嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ その44at EROPARO
嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ その44 - 暇つぶし2ch550:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:34:48 oQUbgYnk
「私ね、啓祐君のことが好きなの。愛してるわ。
ずっと前に優香里に言ったわよね?」
「だからなによ!? 啓祐は私と付き合ってるのよ。人の彼氏を横取りする気?」
「啓祐君を苦しめておいて彼女面しないで。啓祐君が優香里のせいで
苦しんでいるのが分からないの?」
「バカ言わないで。私が啓祐を苦しめてるって? そんなわけないじゃない。
だって私は啓祐を愛してるのよ。変な事言わないで!」
顔をグシャグシャにして叫ぶ優香里の顔は醜い老婆にしか見えない。
人はここまで変わるのか。人はここまで醜くなるのか。
いや、嫉妬に胸を焼かれた私の顔もきっとこんな醜い顔をしていたのかもしれない。
私は振り返って啓祐を見る。
啓祐は困り果てた顔で私と優香里を見ている。
そんなみっともない顔をしないでよ。そんな情けない顔は啓祐には似合わないよ?
「啓祐君。私は啓祐君が大好きです。ずっと前から好きでした。
私と―付き合ってください」
言いたくて言えなかった言葉。初めての告白。胸に閉まっていた言葉。
心臓の鼓動が激しく鳴って胸が張り裂けそうになる。
啓祐と見つめあって返事を待つ。
後ろから優香里の怒声が聞こえてくるが、今は小さくしか聞こえない。
啓祐は固く結んでいた口をゆっくりと開き、
「―俺も綾が好きだ。俺でよければ―いや、俺と付き合ってください」

それからの事はあまりよく覚えていない。幸せ過ぎて思考が停止していたのだ。
あとから聞く話だと、泣き叫びながらすがりついてきた優香里に
啓祐は別れようと告げ、優香里を置いて私達は啓祐のマンションに行ったらしい。
私の記憶はうろ覚えであちこち記憶が飛んでいたが、優香里の顔はよく覚えている。
絶望して奈落に突き落とされた亡者の顔だった。
涙を流しながらみっともなく口を開き、膝をついた敗者の顔。
私は優香里のその顔を思い出すと少しだけ胸が痛んだ。
でも啓祐の腕に抱かれる喜びに比べたらそんな痛みは路傍の石のようなものだ。
そのうち優香里の顔を思い出しても胸が痛むことはなくなった。

三ヶ月前の出来事。私が幸せになった日の出来事。
私は啓祐の彼女になった。

551:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:35:40 Sx+iV6/i
塩バターにきむちもいいぞ?

552:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:36:02 oQUbgYnk
マンションから出て公園まで歩きで15分。待ち合わせの時間より少し早くついてしまった。
12月の夕方は夕方とは言わないんじゃないかと思う。
5時を過ぎると外は暗くなり、6時になるとすでに真っ暗だから夜と言ってもいいと思う。
街灯の光は頼りない。それでもクリスマスを祝う沢山のライトが闇を照らしてくれる。
無数の色鮮やかで綺麗なライトは地上に降ってきた星のようだ。
まるでおとぎ話の世界に迷い込んでしまったんじゃないかと錯覚してしまう。
公園の中心にある噴水は虹色の光でライトアップされている。
噴水の水がライトの光を反射して、幻想的な光景に思わず目を奪われる。
噴水の前のベンチに腰を下ろす。ヒンヤリと冷たいベンチも、目の前の綺麗な噴水を見ているせいかそれほど苦にはならない。
ふと周囲を見渡すと、公園には誰もいない。
時間帯のせいもあるのか、それとも外は寒いからなのか、公園には私だけしかいない。
まあこの幻想的な雰囲気を独り占めできるのも悪くない。
啓祐が来たら二人でゆっくりとこの雰囲気を楽しむのもいいかな。
ぼんやりと噴水を眺めていると、コートのポケットの携帯が震えだした。
(あっ、啓祐かな?)
立ち上がってポケットに手を入れると、突然背中に何かがぶつかってきた。

ドンッ―

軽い衝撃。その次に何かがぶつかった場所が熱くなる。
訳が分からずに背中を左手で触ると、指に冷たくて硬いモノが触れた。
指に何か液体のようなものがついて、なんだろうと指を見ると、赤い液体が手にベットリとついている。
「―えっ? なに、これ…?」
背中に何かがぶつかって、指に硬いモノが触れて、それで、なんで手がこんなに赤いの―?
「ふっ、ふふふ…うふふふ…」

突然、背後から笑い声が聞こえてきた。
驚いて首を反らせて振り返って見ると―。

553:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:37:13 oQUbgYnk
「ゆ…優香里?」
「うっふふふふふ…メリークリスマス、あ~や」
首を反らせて背中を見ると、久しぶりに見る優香里が笑顔で屈んでいた。
優香里は背中に隠れるように、見下ろす私を見上げるように屈んでいる。
「優香里…どうしてここに……?」
「うん、ちょっと泥棒猫を退治にね?」
優香里はそう言って私を突き飛ばすように押してきた。
突然の事に驚きながらも二、三歩つんのめるようにして前に足を運ぶが、何故か足に力が入らずに私は倒れてしまった。
私は噴水の前に倒れこみ、優香里に文句を言おうと立ち上がろうとするが、何故か身体中から力が抜けていく。
(…あれ? なんで? なんで立てないの?)
横に寝そべるように倒れていると、今度は腹部に衝撃がきた。
あまりの痛みに口から内臓が出そうだ。呼吸が出来なくて苦しくて涙が溢れる。
「メリークリスマスってさぁ、ベリー苦しみますって昔誰かが冗談で言ってたわよね?
あれって誰だったかしら? 私の記憶だと、お笑い芸人が言ってたのよね」
さっきまで私の背中の方から聞こえてきた優香里の声が、今度は上から聞こえてくる。
楽しそうに世間話をするように話かけてくる優香里を見上げて私は気づいた。

優香里が私のお腹を蹴ったんだ。
冗談抜きで、おもいっきり。
倒れていると、今度は意識が朦朧としてきた。
どうしてこんなことになったのかが不思議で優香里を見上げると、優香里の左手には赤い何かが握られてる。
噴水のライトが当たらずに暗くてよく見えない。
目を凝らして優香里の手に握られてるモノを見ていると、
「あっ、コレ? これね、よく切れるのよ。
さっきもブッスリ綾の背中にも刺さったし、ホント良い包丁だわ。
魚を捌くの苦手だからあんまり使ってなかったんだけど、意外なことで役に立つもんだよね」

554:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:38:16 oQUbgYnk
優香里の手に持っているものがライトに照らされる。
優香里の左手に握られてるモノは、魚を捌くのに使う「刺身包丁」だった。
包丁は刃の半分まで赤い液体で濡れていて、包丁の先から赤い雫がポタポタと落ちていく。

(ああ、そうか。優香里があの包丁で私を刺したんだ。
それであの赤い液体は私の血なんだ…)

段々と意識が薄れて行く中、優香里が私の肩を足で押して私は仰向けになる。
空は雲に覆われて星が見えない。
その代わり、白い雪が星のように空から降ってきている。
「…ホワイト…クリスマスだ。ねえ、優香里?
どう…して今日なの? どうして、私は殺されな、きゃいけないの?」
優香里は答えない。
さっきまで笑顔で雄弁に喋っていた優香里は無表情で私を見下ろしている。
「嫌だよ…私まだ死にたくないよ……
今日って、クリスマスだよ? こ、これから啓祐と、幸せにな、なるんだよ?
ねえ、優香里……私、死にた」
包丁でお腹を刺された。
腹部と背中の激痛で声が出ない。
咳き込むと口から血が溢れた。
口の中が血の味でいっぱいになる。嫌だよ。まだ死にたくないよ。
「啓祐は私のモノよ。アンタなんかに渡さないわ。
薄汚い泥棒猫はここで薄汚く死ぬのがお似合いよ。
うふふ…あっははははははははははははははははははははは」
優香里は笑いながら何度も私のお腹を刺す。何度も何度も何度も何度も。

痛みがなくなり、体が動かなくなる。嫌だ。
嫌だよ。嫌だ。まだ死にたくない。死にたくないよ啓祐―。

頬に雪が触れて冷たい。明日は雪が積もるかもしれない。世界中が幸せに溢れるかもしれない。

私だけをおいて――。

555:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:38:46 oQUbgYnk
投下終了です
以降投下ラッシュが発生に10ペリカ!

556:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:39:31 bp09mB1s
>>551
ネギ塩ラーメンだろやっぱ

557:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:41:50 8V1UaGA4
GJ!
良いもの見させてもらいました。

558:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:48:46 xhVj8Ehj
ん~、なんかこのまま終わっちゃうのは・・・
綾が死ぬにしても彼氏が現場に現れて欲しかったな。


559:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:49:26 pnUfaQQX
俺はシーフードヌードルミルク味かなあ・・・
案外なんでも合うよ牛乳入れると

560:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:52:04 F0X8iRWO
投下後2分で感想レスって・・・w
こんなあからさまな自演見たこと無いwwww
どんな速読なんだよw

561:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:59:40 Se1pX9tL
またコピペかよ、能がないなぁ
どっからパクってきたんだ

562:名無しさん@ピンキー
07/12/25 02:11:35 HaKJLXrj
クリスマスに照準合わせてたんだろうなぁ
どうしようか迷った挙げ句の投下なんだろうけど
なんか「やっちまったなぁ」ってのが正直な感想
どうせなら避難所に投下してあげればよかったのに

563:名無しさん@ピンキー
07/12/25 02:18:40 lmYMTiSu
>>555
何という全速力ストレート
やっぱり背後からブスリってのが修羅場の醍醐味ってもんですよ
GJで御座いました

564:名無しさん@ピンキー
07/12/25 02:57:43 oQUbgYnk
えっ?ちょっと待って!?
>>561>>562にいろいろ言いたいのは放っといて投下ラッシュは?
だってクリスマスだよ!?投下大会だよ?えっ?マジで?
みんな彼女とイチャイチャチュッチュかよ…

……サンタ探しに行くわ。うん、ちょっとボコりに

565:名無しさん@ピンキー
07/12/25 03:10:18 8V1UaGA4
>>560
リアルタイムで更新しながら見てたからな、普通だろ。

566:名無しさん@ピンキー
07/12/25 03:34:49 wV5S1U1f
まあ人の尻馬に乗っての投下しか出来ないようなヘタレだしな・・・
つぅかいちいち人の顔色伺ってんじゃねぇよ
誘いうけ&きもい馴れ合いレスに生理的嫌悪感催すんだが?
うざいうえにつまらねぇんだよ
クリスマスになんなんだお前は・・・

567:名無しさん@ピンキー
07/12/25 03:38:20 KBPYHFyi
マジで痛いバカのいるスレはここですか?

568:名無しさん@ピンキー
07/12/25 03:40:14 EloaK+e3
今日が終わるまではクリスマスなんだよね……

569:名無しさん@ピンキー
07/12/25 03:41:41 iDjdNcyJ
クリスマスが終わったら安くなったケーキ買うんだ…

570:名無しさん@ピンキー
07/12/25 05:47:50 lmYMTiSu
俺はクリスマスにこんな板にはりついてるお前等に
少々の生理的嫌悪感とどうしようも無い愛しさを感じる
メリークリスマスお前等・・・俺

571:名無しさん@ピンキー
07/12/25 09:06:31 oYWydRyc
なれ合いレスうぜぇ
特に投下した奴のID変えないレスきもすぎ
死ね

572:名無しさん@ピンキー
07/12/25 12:05:03 2Z6zpiNZ
即興とか言ってクリスマス投下を狙って書きためてたの見え見えなんですがw
お盆過ぎたあたりから必死で書いてた分、思い入れも強いんだろうけど

まさかスレがこんなことになっていようとは、書き始めた時には思いもしなかったよな

573:名無しさん@ピンキー
07/12/25 12:49:42 M8awRXym
クリスマス……

クリスマスと言えばケーキ。
ケーキと言えばナイフ。
ナイフ……と言えば、修羅場。

574:名無しさん@ピンキー
07/12/25 12:54:04 SMj5KyCl
>>570
今日はカップルがいちゃいちゃしているのを心の中で祝福したり
修羅場ったりしているのを見て心の中でニヤニヤして過ごそうか…

575:名無しさん@ピンキー
07/12/25 13:54:04 b6wCQojr
いちゃもんつけてた奴らはクリスマスの深夜に特に荒れがひどかったというのを見ると、
今までの職人への嫉妬っぷりも許せるような気がしてくるから人の気持ちというのは実に簡単なものである気がしてきます

576:名無しさん@ピンキー
07/12/25 13:57:57 8LHdH8iD
あの時間にこのスレにいたって事はソーユーことだもんな

577:名無しさん@ピンキー
07/12/25 14:38:09 oQUbgYnk
しかし即興じゃなきゃ即興と書かないわけなんだが
俺のクリスマスの4時間の努力はなんだったんだろう…
初めて荒らしを○したいと思った性夜の夜

578:名無しさん@ピンキー
07/12/25 14:45:22 b6wCQojr
>>577
タイミングが悪かった。荒らしをスルーしようとしてるのかSSに嫉妬したのかなぜかラーメントークが始まったりな。
ラストの締め方がきれいで一気に引き込まれたぞ。

579:名無しさん@ピンキー
07/12/25 14:58:24 oQUbgYnk
>>578ありがとうよ…

やっぱりタイミング悪かったか…
しかし悔しいから今夜リベンジしようかと思ったりする

580:名無しさん@ピンキー
07/12/25 15:02:00 SMj5KyCl
>>579
是非とも頼む
何と言っても今日はクリスマスですから
これ程嫉妬が似合いそうな日は無い

581:名無しさん@ピンキー
07/12/25 15:05:29 pSox8t04
>>577
荒らしも一人でさびしかったんだよ・・・。大きな気持ちで許してやろうぜ!

