嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ その44at EROPARO
嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ その44 - 暇つぶし2ch200:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:15:25 Ee4PGF2y
うなぎいぬは評論家気取り

201:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:18:22 GcivpJ+K
>>199
ウナギイヌは住人が法律を持ち出すと慌てて反論してきたチキンだし
相手にしない方がいい。ヒッキーに構うほど俺達は暇じゃない

202:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:20:27 ZzYFtTIm
そりゃ、>>50の内容を見たら本当に情けないと思うよ

203:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:24:23 F5BFm/PB
ウナギイヌ「今まで手加減してたけど次からは本気出すし」

204:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:26:25 itUn2EfX
>>199
明らかな誤用でもその用法を使っている人が多少なりともいれば誤用として認めないらしいよ。
つまり、ウナギさんは普通とは違う日本語の感覚を持っていらっしゃるのだ。
俺ら普通の人が彼の感覚についていけないのは当然なんだよ。
馬鹿にすんなっ!!

205:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:28:33 gY0EyDbo
論破されてコピペして荒らすわけかwwwwwwwww
嫉妬SSまとめは閉鎖されているから、嫉妬SSでコピペできませんよwwww

206:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:34:41 WAv3JGnz
阿修羅に恥をかかせたいなら、嫉妬SSコピペで荒らすはずなんだけどね
だって、まとめサイト以外からコピペせずに嫉妬SSコピペで荒らした場合は
阿修羅の言っていることが自体に矛盾が生まれるわけなんだよ

閉鎖している意味がないのに閉鎖していることは独り占めしているわけだよ

207:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:38:42 liPQ91I1
そもそも、スレの住人の意見や了承も得ずに勝手にまとめサイトを閉鎖したというのは
いろんな意味で問題あると思うけどな。一体、何様のつもり?

208:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:45:57 F5BFm/PB
ボランティアでやってたことを止めたら「勝手に止めるな!何様だ!」ってお前が何様だよ
ウナコーワさんばかじゃね(笑)

209:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:54:19 F5BFm/PB
住人「今は無くなっちゃった昔のスレが見たいなあ」
阿修羅氏「私はスレのログ保存してたから良かったら分けてあげるよ、ついでに見やすくしておくよ」
住人「ありがたいありがたい」
ばか「このログを貼り付けまくって荒らしてやるのら~」
住人「うわあやめてけれ」
阿修羅氏「荒らしが出来ないようにログは隠しておくね」
ウナギイヌ「勝手に閉鎖しやがって!何様だ!独り占めだ!」

210:名無しさん@ピンキー
07/12/16 21:05:38 pUpvPBXQ
クソワロタ

211:名無しさん@ピンキー
07/12/16 21:20:17 6lfoFuQP
まさに負け犬の遠吠え

212:名無しさん@ピンキー
07/12/16 21:38:09 L8AdknLi
的確とは正にこの事

213:名無しさん@ピンキー
07/12/16 22:09:24 jZ5wkZkn
ID:F5BFm/PB
お前少し黙っとけよ
いちいち反応して荒らしの思う壺じゃないか

214:名無しさん@ピンキー
07/12/16 22:21:20 3DTOCnjU
好きな作品の続きをチェックするために久しぶりにまとめを見にいったら404になってるし
何かあったのかと思ってこっちに来てみれば・・・糞の奴こっちじゃウナギイヌなんて呼ばれてんのか
完全制圧と自演荒らししか芸が無いと思ってたら、コピペ荒らしなんて新技身に付けてて驚いたよ

215:名無しさん@ピンキー
07/12/16 23:00:48 pytrNiI0
ウナギイヌがヤンデレヒロインになって
スレを荒らす修羅場小説誰か書いてくれ。

216:名無しさん@ピンキー
07/12/16 23:40:06 liPQ91I1
>>214
法律関連の話題を持ち出したら、コピペで荒らし始めたwwww

217:名無しさん@ピンキー
07/12/17 00:56:22 4wuV0BUE
多分……だが、俺様がコピペでスレを荒らしてるって騒いでる奴の中に真犯人がいるんだろうな
まさかまとめサイトが閲覧停止になるなどと想像もしていなかったんだろうが、
今更ながらに自分の罪の深さに気付いて、責任を俺様に擦り付けようと藻掻いてるんだろうよ
まあ、嫌われ者の俺様のことだ、冤罪を晴らすのは無理っぽいからとやかく言わないがね
いろいろ言われるのも、阿修羅さん共々有名税として諦めるとするか
じゃあ、お休み

218:名無しさん@ピンキー
07/12/17 01:03:27 SbFmrBa6
でっていう

219:名無しさん@ピンキー
07/12/17 01:14:32 83sB17OR
どこを縦読み?

220:名無しさん@ピンキー
07/12/17 01:28:02 CALJYiaJ
>>217
セル第二形態の「ベジータ! こいつをなんとかしてくれよォ!」ってセリフ並の馴々しさがウザいな
お前、友達いないんだから帰れよ

221:名無しさん@ピンキー
07/12/17 07:10:15 WD5lxmcU
なんでスルーできないバカばっかりなの?

222:名無しさん@ピンキー
07/12/17 07:20:59 NAB5GJgR
それはね、
荒らしに対抗している様に見せている
荒らしだからさ

223:名無しさん@ピンキー
07/12/17 07:56:55 aVXToV0u
つか全員鳥つけて会話すれば一発で解決よ

224:名無しさん@ピンキー
07/12/17 08:31:31 S7PKY0x8
ここのSSのレベルが低いのは、なんでもかんでもGJ付けてしまった住民にも責任があるんじゃ

俺でも書けるんじゃ → 簡単なの書いてみた → うわっ、GJ貰えたよ。また書こう → この程度でいいのか → 俺って天才?
そしてようやく本音を吐く人間が出現 → 作品の不備に気付かされ、自分の才能に絶望 → 絶筆

今はこんな感じかな
下手でもなんとか自分の妄想を他人に伝えようと、皆が必死だったあの頃が懐かしい

225:名無しさん@ピンキー
07/12/17 08:55:57 v+t1oqCO
>>224
だからさ……たとえ百歩譲ってこのスレのSSのレベルが低くても、
エロパロ板ではその投下こそが優先されるべきで、それを妨げる行為は無条件で悪なんだよ!!

何回同じことを言わせりゃ気が済むんだよ!!!




226:名無しさん@ピンキー
07/12/17 09:12:34 xlgCRoXf
>>225
そりゃお前みたいな乞食の価値観だろうが
ばぁか!
スレの質を低下させる存在は無条件で悪なんだよ!!
自殺して死ねや

227:名無しさん@ピンキー
07/12/17 09:15:42 LxF2ak4k
>>217
コピペ荒らしした分際で俺はやってませんってアホか? こいつwww
大体、俺はコピペ荒らしをしていないとか言っている時点で怪しいんだよww
下手な言い訳ばかりするな

228:名無しさん@ピンキー
07/12/17 09:19:33 98ZhmsCk
>>225
別に元からレベルが高いわけじゃなかったのに
スレの質を低下させるとか何を意味のわからないことを言っているんだが

SSも書けないウナギイヌ君は単に嫉妬しているのでは?

229:名無しさん@ピンキー
07/12/17 10:17:36 lXEUg8ic
最初っからココは批評する場ではない

230:名無しさん@ピンキー
07/12/17 10:40:45 CALJYiaJ
ウナギはこのスレを荒らしていい気になってるんだろうけど、実際はスレ住人に遊ばれていることにまだ気付かないのかwww

231:名無しさん@ピンキー
07/12/17 11:00:14 83sB17OR
ウナギイヌ「GJ付けられてみんな粋がってやがるんだ!」

↑こういう確かな根拠のかけらもない誇大妄想が前提にあるから、結局何を言っても通じないんだよね

232:名無しさん@ピンキー
07/12/17 11:29:59 MfjJC33O
誇大妄想というか、単にスレの住人がいちいち反応するから楽しいだけだろうに
荒らしはスルーして、嫉妬ネタで盛り上がればいいんだよ
甘やかすから、付け上がるんだよ。

何か最近の偽装事件の船場吉兆によるマザコン謝罪の取締役と覚せい剤所持で捕まった芸能人の次男
と同じ匂いがするな。

233:ティークの剣2 ◆t9KW8F7C/A
07/12/17 11:38:30 JtoNpccS
「ご親征ですと?」
 ティーク王の意向を知り、軍師ラクシャナは片眉を僅かに跳ね上げた。
 常にポーカーフェイスを崩さない彼女にとって、これは驚くほど豊かな感情表現であった。
 彼女はかつてスラルが滅ぼした東方の古代国家、ヒンディアナの王女である。
 中肉中背で、浅黒い肌に短い銀髪がよく似合う。
 理知的な澄んだ目は物静かだが、見る者全てを震撼させる力を帯びている。
 ヒンディアナでは姫将軍として一軍を率い、スラルの大軍を相手によく戦った。
 しかし、他国の例に漏れず、ヒンディアナもまた鉄の暴風の前に屈服した。

 ラクシャナは類い希なる美貌とその戦略眼を惜しまれ、ティークの元に軍師として仕えることになった。
 今ではスラルの軍政軍令の全てに携わり、王にとって無くてはならない存在である。
 緻密な戦略と豪快な戦術は、侵略の能率を加速度的に向上させるのに一役買った。
 そして、冷徹極まる政策は、敵味方の区別なく恐怖の的となっていた。
 そんなラクシャナが驚いたのだから、ティークの親征が如何に突発的なものだったか窺い知れよう。

