ロジィは嬌声をあげた。
私はロジィの膣内で何かを破く感覚がした。
「あらあら、処女だったようですねぇ………。」
彼女の秘所から血が垂れ、尻尾から血の暖かさが伝ってきた。
「はあん……血が出ちゃってるぅううぅう……。」
破瓜したというのにロジィはとても気持ちよさそうだ。
「本来は破瓜したら痛みが伴うんですがぁ、蝙蝠の寄生が結構進んでるようですねぇ。」
「だめえぇえ!もうイっちゃいそうだよぉぉおおぉおぉお……。」
計り知れない快楽を味わい、ロジィは叫ぶ。
「まだイっちゃダメですよぉ。」
「あぁあん………やあぁあぁん……気持ちいぃよぉ……。」
私は尻尾を次第に速く動かしてゆき、何度も何度もピストン運動を繰り返す。
「はあっ!あぁあんッ!だめえぇえぇえぇえッ!いっちゃうぅうぅうぅぅぅッ!」
ブシュッ!
そしてロジィの秘所から大量の愛液が溢れだした。
外に出た愛液は尻尾を伝い、ベッドへ垂れた。
ピクピクと痙攣しているロジィ。眼は虚ろになって口から涎がだらしなく垂れている。
「それじゃ、約束通り愛液をもらいましょうかぁ。」
ロジィの秘所に再び私は尻尾を入れこんでゆく。
尻尾に力を少し入れて溢れだしている愛液を吸い取ってゆく。
「あぁん………いいよぉ……たまんないよぉ……。」
ロジィは嬌声を漏らし、両胸を掴みながら与えられている快楽を貪る。
数分間愛液を吸い取りジュルッ!っという音と共に私はロジィの秘所から尻尾を抜いた。
「あっはぁん……精液も美味しかったけれど、愛液も血が混じって切ない味がしてとっても美味しいですぅ。」
私に愛液を吸われ終わった後、ロジィは自分を抱いて悶えていた。
「ふふふ…始まりましたねぇ。」
「はぁっ……くぅうん………背中が……あついよおぉぉ……あぁああぁあんッ!」
ズニュっという音と共に彼女の背中には1対の蝙蝠の様な翼がとても小さく生えてきた。
「うあぁん……はあっ………あぁあん………。」
「……寄生完了ですぅ!おめでとうございますぅ、これであなたも私と一緒ですぅ。」
私はロジィを抱き、彼女に生えてきた翼を触ると、おもむろに嬌声をあげた。
「今からあなたはルースタと名乗ってくださいぃ。悪魔としてのアナタの名前ですぅ。」
「…あぁああん……はあん………ルースタ……私の……新しい…名前……ぁあん…。」
「そう。ルースタ。とっても良い名前じゃないですかぁ?」
「はい………んはぁ………あぁああぁん……。」
彼女は喘いでいるロジィから離れ、パジャマを整える。
「じゃあまた来ますから、また愛液をよろしくお願いしますぅ。」
「……はい………わかりましたぁ…。」
ロジィは疲れて眠りに落ち、私は彼女の頬に軽くキスをしてライラ様の待つ自宅へ戻っていった。
続く?
374:名無しさん@ピンキー
08/01/30 08:11:23 R27ciVJb
>>373
とりあえずGJ。
やっぱりもっと寄生シーンがあれば良かった。
375:名無しさん@ピンキー
08/01/30 12:51:25 kqsILUSv
レスサンクス。
参考になるよ。
376:名無しさん@ピンキー
08/01/30 14:07:27 gqMbnYli
乙×風さんの無限の果肉って八話以降出てないのか聞きたいんですがどうですかね?
377:名無しさん@ピンキー
08/01/30 17:10:10 kqsILUSv
あれから音沙汰無いよ。
378:名無しさん@ピンキー
08/01/30 21:08:47 hEqd9OtV
なんか最近
「寄生スレに悪堕ちスレ向けの」「悪堕ちスレに寄生スレ向けの」
SSやネタが投下されている気がするなー
どちらにせよネタそのものは大変美味しゅうございましたなので俺的には構わないんだが
379:名無しさん@ピンキー
08/01/30 21:15:58 wH0Y0I7V
文字にしろ画像にしろ、この手のネタって部分部分は被ってるからねぇ
しかも人によって定義の細部が違ってるから難しいよ。
変に拘りもたず許容していったほうが良いと思う。
380:名無しさん@ピンキー
08/01/30 21:44:02 FV+cZVnY
寄生・改造・悪墜ち
この辺は確かによく被るな
381:名無しさん@ピンキー
08/01/30 23:31:52 9LAMr1OU
>>378
申し訳ない。
考えれば考えるほど悪堕ちになっていっちゃうんだ…。
382:名無しさん@ピンキー
08/01/30 23:38:29 0MKtFJPB
しかし、悪墜ち、改造と被らないと言うことは、精神・肉体の変化を
伴わないということになるから結構難しいな。
383:名無しさん@ピンキー
08/01/31 00:11:11 6iFZd0QG
このスレでの改造とは「寄生させて虜にし、その過程または結果として肉体を変容させる」…って感じだと思う。個人的だが。
女の子が「虜で夢中になる」訳だから悪堕ちを含むのもしょうがない気もする。
寄生要素があるか寄生をメインに書くならこっち、悪堕ちに力入れるならあっちって感じ?
384:名無しさん@ピンキー
08/01/31 00:13:09 bw1lT+kr
全部取り入れちゃえばいいんでね?
385:名無しさん@ピンキー
08/01/31 00:54:48 2eeKR8T1
384がいい事言った
386:名無しさん@ピンキー
08/01/31 01:45:28 n8x4LD+r
かといってスレ合流するほどは近くないし、384案が最も華麗。
387:名無しさん@ピンキー
08/01/31 02:04:53 B+awBRRg
要するに寄生をさせながら悪堕ちさせるのかッ!
388:名無しさん@ピンキー
08/01/31 03:36:57 wVCaiatC
ここは寄生スレらしく悪堕ちスレに寄生するんだ!