582:名無しさん@ピンキー
07/12/25 15:16:53 b6wCQojr
というわけでよい子は静かにクリスマスプレゼントを待つのです。
それは昨日だろなんてツッコミは聞こえないのです。

583:名無しさん@ピンキー
07/12/25 15:24:27 oQUbgYnk
んじゃちょっと頑張ってみようと思うが仕事終わるのがいつになるやらわからん
昨日かなり全力で頑張ったからネタも思いつかない

なんでどんな内容がいいか教えてください
できれば軽いプロットか設定みたいなのを書いてくれれば嬉しい

584:名無しさん@ピンキー
07/12/25 15:27:50 b6wCQojr
無理しなくていいぞ、昨日あれだったからちょっと間を置きたいだろうに。思いつかないときに無理に考えなくていい。

585:名無しさん@ピンキー
07/12/25 15:38:14 oQUbgYnk
>>584
お前の優しさに全俺が泣いた

んじゃ18時までになんもなければ今日は止めときます

586:名無しさん@ピンキー
07/12/25 16:25:57 ngiflgAT
もう、このスレはダメだな
まともな作品の一つも投下されることもないだろうね

587:名無しさん@ピンキー
07/12/25 17:23:39 3dbTcnmk
>>586
といわれると逆に書いてみたくなる。
・・・・・・後6時間強か。




間に合わなかったらごめんね。


588:名無しさん@ピンキー
07/12/25 18:24:59 1iPuN5+m
実はもう書いてあるSSを投下しようとウズウズしてるの見え見えだよw
なんか「4時間」を殊更に強調したがっているようだけど、
そんなに時間かけた結果があの出来だというのなら見込みはないよ
書き手は止めといたほうがいい
肩の力を抜いて一緒にラーメンの話でもしていようぜ

そうそう、SSの中にリアルタイムのニュースとかを無理に盛り込んだりする小細工はしなくていいよ
余計に惨めになるだけだから

589:名無しさん@ピンキー
07/12/25 18:27:24 Dsufqt0y
うんっこおおおおおおおおおおおおwwwwww






















うんこっこw
コレ忘れてるぞw

590:名無しさん@ピンキー
07/12/25 18:59:21 oQUbgYnk
なんもなかったけど書けるネタ思いついたから帰ったら書きます

つまり>>588は俺に投下するなと言いたいのか?
そりゃ無茶な相談だ。俺は>>580->>582とその他の住人のために投下する

591:名無しさん@ピンキー
07/12/25 19:28:49 0T3zp4GP
ま、何事もほどほどに

592:名無しさん@ピンキー
07/12/25 19:42:02 2L1NDl/i
荒らしも現実で充実していないのか昨日、今日は勢いがあるなw
長い目で見守っていこうぜ。

593:名無しさん@ピンキー
07/12/25 20:02:08 oj5NN+6U
せめて、SSを書いて現実から逃げたらいい

594:名無しさん@ピンキー
07/12/25 20:58:17 UxkL+28X
>>590
惚れた


てか荒らしが来てから結構経つよね、よく飽きないでコツコツ荒らせるもんだ 

595:名無しさん@ピンキー
07/12/25 21:50:38 8LHdH8iD
荒らし自身もだいぶ飽きてきたって感じがするけどな
住人の反応も適当になってきたし

596:名無しさん@ピンキー
07/12/25 22:22:44 gesoEbwZ
ぶっちゃけ羽虫とかが現れ始める頃は躍起になってやっつけたりするけど
だんだん慣れてきたらどうでもよくなってくるのといっしょ

597:名無しさん@ピンキー
07/12/25 22:58:40 8LHdH8iD
ああ、夏のセミとかみたいな

598:名無しさん@ピンキー
07/12/25 23:55:09 3dbTcnmk
間に合った・・・・・・投下します

599:名無しさん@ピンキー
07/12/25 23:57:30 3dbTcnmk

 今日は12月24日。
 街は煌びやかなイルミネーションで彩られ、そこかしこからクリスマスムードが溢れ出す中、恋人たちが愛を交し合う。
 幸運なことに、そんな特別な日を共に過ごす予定の恋人が僕にもいた。
 付き合ってもう一年になる、美人で、性格がよくて、大学でも一二を争うくらいの女の子――白井さんだ。
 当初は、そんな彼女とクリスマスデートでもしようかと計画していたが、彼女がまとまった時間がどうしてもとれないということで、夜から僕のうちでパーティーをすることになっていた。
 「ごめんね、ごめんね」としきりに謝る彼女に、準備をして待っているからなるべく早くおいでね、と答えたのは一週間ほど前だったか。
 申し訳なさそうに、けれどどこか嬉しそうな表情で頷いた彼女の表情は、今でも僕の中で鮮明に残っている。

 クリスマスを一緒に過ごそうとするのは二度目になる。
 一度目、一年前のクリスマスは、二人がまだ付き合い始めたばかりの頃だった。
 ――その時の思い出は、あまり思い出したい類のものではなかった。
 その時のことを思い出す度、僕は胸が締め付けられるように苦しく、切なくなり、自責の念に囚われ続けていた。
 彼女もまた、そんな僕を見て気まずそうな表情を浮かべ、そしてその瞳に僅かな嫉妬の炎を揺らめかせていた。
 だからこそ、僕は今年は二人にとって最高のクリスマスにしたかった。
 白井さんにとっても、僕にとっても最高の、思い出したとき幸せな微笑を浮かべられるようなものになるように、と。
 約束通り、室内は街の装飾ほど華美ではないものの、色とりどりのレースやライトで飾り付けられ、それなりに華やかで楽しげな雰囲気を醸し出している。 
 美味しそうな料理やケーキなんかもテーブルの上に並び、後は彼女の到着を待つだけ、といった感じだった。


 そして今現在。僕はその部屋にて一人馬鹿みたいに立ち尽くしている。
 手に持った携帯電話から何やら大声が聞こえてくる。
 主治医と名乗った男性が、先程から何度も「落ち着きなさい」「必ず見つけ出すから」「もう直ぐ戻ってくるかもしれない」といった類の科白を連呼しているからだろう。
 だが、その声は僕の耳には入ってきても頭にまで入ってこず、単なるノイズとして処理されていたのだった。
 携帯から呼びかける声に反応する余力などない。
 僕はただ、崩れ落ちそうになる体を支えることだけで精一杯だったのだから。

 この瞬間、僕の脳が理解していたことは一つ――妹が施設から逃げ出したということだけだった。


 そう。ここまで言っていなかったが、僕には妹が一人いる。
 彼女の名前は可憐。
 その名の通り、まるで一輪の花のように清楚で、可憐な少女だ。それだけでなく、彼女はとても優しく、知的で、周囲の人望も厚く、そしてその事を鼻にもかけなかった。
 学校の男は妹のを恋心と下心の交じり合った視線で、女は羨望と嫉妬の交じり合った視線でいつも見詰めていた。それほどまでに(兄の僕から見ても)彼女は魅力的だったのだから無理はない。
 そう、可憐ははとても僕の妹とは思えないほどに、正に完璧を絵に描いたような人間だった。

 ―――ただ一点。『明らかに異常なほど兄を慕っている』ということを除けば。


600:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:02:17 f7qbwzrF

 僕もまだ幼かった頃は気にすることもなかった。兄妹間で仲が良いのはいいことだ、と。
 可憐と同じ年頃の妹をもった同級生が、妹への不満を愚痴る姿を見て、何となく優越感に浸ったこともあった。
 周囲もそう思っていたらしく、いつも僕の傍にいた可憐を「本当にお兄ちゃんっ子だね~」などと微笑ましく見守っていた。
 それがいつの頃からだっただろうか。徐々に僕は可憐の自分への好意が単純な兄妹愛などではないのだと気が付きだした。
 確証はない。けれど、彼女の僕に対する態度や接し方を見れば、いくら鈍感な僕でもわからない筈はなかった。
  
 僕も勿論可憐のことは好きだ。可愛くて、素直で、誰よりも優しく、誰よりも僕を慕ってくれる。そんな可憐を嫌うことなど有り得なかった。
 だけど同時に、その感情が妹以上になることもまた、有り得ないことだった。
 僕にとって可憐は妹であり、その一線を越えることは彼女がどれだけ熱望しようとも不可能だったのだ。
 けれど、そんな僕の気持ちとは裏腹に彼女はますます露骨に自分の気持ちを表すようになる。
 そして、それに比例するように彼女の独占欲も日毎高まっていった。
 可憐が必要としていたのは僕だけであり、同時に僕もまたそうであることを彼女は望んでいたのだ。
 そうした可憐の狂おしいほどの愛情と嫉妬心に触れる度、僕はそこから必死で目を逸らし続けていた。

 登下校時に一緒に――手を繋いで、ある時からは腕を組んで――歩き、その途中話しかけようとする女子を恐ろしい眼で睨みつける時。
 僕が風呂に入っているときに自分も一緒に入ろうとしてくる時。
 僕が眠っている間に、いつの間にか同じベッドで眠り、朝嬉しそうに僕の寝顔を眺めていた時。
 バレンタインに僕が貰ったチョコレートを、妹が恐ろしい笑顔を浮かべて全て叩き割ってしまった時。
 その後、恥ずかしそうに手の込んだ手作りのチョコレートを渡され、それを口移しで食べさせられそうになった時。
 ・・・・・・可憐が部屋で僕の服を着て、何度も何度も僕の名を呼び、一心不乱に秘所を弄っていたのを見てしまった時。
 その度に僕は何度も自分に言い聞かせていた。
 これはあくまで一時的なものなんだ。いずれ可憐が恋をして、好きな人が出来たら直ぐに忘れてしまうものなんだ、と。

 ああ――今ここで懺悔しよう。つまり、僕はただの卑怯者だったのだ。
 恐かった。
 可憐の想いに応えることが恐かった。それで彼女が世間の奇異の目にさらされることが。そして、何より可憐のあれほどの愛情を全て受け止めることが。
 可憐の想いを否定することが恐かった。それで可憐が傷ついてしまうことが。そして、何よりそれで自分が死ぬほど苦しむであろうことが。
 そして僕は何も気が付かないふりをすることにしたのだ。居心地のいい、可憐の兄という立場が変わってしまうことを拒否して、必死で鈍感な兄を演じ続け――可憐を苦しめて続けていた。

 一年前の出来事も、結局のところ僕が引き起こしたも同然だったのだろう。


 一年前、僕は新しく大学で新しく彼女ができたことで浮かれていた。
 それまでは妹と同じ学校――可憐の学力なら県内最高の進学校も選択できたのだが、彼女は頑なに僕と同じ平凡な高校への進学を望んだ――だったため、女友達さえ僕にはいなかったのだ。
 ようやく妹の影に怯えることなく、僕は自由に大学で交友関係を広げることができた。
 それまで妹以外殆ど接することのなかった女の子との会話は、僕にとって新鮮で、楽しいものだった。そしてその中で白井さんと出会ったのだった。
 お互いに初めは何でも話せる友人という感じだった。それが一緒に遊びに行ったり、同じ時間を過ごしたりしていくうちに、段々とお互いを意識していった。
 それから暫くして僕は勇気を出して告白し、白井さんは満面の笑顔と共に、僕の想いを受け入れてくれたのだった。

 勿論、そのことは妹には言っていない。
 その理由はさっき述べた、可憐の愛情を直視したくないものが主だったものだ。
 また大学に進学してからというもの、学校が違う為昼間僕に会えない、お兄ちゃんを守れない、と可憐が若干精神的に不安定だったためでもある。
 とにもかくにも、色々考えて、いずれ時期を見て可憐には僕たちのことを話そうと思っていた。
 そうして僕は可憐の目を盗んで白井さんと交際し、関係を深めていったのだった。
 今から考えてみれば、この時可憐は何となくわかっていたのかもしれない。
 昔から僕のことをずっと見詰めていたのだ。些細な、自分で気が付かないほどの微細な変化にも、可憐が気が付いていた可能性はある。

601:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:06:05 8H9i7gnG
なんかキムチ臭いな

602:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:07:47 LbfyULVf
で、一万年はやっぱり半年後にならないと出てこないのか
いなけりゃいないで寂しいようなキモス

603:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:08:37 f7qbwzrF

 そして丁度今日、一年前の12月24日。
 その日の夜、僕は白井さんの部屋にいた。その頃僕は家族と一緒に住んでいたため、マンションで一人暮らしをしてあった彼女の家は丁度よかったのだ。
 もしも泊まりになったとしても酔いつぶれて眠っていたといえばいいと考え、予め可憐には友達と飲んでいると言っておいた。
 デートも食事も終えた僕たちは、彼女の部屋に行き、どちらともなく唇を重ねた。
 そしてそれを合図に、いつものように何度もキスを繰り返し、互いに愛を囁きあいながらベッドへとなだれ込んだ。
 恥ずかしそうに頬を染める白井さんの体を抱きしめながら、僕は胸に手をあて、その豊かな質感を思う存分味わう。
 僕の手が動く度に漏れる彼女の喘ぎ声をもっと引き出そうと、僕がその服に手をかけたときだった。
 
 ドンッ!! ドンドンドンドン!!!
 と、いきなり叩きつけられるような音がドアから鳴り響いた。びっくりした僕が慌てて体を起こすと、
「お兄ちゃん!! そこにいるんでしょう!? 可憐だよ! 開けて、今すぐ開けてっ!! お兄ちゃん、お兄ちゃん!!」
 ドアの向こうから大声でそう呼びかけられた。
 いつもの高く、鈴の音のように澄んだ声ではなく、暗い、ドロドロとした感情が幾つも混じりあった、そんな声色だった。
 お兄ちゃん、お兄ちゃん! と何度も何度も狂ったように叫びながら、ドンドンと物凄い音を立ててドアを殴りつけている。
「どうしてっ!? お兄ちゃんは可憐のことが嫌いなの!? お兄ちゃんに嫌われちゃったら・・・・・・可憐もう生きていけないよ!!
 お願いお兄ちゃん、何でも言うこと聞くからっ、だから、お願いだからここを開けてっ!! 可憐のこと一人にしないで!!」