「陛下御自ら兵を率いずとも、キャトリシアなど……」
 そこまで口にしてラクシャナは黙り込んだ。
 ティーク王の目論見に気付いたのである。
 神聖キャトリシア皇国は、この大陸のほとんどの国が信仰する宗教の総本山である。
 早くからスラルの帝国主義に異論を唱え、公然と反旗を翻していた。
 その信者、キャトリシアンは大陸中に勢力を張り巡らせている。
 ある時は軍勢として、そしてある時はテロの形を取り、ティークの覇道に立ちはだかった。

「陛下はキャトリシアンを根絶やしにするおつもりなのでは」
 自らはラーナ教徒であるラクシャナは、王の決断に戦慄を覚えずにはいられなかった。
 ティーク王はキャトリシアを滅ぼすことにより、自らが神になり代わろうというのだろうか。
 王は軍師にそこまでは説明してくれなかった。


「陛下。ご親征と聞き及びましたが……まことでございますか?」
 噂を耳にしたジュリエッタの反応は、ラクシャナの何倍も激しかった。
 久し振りにティーク王が寝所を訪ねてくれたというのに、彼を問い質す声もつい甲高くなってしまう。
「お止めくださいませっ。何も陛下がご出陣あそばなくとも、幾らでも兵力は余っておりますでしょうに」
 側室筆頭に当たるジュリエッタは、万が一のことに考えを馳せて真っ青になる。
「陛下にもしものことがあったら……私は……私は……」

234:ティークの剣2 ◆t9KW8F7C/A
07/12/17 11:40:08 JtoNpccS
 キャトリシアンどもは命すら惜しまぬ狂信者と聞く。
 むしろ、神のために命を捧げることは、彼らにとって至福の喜びなのだ。
 その総本山に攻め込むとあらば、どんな危険が待ち受けているか分かったものではない。
 ジュリエッタは最悪の事態を想像しただけで失神しかけていた。
 ところが、ティーク王はそんな彼女の反応を楽しそうに見ている。

「その時には……その方にとって、これ以上のことはあるまい。憎い父の敵を討ったことになるのだからな」
 ティーク王は軽く口端を歪めてせせら笑った。
 ジュリエッタは激しく首を振り、涙の溜まった目でティーク王を見詰める。
「残念だが、まだ死んでやるわけにはいかない。それに……」
 そこでティーク王は口を閉じ、一拍おいて後を続ける。
「……私が他人の手によって屠られるのは、お前にとっても面白くなかろうからな」
 王は冷酷な台詞を終えると、自虐的な笑い顔を見せた。

 ジュリエッタは下唇を噛みしめてしゃくり上げ続けるばかり。
「このお方は、私が悲しむ姿をご覧になって楽しんでいらっしゃるのだわ。お慕いしている私の心など知り尽くした上で……」
 ジュリエッタは悲しくなった。
 こんなことなら性奴に貶められていた方がマシだったと思う。
 地下牢で責められるオーロラ姫や、便器代わりに身を持ち崩したゼンメイの方が何倍も幸せであるとさえ思えた。

「ところで、泣いている暇があるのかな?」
 寝所を出ていく際、ティーク王がジュリエッタを振り返った。
 ジュリエッタは意味を問い掛けるように涙に濡れた目で王を見詰める。
「今度の戦いにはその方も同行するのだ。その方の準備のためだけに出立を遅らせるつもりはないぞ」
 その途端、ジュリエッタの顔がパッと明るくなった。
 ロマンティックな旅と言うには程遠い戦旅ではあるが、王が伴をせよと命じたのである。
 なにより長期に渡って彼と会えなくなると覚悟していたジュリエッタである。
 これ以上の喜びがあるだろうか。
「やはりティーク様は私のことを……」
 そう考えるとまた涙が溢れてきて、愛しい男の顔をぼやけさせた。

235:ティークの剣2 ◆t9KW8F7C/A
07/12/17 11:40:43 JtoNpccS
                                 *

 その頃、東方の神聖キャトリシア皇国では軍議が開かれていた。
 激しい意見が飛び交うが、方針は一向に定まらない。
「今こそ魔王ティークに神罰を与える絶好の機会。大陸中の教徒に蜂起を呼び掛けましょうぞ」
「いや、神敵とはいえ、スラルの軍勢を侮ってはいかん。ここは和議を試みるべきです」
 意見は真っ二つに割れた。
 スラルの勢力内でキャトリシアンが一斉蜂起すれば、ティークの足を止めることはできる。
 しかし、民兵に過ぎない寄せ集め集団では、正規兵で構成された大軍団には抗いきれない。
 結局のところ圧倒的な兵力で各個撃破され、遅かれ早かれ本国は100万の軍勢に包囲されてしまうであろう。
 そうなってからでは何もかもが遅きに失っしてしまう。

 無駄な時間が刻々と流れる中、会議室の最上席に座った少女が溜息をついた。
 見たところ15歳くらいであろうか、プラチナブロンドを長く垂らした神々しいばかりの美少女である。
 透き通った空のような碧い瞳が、今は憂いに満ちている。
 神聖キャトリシア皇国の君主にしてキャトリシアンたちの頂点に立つ女教皇、マリーアンナであった。

 彼女は避けようのない戦いを前にして、悲しみにうち震えていた。
「どうあってもスラルとの戦いは避けられないのですか……血を流さず解決できる道はないのですか……」
 犠牲となる敵味方の兵士を思うと、マリーアンナの小さな胸は張り裂けそうになる。
 それでも実権など何もなく、ただのお飾りに過ぎない彼女に発言などできようもなかった。

「ティークは一切合切を破滅に導くつもりなのだろうか」
「あの魔王とて、そこまではすまい」
 軍議は堂々巡りを続けるだけで、結局何の結果も導き出せないでいた。
「ここはやはり教徒の一斉蜂起を。教義のために殉じることができるのです……これ以上の法悦がありましょうや」
 司教省の長官がそう言い放つと、会議室は水を打ったように静かになった。
「一斉蜂起に呼応して、我が軍も打って出るのです。二正面攻撃を仕掛ければ勝機も見えてきましょうぞ」
 その案は居並ぶ全員の納得を得られるものであった。
 司教省長官の意見で軍議がまとまりを見せようとしていた時、凛とした少女の声が響いた。

236:ティークの剣2 ◆t9KW8F7C/A
07/12/17 11:41:22 JtoNpccS
「なりません、殉教にかこつけて教徒に血を流させるのは」
 マリーアンナは、思わず椅子から立ち上がっていた。
「これはあくまで我ら教皇庁の問題なのです。我らの指導の誤りを、民草の血をもって補わせることはできません」
 いつもはにこやかに笑っているだけのマリーアンナが、今は女教皇の顔になっていた。
「さすれば、マリーアンナ様はどのようにしてこの難局を乗り切るおつもりですかな?」
 司教省長官が意地悪そうにせせら笑った。

「ティーク王には話し合いで兵を引いていただきます」
 マリーアンナは苦悶を顔に浮かべて答えた。
「話し合いが通用するような相手ではございません。相手は神をも恐れぬ魔王なのですぞ」
 長官は半ば呆れながらそう言い放った。
 何を世間知らずの小娘が、という不遜な態度が見てとれた。
「私が人質になりましょう。その上でならばティーク王も、神の教えに耳を傾けてくれるはずです」
 マリーアンナが必死で食い下がる。
「心配には及びませぬ。たとえ私が犠牲になっても……それは神のお導きなのですから」
 女教皇は自分に言い聞かせるように呟いた。


 その夜、マリーアンナはベッドに入ってもなかなか寝付かれなかった。
 人質になった際の我が身の処遇、そしてティーク王との会見に気を奪われていたのである。
 魔王などと言われるティーク王であるが、一国の君主、しかも神に仕える身分の少女を無下に扱うことはなかろう。
 しかし彼の行き過ぎた行いは幾つも耳にしている。
 彼が噂どおりの狂王だとしたら、身に危険が及ぶかもしれない。
 たった一人で敵地に赴く彼女に、襲いかかる魔の手を防ぐ術はないのだ。

「私……殺されるかもしれないわ……」
 もしかすると、命を奪われるよりももっと酷い目にあわされるかもしれない。
 マリーアンナは次第に興奮していく自分に気付いていた。
 鼻息は荒く、頬が火照っているのが分かった。
 そっと手を伸ばし、下着の中へ入れてみる。
「あぁ……やっぱり……」
 思った通り、その部分はバターを溶かしたようにドロドロになっていた。

237:ティークの剣2 ◆t9KW8F7C/A
07/12/17 11:42:06 JtoNpccS
「いけない……いけないわ……私は神に仕える身なのに……」
 しかしそんな考えとは裏腹に、股間に押し付けている指は離せない。
 それどころか、意思に反して勝手に上下に動き、縦溝をなぞり始める。
「あ……あんっ……ダメ……こんなのって……信仰への……ぼ、冒涜……」
 それでもティーク王に荒々しく扱われる自分の姿を脳裏に描くと、興奮はますます高まっていく。
 神聖不可侵たる存在であるマリーアンナ。
 そんな彼女を乱暴に扱える者がいるとすれば、それは大陸の覇者たるティーク王以外に考えられない。
「あぁっ……ティーク……ティーク様ぁぁぁ……」
 マリーアンナは自らの腰を大きく蠢かせ、夢想の世界へと没していった。

                                 *

「ヒィィィーッ……こ、こんなぁ~っ……い、いやぁぁぁ~っ」
 十字架に逆さまに磔にされたマリーアンナが絶叫を上げた。
 人質としてスラル本軍に投降した途端、マリーアンナは全裸に剥かれた。
 そして抗議の言葉を口にする間も与えられず、あり合わせの大木で作られた即席の十字架に据え付けられたのである。

 小振りだが形の良い乳房も、大股開きにされた神聖不可侵な部分も隠しようもなく晒されている。
 兵士達の下卑た視線が、聖少女の恥ずかしい部分に集中した。
「ようこそ、マリーアンナ殿。戦わずして目的のモノを手中にでき、まことにありがたいことと感謝している」
 黄金の鎧を身に着けた若い男が、恭しく一礼して口上を述べた。
 キャトリシアの─否、神の敵、スラルの若き大君主ティーク王である。

「す、すると……あなたは……?」
 マリーアンナは顔を紅潮させ、苦しそうに質問した。
「元々そなたの身柄だけが目的であった。残念ながら神の教えとやらには何の興味もない」
 ティーク王は面白くて仕方がないと言った風情で笑い転げる。
「それより如何かな……神とやらと同じ趣向で罰せられる気分は?」
 遠い遠い昔、キャトリシアの神も、マリーアンナと同じように全裸での磔刑を受けたという。
「その姿を晒すのは、女教皇としてさぞかし嬉しいことだろうて」
 ティーク王がワハハハと哄笑した。

 キャトリシアンの始祖である聖クリスティーネは、自由と平等を説いたために時の権力者から疎まれた。
 伝説によると、彼女は三日三晩全裸で逆さ磔にされ、人民の前に晒されたという。
 そして彼女は全ての民草の罪を一人で背負い、錆びた槍に命を散らせた。
 その伝承を耳にするたび、マリーアンナは主の愛の深さに感動し、悲しみと感謝に身をうち振るわせるのであった。

238:ティークの剣2 ◆t9KW8F7C/A
07/12/17 11:42:48 JtoNpccS
「私もクリスティーネ様のようにありたい」
 そう思えばこそ、どんな厳しい修行にも耐えられた。
 乞食に身をやつしての物乞いも、身の内に潜む悪魔の影を払うための鞭打ちも、マリーアンナには苦にならなかった。
 その程度の苦行は、聖クリスティーネの受けた苦しみの千分の一にもみたない。
「もっと厳しい苦しみを、もっと激しい責めを……」
 少しでも神に近づくため、マリーアンナは常に自らに苦行を課した。
 そして今、とうとう夢にまで見た磔刑を受けているのである。
 女教皇の身で、教皇庁に居たままではあり得ないことであった。

「あぁぁ……これで私もクリスティーネ様と同じに……」
 やはりティーク王は自分が考えていたとおりの男であった。
 女教皇である自分など屁とも思わず、ゴミ屑同然に扱ってくれる唯一の男─―それがティーク王であった。
 マリーアンナは、元々こうなりたくてティーク王に投降したのかも知れない。

 気が付くと宮廷画家と思しき老人が、キャンバスに向かって盛んに筆を振るっていた。
「あぁ……私のこの姿は神に殉じた求道者として、永遠に残されるのですね……」
 マリーアンナの目は、完全に陶酔しきっていた。
 その股間から、小水とは明らかに違う液体が溢れ出し、疎らな飾毛や丸い下腹を濡らしていった。

「完成した絵は複製し、キャトリシアンどもにばらまけっ。気違いどもの動揺を誘ったうえ進撃を開始する」
 ティーク王は大声で命じた。
 自分たちの命がかかっているとあって、老画家の弟子たちに緊張が走る。
「逆さ磔にされた教皇の裸を見れば、城の奴らも大いに奮起してくれようぞ」
 ティーク王は面白くてたまらないというように、全身を揺すって大笑いした。


 その横に、戦場には似合わぬドレスを着込んだ美女が立っていた。
 ティーク王の側室筆頭で、事実上のスラル国王妃、ジュリエッタである。
 彼女は複雑な思いで、十字架上に自己陶酔しているマリーアンナを見ていた。
「ま……またティーク様のコレクションが一つ……」
 ジュリエッタは、長い戦旅にあって自分に指一本触れようとはしない良人の横顔を見詰めた。

239:ティークの剣2 ◆t9KW8F7C/A
07/12/17 11:43:28 JtoNpccS
 その視線に気付いたのか、ティーク王がジュリエッタに向き直り、意味ありげな笑顔を見せた。
 真っ白な歯が眩しいほどであった。
「ティーク様はこれを見せつけるためだけに……私を伴に……」
 ジュリエッタの拳がギュッと握られる。
 怒りが沸々と湧き上がってきた。
 勿論、良人に対してではなく、磔にされながら股間を溢れさせるほど感じちゃっている女教皇に向けられた感情であった。

「な、なにが聖少女よ……あんなの……あんなの、ただのマゾヒストじゃないの……」
 気が付くと、そんな変態少女に負けている自分がいた。
「殺してやる……そんなに殉教がお好みなら、この私が責め殺してやる……」
 ジュリエッタの目が殺意を帯びて爛々と輝き始めた。

 そんな彼女を見て、親衛隊長ホーネットはほくそ笑む。
 そして軍師ラクシャナは目を閉じたまま、やれやれという風にかぶりを振った。

                                 *

 それから数日後、全裸で磔にされたマリーアンナを先頭に掲げ、スラルの軍勢がキャトリシアへ侵攻した。
 君主のあられもない姿を前に、兵士達は大恐慌に陥った。
 疎らな反抗があったが、圧倒的な大軍団の前には蟷螂の斧に過ぎなかった。
 結局、キャトリシアは無血開城され、宗教を利用して大陸を手中に収めんと企んだ痴れ者どもの夢はここに潰えたのである。
 教皇庁は即日解体、各省の長官たちはことごとく処刑された。
 その最期は、宗教家と呼ぶには余りにも見苦しいものであったという。

 女教皇マリーアンナは、というと、帰路についたティーク王の馬車にいた。
 錆びた槍ならぬ、ティーク王の肉槍に突きまくられていたのである。
「ひぃぃっ……大君主さまぁっ……お許しを……ひぃぃぃ~っ」
 ティーク王にマリーアンナを殺す気はなかった。
 この元女教皇を手中に収めておきさえすれば、大陸全土に蔓延る狂信者の蜂起を未然に防止することができるのである。

 ティーク王は知っていた、恐怖だけでは決して人の心を縛り切れないことを。
 それに、事と次第によっては、公称8千万と言われる敬虔な信徒を、自らの手勢として使えるかも知れない。
 死すら恐れない狂戦士は、使い捨ての駒として幾らでも使いでがあるのだ。
 そのためには聖少女を性少女として、我が身のそばに飼っておく必要がある。

「あぁっ?……あぁん……大君主さま、お慈悲……お慈悲を、ひぃやぁぁぁ~っ」
 オナニーしか知らなかった幼い肉体が激しく燃え上がり、嬌声は馬車の外にまで漏れ聞こえていた。
 馬車を辞し、今は御者の隣に腰掛けているジュリエッタは、両手で耳を覆い隠す。
 そして全てを否定するように激しく首を振っていた。

To be continued.....

240:名無しさん@ピンキー
07/12/17 11:57:18 pTQnvoZP
 |ヽ    /》 /   /  /  /     ヽ    ヽ
 |ヽ\  // i   !  /  /  i  i  i    i ',
 ≧\>rソ  |   |_斗‐ 十ト i  r‐<i.   i  !
r 个个r‐'´  |   | ハ 从/  |  /|从| |   i  |
.Y´ レヘ    |   | ,斗えミ  |/ z≠x.|   /  |
/  || \/⌒!   |< ん::_}     トr} イ  /| /
|  ハ|   |f^ |   |  V少    ヒリ !/ /イ
|  ,' ∥  \ |   | xx ¨     ¨xx.{    {
| / |iハ∧  |   |       '   人   !
| | ∥  Vハ !   !      ∀  /i    /  で、ウナギイヌの日本語がおかしい批評が始まるよ
| |  リ     ∨ ト、 !> 、   _,ィ{ |ハ.   /   今度はどのような批評で私達を楽しませてくれるのか
从|    __./⌒ノ ヾ   `{「、  !」 | /      ウナギイヌが光臨するまで待って!!
  r=ニ三、   く       ト、 `ー―-レ'_
 /  ̄ ̄\\   \  __ ,wr┴w-、  ||\
.厶'⌒\  \\   `く //::::::::::::::::::\. || ハ
|     \.  \トァ、  //:::::::::::::::::::::::::::}リ‐ァ ',
|      ヽ   | トミミ| |::::::::::::::::::::_rvヘ/|| |
|       ヽ  ヽ!  ∧V^Y^Y!::::| ヽ\\! ∧
|    \   |  /リ/ /{ / //:::::{ヽ \ヽ } i }

241:名無しさん@ピンキー
07/12/17 11:57:59 pTQnvoZP
 |ヽ    /》 /   /  /  /     ヽ    ヽ
 |ヽ\  // i   !  /     .:.  __,.. -‐'''´    / /         
 ≧\>rソ  |   |_'/゙ニ', !';.γ--'´ ̄       / //  /      /r       
r 个个r‐'´  |   .-弋ミ V          / //i  |    __/i       
.Y´ レヘ    |   |´r'',ニミ' )          ,'   l l |  |  
/  || \/⌒!   |ト-(、◎i         l   | | l  |             
|  ハ|   |f^ |   | r ' |             丶 丶'  
|  ,' ∥  \ |   |ヽ丶 }               \'            
| / |iハ∧  |   | '-ミY           ,. -'´   ∠ミーニ丶、        
| | ∥  Vハ !   ! // )         /   r;┬':             
| |  リ     ∨ ト、 !> 、丶、_ _/ ̄>-'⌒ー‐  
从|    __./⌒ノ ヾ   `{「、  !」 | /  
  r=ニ三、   く       ト、 `ー―-レ'_
 /  ̄ ̄\\   \  __ ,wr┴w-、  ||\
.厶'⌒\  \\   `く //::::::::::::::::::\. || ハ
|     \.  \トァ、  //:::::::::::::::::::::::::::}リ‐ァ ',
|      ヽ   | トミミ| |::::::::::::::::::::_rvヘ/|| |
|       ヽ  ヽ!  ∧V^Y^Y!::::| ヽ\\! ∧
|    \   |  /リ/ /{ / //:::::{ヽ \ヽ } i }