 白井さんが不安げに僕を見詰め、抱きついてくる。その瞳はドア一つを挟んだ所にあるおそらくは彼女が目にしたこともないであろう狂気に怯えていた。
 その瞬間も一秒ごとにドアを叩く音は激しく、僕の名前を呼ぶ声は大きくなっている。
 流石にその状況下で、自分には関係ないことと無視するわけにはいかなかった。
 それに、こんな可憐を放っておくことも僕にはできなかったのだし。
 意を決して僕は立ち上がると、尚も物凄い音で鳴り続けるドアへと進んでいき、そして震える指先で鍵を外した。
 瞬間――
「お兄ちゃんっ!!!!!」
 ドアが勢いよく開かれると涙声と共にいきなり外にいた可憐に抱きつかれる。
 いきなりのことにどう反応していいのかわからず、戸惑う僕の胸で可憐が泣きじゃくる。
 嗚咽と泣き声で途切れ途切れになっていた彼女の声はひどく聞き取りにくかった。
 それでも、「可憐はお兄ちゃんのことが大好きなのにどうして嘘吐くの?」、「お兄ちゃんはあの女には騙されてるの」、「可憐が絶対に守ってあげる」といった科白は何とか聞き取ることができた。
 そしてその言葉に僕が疑問の声を発するよりも早く、僕に抱き付いていた腕を離し、血走った眼で家の中を睨むと、そのまま土足で室内へ上がりこんでいった。

 あまりの展開に頭がついていかず、僕は僅かな時間放心していた。だが、突如聞こえた彼女の悲鳴に我に返ると、慌てて彼女の元へと走り出した。
 部屋に飛び込んだ僕が眼にしたのは、どこに隠し持っていたのか、その手に包丁を握り締め、恐ろしい形相で白井さんを睨みつけている可憐の姿だった。
「っ!? 可憐、やめろ!!」
 今にも白井さんに向い走りだろうとする可憐を、僕は必死で羽交い絞めにする。そうでもしないと、妹は躊躇うことなく白井さんを刺し殺していただろう。

604:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:08:57 hdt8Da9c
>>601
そこでキムチラーメンなわけですよ

605:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:09:13 f7qbwzrF

「お兄ちゃんっ、邪魔しないで!! 許さない、可憐の、可憐だけの、大事な大事なお兄ちゃんをよくも・・・・・・!! 許さない、絶対に、絶対に殺してやる!!」
 僕の拘束を振り払おうと暴れながら――それでも僕に包丁が刺さらないように注意はしていてくれていたようだった――怒鳴りつける可憐。
 その小さく細い体のどこにそんな力があるのか、物凄い力でずるずると可憐に引きずられる僕は、怯えて固まっている白井さんに今すぐ出て行くようにと大声で呼びかけた。
 それを聞いた白井さんが震えながらも立ち上がり、部屋から出て行こうとするのを見て、可憐がますます激しく暴れた。
 そして一瞬右手の拘束の緩んだ隙を突いて包丁を白井さんに向って全力で投げつけた。
 悲鳴を上げてしゃがみこむ白井さん。間一髪、包丁は彼女の頭上を掠め、バリンと音をたて、窓ガラスを破るにとどまる。
 白井さんが泣きながら必死で部屋から逃げ出した後も、僕はひたすら可憐を押さえつけていた。凶器がなくなったとはいえ、今の妹なら素手で白井さんを殺害しかねなかった。
 
 結局、僕が妹の拘束を解いたのはマンションの住民から通報を受けた警察がやってきたときだった。


 その後、可憐は警察に連れていかれた。
 住居不法侵入や、何より殺人未遂を起こした可憐だったが、未成年ということもあり、幸か不幸か施設に半強制的に入れられることが決定した。
 連絡を受けた僕の両親も、最終的には同意したことだ。
 可憐は泣きじゃくりながら僕と離れたくはないと言っていたが、僕はそんな彼女に対して何もしてやれず、ただ必ず会いに行くからと約束することしかできなかった。
 そして僕はその後両親と同じ家に居辛くなり、逃げるようにして一人暮らしをはじめたのだった。

 一方白井さんは、彼女に合わせる顔がなく別れようとした僕に、
「妹さんのことはもう気にしないでよ。私もあなたも無事だったんだから、もういいじゃない。ね?
 もしどうしてもそういう風に思えない、私に対して申し訳ないって思ってくれているんなら、私がそれを忘れるちゃうくらいに幸せにしてほしいかな・・・・・・」
 微笑みながら僕にそう言ってくれた。

 それから僕は暇さえあれば可憐に面会に行った。せめてそうしてやることが、可憐に対する唯一の償いだと思って。
 可憐は僕が会いに行くたび、ぱっと笑顔を咲かせ、歓迎してくれた。
 施設の中で彼女は暴れることもなく、僕と話していても嫉妬心や執着心など微塵も見せなかった。
 以前のように過剰な愛情を向けることも泣く、また僕を恨み憎むわけでもなく、本当に、まるで昔の可憐がそのまま戻ってきたような樹がした。
 少し前に僕が施設で「白井さんとはまだ付き合っているの?」と可憐が訊ねた際、躊躇いながらもうんと頷いた時もそうだ。
 可憐は少しだけ寂しそうに「そうなんだ・・・・・・」と呟いたものの、特に取り乱すこともなく、それ以降も普通に会話を続けていた。
 やはりあれは思春期特有の精神的な不安定さからくるもので、直ぐに収まる類のものだったんだ、と。
 そしてこの分ならもう直ぐ可憐が施設から出てこれる、と。
 
 そう思っていた矢先、先程施設から彼女の脱走を知らせる電話が入ってきたのだった。


 僕が茫然自失の状態に陥っていたその時、ぷるるるる・・・・・・と、突然家の電話が鳴り響いた。
 飛び上がるほど驚いた僕おそるおそる電話を取る。
 すると、
「もしもし? お兄ちゃん? こんばんは、可憐ですよ? ふふふ・・・・・・こうして電話で話すのって久しぶりだよね」
 そんな楽しげな声が受話器から聞こえてきた。
「か、可憐!? お、お前、どうして逃げ出したりなんかしたんだよ! 今一体どこにいるんだ!!」
「どうしたんですか、そんなに大きな声を出したりして? 可憐は別に逃げ出したりなんてしていませんよ?
 ただ、ちょっとお兄ちゃんにご用があっただけです」
「用・・・・・・?」
「はい。お兄ちゃん、今日は何の日かわかりますか? 今日はクリスマスですよ? 恋人たちは・・・・・・やっぱり一緒にいないと」
「恋人・・・・・・? 可憐、お前何を言って・・・・・・いや、そんなことより、今すぐ施設に戻るんだ!! 僕も一緒に行ってあげるから!」


606:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:10:20 f7qbwzrF
狼狽して思わず上ずる声で怒鳴る僕だったが、特に気にした様子もなく、平穏な――平穏過ぎるくらいの声で答える可憐。
 何故こんなことをしたのか問いただそうかと思ったが、それよりもとにかく施設に戻すのが先決だと考え、僕は一緒に帰ろうと可憐を諭す。
 だが、受話器から聞こえてきた答えは謝罪でも言い訳でもなかった。
「帰る・・・・・・? はい。だから今から帰りますよ。可憐の・・・・・・可憐とお兄ちゃんのお家にね。
 今繁華街の裏通りに居るんです。だからもうちょっとかかっちゃうけど、急いでいくから待っててね。
 あ、そうだ。今年のクリスマスプレゼントは楽しみにしていてくださいね?
 うふふ・・・・・・用意するのなかなか大変だったんですから。気に入ってくれたら嬉しいな・・・・・・」
 至って普通の声で、至って普通でないことを言う可憐。
 はぐらかしともとれる言葉を残し、いきなりぶつりと電話は切れてしまった。

「どういうことだよ・・・・・・」
 僕も何となく可憐の様子が尋常ではないことに、このまま放っておくのはまずいと気付いていた。
 でも可憐の今いる場所も性格には分からないのに探しにいくより、来ると言っている以上ここで待つ方が確実だとは思えた。
 一応施設に電話を入れ、今妹から電話があったこと、様子が少しおかしいこと、家に来ると言っていることを伝える。
 担当の先生もそれを聞き、やや安心した様子で、
「きっとクリスマスになって、どうしてもお兄さんに会いたくなったんでしょう。まだ子供ですし、あまり強く怒らないようにしてあげてください。
 それと連れて来るのは明日でもいいので、今日は可憐さんに付き合ってあげてくれませんか?」
 と話してくれた。

 なるほど。確かにそうかもしれない。
 可憐も寂しくて仕方なかったのだろう。面会だけでは我慢できなかったのかもしれない。
 それを考えるとクリスマス・・・・・・聖夜くらいは我侭を聞いてあげるべきだろう。
 白井さんには悪いけれど、今日の時間は妹に会ってやることにしよう。そう思った僕は白井さんの携帯に電話をかける。
 だが、

「・・・・・・あれ? でない?」
 何回電話をかけても白井さんが出ることはなく、留守電に繋がってしまう。
 何だろう・・・・・・嫌な予感がする。
 メールを送ってみても返事は返ってこない。
 そうして何度目かの電話をかけようとした時、再び家の電話が鳴り響く。

「もしもし・・・・・・」
「あ、もしもし。お兄ちゃん、可憐ですよ。駅前の大通りを歩いているところです。楽しみだなぁ・・・・・・早く会いたいね」
 先程と同じく、楽しそうに弾む声。
 迎えにいこうかという僕の提案はそのまま無視し、彼女はようやく会えると嬉しそうに笑い話を続けていく。
 その態度に違和感を覚えつつも、僕はなるべく刺激しないように話を続けていった。
 ただ、電話が切れる直前、可憐の声質が初めて少しの変化を見せた。
 底冷えするようなくらい愉悦を含んで、くすくすと笑い声と共に囁かれる。

「あ、そういえば電話してたみたいだけど・・・・・・無駄ですよ? だって、あの人が電話に出ることは二度とないんですから」


607:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:11:32 f7qbwzrF
 僕が疑問の声を上げるより早く電話は切れてしまう。
 それからも等間隔で、丁度五分毎に、可憐から電話がかかってきた。
 
「もしもし、可憐です。今、歩道橋を渡ってます」

「もしもし、可憐です。今、商店街を歩いているところです」

「もしもし、可憐です。今、中学校の近くです」

「もしもし、可憐です。今、大きな坂を上っているところです」

 規則正しく報告される場所は、確実に自分の家へと近づいていた。
 本能的にドアの傍まで行き鍵を確認する。
 ・・・・・・大丈夫。鍵はしっかりとかかっていた。
(って、待てよ僕。どうして妹が来るのにいちいち施錠して、しかもそれに安堵しているんだ?)
 そこまで考えて妙に怯えていた自分が急に情けなくなった。そう、何もそんなに過敏になることじゃない。
 ようやく僕に合える嬉しさからだと思えば、妹の様子がおかしいのもわかるじゃないか。
 まったくそれにしても可憐の奴もわざわざ家に電話までかけて―――

 ちょっと待て。
 そこで僕は気付いてしまう。
 僕は一度たりとも新しく引っ越した先の電話番号を話したことなどなかったと。
 そして――施設に入っていた妹は、携帯電話をもっていなかったことを。
 じゃあ、じゃあ、今妹はどうやって、どうして僕の家に電話することができたのだろう・・・・・・?

 再び電話が鳴り響いた。
 僕は震えそうになる足を必死で押さえつけ、擦れる声で可憐に問いかけた。
「もしもし、可憐です。今、お兄ちゃんのマンションが見えました」
「か、可憐。お前、お前今どうやって電和してるんだよ・・・・・・?」
「もうすぐですよ、お兄ちゃん。後五分くらいでつくと思います」


 電話が切れた瞬間、僕は急いで白井さんの携帯に電話をかける。
 一回、二回、三回・・・・・・やはり出ない。それでも諦めず、何度も何度もかけ直す。
 そして十何回目。機械的な音声が流れ出す前に、プツリと呼び出し音が途絶えた。
 当然僕は何も押していない。ということは――
「もっ、もしもし!! 白井さん!? 何ともないの!? よかった・・・・・・っ、そうだ。今ここに来ないで! 絶対に来ないで! 妹が、可憐が来てて・・・・・・!」
 安堵と焦りからか、早口で捲くし立ててしまう。そんな僕に驚いたのか、受話器からは何も返事がかえってくることはない。
 耳の痛くなりそうなほどの沈黙が続く。

 僕もそれに異変を感じ、落ち着いてもう一度呼びかけようとした時だった。
「白井さん? 大丈――」

「もしもし、可憐です。今、お兄ちゃんの部屋の前にいます。
 


 ――だから、言ったじゃないですか。電話しても無駄だって」

608:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:12:02 LgExjn5c
            _ ,. -‐''⌒\__
         __,.イ     ⌒\ ヽ\
        /  |  ! ト、   ヽ ヘ. ヽ \         ククク…
.       / / || | '、ヽ.\ \ヘ  ヘ ハ        抗えっ…!  
       | |||l| '.  \\\__ '.| i |'.        せいぜい抗うがいい…
       | |||iヘ \〈 /Yヘl\! ! | !ハ        投下が無くなり…
       | | ヘ._!,斗|\ドー ィf乏ラ| | ハ |l ハ       雑談で盛り上げようとする自演こそ…
       | |ト、 ヘ.ィfk:ラ         |/イ | !ヘ ヘ       美味…!
.       '、 ヽ|\ド'´   、     ||l ヘ ヘ.       妾の愉悦なのじゃ……!
        l\ヾドミ=-  _,. -‐'   /! | ハ  ヽ.ヽ、
        || |`ドー\      / j .| | ヘ   l\\
        |l /! |!  }ヘ`,ぇー-‐'´___,ハ | | ハ  | lヘ `ヽ   妾は………
.          ツ/ 八ヽ. ハ!_{{Yf♂!Y{_}::| { !   }ー-、!リ |! }   それが見たくて……
        / / //'. |! マヘ| レトj |_l_l;ハ '. !  ,′  Y ! ヽ廴_ その必死さ…
      / /./ /   | |_,L.,ヽハ./}}  ∧i  /      ! \ f´  自演を…
.      /,.イ./ /|_,. -‐'´,. -‐'i〈ハ{__,}} 〃!:!| ./}}      |   }} }   見たくて…
     i { } /    -┴くイ |    〃 ,|:| /      l 〃 l   見たくて見たくて………
.     ヾ//     ー-、ムノ__,r〃=ム/ !、_\     j\イ |    もう… 何スレも…
.     〃       ⌒)ニニ-ァ大7/  |!大7ハ   / /ト、廴__  荒してしまったよ………!
     〈       __ノ´|人人人人./:f !  |∨人ム イ / / }
     ∧  --イ|:|lハ lヘ人人人.イ:::| |   !::',/ / / /  ハ、
      /| ハ.__/| !|:l|'.ハヾ=-人,//:::::| ト、 ∨ / / ./  /  〉
    /// {三/! ||::l::マ| !|ム//::::::::::::',ヽ \∨   f /  /  /|
. /,.イ/ ,ハ/  .| !:::`イ/リ:::/:::/::/ ヘ \ ',   ´   /  / '.
.// 〃// / 、{ l |:::ノ'::::/::/::/   |ト、 `ヽ   /  /   .ゝ
{ハ._/′i | ヽ \'、ヽ--‐ァ〃 ̄_,. - -='′ \ | /⌒ヽ/ /
ヾY  | | !  ∨ ヽ/ ,.イ_〃‐' ´           リ'´    ノ/
. |   '、ヾ、   廴,.イ /| !〃   _____ /    /´
  ` ー---、}  // ∧j |f'´ ̄
       ノ′ ヾ、   __!



609:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:12:47 f7qbwzrF

 ブツリッ。
 長い沈黙の果てに僕の声にこたえたのは、有り得ない、そこから聞こえてはいけないモノの声だった。
 理解できない。理解したくない。
 それが何を指し示しているのかわかってしまえば、僕は発狂しかねなかった。
「はっ――はっ・・・・・・ッ、はぁっ――」
 暴れだしそうになる呼吸を懸命に押さえつける。過呼吸を起こしそうなほどの恐怖。
 僕は何も考えることができず、ただ無意識の内にドアの傍まで歩き出す。
 鍵は――きちんとかかっている。

 そして、永遠とも呼べる時間の後、今度は僕の携帯が鳴りだした。
 携帯の画面を見れば、そこには『白井さん』の文字。
 僕は、それに出ることなどとても出来ない。
 同時にガチャガチャガチャとドアノブを鳴らす音が響く。
「ひいっ・・・・・・・・・・・・!!」
 情けない悲鳴と共に後ずさる。
 薄っぺらい、この恐怖に対抗するにはあまりに頼りないドア一枚が、今の僕を支える全てだった。


 ドアから聞こえていた音が、そして延々と鳴り続けていた携帯の呼び出し音が、突如掻き消えた。
 一転して、一切の物音が途絶えた静寂が訪れる。
 死に絶えたかのように静まり返った空気の中、僕の荒い呼吸の音だけがする。
 そして。
 カチッと差し込まれる音、その後、ガチャリと何かが外された音。
 鍵は――かかっていなかった。


「こんばんは、お兄ちゃん」
「か、可憐・・・・・・」
 目の前でにっこり微笑む可憐。いつも傍で見せてくれた、僕の大好きだった笑顔がそこにあった。
 その手には、何故か握られているこの家の鍵。
 何故だろう――その鍵についているマスコットは、確か、確か白井さんのもので・・・・・・
「あはは、お兄ちゃん驚いてる。でも嬉しいなぁ・・・・・・またこうしてお兄ちゃんと会えるなんて・・・・・・あっ、そうだ」
 無邪気にはしゃいでいた可憐が思い出したように呟き、そして手に持った紙袋をがさごそ漁りだす。
「はいっ、これ。お兄ちゃんへのプレゼント。ちょっと苦労したけど、結構綺麗に取り外せてるはずだよ?」
 呆然と立ち尽くす僕に、少し自慢げな表情を浮かべた可憐から、綺麗に装飾された箱が差し出される。
「開けていいよ? ふふふ・・・・・・でも可憐びっくりだよ。だって、お兄ちゃんを色気で惑わす雌猫も、そんな面白い表情が出来るんだから」
 一切の光を映さない、淀んだ暗い瞳で僕に笑いかける可憐。
 手渡された箱からは、見た目に反してずしりと重い質量。そこから、ポトポト真っ赤な滴が次々と床に垂れていく。
 思考を停止したままの僕を尻目に、ドアがゆっくり締められ施錠される。


 ――意識を失う直前、僕と外界が完全に遮断されたことだけは理解できたのは果たして幸せだったのだろうか?


610:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:14:37 f7qbwzrF
間に合ったと思ったら十分遅刻ですね、申し訳ない。
どちらかというとキモ姉妹スレのほうが合ってる気もしないですが・・・・・・
まぁいいんですよ、このスレ好きだから。
ではでは。

611:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:34:50 YQigFcSz
殺気が実に気持ちよかった。ホラーものもびっくりだ。
白井さんも嫉妬させて三角関係に持っていけりゃかなりのボリュームになったろうなw GJ。

612:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:42:03 ujgzO+iY
>610
ぐっじょぶ。
テンポが速くて、凄く読みやすかった。
ただ、少し型にはまった展開になってしまっているかも。


613:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:50:08 fgYogjED
>>610
GJ
無理な頼みを聞いてくれて嬉しい限り
電話の件でメリーさんを思い出した

614:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:59:15 l50o+/v/
何というメリーさんwww
後半の展開にぞくぞくしながら微妙に笑ってしまった
GJでした

615:名無しさん@ピンキー
07/12/26 01:05:34 FY6uVRbW
なるほどな……メリーさんとクリスマスを掛けたのか。

こいつ……かなりの使いt

616:名無しさん@ピンキー
07/12/26 01:21:40 gHgtNr+1
>>615
鬼才現る

617:名無しさん@ピンキー
07/12/26 01:28:00 IX73kyAy
気づかなかった!

あぁGJです!

618:名無しさん@ピンキー
07/12/26 01:32:49 KYaGzccL
以上クリスマスに一人で孤独にエロ妄想他人にさらして悦に入るキモオタの自画自賛自演劇場でしたw

619:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:12:30 tOcDfxep
>そこかしこからクリスマスムードが溢れ出す中、恋人たちが愛を交し合う。

クリスマスムードはそこかしこから溢れ出すもんじゃない。
そこかしこに溢れかえるんだよ。


>大学でも一二を争うくらいの女の子――白井さんだ。

一二を争うくらいのバカなんだろ? いいさ、言わなくても分かってる。


>けれどどこか嬉しそうな表情で頷いた彼女の表情は、今でも僕の中で鮮明に残っている。

 僕の中の何処なの? 当ててやろうか、キンタマの中だろ。


>クリスマスを一緒に過ごそうとするのは二度目になる。

一度目も過ごそうとしただけなの?


>だが、その声は僕の耳には入ってきても頭にまで入ってこず

耳に入った時点で頭にも入ってる。届いているかどうかは分からないけど。


>その名の通り、まるで一輪の花のように清楚で、可憐な少女だ。

清楚で可憐かどうかは何の花かによるな。
大輪のバラを見て清楚に感じるかどうかは人によるだろうけどね。


>学校の男は妹のを恋心と下心の交じり合った視線で、

伏せ字が気になるな。妹のアソコをでいいんだろ?


>そう、可憐ははとても僕の妹とは思えないほどに─

はは

620:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:13:29 tOcDfxep
>一年前、僕は新しく大学で新しく彼女ができたことで浮かれていた。

なかなか新しく新しい表現方法だな。こういうのはかなりの度胸がある書き手じゃないとできないな。


>そして丁度今日、一年前の12月24日。

今日なのか一年前なのかハッキリさせよう。


>マンションで一人暮らしをしてあった彼女の家は丁度よかったのだ。

「してあった」はどうかな。


>デートも食事も終えた僕たちは、彼女の部屋に行き、どちらともなく唇を重ねた。

「どちらからともなく」だろ?


>互いに愛を囁きあいながらベッドへとなだれ込んだ。

「雪崩れ込む」とは、雪崩のように多くの人や物が同時にどっと入り込むこと。


>だが、突如聞こえた彼女の悲鳴に我に返ると、慌てて彼女の元へと走り出した。

一つ目の「彼女」はガールフレンドって意味の「彼女」だね?
さもないと、文の流れからして「可憐」のことを意味する代名詞になってしまうからね。


>今にも白井さんに向い走りだろうとする可憐を、僕は必死で羽交い絞めにする。

だそうだろう。

621:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:14:01 tOcDfxep
>その小さく細い体のどこにそんな力があるのか、物凄い力でずるずると可憐に引きずられる僕は、
>怯えて固まっている白井さんに今すぐ出て行くようにと大声で呼びかけた。
>それを聞いた白井さんが震えながらも立ち上がり、部屋から出て行こうとするのを見て、可憐がますます激しく暴れた。

ここだけじゃないけど、君は一文に情報を詰め込みすぎる癖があるな。
同文中に動きを表す語句が幾つもあると、実に説明臭くてぎこちなく感じる。


そして一瞬右手の拘束の緩んだ隙を突いて包丁を白井さんに向って全力で投げつけた。


>住居不法侵入や、何より殺人未遂を起こした可憐だったが、未成年ということもあり、
>幸か不幸か施設に半強制的に入れられることが決定した。

ここのところ、明らかに犯罪少年と触法少年に対する処遇を混同している。
これだけのことをしたら、高校生であれば間違いなく被害申告を待たずして逮捕だ。
その後、取り調べを経て緊急措置入院が検討されることになる。
法の無知もはなはだしい。


>連絡を受けた僕の両親も、最終的には同意したことだ。

この場合も可憐に同意能力がないと認められば医療保護入院になるが、
同意能力があるのならあくまで本人の意思による任意入院になる。
すなわち本人の意思によりいつでも退院できる。


>─私がそれを忘れるちゃうくらいに幸せにしてほしいかな・・・・・・」

「忘れるちゃう」って……なんだ、彼女は日本人じゃなかったのか。


>以前のように過剰な愛情を向けることも泣く─まるで昔の可憐がそのまま戻ってきたような樹がした。

泣く。樹が。

622:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:14:42 tOcDfxep
>少し前に僕が施設で「白井さんとはまだ付き合っているの?」と可憐が訊ねた際、躊躇いながらもうんと頷いた時もそうだ。

ここ、稚拙すぎて笑える。もう少し時間を掛けて推敲すればよかったのにな。


>飛び上がるほど驚いた僕おそるおそる電話を取る。

僕、電話を取る。ネイティブアメリカンか?



>僕も何となく可憐の様子が尋常ではないことに、

何となくとか、そんな曖昧なことでいいのかなぁ?


>でも可憐の今いる場所も性格には分からないのに探しにいくより

性格→正確。
「正確に分からないまま探しにいくより─」の方が語感がいいな。


>白井さんには悪いけれど、今日の時間は妹に会ってやることにしよう。

今日の時間? 日を越えて25日になったら白井さんに会ってやるって解釈でいい?


>ようやく僕に合える嬉しさからだと思えば、

合える→会える。


>「か、可憐。お前、お前今どうやって電和してるんだよ・・・・・・?」

電和→電話。どうやって間違ったんだよ……? 得意先の会社の名前か何かか?


>カチッと差し込まれる音、その後、ガチャリと何かが外された音。
>鍵は――かかっていなかった。

サスペンスを盛り上げようとして思いっきり滑った感じ。


>――意識を失う直前、僕と外界が完全に遮断されたことだけは理解できたのは果たして幸せだったのだろうか?

何が言いたいのかサッパリ伝わらない。
えと、部屋が密室になったことを確認してから失神したってことが幸せかどうかってこと?
よくわからない。

623:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:15:04 tOcDfxep
これ書くのに半日使っちゃったってのならご苦労さんと言わせて貰おう。
結局のところ意表を突いたオチも何もなく、想像通りそのままにストーリーが進行していくのはどんなもんかな?
悲しいかな、独りよがりで、実につまらない作品だよ。
自信満々、挑発的な態度で投下した割りには出来も並以下だしな。
まあ、クリスマスに間に合わせるって縛りがあったんだから言い訳はできるけどね。
じゃあ、良いお年を。

624:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:35:40 kCuJfB+D
>>615
誰がうm(ry

気づかなかったぜ

625:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:41:07 ERayMnnh
遅くまりました。クリスマス終了したのにクリスマスネタをちんたら投下しますよ
空気?そんなんしらんがな

626:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:43:11 ERayMnnh
仕事から帰ってきたらテーブルの上に麻婆豆腐と八宝菜、それに酢豚と北京ダックが並べられていた。
コレはないんじゃないか?
クリスマスにコレはないんじゃないか?
いろいろと突っ込みたいのを堪えて、目の前で笑顔で笑っている彼女を見る。
彼女―瑞希がミニスカサンタの格好でニコニコと微笑んでいる。俺が着てほしいって言ってた衣装だ。
しかし―ミニスカートから覗く太股がなまめかしくて色っぽい。スタイルが良いのは知ってるが、やはり普段と違う格好だからか?
生足も良いが黒ストッキングかガーターベルトも捨て難い。あとで履いてくれと頼んでみようか?