↑ウナギイヌ大ショック

242:名無しさん@ピンキー
07/12/17 12:06:34 JtoNpccS
>>240さま
お願いですから不毛な争いは止めてください
投下した以上、この作品についての全責任は私にあるのです
誰に何を言われようとも、書き手である私が頑張ればいいことですし
その覚悟はできていますから

243:名無しさん@ピンキー
07/12/17 12:20:30 RYJjrOpf
>>242
うーん……個人の頑張りとはまた別問題があるんですよ。
ぶっちゃけ職人さんが気にしなくても周りは煽られるし、
空気は悪くなるし、荒らしは調子にのるしで
それは職人さんがどうにかできるものじゃないし。
責めてるわけではなくて、責任はスレ住人全体にあるってことで。
個人で全部背負うのはやめた方がいいですよ

244:名無しさん@ピンキー
07/12/17 12:37:47 JtoNpccS
ごめんなさい、スレ全部の責任はとても背負えません
あくまで投下した作品についてに限っての話です^^

とにかく批評は私宛てのレスであるので、住民の皆様が私の代わりに怒ることはありません
それに自分の作品についた批評が元でスレ全体が荒れるというなら、
投下された作品自体がその間接原因になったとも取れますよね
書き手とすれば、これほど悲しいことはありません

批評は私が受けて皆様はスルー、その他の荒らしについては私も皆様もスルー
これでいいんじゃありませんか?

書き手が長雑談もなんですのでこれで消えますね
それではまた近いうちに

245:名無しさん@ピンキー
07/12/17 12:50:11 lXEUg8ic
書き手が荒らしに触るなっての。
しかも荒らしが来るの前提で話してるようで何か腑に落ちない


飛躍して申し訳ないが貴方もスレを荒らしてますよ

246:名無しさん@ピンキー
07/12/17 12:53:45 83sB17OR
「批評だから」じゃなくて「作品でもない癖に長文」だから疎ましがられてるというのが大きいわけで、ウナギイヌ

247:名無しさん@ピンキー
07/12/17 13:52:42 KEiDwLuR
◆t9KW8F7C/Aさん作品投下有難うございます、続き楽しませてもらいました
批評など気にせず堂々と行くっていうあなたの気概は伝わりましたよ
今後も期待しています

248:名無しさん@ピンキー
07/12/17 14:40:08 XDkOU+br
投下型荒らしはあくまで普通の職人として扱えばよし


249:名無しさん@ピンキー
07/12/17 14:51:31 xHFMfEct
>ごめんなさい、スレ全部の責任はとても背負えません
>あくまで投下した作品についてに限っての話です^^

 あー。個人サイトならともかく2ちゃんみたいな掲示板では無理ですよ。
 ものすごく極端な例を出すと、家庭内で喧嘩しても他人は知ったこっちゃないですが、公衆の面前でやったら周囲にとっては迷惑ですし。
「俺たちの問題だ」と言われたって「うるさいから他所でやれ」って言われますよお。

250:名無しさん@ピンキー
07/12/17 14:53:22 YA22ATQP
もう次スレいらなくね?

251:名無しさん@ピンキー
07/12/17 15:03:30 hPO3JlOY
>>249
さすがウナギイヌさんはよく分かってらっしゃる
そうやって書き手をことごとく避難所へ追いやるおつもりですな

252:名無しさん@ピンキー
07/12/17 15:19:15 PXG13K6u
折角作品が投下されたのにいきなり巨大AAを貼る>>240の無神経さがまず悪い
それに書き手さんは荒らしに何を言われても自分は平気だから
周囲の者も荒らしを相手にしないでって言ってるだけだろ?
それにもう黙るって言ってる人間を相手にいつまでグダグダしたいるのやら
住民が書き手を叩いているようじゃ、このスレも本当に終わりになってしまうぞ
つか、終わってるな

253:名無しさん@ピンキー
07/12/17 16:56:56 EzF1bAyn
もう、終わってもいいかもしれないな
まとめサイトのSSを全て削除してしまえばいい

254:名無しさん@ピンキー
07/12/17 17:33:00 83sB17OR
あまりの超常的論理展開におしりかじり虫もビックリ

255:名無しさん@ピンキー
07/12/17 17:34:50 psPW7Z46
>>233
今はあなただけが頼みの綱です
スレの存亡のためにも負けず頑張って下さい

256:名無しさん@ピンキー
07/12/17 18:28:24 albJXHIj
誰も投稿しないなら、このスレはいらなくねぇ?

257:名無しさん@ピンキー
07/12/17 18:41:32 z5tMCri6
…驚いた?自分が犯人のくせに、素知らぬ顔で慰めたりしてたんだから、バチが当たって当然よね。
私ね、一年生の時、朱里に告白したの。
(告白って…)
もちろん、あっさり断られちゃったけど。
私が朱里と出会ったのは、中学の入学式の時だった。朱里はいつでも明るくて、開けっ広げで、私とは全然違ってた。
私は子供の頃から、ずっといい子の振りしてた。いつも親や先生の顔色ばかりうかがって、どんな風にすれば周囲に気に入られるか、
そんなことばかり考えてた嫌な子供だった。…ううん、今でも嫌な女よね。
(そんなこと…)
いいの、慰めてくれなくても。自分のことは、自分がよーくわかってるから。でもね、やっぱりそういうのって疲れちゃって。いい子の仮面
が息苦しくて、時々、本当の自分って何だろう、なんて考えるようになっちゃって。だからそんなとき、朱里がとっても眩しく見えて。
もしかして、朱里になら有りの儘の自分を受け入れてもらえるんじゃないか、そんな風に思ったら、自分の気持ちが押さえきれなくなって、
それで… 最初は冗談よね、って言われた。けど、私が本気だってわかると、真剣な顔になってごめんなさいって。そして、あさみの気持ち
は受け取れないけど、これからも、今まで通り友達でいようねって。 ふふっ、典型的なふられ方よね。そのときは、そんなこと出来るわけ
無いって思った。友達どころか、気持ち悪がって、明日から口もきいてくれなくなる、そう思ってた。でもね、朱里は次の日も、普通に
声をかけてきてくれたの。まるで、何事もなかったかのように… それが、朱里の優しさなんだ、ってわかってたけど… でも、でもっ、
何か私の朱里への思いまで無かったことにされたような気がして、あのときから私、ずっと朱里を憎んでた。普通に接してくれるたびに、
何故か傷つけられているような気がして、ずっと、ずっと憎んでた。本当はそのとき、その気持ちを正直に言えば良かったんだと思う。
そうすれば、きっとこんな事にもならなかったのに。でも、でも出来なかった。朱里のこと憎んでたけど、それでも、友達でいてほしかった。
本当に口もきいて貰えなくなるなら、怖かった。うわべだけでもいいから、友達の振りしていたかった。しばらくはそれでうまくいってたの。
私、自分の気持ち隠すのは慣れてたから、私も朱里と同じように、告白したことなんか無かったような顔して、それで普通の友達
みたいにつきあって、そうやって自分をだまし続けて一年近く経つと、だんだんそれが本当のような気がしてきて、もうこれで大丈夫、
私と朱里は本当に仲のいい友達なんだ、二人の間には何のわだかまりもないんだって思い始めてたの。

258:名無しさん@ピンキー
07/12/17 18:41:55 Iwief/at
今はただ耐えるのみ

259:名無しさん@ピンキー
07/12/17 18:42:12 z5tMCri6
けどあの日。みんなと遊園地であって、観覧車に乗ったとき、朱里のあんな顔初めて見た。私には絶対見せてくれなかった、修輔君
だけに見せる顔。あれを見たときわかったの!二人の間には、とても強い絆があるんだって。私なんかが入り込む隙はないんだって。
それなのに、もしかしたら朱里に自分を受け入れて貰えるんじゃないか、なんて勝手に思いこんで、馬鹿みたいに告白しちゃって、
それで一人で傷ついて… 毎日毎日、心の底では、ずっと惨めな思いして、そう思ったら、そう思ったら急に我慢できなくなって…
今まで押さえてたものが、一気に来だしてきて… 二人とも酷い目に遭えばいい。ううん、私が酷い目に遭わせてあげる。二人の間を
変な風に誤解させる事件を起こして、二度と人前では仲良くできないようにしてやる、って…
(星野さん…)
亡くなったお母さんの命日に、二人だけでお墓参りに行くの、朱里から聞いて知ってたから、その日がチャンスだって思った。二人が
ラブホテルに入るのを見たって手紙を出せば、うまくいけば、そのとき他の場所に居たって証明できなくて、疑いを晴らせないかも
しれないって… そうなったら、きっと大変なことになるだろうってわかってた。例え根拠に乏しくても、こんな噂が広まるの、市会議員を
やっている朱里のお父さん、凄く嫌がるはずだもん。私ね、酷いこと考えるの得意なの。小学校の頃から、嫌いな先生とかクラスメイト
とかに、頭の中でいっぱい仕返ししてた。自分が犯人だってわからない方法をいろいろ考えて、それで、相手が困るとこ想像して。
空想の中で、何度も何度も。何度も何度も何度も。でも、本当に実行したのはあれが初めて。なんか不思議な感じだったわ。パソコンで
手紙を書いているときも、それをポストに入れるときも、これはいつもみたいに、頭の中だけでしてることなんだ、現実じゃないんだ
って。朝一番に学校に行って、まだ誰も来ていない教室で相合い傘を描いていたときもそうだった。初めて実感がわいたのは、
様子を見に行って、ちょうど教室から飛び出してきた朱里とぶつかりそうになったとき。あのとき、朱里ちょっと泣いてたと思う。けど、
後悔なんかしなかった。それどころか、病院に行くバスの中で、朱里のこと慰めながらゾクゾクしてた。このままもっと苦しめばいい、
それで、修輔君にしか見せない顔を、私にも見せてほしい。そんな風に思ってたのに… それなのにあのとき、朱里が危ない目に
遭ってるのを見たら私、とっさに飛び出してて。何故なんだろう、朱里のこと憎んでた筈なのに… どうして…

260:名無しさん@ピンキー
07/12/17 18:53:13 uxOdm3zE
全ては一万年から始まった

261:名無しさん@ピンキー
07/12/17 19:39:59 hTswmbXZ
で、一億年で終わるのか

262:名無しさん@ピンキー
07/12/17 19:52:00 NAB5GJgR
また蒸し返したか

263:名無しさん@ピンキー
07/12/17 20:02:06 RGzk2wIu
そして、最終的にとどめを刺したのがうんこっこか
避難所の方も完全に寂れてしまったことだし
所詮、住民同士の結束力のないスレなどこんなもんか
ノシ

264:名無しさん@ピンキー
07/12/17 20:58:39 5sSs7fDH
ああ。さっさと消えてくれ。お前がいなくなればこのスレも少しは元に戻るだろう。

265:名無しさん@ピンキー
07/12/17 21:14:44 0Jxs2sZO
終わったスレは本当にどうでもいいな
避難所スレに投稿もしないし、嫉妬スレ伝説はここで幕を閉じます

今までありがとうございました。




これにて、終焉です!!









嫉妬スレは永遠に不滅じゃあありません!!

266:名無しさん@ピンキー
07/12/17 21:22:20 mHYkROe2
投下されたSSそっちのけで荒らしに構っているようじゃもうダメだな

267:名無しさん@ピンキー
07/12/17 21:22:31 v+t1oqCO
俺がいるかぎり終わらしゃしないさ、絶対に
たとえ自演してでも続けさせてもらう

268:名無しさん@ピンキー
07/12/17 21:26:21 mHYkROe2
>>267
ティークの書き手さんですか?
頼もしい限りです
俺も応援してますから頑張って下さい

269:名無しさん@ピンキー
07/12/17 21:30:16 biZdzSFy
たとえ投稿がなくなって荒らしばかりになろうとこのスレは
ゴキブリホイホイの役目をするために存続しないといけない。
ここがなくなるとゴキの被害が拡散するからな。

270:名無しさん@ピンキー
07/12/17 21:35:23 6o8/6jb7
>>239
乙。

ひとつ質問なんだけどジャーマン氏の↓の構想は反映する予定?
それとも独自路線?
>ゼンメイはティークを想う綺麗な心(?)のヒロインでホーネットはそれに対比させた存在


271:名無しさん@ピンキー
07/12/17 22:22:45 xlgCRoXf
うんこSS投下きぼんぬw















うんっこおおおおおおおおおおおおwwwwww






















うんこっこw

272:名無しさん@ピンキー
07/12/17 22:30:15 expPmjan
>>269
残念ながらここは俺様の遊び場の巡回ルートの一つにすぎんよw
獲物はどこに逃げようが自動追尾して潰すんでヨロシクw
甘いんだよw
ばぁかw

273:名無しさん@ピンキー
07/12/17 22:37:25 aVXToV0u
言っててむなしくならないのかねww
なんと悲しいネット執着患者w


274:名無しさん@ピンキー
07/12/17 22:43:34 bPSebGZY
全員で無視するのが一番効果的だと、みんなわかってるんだろ?
ならそうすりゃいいのに、相手にする価値もないんだから。

275:名無しさん@ピンキー
07/12/17 22:51:12 aVXToV0u
自分から暴露してるけどこの人、世の中の人が外から帰ってくるまで
和風も合わせて一年中部屋にこもってこんなことしてたってこと?


276:名無しさん@ピンキー
07/12/17 22:52:16 PsSQzxJI
>>274
その挙げ句に作品投下まで無視しちゃってりゃ世話ないがな
それとうんこについて知らなさすぎだ
いったん取り付かれたからには無視しても構っても同じ事、無駄さ
地震や台風みたく自然現象の一つくらいに思って諦めなきゃな

いったい誰が誘導しやがったんだ

277:名無しさん@ピンキー
07/12/17 23:05:52 GSRDgf9N
>>272
これは重度のマザコンだな

278:名無しさん@ピンキー
07/12/17 23:05:53 aVXToV0u
やべ効いたか?w

279:名無しさん@ピンキー
07/12/17 23:18:20 CALJYiaJ
ウナギは彼女も友達もいないからこの時期にこんな粘着ができるんだよな
ウナギはテメエの母親ごと消えればいい

280:名無しさん@ピンキー
07/12/17 23:22:02 bPSebGZY
>>276
別に投下された作品を無視してくれとは言ってないよ。
馬鹿に構わなければいいんだ、どうせ最初に反応してる奴は自演か別の荒らしだろ。
和風スレも見たけど、こんな下らない事して喜んでる様な奴に存在価値はない。

281:名無しさん@ピンキー
07/12/17 23:27:54 ovyjszoC
>>279
いくら腹が立つからと言って人格疑われる発言はやめた方がいい
そう言うのは荒らし以上に悪質でスレ全体のモラルの低さを疑われる
ハッキリ言って虫酸が走るよ

282:名無しさん@ピンキー
07/12/17 23:34:29 aVXToV0u
おまえの最大の失敗はIDが一回しか使えないことw
こんな時間に初IDは不自然
悔しいのうw

283:名無しさん@ピンキー
07/12/17 23:41:10 ovyjszoC
>>282
ひょっとして俺に言ってる?
頭大丈夫か?
今帰宅してパソつけたばかりの住民だっているってのに

284:名無しさん@ピンキー
07/12/18 00:03:44 ke3vtwIm
クズ住人しか存在しないスレはきっかけを与えてやるだけで勝手に自滅するもんだw
必死こいてやっつけSSの投下や雑談で盛り上げようとしている姿は哀れすぎて笑えるw
ばぁかw

285:名無しさん@ピンキー
07/12/18 00:09:12 o1l1lbIz
へえそう^^

286:名無しさん@ピンキー
07/12/18 00:11:48 o1l1lbIz
自滅だ!笑える!
クズだ!哀れだ!

ワンパターンに叫んで回っていれば妄想も事実に成り代わる
そう思っていた時期が僕にもありました

287:名無しさん@ピンキー
07/12/18 00:13:56 mAzTeTcr
なんか、荒らし以外の住民までが不自然に暴れているような気がする
ここを荒らし用の捨てスレにして避難所を本スレとして機能させるって話を小耳に挟んだけど
まさか、な

288:名無しさん@ピンキー
07/12/18 00:36:54 7KgL+zg2
残ってるのは、他力本願な乞食とレス乞食のゴミ職人
カスみたいな住人しか残ってないのは事実みたいね
残念だけど・・・

289:名無しさん@ピンキー
07/12/18 00:48:05 mAzTeTcr
でも避難所の方もなんか廃墟ってるみたいだし
肝心のSS投下もサッパリだしな

290:名無しさん@ピンキー
07/12/18 00:53:40 g8big689
昨日も投下があったのに知らないのか?
そういえばウナギイヌは避難所には行かないらしいからわからなかったのかなw

291:名無しさん@ピンキー
07/12/18 01:01:37 znDXaafi
負け犬のすくつに興味ないおw
せいぜい誰も見ない避難所でせいぜい自己顕示欲を満たすおw
誰も叩かないから安心して投下できるおw

292:名無しさん@ピンキー
07/12/18 01:03:40 feQYf9Dq
それよかみんなちょっとアレだ
「ハムスター速報」か「2ろぐ」でググって見てみろ
「やる夫が小説家になるようです」ってやつだ
今お前らが望んでるモノが見れるぞ

293:名無しさん@ピンキー
07/12/18 01:49:21 molmOq0u
いつまでかなこの騒ぎ

294:名無しさん@ピンキー
07/12/18 01:54:09 I+lW3Wbw
そんなことよりラーメンの話しようぜ!

295:名無しさん@ピンキー
07/12/18 01:56:10 TT1LyhdA
前にも言ったけどチャーシュー麺が好きだお(´・ω・`)

296:名無しさん@ピンキー
07/12/18 02:01:21 zzaK8N21
>>294
じゃあ僕は豚骨ラーメンになる!

297:名無しさん@ピンキー
07/12/18 02:04:45 tFNYlZvS
最近カレーヌードルにうつつを抜かしてたらどんべえに嫉妬された
あいつぶち切れてやがった
賞味期限が

298:名無しさん@ピンキー
07/12/18 02:23:37 3l4cVYe8
>>292
小説の書き方と修羅場が見られる為になるスレですね。

299:名無しさん@ピンキー
07/12/18 02:34:16 feQYf9Dq
>>298
だろ?
コレを見た者は今このスレに必要なモノが何かを感じてほしい

300:名無しさん@ピンキー
07/12/18 02:36:08 VxV6jckT
ああ、分かったぜ!長門とやる美だな!

301:名無しさん@ピンキー
07/12/18 02:49:26 feQYf9Dq
>>300
ちっがーうよバカ!
いや確かに必要っちゃ必要な気もするが…

いやいやいや、やっぱちげーよ!