「メリークリスマース!!」
「…うん、メリクリ…」
「…ちょっと、どうしたのよ? クリスマスだよ? 嬉しくないの?
ミニスカサンタだよ? 徹が着てほしいって言ってた格好だよ?」
……ああ、クリスマスってのは分かってるんだな。うん、サンタの格好してるんだからそりゃそうだ。でもクリスマスの意味分かってんのか?
「うん、そりゃ嬉しいよ。スゲーカワイイッス。
でもさ、なんでクリスマスに中華なの?」
「メリークリスマース!!」
あ、シカトしやがったコイツ。質問に答えろよおい。
「まあまあ座って座って! 今日は徹のために頑張ったんだよ。
特にこの麻婆豆腐なんかは今までで一番の出来だね!」
「……ワインとシャンパンと中華料理って組み合わせはないんじゃない…?」
ワイングラスを持ってぼやく俺を瑞希がキョトンとした目で見ている。
「ワイン? シャンパン? なにそれ?」
「えっ? なにそれってなにそれ? えっ? マジで?
んじゃなんでワイングラスとか用意してんの?」
意味が分からない。本当に意味が分からない。
もしかしてアレか?
このワイングラスは飾りですか?
「ワイングラスなんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのです」
とか言っちゃうのか?
「中華料理だよ? 中華に合うお酒って言ったら紹興酒かビールに決まってるじゃない」


……ああ、そうね。うん、そうだよね。


今の一言でなんか今までの疑問が全部吹き飛んだ。
つまり、瑞希は普通のクリスマスをする気は全くない訳だ。ミニスカサンタの格好をしておきながら。
理由は分からないけど目の前の料理と瑞希の発言から冗談ではなさそうだ。
コレは俺を驚かせようとしたに違いない。うん、これはサプライズパーティーってやつに違いない。
はっはっは、こやつめ。

627:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:44:24 ERayMnnh
瑞希がワイングラスにビールを注ぐ。
普通ならこのグラスに入るのは赤か白のブドウ酒のはずなのに、今入っているのは黄色くて泡が出る麦酒だ。
「それじゃ、クリスマスに乾杯」
「君の瞳に乾杯」
グラスを軽く触れ合ってビールを一息に飲み干す。空腹の胃袋に染みこむ。
目の前の麻婆豆腐を食べると、ピリッとした辛味が程良く効いていて美味い。
酢豚も絶妙な味だし、八宝菜も文句無しの美味さだ。
そこらの中華料理店で出される料理よりも美味い。瑞希の隠れた才能に思わず驚かされる。
空腹に酒が入ったことで俺の中のスイッチが入ったのか、野獣の如く目の前の料理に貪りつく。
瑞希は料理を食べている俺を嬉しそうに見ているだけで少ししか食べず、ほとんど酒しか飲んでいない。
「瑞希は食べないのか? この北京ダックなんかマジで美味いぞ」
「うん、味見でお腹いっぱいだから。徹が食べてくれるだけで私は満足よ」
うほっ、嬉しいこと言ってくれるじゃないの。
俺はこんな良い彼女と付き合えて幸せだ。クリスマスに中華はアレだけど、もはやそんなことは些細なことだ。

―んんっ? ちょっと待て。ちょっと待てよ俺。

料理の味に騙されそうになったが、今日の瑞希はおかしいぞ。
普段の瑞希は常識人だ。
一般常識を持ち合わせているし女の子らしくムードのある雰囲気にはこだわりがある。
半月前からクリスマスを楽しみにしていたし、料理だって楽しみにしてクリスマス特集の料理本を読んでいたのも見たことがある。
ミニスカサンタの格好をお願いしても、「恥ずかしいから嫌だ」と言って断られた。
それが今日は人が変わったかのように着てくれてるし―。

―やはり今日の瑞希はおかしい。

628:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:45:23 ERayMnnh
「なあ、瑞希。今日のお前ってちょっとおかしくないか?」
ストレートに聞いてみる。
やはりどうしても気になる。気にしないでいようとしても、どこかムズ痒い感じがするのだ。
瑞希は不思議そうに首をかしげて、
「私がおかしいってどこが?」
「いや、だってさ、瑞希って和食か洋食派だったじゃん?
それに酒もワインかカクテルしか飲まないじゃん。ビールは苦いから嫌だって」
瑞希は少し動揺した挙動で慌てると、
「ほ、ほら、ありきたりなクリスマスってなんかアレじゃない。
たまには趣向を変えようかな~って…」
目が泳いでる泳いでる!
なにその苦しそうな説明? しかも説明になってないし。
「それにさ、クリスマス用に美味しいワインを見つけたって言ってたじゃん」
「あ、あれは~…そう、売り切れてたのよ!
珍しくて出荷の少ないワインだったから…」
「でももう買ってあるって言ってなかったっけ?」
「そ、それは……」
言葉を探しているのか瑞希は口をパクパクと開閉しながら目が泳ぎに泳いでる。
なんか俺が瑞希を責めている気がして申し訳ない気がするが、やはり何かを隠している気がする。

―はぅあっ! そうか、分かったぞ!

頭の中にピコーンと『!』が浮き上がった。
そうかそうか。はっはっは、こやつめ。
まったく瑞希ってばとんだワガママセニョリータだ。

629:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:46:34 ERayMnnh
そうかそうか…そういうワケだったのか。
「―なあ瑞希」
俺の呼び掛けにビクッとしてうつ向く瑞希。なんとなく、悪戯が親にバレて怒られる子供のように見える。
そんなことで俺が怒るはずないじゃないか。
「……な、なに?」
「俺はそんなに瑞希が真剣だったなんて知らなかったよ」
「……えっ?」
なんとも変な顔で顔を挙げる瑞希。その顔もまたかわいいよ。
「そんなに中国に旅行に行きたいなら言ってくれれば良いのに」
「………はい?」
「この前テレビで見てたろ? 中国雑技団のやつ。
そん時「私も中国に行って見たい」って言ってたじゃん」
瑞希は口を半開きにして驚いたような顔をしている。
「クリスマスに中華料理を作ってまでそんな伝えかたをしなくてもいいのに…
大丈夫だよ瑞希、冬のボーナスは使う予定があまりなかったんだ。今度二人で中国に旅行に行こう」
そうだよな。瑞希は旅行に連れてってなんて我儘が言えない奥ゆかしい女の子だもんな。
「そ、そそそ、そうなの。ゴメンね徹」
瑞希はぎこちない笑いで謝る。
「それにしてもクリスマスに中華料理とは恐れ入ったよ。なにもクリスマスにこんなことしなくてもいいのにな。
しかし驚いたな。瑞希はヨーロッパのほうが好きそうなのに」
「ヨーロッパに比べたら中国のほうが安いでしょ? それに海外旅行なんてなかなか言い出せなくて…」
嗚呼…ええ娘や。なんてええ娘さんなんや。
あまりの奥ゆかしさに涙が出そうになる。
俺頑張るよ。頑張って瑞希を幸せにするよ。これから二人の未来について語り合おうな。

630:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:48:11 ERayMnnh
「そんなことよりさ、せっかくの料理が冷めちゃうから食べてよ。
旅行の話は食事の後でいいじゃない」
ワイングラスにビールが再び注がれる。
「そうだな。それじゃ改めて…」

―ゴトンッ!

んん? なんか隣の寝室から変な物音が聞こえたぞ?
「なあ瑞希、今なんか寝室から聞こえたよな?」
「えっ? 私は何も聞こえなかったけど…」

―んん~~! ふんんん~~~っ!

…心霊現象か? 背筋が粟立ち嫌な汗が流れる。もしかして泥棒? ここってマンションの6階だぞ?
「いやいやいや、なんか変な唸り声みたいなのも聞こえるんだけど…」
そう、なんと言うか、口を塞がれた女性が助けを求めるかのような―。
「気のせいじゃない? 隣の部屋の住人の声と勘違いしてるんじゃない?」
サラリとした表情で紹興酒を口にしながら瑞希が答える。随分と肝が据わってるなおい。
しかし、実のところ寝室の隣の部屋は空室だ。隣人だった坂口さんはつい一ヶ月前に引っ越した。瑞希もそれは知ってるはずだ。
おまけに言うなら寝室と隣の部屋の壁はかなり防音がしっかりしている。
深夜に瑞希とイチャイチャチュッチュとアレな事も安心してできるワケなんだが―。
「ちょっと見てくるよ。もしかしたら泥棒かもしれないし」
「駄目よそんなの!」突然大声で怒鳴る。つい今さっきまでとは全く違う反応を示した。
「な、なんでさ? 泥棒だったら危険だってのは分かるけどさ、気のせいかもしれないだろ?」
「駄目ったら駄目よ! 寝室なんか気にしないで…」

―ドンッ! ドンッ!

「…なんか、ドアに重たいものがぶつかってるような音がするんだけど……警察呼ぶ?」
「そうだ! 外に行かない? クリスマスにおすすめの良い店見つけたんだ。ね、行こ?」
寝室からはドンドンと激しい音が聞こえている。
瑞希は何かに焦っている様子だ。っていうか何かを隠しているように思える。
「なあ? なに焦ってんの? なんか隠して」

―ドガスッ。

ない? と言い終わろうとした時、隣の部屋が開いて何か重量感のあるものが床に落ちる音が聞こえた。
慌てて立ち上がり隣の部屋を振り返ると、そこにはありえない人物が倒れていた。

631:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:49:33 ERayMnnh
「…み、瑞希…?」
寝室のドアが開き、そこから出てきたのは、全身をロープでグルグル巻きにされた瑞希だ。
イモ虫のようになった状態で口はガムテープが貼られている。
イモ虫瑞希は俺と目が合うと、「んんん~」と助けを求めるような声を出す。
慌ててイモ虫瑞希の口を塞いでいるガムテープを剥がすと、イモ虫瑞希が大きく息を吸った。
「水穂! アンタこんな事してなに考えてんのよ!!」
イモ虫瑞希は俺の背後にいる瑞希に向かって大声で怒鳴る。
ってか水穂? ほわっつ?
振り返って水穂と呼ばれた瑞希を見ると、悔しそうに顔を歪めた瑞希がイモ虫瑞希を見下ろしている。
「……チッ、睡眠薬が足りなかったか。やっぱり加減するんじゃなかったわ…」
「約束破って私にこんな事して…絶対に許さない!!」
固く結ばれてるロープをほどいてる俺を挟んで、二人の瑞希が意味不明な会話をしている。
ってか水穂? 睡眠薬? 約束?
どういうことか意味が分からない。
なんとかロープをほどくと、イモ虫瑞希は立ち上がり、テーブルに立っている瑞希に向かって襲いかかる。
「おい、ちょっとま」
言い終わる前に瑞希が水穂と呼ばれた瑞希に殴りかかる。
「死ねぇ!!」
もの凄い速さで瑞希が拳を撃ち込む。
それを水穂がかわすと、今度は水穂が瑞希に拳の連打を撃ち込む。
「瑞希が死ね! ってかぶっ殺す!!」
唖然としている俺を無視して、目の前では二人が恐ろしい形相で殴りあいを始めだした。
瑞希が紹興酒の瓶で殴りかかり、水穂が酢豚のまだ残る皿を手に取って投げる。
「大体なんでクリスマスに中華なのよ。バカなんじゃないの? それになんて格好してんのよこの痴女!」
「徹は美味しいって言ってくれたわよ。この服もカワイイって言ってくれたわ! それより化粧に二時間もかける色情魔のほうが気持ち悪いわボケ!!」
顔に八宝菜をかけられた瑞希が怒鳴り、麻婆豆腐を頭からかぶった水穂が罵声をあげる。
奇跡的に最後に残っていた北京ダックも俺の顔の真横を通り過ぎていった。まだ少ししか食べてないのに…。






632:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:50:57 ERayMnnh
30分後、俺の目の前には二人が正座してしょんぼりとしている。俺もしょんぼりしている。
部屋の中は滅茶苦茶になっている。
リビングには料理と食器の破片が撒き散らかされている。壁と床は料理と食器の残骸でグチャグチャだし、
目の前の二人の姿も正視するに堪えない。
瑞希は顔に痣ができて腫れてきているし、水穂は頭から血を流している。二人の服は料理と血で汚れ、所々破れている。
この部屋で無傷で汚れてないのは俺だけだ。
「…とりあえずいろいろと説明してくれないか?」
「…私が瑞希でこっちのブスが水穂。分かってると思うけど、私達は双子なの」
「ちょっと! 誰がブスだって? アンタ鏡見てみなさいよ。世界一のブスが映ってるから」
二人が睨み合い、また喧嘩を始めそうになる。
「あ~はいはい、喧嘩はもう止めてくれ。下手したら俺がこのマンションから追い出されるから。
んじゃ、続けてくれ」
二人は渋々と喧嘩を止め、やがて瑞希がゆっくりと口を開いた。




話は俺と瑞希が付き合う前まで遡る。
二人は一卵性双生児―つまり双子だ。
お互いに容姿も声もそっくりな上に性格も好みも一緒。
おまけにいつも一緒に行動するくらいに二人は仲が良かった。
だが、俺と瑞希が付き合う事になってから二人の関係にヒビが入り始めた。
どうやら水穂も俺の事が好きだったらしい。
それなのに瑞希が付き合う事になったことで二人は段々と険悪になってきた。
そこで二人は話し合い、一つの結論に達した。
―要は二人で付き合えばいい。
仲が良かった二人の頃のように、半分こしようというワケだ。
二人は毎回毎回交代で俺と付き合うことにした。
デートが終わって帰ったらその日の内容をお互いに伝え合う。そうすれば
次に会う時に自分の分からない事もなくなるし、お互いに上手く関係を継続できるからだ。
二人は上手くいっていた。俺自身気が付かないほどに二人は入れ替わっていたのだ。
だが、その関係が崩れる事になる。

633:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:52:24 ERayMnnh
水穂が仕事で中国に三ヶ月出張する事になったのだ。
それによって瑞希と水穂の間に再び溝が出来た。
瑞希が水穂に俺とのデートの話を繰り返す内に、水穂が嫉妬しだすようになった。
中国の出張から帰ってきた水穂は、瑞希に俺とクリスマスにデートがしたいと言った。
だが、瑞希はそれを断った。
三ヶ月の空白で水穂が会いに行ったら俺に気づかれるかもしれない。
気づかれなくても俺との関係が悪くなるかもしれない。なによりクリスマスは自分がデートしたい、というワケだ。
三ヶ月の空白は二人の関係を変えてしまった。
そしてお互いに納得出来る結論が出ないまま今日になった。
そこで水穂は瑞希に諦めたそぶりをして薬を盛った。
睡眠薬入りの紅茶を飲ませて眠らせ、全身を縛ってクローゼットの中に押し込んだ。
そうして水穂は俺と今日デートをしていた、というワケだ。
ただ水穂には3つのミスがあった。
一つは睡眠薬の加減が分からずに飲ませてしまったこと。
もう一つは俺との会話を瑞希から聞いてなかったこと。
最後は外に出ないで家でデートをすることにしたこと。
家でデートをすることにした理由は、中国で覚えた料理を俺に食べさせたかったからだ。
食事が終わったら外に出かけようと思っていたらしい。
しかし、なんとも穴だらけな計画だ。
余程焦っていたのか頭が回らなかったのかは知らないが、ずさんな計画はこうして失敗した。

…しかし、今まで俺に気付かせなかった二人の秘密もこんなアホな計画でバレるとは…。
二人の入れ替わりは今まで完璧だった。それなのにこんな形でバレるとは瑞希も思ってなかったらしい。
俺もこんな形で知ることになるとは思わなかったよ……。

634:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:53:15 ERayMnnh
「―なるほどね。そういうことだったのか…」
目の前の二人は親に怒られるのを怯える子供のような顔をしている。もしくは主人に怒られる仔犬のような顔と言ってもいい。
「「ごめんなさい」」
二人が声を揃えて謝る。意識しないで声を揃えたのだろう。それほど二人はそっくりだし、仲が良かった証拠だ。
「なんて言うかさ、そんなことなら隠さないで正直に言ってくれればよかったんだよ。
別に怒る理由にもならないし、俺もちゃんと考えただろうしさ」
そう、俺は別に怒ったりはしない。
二人の事はショックだったけれど、それよりも二人が醜い争いをしてるのを見たことのほうがよっぽどショックだった。
できれば二人の喧嘩は二度と見たくない。
目の前で座っている二人の表情が驚きから喜びに変わる。
目を輝かせて見上げられると、なんか嬉しいよりも照れ臭い。
「本当に怒ってないの?」
「本当に許してくれるの?」
二人が期待を込めた眼差しで俺に問いかける。
「許すもなにも怒ってないよ。だから二人はもう喧嘩しないでくれ。じゃないと俺が困るからさ」
俺の言葉に二人は顔を見合わせる。
瑞希と水穂は少しの間睨み合っていたが、渋々と頷いた。
「分かったわ。ごめんなさい、水穂」
「私こそごめんなさい、瑞希」
二人は謝りあい、笑顔で仲直りの握手をする。
うん、これだよこれ。仲良きことは美しきかな。
終わり良ければ全て良し。二人が丸く治まるなら笑って許せるというもんだ。偉いぞ俺。
さて、コレで万事解決と言うことで―。

635:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:54:01 Z7pDrneZ
小心な卑怯者の癖に大胆さを装いやがってw
英雄様はキモウトSSの作者さん一人でいいんだよ

636:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:54:07 ERayMnnh
「そう言えば徹は私達の事をちゃんと考えるって言ったわよね?」瑞希がポツリと呟く。
「それってつまり、私達のどちらかを選ぶってことよね?」
水穂がポツリと呟く。

―あれ?

「徹はどっちを選ぶの? もちろん私を選んでくれるわよね?」
瑞希が立ち上がって俺に近づいてくる。
「もちろん私を選んでくれるわよね? 瑞希よりも徹を愛しているのは私よ?」
水穂が立ち上がって俺に近づいてくる。

―あ、あれれ…?

二人の間に殺気が立ち込める。
嫌な予感がする。ちょっと物凄い嫌な予感がするよ?
「ちょっと決着つけた方がいいかもね、水穂?」
瑞希が間合いをとって構える。格闘技をかじっているなんて聞いてないんですけど?
「つまり、勝った方が徹の正式な彼女ってワケよね、瑞希?」
水穂がいつの間にか割れたワイングラスの欠片を手に持って構える。殺る気ですか?


部屋の隅にはほとんど食べられずに捨てられた北京ダックが寂しそうに落ちている。もしかしたらまだ食べられるかもしれない。
今日は雪が降ると天気予報で言っていたが、窓の外は雪が降る様子はない。
俺は二人を止めようか止めまいか途方に暮れながら、静かに溜め息を吐いた。

637:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:55:34 ERayMnnh
投下終了です。
クリスマス全然関係ないね

638:名無しさん@ピンキー
07/12/26 03:07:08 jiiqmM79
地の文が厨臭い電波乱れ飛びで、出だしの部分で読む気が失せた
多分、最後まで読んでも面白くないだろう
主人公というか書き手の頭の悪さが文面から滲み出てきているようで非常に不愉快
良くも悪くも、ゆとり世代の新文学というものなのか
悪いがパスさせてもらう

639:名無しさん@ピンキー
07/12/26 03:11:16 JevVuxw0
おそらくハルヒとかのラノベ読んで、これなら俺にも書けるって思いこんじゃった困った人なんでしょうねw
避難所ならあからさまなお情けGJ連発で喜んでもらえたのに

以下、自演&お情けGJの嵐ドゾ↓

640:名無しさん@ピンキー
07/12/26 03:16:35 T5wMgf3e
読めてないのは空気というより自分の才能のなさ
書き手が読み直しながら一人でウケてる様が目に浮かぶな

641:名無しさん@ピンキー
07/12/26 03:31:12 RNPcRnT4
あらら……一般の住民や避難所の人は悪意的スルーみたいだな
結局、厨をやり込めるにはスルーが一番こたえるもんな

このあと立ち直りの処方箋として、自演の「気付かなかった、GJでしたよ」
「今見たGJ」の連発が・・・

642:名無しさん@ピンキー
07/12/26 03:52:22 YQigFcSz
>>637
優しい雰囲気の三角関係だなw 凶器とか持ってるのになんかほんわかしてる。
やっぱクリスマスだけに雰囲気もよくなるのかな。あったかかったぞー。

643:名無しさん@ピンキー
07/12/26 04:11:26 wW0V3Sey
今ごろ遅いよw
自演するんなら2分後にはやっておかなきゃ

644:名無しさん@ピンキー
07/12/26 04:32:04 sy9GdVsY
>>637
正統派だなww
こういうの大好きだ!GJ!

645:名無しさん@ピンキー
07/12/26 06:28:50 Ka6lAR6q
投下ラッシュ来てたww
朝からいいもの読ませてもらった

646:名無しさん@ピンキー
07/12/26 07:12:43 fgYogjED
>>637
朝からGJ
ほのぼのした修羅場もいいもんだな


どうでもいいけど読んでから今年は七面鳥を食べればよかったと少し後悔した

647:名無しさん@ピンキー
07/12/26 08:01:09 MCENUFck
ああ、このスレが復興していってる・・・・・

今だから言える、保管庫が所々落ちてるよ

648:名無しさん@ピンキー
07/12/26 08:18:27 5/dkDKdA
久々の投下ラッシュだな
皆さんグッジョブ

649:名無しさん@ピンキー
07/12/26 08:20:12 hDI7giG8
ここの荒らしって複数人いるの?

650:名無しさん@ピンキー
07/12/26 09:03:54 lzNSqjja
複数人が個別に自演しているようです

651:名無しさん@ピンキー
07/12/26 09:06:40 LnW+7CgT
一人で荒らしと擁護の両方やってんだろ

652:名無しさん@ピンキー
07/12/26 10:14:31 g3W09pPD
荒らしもマシな趣味でも見つけりゃいいのに……と、思う時がある。

653:名無しさん@ピンキー
07/12/26 10:24:50 ZOyPtsXA
新しい規制のおかげか?

654:名無しさん@ピンキー
07/12/26 11:59:05 17dXoFkv
もうじきPINK自体がなくなるんだから
悪いこと言わないから今のうちに避難所に移行しろよ

655:名無しさん@ピンキー
07/12/26 12:53:50 y1JXk7Rj
スクリプト乱立が来れば落ち着く…かも

656:名無しさん@ピンキー
07/12/26 13:55:44 hqJkxkuE
てすと

657:名無しさん@ピンキー
07/12/26 13:56:42 hqJkxkuE
801と角煮の巡回スレが落ちてるし……。
なんてこった……。

658:名無しさん@ピンキー
07/12/26 14:01:55 gC2LAAcY
全ての規制が解除されてるんだから今はなんでもやり放題状態
この板が爆撃されるのも時間の問題だね

659:名無しさん@ピンキー
07/12/26 14:26:16 hqJkxkuE
さっそくきやがった

660:名無しさん@ピンキー
07/12/26 14:45:37 YQigFcSz
ほっときゃーいい。そのうち戻る。

661:名無しさん@ピンキー
07/12/26 14:46:12 rd+ZffEz
幾ら投下があっても、こんないい加減に書き殴ったような低レベルの作品じゃ荒らしてるのと同じだ
以前みたいにちゃんとした傑作良作が投下されないことには本当に復活したことにはならないだろ

662:名無しさん@ピンキー
07/12/26 14:46:43 UBCaGOK3
元旦はクリスマスと違ってあまり嫉妬話は似合わないかね
というか嫉妬が似合う日って他にあるかな

663:名無しさん@ピンキー
07/12/26 15:05:41 wtCSg43A
>>660
そんなこと言ってていいのかなぁ?
事態はそんな甘っちょろいもんじゃない
もうじきここも葉鍵板みたくなるんだよ
一度みてくればいい

664:名無しさん@ピンキー
07/12/26 15:18:32 YQigFcSz
>>662
365日!
と言いたい所だがそうだな、年越しを誰と過ごすかとかか?

665:名無しさん@ピンキー
07/12/26 15:52:09 gywBYKSH
で、ウナギをヤンデレスレにうっちゃる作戦ってどうなったの?

666:名無しさん@ピンキー
07/12/26 15:58:11 lzNSqjja
うわなにいっちゃってんのこいつ(;^ω^)

667:名無しさん@ピンキー
07/12/26 16:18:37 fgYogjED
>>662
強いて言うなら夏かね
何となくあちこちで修羅場ってるイメージがある

668:名無しさん@ピンキー
07/12/26 16:26:50 /wK1kEtJ
>>662
ホワイトデーじゃね?

669:名無しさん@ピンキー
07/12/26 16:31:30 /wK1kEtJ
ところで、誰も投下してくれないならいっそひつまぶしに半年ROM宣した一万年とかウナギとかに
投下させたら。避難所見て来たら奴のカキコがあったぞよ。

670:名無しさん@ピンキー
07/12/26 17:04:12 ps2PQ72r
兄夫婦が正月に帰省
キモウトが兄嫁を迎撃しようと
「おとし命(タマ)ちょーだい!」
大奮戦
元旦に嫉妬ってこんなんか?

671:名無しさん@ピンキー
07/12/26 17:10:19 yHsGkVfc
従姉妹とか、いつも集まる親戚の家の近所の子とか、初詣のためにめったに行かない神社の巫女さんとか元旦にも修羅場はあると思うけど

672:名無しさん@ピンキー
07/12/26 17:15:57 A57oSL07
>>670
期待してるぜ。

673:名無しさん@ピンキー
07/12/26 17:35:48 JZKPQNyZ
全て、ウナギの自作自演のように思えるな
作者の質よりも住民の民度がダメになっているよ

674:662
07/12/26 18:00:21 UBCaGOK3
住人の発想力に嫉妬
ここの住人として俺はまだまだ未熟ということか…

675:名無しさん@ピンキー
07/12/26 18:08:47 3FmDMdQ2
ここは普通に親戚一同集まる場に婚約者を連れて挨拶に行くって設定で。

親の離婚とかで別居してる妹、従姉妹、未亡人な若い叔母、果ては姪まで参戦。
婚約者は未来の旦那を守れるのか!?

676:名無しさん@ピンキー
07/12/26 18:44:24 1UrVT6GP
いよいよ終わりが始まったね

677:名無しさん@ピンキー
07/12/26 18:46:41 /wK1kEtJ
>>676矛盾してるぞ

678:名無しさん@ピンキー
07/12/26 20:16:04 FY6uVRbW
>>677
つ邪気眼

679:名無しさん@ピンキー
07/12/26 21:48:38 lkIcplsr
そんなに言うのならヤンデレスレ行きの件、考えてみてもいいが……
あっちでもお前らみたいに受け入れてくれるかな
向こうで冷たくされたら帰ってきてもいい?

680:名無しさん@ピンキー
07/12/26 21:54:42 gHgtNr+1
わかってると思うけど、スルーな

681:名無しさん@ピンキー
07/12/26 22:02:32 ERayMnnh
冷たくされたらみんなで暖めてやるよ…

と言いたいが、んなわけねーだろボケ。そのままリアルで樹海行って帰ってくんな
ウナギなんざ誰も受け入れてねーよボケ




で、でもしょうがないから私が慰めてあげるわよ。
べ、別にアンタのことなんか好きだからとかじゃないわよ。勘違いしないでよね!