302:名無しさん@ピンキー
07/12/18 03:08:47 ke3vtwIm
くだらん・・・

303:名無しさん@ピンキー
07/12/18 03:18:25 VxV6jckT
おまいもいつまでもツンツンしてるなよ。仲良くしようぜ。
同じエロパロ板住人なんだからよ。

304:名無しさん@ピンキー
07/12/18 03:27:56 QmowSoBf
職人と違って荒らしがいたところで自分は痛くないしな
荒らしと馴れ合おうとするクズ乞食がいるからいつまでたってもゴミ溜めなんだよ

305:名無しさん@ピンキー
07/12/18 03:38:04 VxV6jckT
ようするにお前がいるからゴミ溜めってことか。よし、死ね。今すぐ死ね。

306:名無しさん@ピンキー
07/12/18 04:04:30 ke3vtwIm
低脳の行動は過去のパターンの予測どおり過ぎで笑えるなw

307:名無しさん@ピンキー
07/12/18 05:29:45 7sqrKt65
とりあえず投下GJ

308:名無しさん@ピンキー
07/12/18 06:32:17 dbucVBjO
300…これといった特徴のない平凡な男子学生。
気弱な性分で301が唯一の友人。

302…クールビューティなメガネ少女。300の先輩にあたる。
学業優秀、かつ素行不良。
そのため教師や生徒には常に敬遠されている

301…300の悪友。
オタク趣味をもつ男。




「くだらん・・・」
目の前の光景を眺めていた私の口から、思わずそんな言葉が漏れ出ていた。
慌てて口を塞ぐ・・・大丈夫だ。話しに夢中になっている300は気付いていない。
私は子供のように顔を輝かせ、楽しそうに話す300をじっと見詰める。
とても優しい、彼の人となりを表すかのように綺麗な笑顔だと思う。
でも、いつもは・・・たとえ数日の間とはいえその微笑みは私だけのものだったのだ・・・

(それをこの男が・・・)
私は食い入るように300を見詰めていた視線を少し横にずらす。
そしてそのすぐ隣りで、顔をだらしなく崩し、聞かれてもいない異性への好みを300に語る屑を視界に収めた。

あぁ、言わしてもらうとも。この男は屑だ。
この男が考えているのは自分のことばかり。それでよく仮にも300の友人だといえたものだ。




309:名無しさん@ピンキー
07/12/18 06:50:14 dbucVBjO
大体今だって、この男は300が無理矢理話を合わせてやっていることにも気付いていないじゃないか。
出会って僅かに数日しか経っていない私でさえ気付くことだというのに。
まったく・・・お前にその人は勿体なさすぎるな。
豚にダイヤでもくれてやったほうがマシだろうよ。

ああ。勿論、貴様には感謝してるよ?
そもそも貴様の下らない用事で私は300と出会えたのだからな。
・・・その一点だけは評価しているとも。


だがもういいだろう?
お前はもう十分過ぎるほどその優しい少年に甘えてきたはずだ。
そろそろ・・・彼の幸せも考えてやれ。

私なら・・・彼を幸せにできる。
彼なら・・・私を幸せにできる。
私も彼も、本当に必要なのはたった一人でいいんだ・・・



だから・・・
「その手、離せよ・・・」



止まらない。
私は自分の気持ちを止められない。
300の肩に馴々しく手を置いたまま硬直してる奴に、私はただ微笑んだ。

ああ・・・300には見られたくなかったな・・・
だって、私の唇は・・・きっと歪で奇妙な弧を描いていたに違いないのだから。




310:名無しさん@ピンキー
07/12/18 06:52:27 dbucVBjO

上記のやり取りみてたら不意にこんなのが浮かんだ。










反省はしてない。


311:名無しさん@ピンキー
07/12/18 08:04:30 molmOq0u
羨ましい妄想力

312:名無しさん@ピンキー
07/12/18 09:05:58 feQYf9Dq
>>310
その続きを書いてここに投下するんだ!君ならできる
ってか俺確かにオタク趣味だけどさ…ちょっと泣くぞおい

313:名無しさん@ピンキー
07/12/18 12:59:48 PsBQRqXM
OCN規制解除 キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!


314:名無しさん@ピンキー
07/12/18 13:21:50 t7mIy+Qq
本格的に終わったな・・・このスレも

315:名無しさん@ピンキー
07/12/18 15:38:56 A88MrySz
>>312
これであなたもステキなボートの乗員に!!
羨ましい限りジャマイカ
300を奪い返すんだ!w

316:名無しさん@ピンキー
07/12/18 16:18:15 z02D3Vaj
テストカキコ

317:名無しさん@ピンキー
07/12/18 16:44:28 eyKIme9p
てす

318:名無しさん@ピンキー
07/12/18 17:21:25 7sqrKt65
なんか今のこのスレを題材に一本かけそうだな

319:名無しさん@ピンキー
07/12/18 18:47:07 9cYrP+5u
何だろう。
書き込めなかった時期には色々思いついたネタや気になったニュースが有ったはずなのに、
いざこうして書き込めるようになったらそれが思いだせない……。
メモっておけば良かった……。

320:名無しさん@ピンキー
07/12/18 20:43:36 Qa5GhNpt
>>319
他のネタなんか見ちゃダメです…
私だけ見てくれなきゃいけないのです…

321:名無しさん@ピンキー
07/12/18 21:37:46 3ks4yZb6
やっと書き込めるようになったか。これでスレの流れも元に戻るな。

322:名無しさん@ピンキー
07/12/18 22:05:11 GBU4t347
ウナギイヌは涙目で帰りやがったかwwwwwwwwww

323:名無しさん@ピンキー
07/12/18 23:33:00 ZY8ZqMVx

うんこSS投下きぼんぬw















うんっこおおおおおおおおおおおおwwwwww






















うんこっこw

324:名無しさん@ピンキー
07/12/19 01:20:30 CxZdWAjn
ペットの嫉妬は可愛い

325:名無しさん@ピンキー
07/12/19 01:45:48 22HGyTvM
このスレを題材にしたSSプロット

主人公・ウナギイヌ(元引きこもりの会社員・もしくは引きこもりの大学生)
ヒロイン1・高校からの友人
ヒロイン2・会社の同僚
ヒロイン3・彼氏がスレでウナギイヌに叩かれて落ち込み、ウナギイヌに復讐しようとする女の子
ヒロイン4・ウナギイヌの幼馴染み(嫉妬スレに嫉妬するヤンデレ気味)

・ウナギイヌはうな丼を食ってゲロを吐いてイジメられた事が由来
・元小説家志望で友人に自信を砕かれて諦める
・イジメと対人関係で引きこもりになる等々

ウナギイヌと嫉妬スレをめぐる修羅場SSを思いついたんだが…誰か書かないかい?

326:名無しさん@ピンキー
07/12/19 02:20:19 sRIYGzRb
そんなもの書きたくないし読みたくない。

327:名無しさん@ピンキー
07/12/19 03:17:11 uLuIDnKy
>>326
誰もてめぇの同意なんざ求めてねぇよw
スレの寄生虫の乞食は自殺して死ねや

328:名無しさん@ピンキー
07/12/19 06:01:35 IxvoROco
いいから必死こいてありあまる時間を使ってきもい妄想を投下してみ?
お前が人生を無駄に浪費するのは傍から見てて笑えるからw
いちどくだらん小説もどきをレス欲しさに勃起しながらキーボードに打ち込む姿を客観的に想像してみな?
死ぬのが最良の選択だと思えてくるからw
お前がどんなに時間をかけて投下しようが、こんな糞スレ速攻流しさってやるからw
レス乞食のお前ごときのやっつけ仕事の駄文なんざ誰の記憶にも残らねぇよw
ばぁかw
せいぜい頑張って人生を無駄に使えよww


329:名無しさん@ピンキー
07/12/19 08:37:29 n3LCXXzp
自分で考えた話を文字にするのが楽しいって思う人だけ書けば良い
くだらんゲームより、くだらん妄想を考える方が楽しい。物書きなんてそんなヤツばっかりだ

330:名無しさん@ピンキー
07/12/19 08:44:10 IxvoROco
>>329
ロクに推敲もしてないような駄文でスレを汚されるのは迷惑なんでチラシの裏にでも書いてろ

331:名無しさん@ピンキー
07/12/19 08:58:31 IlUIfoJO
ようやくスレも正常に戻ったか

332:名無しさん@ピンキー
07/12/19 09:07:42 5alN7wJf
こうしてスレは荒廃していくと

333:名無しさん@ピンキー
07/12/19 10:06:51 oRAKvRLV
なんかどこにでもいるタイプの荒らしに入れ替わったな
いやウナギイヌが方針転換しただけか
低レベルな方向に

334:名無しさん@ピンキー
07/12/19 10:24:06 I6+sKu/b
元々低レベルだよ

335:名無しさん@ピンキー
07/12/19 10:55:14 oRAKvRLV
より低レベルな方向に、でしたね

336:名無しさん@ピンキー
07/12/19 11:10:02 n3LCXXzp
荒らしのピークに比べればいくらか投下しやすい空気……かな?

337:名無しさん@ピンキー
07/12/19 12:36:23 kCWYCRrU
いいからとっとと投下しろクズ

338:名無しさん@ピンキー
07/12/19 12:59:50 tvogZwW6
二次のネタで小話…っのはなし?
どうオリジナルにしても脳内姉の特徴そっくりになるんだが…
名前変えたらセーフかな?



339:名無しさん@ピンキー
07/12/19 13:35:20 EAiKHNzx
脳内姉=二次ネタなんだよね?