682:名無しさん@ピンキー
07/12/26 22:03:19 sE14Q/V/
>>681
せめて、大人になってくれここに書き込んでくれ

683:名無しさん@ピンキー
07/12/26 22:05:08 KdHlA6KP
>>675
これまた期待。

684:名無しさん@ピンキー
07/12/26 22:09:18 lkIcplsr
ありがとう
ちょっとだけとはいえ浮気なんか考えた俺様が間違ってた
来年もよろしく頼むよ
といってもPINKに来年があるかどうか分からないけどね

ひょっとして本当にもうみんなと会えなくなるかも知れないな
ここがダメになって、またどこか別の所で会えたなら……志を同じくする者同士、今度は仲良くやりたいね
心からそう祈ってる

685:名無しさん@ピンキー
07/12/26 22:20:57 lzNSqjja
いよいよみそかだな
RedPepperを全裸で待ち続け始めてからずいぶん経ったもんだ

686:名無しさん@ピンキー
07/12/26 22:29:20 sE14Q/V/
>>684
(´,_ゝ`)プッ
おとといきやがれですぅ

687:名無しさん@ピンキー
07/12/26 22:47:55 ERayMnnh
まあウナギのことはどうでもいいとして
PINKがなくなるってどういうこと?誰か詳しく教えてくれ

>>662
日で言うならバレンタインデー
季節で言うなら春だな
入学・入社など始まりと出会いの季節。好きな人が現れたり恋のライバルが現れたりするんだよ

688:名無しさん@ピンキー
07/12/26 22:53:45 JnMK/984
一応うpる

689:名無しさん@ピンキー
07/12/26 22:54:18 sE14Q/V/
>>687
よせ、ヤムチャ化フラグが立ってしまうよ

690:名無しさん@ピンキー
07/12/26 22:55:21 r1YkNpwG
コピペだが
【経緯】
 pink規制検討スレッドに2ちゃんねるの規制人が降臨。
 pinkの規制関連システムについて業務連絡を行う。
 ↓
 規制検討スレッドで、投稿規制に難癖をつけている
 常駐コテが規制人に噛みつく。
 ↓
 これに伴い、規制人がpink各鯖の管理を放棄。
 連投規制、爆撃対処などが全く素通しになる。
 (pinkの各規制システムは、2chの好意で2chのリソースを用い、運用されていた)
 ↓
 ニー速(pink)壊滅
 ↓
 葉鍵板など、複数の板が壊滅。
 ↓
 pink管理者Jim(外人)が見当違いのホスト規制を開始
 ↓
 pink管理サイド(日本人数名)では、規制関連操作は不能。
 現状打つ手なし。

362 名前:名無し猫@鋸準備中[] 投稿日:2007/12/26 (水) 21:17:49 ID:0e692ea213
>>361
無理。以下2ch側規制人の意見。

>私の思いは既に書いたけど、

私が規制するとして、規制する根拠って何? ってことかと、
1) 管理人が望んでいない。
2) 79さんも望んでいない。
3) 利用者にも望んでいない人がいる。

これでどうして私が規制の作業をする動機があるのかと、

管理人が外人で意思の疎通が取れていない上に、
橋渡し役の「79」が以下のように馬鹿なのでもうグダグダの状態。
URLリンク(s03.2log.net)

pink秘密基地での規制に関するスレでは半ばあきらめの状態に
なりつつある。

691:名無しさん@ピンキー
07/12/27 00:46:37 Ylp0YTNo
>>690
その顛末を読んだ限りだともうね、なんというか、ばかばっか。
それにしても毛唐がpinkの規制を担当してたってのは初耳だ。
thx

692:名無しさん@ピンキー
07/12/27 01:47:49 OuR3KcrA
避難所の連中にとっては願ったり叶ったりの状況だな
氏ねや

693:名無しさん@ピンキー
07/12/27 07:25:19 WcZfxW9w
うるさいがね!
おみゃあが氏にゃあええじゃん!!


694:名無しさん@ピンキー
07/12/27 08:30:32 iZ8Y8aVD
じゃあ代わりにオレが死ぬよ!

695:名無しさん@ピンキー
07/12/27 09:15:19 Es6DF5UZ
いやいや俺が死ぬよ!

696:名無しさん@ピンキー
07/12/27 09:59:42 V6o1/A4s
もうみんな一緒に死のうよ!

697:名無しさん@ピンキー
07/12/27 11:03:55 /k5zhjYb
>>692
ウナギイヌさんまた荒らしですかwww

698:名無しさん@ピンキー
07/12/27 11:26:10 sCStXxBn
>>694-696は男のために皆で死のうと言いつつ
一人だけ生き残って男を独占する気満々の女達に違いない

699:名無しさん@ピンキー
07/12/27 14:23:43 fFqWmR8m
なんという策士

700:名無しさん@ピンキー
07/12/27 14:45:58 VeO/91Qr
七誌さんはそんな人じゃないのに・・・・・・・侮辱するなんて許せない・・・・・・・・・

701:名無しさん@ピンキー
07/12/27 15:16:00 TBjAYxyD
何だこの流れww

702:名無しさん@ピンキー
07/12/27 15:27:01 Es6DF5UZ
つダチョウ倶楽部

まあそりゃそうと暇なヤツは聞いてくれ
つい最近ちょっと話題になった「セレビッチ」って雑誌なんだがな、これがもうハンパない

「小悪魔どころの騒ぎじゃない!」

「愛されボディの作り方!」

「ビッチあんよで世界制覇!」

これだけでも凄いんだが、他にも
「パーティー道場破りの掟」「女豹アタック」「ドンペリビッチ」「エロガンス」
しまいにゃ
年下男を惑わす大人エロス 必殺!「ツバメオトシ」

……もうね、いろいろと言いたいことは山のようにある
みんなの言いたいことも分かる。思ったことも分かる
だけど本題はまた違うのよ。別にこの雑誌を笑うための話じゃない。
そう、ここは嫉妬・修羅場・三角関係スレ
醜くも美しい嫉妬を描いた修羅場のあるSSを扱うスレだ
暇なヤツはいっちょ、このセレビッチをネタにどんな嫉妬・修羅場ができるか想像してみてくれ

例を挙げると
「嫉妬深いセレビッチがどんな方法で男を振り向かせようとするか」とか
「泥棒猫のセレビッチVS嫉妬深い彼女VSヤンデレ」とかでね

泥棒猫=セレビッチみたいなね。なんかピッタリな気がする。ってかピッタリだ

さあ、みんなレッツトライ!!





小悪魔どころの騒ぎじゃない(笑)

703:名無しさん@ピンキー
07/12/27 16:57:29 iZ8Y8aVD
だがコートジボワール

704:名無しさん@ピンキー
07/12/27 20:23:52 zh7is5RD
1年前の俺達

186 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/11(月) 01:10:11 ID:enoV1P+O
>>150-188全員GJ!
しかし山鹿の死去(?)は凄い反響だな。
男性キャラでこれだけ人気が出た奴って初めてじゃない?

187 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/11(月) 01:19:04 ID:tTpBuWuZ
ロボさんGJです。
ナナミ派の俺としては嬉しい展開だ。
>>186
ユウキとか

188 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/11(月) 01:19:21 ID:tA4+chkR
とりあえず、おいていきます。

新ジャンル ほのぼの純愛
URLリンク(www21.atwiki.jp)

189 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/12/11(月) 01:19:46 ID:vDVM6tSr
ミスタープレイボーイの主人公、長嶋君もかなり人気だったなそういえば。

……って作者両方同じw

190 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/11(月) 01:29:44 ID:YKuKCNvQ
山鹿と次子がシンクロ率400%で混ざりあって復活・・・・ないか

191 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/11(月) 01:35:51 ID:xKzvdcE+
>>187
ユウキは俺の嫁
というかむしろ婿でもいい
九十九もいいが、血塗れ竜外伝もまた来ないかなあ

192 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/11(月) 01:37:25 ID:SEyfxnhu
未だ死亡判定は出て無い!!
死亡確認されるまでそのキャラは死んで無いんだ!!死んで無い。。。
山鹿ーーーー!

193 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/11(月) 01:39:28 ID:6KmD7Gfe
>>191ー!後ろ!うs…


手遅れだったか

194 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/11(月) 01:45:44 ID:as1J2mln
ここでこのスレの奴らの妄想により、理想の山鹿が誕生して登場↓


もう、戻る事がないあの時

705:名無しさん@ピンキー
07/12/27 20:32:03 dQ43eDK3
>>705
お前含めて誰も彼も戻すつもりがないからね

706:名無しさん@ピンキー
07/12/27 20:53:53 mAsw3e+x
>>705
志村ー、安価安価
流石に全員戻す気無しってこたぁ無いと思わないでもない

707:名無しさん@ピンキー
07/12/27 21:02:14 V6o1/A4s
ていうかここの住人で初期からの奴まだいるの?
今いるのは新参ばっかで古参はとっくに見限ってる希ガス
まぁそういう俺も去年の秋頃からだけどな


708:名無しさん@ピンキー
07/12/27 21:14:58 i1/VlYvg
結構いると思うが。俺も初期から見てるし。

709:名無しさん@ピンキー
07/12/27 22:22:43 PCfs79zH
このスレはスルーできない奴大杉
そりゃ荒れるわ

710:名無しさん@ピンキー
07/12/27 22:23:40 /z0hd35y
むしろ初期スレからいないとこんなスレに居着く訳が(ry

711:名無しさん@ピンキー
07/12/27 23:06:00 yq3a2j5o
なんだ、このカススレ生き残ったのか。
この板で一番最初に死ぬべきスレのくせに生意気だな。

712:名無しさん@ピンキー
07/12/27 23:08:04 oOySc/Xz
どうでもいいがな。

713:名無しさん@ピンキー
07/12/27 23:21:36 lR1tisCc
鬱エンドって具体的に何がある?

714:名無しさん@ピンキー
07/12/28 00:58:21 cn2yMSYP
このスレは避難所もあっし、やり直し効っからどうにでもなっしょ。
透明フィルターかけて、ふつーに過ごしてりゃいいし。
普通のスレならここまで荒れりゃ死んでる。
これも鬼女の御加護なのかね。


715:名無しさん@ピンキー
07/12/28 01:24:42 yfuP9fMR
既に住人が自演しかしかしないバカだけで腐りきってるから廃墟だけどなw

716:名無しさん@ピンキー
07/12/28 08:27:57 H/p4bBYg
自演って決めつける自演荒らしもいるしな

717:名無しさん@ピンキー
07/12/28 09:13:00 Gj2IzMNm
過疎だ末期だって言ってなんかある度に自演自演って言って
しまいにゃ作品の投下が無いと住人を叩きだす
荒らしってのはド低脳のビチグソなんだからスルーが一番

718:名無しさん@ピンキー
07/12/28 09:45:48 F4U2E8LF
実際自画自賛自演しかないしw

719:名無しさん@ピンキー
07/12/28 09:57:47 uAVYHb1Z
\(^o^)/
/(^o^)\
\(^o^)/
/(^o^)\
\(^o^)/
/(^o^)\

720:名無しさん@ピンキー
07/12/28 11:21:33 RPw7Rudd
はいスルー

721:名無しさん@ピンキー
07/12/28 12:56:20 1MMTfzF9
うんこっこ

722:名無しさん@ピンキー
07/12/28 13:43:58 aX7b5tPy


うんこSS投下きぼんぬw















うんっこおおおおおおおおおおおおwwwwww






















うんこっこw

723:名無しさん@ピンキー
07/12/28 13:51:09 RPw7Rudd
スルー

724:名無しさん@ピンキー
07/12/28 15:22:06 7r7FJx2B
投下と荒らしの板ばさみ
こんな流れ嫌いじゃないぜ

投下されたもので満たされ
荒らしを見て自分はまだ大丈夫な部類だと確認する

正直荒らし見てるとなんか駄目な自分がましな人間に見えるから
そんなに嫌いじゃないんだよなぁ
なんか自分より下の人間ができた気がしてうれしい

作者の人たちは待ち望んでる人間が少なくともここに一人いるので
がんばってくださいな

725:名無しさん@ピンキー
07/12/28 16:22:26 kqtMoso7
俺も待ってるぜ!全裸で!

726:名無しさん@ピンキー
07/12/28 17:46:55 BqqZwgd9
また自演雑談w


























死んだほうがいいよマジでw

727:名無しさん@ピンキー
07/12/28 18:11:11 WwkOZ/fL
ここは自演隔離板になりました



728:名無しさん@ピンキー
07/12/28 18:14:51 osEehR62
>>722-723・>>726-727
お前等の方が自演だろうが。あと、sageろ。

729:名無しさん@ピンキー
07/12/28 18:28:23 IuliAZU7
カレーにスルー

730:名無しさん@ピンキー
07/12/28 18:28:34 uAVYHb1Z
板……?

731:名無しさん@ピンキー
07/12/28 18:28:36 7r7FJx2B
同じIDで降臨するなんてきっと
>>722-723>>726-727には出来ない芸当だぜwww


みたいな感じで煽ったりするともっと頑張るかな?

732:名無しさん@ピンキー
07/12/28 18:43:24 WwkOZ/fL
なぜか.自演よばわり
><


733:名無しさん@ピンキー
07/12/28 19:02:12 7r7FJx2B
君が自演じゃないって言っても誰も信じないよ
君より前の人がレスしてくれないと


あれかい?君はIDの変え方もわからなかったあの可哀相な子かい?
もう少し頭を使わないともったいないぞ?

734:名無しさん@ピンキー
07/12/28 19:32:28 Gj2IzMNm
荒らしはsageないバカがいるからモロ分かりだったのにな
あと書き方でなんとなく分かる
ちなみに俺はIDの変え方分からないんだけど別に知らなくてもいいわな

それよりこんなアホな会話続けて荒らしがのさばってるから誰も投下したがらないんだな…
まあ来月から再び投下する予定だが正直……

735:名無しさん@ピンキー
07/12/28 19:36:23 BF/l5F/R
せっかく荒らしてるのにスルーされて雑談されるのが相当イヤだったみたいだなw

736:名無しさん@ピンキー
07/12/28 19:45:55 KB35wjtt
流れを変える投下に期待

737:名無しさん@ピンキー
07/12/28 19:57:44 +mTJptGL
ウナギイヌさん、本当にヤンデレスレに行っちゃうのw
そんなの困るww
寂しくなっちゃうなぁwww

738:名無しさん@ピンキー
07/12/28 20:16:19 RPw7Rudd
ふーっ。
………
スルー

739:名無しさん@ピンキー
07/12/28 20:41:32 Gj2IzMNm
中学の時にクラス中からシカトされてた奴を思い出しちまったじゃねーかwww

ところで住人に質問。投下される作品でかなり長いやつって皆はどう?
五部構成で物語も五つでそれが一つの物語になってるってやつなんだけど
全部完成してから投下するつもりなんだけどさ

740:名無しさん@ピンキー
07/12/28 21:00:27 B50AJOtI
>>739
黙って投下する職人だけが良い職人だってどっかの誰かが言ってた
別にお伺い立てずに自分の好きにすればいいと思うぞ

741:名無しさん@ピンキー
07/12/28 21:19:54 MwiPtO+A
(´A`)

742:名無しさん@ピンキー
07/12/28 21:39:28 uAVYHb1Z
だが言葉ロール

743:名無しさん@ピンキー
07/12/28 21:50:45 Gj2IzMNm
>>740
了解。黙って背中で語る親父みたいなもんだな。ちょっくら書いてくる

744:名無しさん@ピンキー
07/12/28 22:51:48 Po0tAaL9
大体誘いうけする奴って自信満々に連続投稿したわりには
単に推敲もろくに出来てないだらだら長いだけの駄文ってのがほとんどだよな
後書きでいいわけじみた馴れ合いレスで叩かれるのを防止しようとしてるけどなw
住人にとっては糞みたいな代物でも、正直に批評してあげて逆恨みされて荒らされたらかなわないから
とりあえず「乙」「GJ」くらいのレスはするけど、迷惑以外の何者でもないよな
スレストするし
そうなったら早めに次の投下を期待するか、職人を呼ぶための雑談作戦で流してスレ進行するしかないよな

745:名無しさん@ピンキー
07/12/28 23:20:57 HEREosbk
>>743
半裸で待たせてもらう

746:名無しさん@ピンキー
07/12/29 00:08:12 09btI/Z0
よなよなよなよな~

747:名無しさん@ピンキー
07/12/29 00:58:47 u818z27k
目立ちたがりのうざいやつばっかすり寄ってきますね

748:名無しさん@ピンキー
07/12/29 03:50:00 C/8tsQDG
異常に長すぎるのは荒れる元
どこかのロダにうpってURL貼り付けるのが吉と思われ

749:名無しさん@ピンキー
07/12/29 04:23:44 1ZJQ19JT
>>748
勝手にそう思ってろ。

750:名無しさん@ピンキー
07/12/29 04:31:40 syIEGzz1
>>748
君が心配してやる必要はないよ
どうせまとめる能力がないから徒に長くなるだけで
内容があっての大長編って訳じゃないから
あちこち矛盾が生じ、文章的にも破綻しまくりだろうから
読む気もしないだろうし、読まれもしないだろうね
保守がわりにはいいんじゃない?

751:名無しさん@ピンキー
07/12/29 04:50:53 SeV/pyue
荒れてきたぞ

752:名無しさん@ピンキー
07/12/29 05:01:23 rAFfKP9W
気にしなくてもいい
書く気も書く能力もないただのROMが、書き手の呼び水になろうと必死でアピっているだけだから
全部完成してから投下?
何十年後になることやらw

753:名無しさん@ピンキー
07/12/29 07:44:17 1ZJQ19JT
>>752
>>書く気も書く能力もないただのROM
そりゃお前のことだろ

754:名無しさん@ピンキー
07/12/29 09:12:28 7e6EjduQ
確かにそうだな

755:名無しさん@ピンキー
07/12/29 11:47:36 2EzbHWor
………スルー。

756:名無しさん@ピンキー
07/12/29 13:02:10 6hOVTpUk
これだけID変えてアピってるのに住民は荒れてなくてワラタ

757:名無しさん@ピンキー
07/12/29 13:09:28 kqLqvNFj
お前らウナギがヤンデレスレに行こうとすると止めるのね
なんだかんだ言ってもウナギのこと好きなんだなw

758:名無しさん@ピンキー
07/12/29 13:16:41 geBjxtCY
どうでもいいよ
それよりももっと嫉妬について語りたい
何か昔話で嫉妬が絡んでくる話ってあったっけ

759:名無しさん@ピンキー
07/12/29 13:23:49 FggsDmDX
>>756
ROMは別として、カキコするような熱心な読み手はもう2,3人しか残ってないからな
必死でID変えて多人数を装っているけど・・・
スレが荒れたりしない代わりに語り合うこともできないよ

760:名無しさん@ピンキー
07/12/29 13:32:24 jgEo95m2
雑談なら避難所行けば相手にしてくれるよ
もっとも、ここの書き手や住民を見下すのが禁止になってからは
話すこともなくなってすっかり廃墟っぽくなっているようだけど

やっぱ、人間って自分より下の存在がいると安心できるんだろうなぁ

761:名無しさん@ピンキー
07/12/29 13:37:31 6hOVTpUk
>>758
シンデレラはどうだろう?

762:名無しさん@ピンキー
07/12/29 13:58:02 SrbbfbWu
>>760
被差別部落問題にも同じことが言えるんだな
日本人の不安不満を解消させるためには、とかく下の存在が必要なのだろうか


763:名無しさん@ピンキー
07/12/29 14:00:27 4GuvUkLJ
誰も引き止めていないから安心してヤンデレスレ逝けや、ウナギイヌ

764:名無しさん@ピンキー
07/12/29 14:04:21 RQwkM8fM
ウナギイヌのヤンデレスレ移籍、オメ

765:名無しさん@ピンキー
07/12/29 14:07:27 09btI/Z0
ウナギさん自演乙です

766:名無しさん@ピンキー
07/12/29 14:18:45 2EzbHWor
スルー。




767:名無しさん@ピンキー
07/12/29 14:26:46 MzjejBsj
とうとう移籍が本決まりなのか
これでこのスレも寂しくなるなぁw
いやあ、じつに残念だww

768:名無しさん@ピンキー
07/12/29 14:29:12 09btI/Z0
ウナギイヌ「ウナギイヌ移籍!ウナギイヌ移籍!」

769:名無しさん@ピンキー
07/12/29 14:29:14 6HImEAKb
そうそう避難所の思い通りにことは進まないだろ
それに今度はあっちに迷惑が掛かるわけだし
ここにいてもらった方が良くないか

770:名無しさん@ピンキー
07/12/29 14:34:15 09btI/Z0
ウナギイヌさんはありもしない「本スレと避難所の二勢力対立構造」をここ数週間ひとりで必死に演じていらっしゃいますが
さて今までそれによって何か手応えある成果は得られましたか?^^

771:名無しさん@ピンキー
07/12/29 14:44:20 CiyMCg8P
>>770
見えないが、しかし確実に存在している両者を分かつ壁が更に強固になったのでは?
普通ならここが過疎ればあちらが賑わうはずなのに、全く人が流入してこないのは何故だろうね
その理由こそが一般人と基地外を分かつ隔壁の存在なのだよ
残念ながら、一部暴徒と化した先鋭的な見て見て作家が亡命してしまったようだが、
彼らとは二度とこのスレで会うことはないから気にする必要もないか
さしていい作品を書いていた訳でもないしね

772:名無しさん@ピンキー
07/12/29 14:54:27 0EBHR8jJ
話ぶったぎるけど、ここってオリジナルじゃないと駄目なのかね?

773:名無しさん@ピンキー
07/12/29 14:59:30 Y1EZ+Jrn
虹は当該スレッドに、なければスレッドを立ててそこへどうぞ
もしくはスレのないSSを投下する専用スレッドにお願いします

ヤバイからと言って、流れを変えようと下らないレスつけないでね
ウナギの放流計画がヤンデレスレ住民にばれたらまずいことになるもんな

774:名無しさん@ピンキー
07/12/29 15:12:51 0EBHR8jJ
>773
3行目以降はよく分からんが……
さんくす。

775:名無しさん@ピンキー
07/12/29 15:16:15 2KraBbkc
避難所必死杉
隠蔽工作乙death

776:名無しさん@ピンキー
07/12/29 16:20:03 SisX3rTR
>>761
シンデレラの話って好きな王子様を奪いに行く話だよな。ちょっと長いが説明しよう
シンデレラが魔法使いから貰ったDEATHハイヒールを使って邪魔なライバルを消して王子を振り向かせるって話
ハイヒールを使ってシンデレラは上手く王子の気をひく。そんで帰る時にわざと王子の目の前でハイヒールを捨てる
その後王子がハイヒールの持ち主を探しに来てシンデレラが持ち主って分かり二人は結ばれる

これが第一部で第二部は王妃になってからの話
シンデレラは王子と幸せになっていたけど新たなライバルの白雪姫ってのが出てくる
白雪姫に気が向いた王子を見てシンデレラが嫉妬して白雪姫を消そうとする
シンデレラは白雪姫に毒林檎を食わせて毒殺しようとする
しかし白雪姫の下僕の小人達に阻止されたり部下が裏切ったりで計画は失敗する
なんとか上手く毒林檎を食わせるけど白雪姫の元に王子が出向いて白雪姫とあれこれと上手くいってしまう
怒り狂ったシンデレラはDEATHハイヒールを使って白雪姫と一騎討ちをするが
DEATHハイヒールを知った白雪姫によって王子に毒林檎とハイヒールの事がバレてしまう
王子はシンデレラの元を離れてしまい、シンデレラはDEATHハイヒールの事がバレたことで魔法使いに殺されてしまう

かなりはしょったけど俺が昔ママンから聞いた話では確かこんな話だったはず

777:名無しさん@ピンキー
07/12/29 17:15:08 AiMY4XsC
どうでもいい

778:名無しさん@ピンキー
07/12/29 18:17:06 jbX+Huuh
>>776はこれで面白いつもりなんだってさ
氏ねばいいのに

779:名無しさん@ピンキー
07/12/29 18:34:14 09btI/Z0
>>771
俺の「避難所自演で成果あった?」って質問に返答する形をもって
自演で避難所避難所喚いてるっていうことを認めたわけだね、ウナギイヌさん
どうもありがとうね

780:名無しさん@ピンキー
07/12/29 18:38:47 2WcUP724
避難所住人と本スレ住人は被ってるのにそもそもなんで見えない壁ができるのw

781:名無しさん@ピンキー
07/12/29 18:41:14 6hOVTpUk
>>776
ママン……俺に嘘をついたのか……
第二部はハイヒールの魔神の話だって言ってたのに。

782:名無しさん@ピンキー
07/12/29 18:44:37 lsWBTl6I
>>773
ヤンデレスレと住民被ってるからとっくにバレてるだろ

783:名無しさん@ピンキー
07/12/29 18:49:00 2EzbHWor
もう……。
スルー

784:名無しさん@ピンキー
07/12/29 18:51:22 09btI/Z0
見えない壁なのに強固になったのがわかるってどういうことですか
脳内ですか

そもそも避難所ではここ数日本スレに関する話題が出てないんですがどう壁が強固になるんですか
妄想ですよね

785:名無しさん@ピンキー
07/12/29 19:06:18 cLFN7Hqx
>>783
スルーって言うことが一番スルーできてないってことになるから黙れ。

786:名無しさん@ピンキー
07/12/29 19:13:22 AY+8ItfK
専用ブラウザ使ってないと分からない流れになってきてるぜ。


787:名無しさん@ピンキー
07/12/29 19:34:56 2EzbHWor

スルー

788:名無しさん@ピンキー
07/12/29 19:53:11 SisX3rTR
うわぁ…見事にカオスになってきたな…
そんなことより嫉妬スレなんだから嫉妬話をしようぜ!

ツンデレVS素直クールの修羅場とか
美人な人妻の嫉妬がどれほど興奮するかについてとか
ベジータの生え際がどれほど修羅場なのかとかさ

>>781
ごめんねタカシ…カーチャン嘘ついちゃった……

789:名無しさん@ピンキー
07/12/29 19:54:13 hkhlhO/V
ああ
死ねよ

790:名無しさん@ピンキー
07/12/29 20:00:48 2EzbHWor
男が見て無い時の女の修羅場には、何か、こう……くる。

791:名無しさん@ピンキー
07/12/29 20:28:18 jxF46x9/
>>779
えぇっ?
俺様まだ何も発言していないんですけど……

792:名無しさん@ピンキー
07/12/29 20:48:07 Tsr4QT1P
昔は作品が投稿されたのに12月は0か
荒らしをスルーできないスレの住人の低レベルには泣けるな

793:名無しさん@ピンキー
07/12/29 20:59:12 09btI/Z0
スルー以前に荒らしがいる時点で投下がそう望めるわけもなく

794:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:02:57 8DPbiuqj
避難所に投下すればいいんじゃん
何を甘えたことを言っているんですかwwwwwwwwwww

795:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:17:12 JItUIQCF
その避難所が住民を敵に回してしまっているからどうにもならないんだろ

796:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:17:58 /Z103pkF
避難所に投下しても読んで貰えないんじゃなぁ

797:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:19:56 5u1oPD1j
むしろ泣きたくなるのはここの書き手のレベルの低さだろう
避難所に罪を擦り付けるな

798:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:20:18 ItrzKtLx
別に見れればどこでもいい
荒らしが自演する時はいつも書き込む間隔が一緒だよな
いつも使ってる大好きな単語もあるようだし

799:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:25:40 ILSFPkpl
>>798
読み手はそれでいいさね
問題は作品が極少数の目にしか止まらなくなることだ
新規の読者はまず読んでくれないから
書き手はそれが嫌なんだろうね

800:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:28:22 SisX3rTR
静かで貞淑で普段笑顔を絶やさない美人な人妻が夫の口から出る職場の女性に静か~に嫉妬するとか想像したらもう……

801:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:32:02 cdSpHGIc
>>そもそも避難所ではここ数日本スレに関する話題が出てないんですがどう壁が強固になるんですか

1 それこそ壁が存在している何よりの証拠
2 本スレの話題を出すと阿修羅氏に叱られるのでビビッてる
3 避難所自体が良識派から見放され始めている
4 宿主たる本スレが過疎っているから寄生虫たちも静かにならざるを得ない

802:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:36:15 8pkB15Ac
⑤ヲチスレは他にあるのでしたww

803:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:38:17 geBjxtCY
>>800
何かわかる
普段から感情豊かな人よりもあまり感情を出さない人の嫉妬の方が好み

804:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:40:09 AY+8ItfK
ギャップ萌えってやつか

805:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:48:59 cLFN7Hqx
このスレに良識派なんているのかと。

806:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:50:50 09btI/Z0
>1 それこそ壁が存在している何よりの証拠
「お互いそっぽ向いてるんだ」的な考え方?
壁も何も、本スレがこの通り話すべき話題を何も発生させてないから話題に挙がらないだけよね

>2 本スレの話題を出すと阿修羅氏に叱られるのでビビッてる
「学校で校則を守る奴らはセン公にビビってるんだ」ってのと同じレベルの理論だわね

>3 避難所自体が良識派から見放され始めている
良識派って誰? 何をもって良識としているのか知らん?

>4 宿主たる本スレが過疎っているから寄生虫たちも静かにならざるを得ない
これが正解。事実を悪意的な言い回しで言ったらこうなるね


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