俺は読みたいし、今投下する勇気も賞賛したいけど
少なくとも職人さんも投下作品数も多く、贅沢がいえていた頃は
「二次ネタは知らないと楽しめないから他でやれ」なんてことになっていたからね。
注釈・ネタバレ警告さえきちんとすれば、投下してはならない理由なんて俺には理解できなかったが。

340:名無しさん@ピンキー
07/12/19 15:27:14 fXXCKnhq
ウナギはこんな寂れたスレよりも独占スレの方を荒らした方が面白いぞww
あそこはエロゲネタバレコピペを貼り付けて、エロゲスレ荒らしまくっている連中だし
少しからかっただけでムキになるから、面白すぎw

341:名無しさん@ピンキー
07/12/19 15:33:07 YowYM7xe
いっそ暇つぶしに一万年にでも投下させたらどうだ?
ウナギイヌが喜んで反応するぜ。まあ、6月まで投下しないとか言ってたけど。

342:名無しさん@ピンキー
07/12/19 15:45:09 01obMC1e


うんこSS投下きぼんぬw















うんっこおおおおおおおおおおおおwwwwww






















うんこっこw

343:名無しさん@ピンキー
07/12/19 15:54:14 XdWvTamp
ウナギイヌのすごさ(笑)にゴッキーも霞んでる

344:名無しさん@ピンキー
07/12/19 20:08:58 n3LCXXzp
俺にはカン・ビンとプラスチックのゴミに優劣なんて付けられないけどな

345:名無しさん@ピンキー
07/12/19 22:25:53 oRAKvRLV
まあ避難所があるし
飽きるまでやってればいいよ

346:名無しさん@ピンキー
07/12/19 22:34:34 NY7nod5J
とにかく投下がないと荒らしを論破して撃退できないんで困るな
正直内容はどうでもいいんで投下キボンヌ

347:名無しさん@ピンキー
07/12/19 23:28:03 CxZdWAjn
32

348:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:22:40 Gh8d1sF3
これはアレか。
1人だけクラスチェンジしそうになってる事に気がついたサニーが
ルナチャにネチョい悪戯を仕掛ける話を投下するという暗号だな?

個人的には、大→チル×ルナ派だけれどwktkして待ってるぜ!

349:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:32:16 Gh8d1sF3
ごめん、スレ間違えてた。

350:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:46:12 6hR2mMy7
罰としてアリス→魔理沙←パチェの泥沼SSを東方スレに投稿しろよ、おう、早くしろよ

351:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:50:37 5lI6ZGzI
東方厨まで・・・

352:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:57:34 ihcQ5RTD
>>346
なんか入れ替わってる気がするぜ?

何かが。

353:名無しさん@ピンキー
07/12/20 01:06:58 Xp3ZSaOq
正直、内容どうでもいいなんて言ってる住民に読ませるSSはないだろ

それより、星空氏は本格的に避難所へ移行しちゃったみたいだな
なんか裏切られたというか荒らしに負けて尻尾巻いたというか、カコワルイ
いや、ちゃんと読んでたわけじゃないからどうでもいいんだけどね
裏切り者がのこのこ帰ってきたらフルボッコにされるって分かってるだろうに

354:名無しさん@ピンキー
07/12/20 01:14:06 WB88ozup
>>353
彼も男だ。
ここを捨てるのもよくよく考えた上でのことだ
それくらいは覚悟できてるろうよ

それより>>340、やっちまったな
これはどこから見ても第一級荒らし行為に該当する「荒らし依頼」だぞ
とりあえず報告だけは上げとくから・・・
こりゃ、あちらからの勢力も乱入してきそうだな

355:名無しさん@ピンキー
07/12/20 01:26:49 DBxNAHR6
>>353-354
いつも乙です

356:名無しさん@ピンキー
07/12/20 01:28:24 pAC+HD4d
スレの寄生虫のSS乞食も、反応欲しいだけの物書き気取りのレス乞食もイラネ

357:名無しさん@ピンキー
07/12/20 01:39:03 2cc1m8MC
倉庫のssが読めない…

358:名無しさん@ピンキー
07/12/20 02:12:13 m4Gkd23e
俺、普通にこのスレも非難所も見てるぞ。
つーか住民同じだろ。

359:名無しさん@ピンキー
07/12/20 02:35:28 1k/UKLmr
それはみんな分かってるんでスルーしてください。

360:名無しさん@ピンキー
07/12/20 03:58:06 dky4fPnP
みんなここで投下しようとジッと我慢してるってのに星空はあっちで連載再開したのか
フライングというか早まった真似をというか・・・
敗北宣言なんかして、みすみすここを荒らしに明け渡したようなもんだろ
作品を「読んで、読んで」って気持ちは分かるけど、身勝手な一人に足並みを乱されたら
堪え忍んでる他の書き手みんなが迷惑するってこと、なんで分からないかな

361:名無しさん@ピンキー
07/12/20 04:06:08 dn6Atu3A
勝ちも負けもないだろ……
とりあえず、スルーしておけばに消えるんだから、のんびり待てばいいのさ

362:名無しさん@ピンキー
07/12/20 04:36:14 X1k8hjMB
うんこの粘着力を知らなさすぎ。いや、笑いごとではなく。俺の知ってるスレはもう3年近く貼り付かれているけど、勢いは一向に衰えを見せない

363:名無しさん@ピンキー
07/12/20 04:54:18 4WlB+dfV
勝ち負けで論じるのなら、星空さんが自分の自己顕示欲の強さに負けたのは事実だろう。
スレの空気を読めずに荒らしの追い出し作戦にまんまと乗っちまった彼は脱落ということでFA
星空さんみたいなお調子者が一人いると、荒らしの人も作業が随分と楽になるんだろうねぇ?

364:名無しさん@ピンキー
07/12/20 05:19:18 48ATzEis
なんで物事を勝敗でしか考えられないんだろう・・・。
ウナギも「俺様にとって沈黙は敗北」とか言ってたけど、
ほんとにこのスレの連中はスルーできないんだな。自演かもしれないけど。

365:名無しさん@ピンキー
07/12/20 05:52:54 NvwKjPil
久しぶりに来たらまとめサイト見られなくなってるじゃん
荒らしとかまとめサイト見てたら関係ないから復活してくれ
今まで貯まってた奴が見られないのはつらい

366:名無しさん@ピンキー
07/12/20 06:24:51 48ATzEis
コピペ荒らしのせいだよ。諦めろ。スレが治まったらまた復活するだろうさ。

367:名無しさん@ピンキー
07/12/20 06:42:55 NvwKjPil
一瞬モリタポ使おうとしたけど思い直した
まとめサイト復活するまで我慢しておくか

368:名無しさん@ピンキー
07/12/20 06:48:40 XtVQzDOT
>>360 >>363
避難所の意味を考えろ
あと書き手の気持ちも少しは考えろ
どうして今このスレが治まらないかを考えろ
今のお前らはガキの考えだ。勝ち負けじゃないんだよ

369:名無しさん@ピンキー
07/12/20 07:28:50 Xeq0+es3
今日もさみーな

誰か修羅場の火で俺を暖めてくれ

370:名無しさん@ピンキー
07/12/20 07:53:18 1k/UKLmr
>>368
なんでレスしてんの?
あんな事避難所に書き込めばいいのにここに書き込んでる時点でウナギの自演ってバレバレでしょ?
まだわかんないのか?

いい加減スルーしろ。それともお前もウナギか?

371:名無しさん@ピンキー
07/12/20 09:05:31 AK1LYK13
殺伐としたスレに
救世主が!

  __
ヽ|・∀・|ノようかんマン
 |__|
  ||


372:名無しさん@ピンキー
07/12/20 09:57:20 Gx9Geg5U
>>370
避難所もすでに廃墟だから無理だおw

373:名無しさん@ピンキー
07/12/20 10:50:14 uuvr67/3
元々問題のある一部過激派を閉じこめておくために作られた避難所だからな
あそこの連中にSS褒められても嬉しくない、つか、ハッキリ言って評価されたくない

あと、久し振りに来てまとめサイト見れないことに気付く奴、大杉w

374:名無しさん@ピンキー
07/12/20 11:04:24 EtFHJMye
>>373
連中が阿修羅さんに怒られるまでのログ持ってるけど、ほんと読むに耐えない中傷ばっかだったな
「この書き手、どうしよう」「しばらく様子を見て潰しとくか」とか、あんたら何様だってのw
いまでもお互いに注意喚起しあわないと元に戻っちゃいそうになるみたいで笑えるけど
なんか、就職が決まったものの、退学が怖くて無理に大人しくしているビビリ高校3年生みたい

375:名無しさん@ピンキー
07/12/20 12:04:42 AK1LYK13
お人形あそびたのしいね

376:名無しさん@ピンキー
07/12/20 13:56:08 zpjpKw5C
このスレにまでウンコがきてるとは…
暫く来るの辞めるわ

そういやうんこ、お前が潰したとかのたまわってるブレンスレだけど某所でしっかり続いてますからwww
うんこザマァ m9(^Д^)プギャー

377:名無しさん@ピンキー
07/12/20 14:02:49 DL2rUzz8
見えないところで何をされても気にはならないだろう
忙しいんだから、負け犬の遠吠えまで一々構ってられんよ

378:名無しさん@ピンキー
07/12/20 14:04:00 0GsiAZ0j
もうここも末期だな

どうでもいいけど保管庫の大半が落ちてるね

379:名無しさん@ピンキー
07/12/20 14:37:07 9rew55gg
>>376
負け犬の遠吠え乙w
いいからこのスレの低脳どももここから追放されてキャラスレとかの隔離場所で傷の舐め合いでもしてろよw
ここは廃墟のままゴミ溜めとして活用してやるからよぉwww
叩かれる覚悟も無い奴が投下なんてしてんじゃねぇよ
きもいなれ合いうぜぇからw
ばーーーかw

380:名無しさん@ピンキー
07/12/20 14:42:48 bEOruXBU
誰も認めてくれないから勝利宣言必死だなww

381:名無しさん@ピンキー
07/12/20 15:56:28 SuXyVC1H

「え・・・えっと、その・・・・・・い、今何て言ったんですか?」
 僅かな沈黙の後、屋上に僕の困惑した声が流れた。
 別に聞こえなかったわけじゃない。ただ目の前の女性が言った言葉を、僕は咄嗟に理解することができなかった。
 その女性――朝倉雪先輩は僕より一つ年上の先輩だ。
 先輩は女子にしては背が高く、170cmの僕と殆ど変わらない。
そのモデルのような体型(随分と控えめな胸元だけは例外として)に加え、その端整な顔立ちは、目立った化粧なしでも町の男を軒並み振

り返らせるだろう。
 少々癖のある髪の毛をショートカットにし、鋭い瞳に飾り気のないメガネをかけた先輩の第一印象は、おそらく知的というものだと思う

。まぁ実際その印象は間違っていないのだが。
 冬の屋上、それも放課後ともなればもうすっかり冷え込んでいたが、それも気にならないほどに僕の思考はそんな先輩の発言で占められ

ていた。
「ん、聞こえにくかったか? 私は、明人のことが好きだと言ったんだ。勿論先輩後輩の間柄としてではなく、女としてな」
 そして、そんな僕に向って、いつもと同じ口調で先程の科白がもう一度繰り返された。


「その・・・僕の、どこが好きなんですか?」
 勿論僕も男だし、先輩ほどの美人に好感を抱いてもらえれば嬉しい。告白ともなれば尚更だ。
 それでも、真っ先に僕の口をついて出たのはそんな疑問だった。
 だが先輩の表情が僅かに曇るのが見えた瞬間、僕は自分の発言を直ぐさま後悔した。
 確かに、告白してもらってこの返答はちょっと失礼だったかもしれない。
「あっ、いえ! 別に先輩のことが嫌いだとか、そういうのじゃないんです!で、でも、先輩は美人で頭も良いし、何より凄く優しい人だ

し・・・・・・
 つまり・・・僕みたいに何の取柄もない人間じゃなくても、もっと他に釣り合うような人がいるんじゃないかって・・・・・・」
 しどろもどろになりながら僕は慌ててフォローする。
 疑問とはとどのつまり、『どうしてそんな勿体無いことを?』というものだ。
 だって自分で言ってても情けなくなる話だったが、僕には自分がこの人と釣り合うような人間だとは、どうしても思えなかったから。

「ふむ・・・どこが、か。明人の全て・・・・・・と言いたいところなんだがな」
「かっ、からかわないで下さい・・・・・・!」
「別にからかってなんかいないさ。まぁ、少々漠然としすぎていたかもしれないがな。
 そうだな・・・・・・敢えて言うなら、陳腐な言葉になるが、その優しさと強さ、それに格好よさだろうな」
「そんな・・・・・・いくらなんでも買いかぶりすぎです・・・・・・」
 思わず聞いているこちらが恥ずかしくなるようなことを真顔で口にする先輩。そんなことを面と向かって言われたことは、幼馴染の茜ち

ゃんにもなかった。
 先輩はまだごにょごにょと否定の言葉を口にする僕に構わず続ける。
「一番最初にそう感じたのは初めてこの場所で出会ったときだな。屋上で空を見ていた私と話したときのことだ。憶えているか?
 ふふっ・・・私も最初随分冷淡にあしらい、無視していた。どうせ直ぐに興味をなくして、また静かな時間が戻ってくると思って。
 それでも動じずに・・・しつこい位に構ってくるから一度聞いたことがあったな。何故私に構ってくるんだ、と。
 そうしたら明人はこう答えたんだ。先輩の顔が寂しそうに見えたから、放っておけなかったって。
 驚いたよ、その時は本当に。わざわざそんな理由で私に話しかけてくる奴がいるなんて、今まで考えもしなかったんだからな。
 それからかな。ここでお互いに話している間に、私は明人と話す時間をしだいに楽しみにするようになっていったんだ。
 いつの間にか一人で空を見るためにではなく、明人と会うためにここに来ている自分がいた。
 そこでね、気付いたんだ――ああ、私は、明人のことが好きなんだなって」


382:名無しさん@ピンキー
07/12/20 15:58:55 SuXyVC1H

「そんなこと・・・・・・特別でも何でもないです。きっと、僕じゃなくても誰でもするようなことですよ」
 先輩の話を聞いてる内に堪らなくなって口を挟む。
 僕は先輩が言うように、先輩の理想像の僕のように高潔で心優しい人間なんかじゃない。
 先輩に話しかけたのだって単なる興味本位。放課後、誰もいない屋上で空を見かける先輩を不思議に思った、それだけだ。
 先輩と一緒にいたのもそうだ。
 勿論、先輩に言った理由もある。普段は冷静で、強くて、微塵も揺らがないような先輩が、時折まるで茜ちゃんが僕に見せるような寂し

げな表情を浮かべているのは気になった。
 ただそれも結局後付の理由で、一番大きな理由は先輩との会話が楽しかったからにすぎない。
 つまり・・・・・・僕は先輩のことを考えてではなく、そういう自己中心的な理由で行動していただけだったのだ。


 先輩は暫く何も言わず、じっと僕を見つめていたかと思うと、やがて呆れたようにふぅ・・・と溜息を吐いた。
「確かに、明人の言うことも一理あるな」
「えっ・・・・・・?」
 先輩の口から静かに流れ出た予想外の言葉に、僕は素っ頓狂な声を上げる。
「明人よりも容姿が優れた人間はこの学校にもいくらでもいるだろう。
 学力面でもそうだし、慈愛に溢れたお人よしだって、中に入るかもしれない。喧嘩の強さ云々は・・・そもそも論外だしな
 私にしたことだって、もしかしたら同じ行動をする人間もいたかもしれない」
「・・・・・・・・・・・・」
 淡々と先輩は事実を述べていく。
 自分で言ったこととはいえ、改めて他の人からそう言われると、本当のこととはいえやはり辛く感じる。
 何も反論できずに、ただ黙って俯くことしか出来ない。
 でも、これでいいんだ。僕は先輩の恋人としてはあまりにも不釣合いだろうから。
 そう・・・僕はこの先も、先輩とお互いに気兼ねなく話せて、この関係を続けていくことができたら、それだけで――

「でもな、明人!」
 そんな僕の思考を吹き飛ばすかのように一際大きな先輩の声が響いたかと思うと、腕をぎゅっと掴まれ、抱きしめられる。
 驚いて顔を上げた僕の目に、先輩らしからぬ必死で縋りつくような――以前にも見せた仔犬みたいに心細げな表情が飛び込んできた。
「明人。君は、君がありきたりなものだと断じた平凡さが、どれ程非凡なものかを知るべきだ。
 君の幼馴染に出会ったとき、面と向かって明人と関るなと言われた私を、明人は全力で庇ってくれたろ? 自分と彼女との関係が悪くな

るのを承知で。
 その時、私は周囲の評判を省みることをしなかったツケだと内心諦めていたんだ。仕方のないことだ、と。 
 でも、明人は私を守ってくれた。たとえありきたりなことでも、私がどれほど嬉しかったか・・・・・・!
 それにな、そんなありきたりなこと――けれど守り続けるのが難しいことをいくつもいくつももっているのが君なんだ。そんな奴は他

にいやしない。
 もう一度言おう。好きだ、誰より明人が好きだ―――」


 それまで背中に回されていた腕が解かれ、そっと頬に当てられる。 
 えっ・・・? っと思う間もなく、先輩の顔が近づき――柔らかな唇がそっと重ねられた。
「んっ・・・ふぅ・・・・・・」
 先輩と・・・あの先輩と僕はキスしている・・・・・・!?
 ひんやりと冷たいレンズが押し付けられた顔が、見る見るうちに熱を帯び始めていった。
 やがて唇が離される頃には、僕の顔は夕焼けにも負けないくらい赤くなっていただろう。

383:名無しさん@ピンキー
07/12/20 16:01:39 SuXyVC1H

「・・・・・・信じて、もらえるか?」
 先輩も顔をはっきりそうとわかるほどに紅潮させ、恥ずかしそうに目を伏せながら訊ねる。
 普段の凛とした姿からは想像も出来ない女の子らしさに、僕の鼓動が更に激しくなった。 
「なぁ、明人・・・・・・明人は、私のことが嫌いなのか・・・・・・?」
 甘く擦れた声が僕の耳朶を打つ。僕はまるで催眠にでもかけられたかのように、先輩の瞳から視線を逸らせない。
「そんなことは・・・・・・僕は・・・・・・先輩のこと――」
 夢現の状態のまま、口から自然と言葉が漏れでようとした時だった。
 ガシャンッッ!!! とけたたましい騒音が屋上に鳴り響き、それまでの甘ったるい空気を一瞬にして粉砕した。
 驚いて音のした方――屋上の出入り口のドアへと目を向けた僕の目に、
「あーちゃん・・・・・・」
 予想もしなかった人物の姿が飛び込んできた。

「っ、あ、茜・・・ちゃん・・・・・・」
「ねぇ、あーちゃん・・・・・・何してるのかな? 一緒に帰ろって言ったのに、『用事』があるって言われたから私我慢したんだよ・・・・・・
 なのに、なのに・・・・・・何で、またその女と会ってるのかな・・・?」
 僕の大事な幼馴染――茜ちゃんは先輩とは対照的に背の低い、小柄な少女だった。
 腰まで届きそうな長い髪は一つ括りにしてあり、いかにも大人しそうな少女、といった印象を与える。
 反面、ふるふる震える細い腕の当てられている胸元は、これまた先輩とは対照的に、豊かな質量に押し上げられていた。
 低い、地の底から響くような声。
 いつもの可愛らしい茜ちゃんの声とは全然違う・・・・・・たまにしか見せない、彼女が本気で怒った際の声が僕を詰問する。
 まるで悲鳴のような情けない声と共に、思わず後ずさろうとする体がそっと抱き締められた。
「せ・・・先輩?」
「大丈夫だ。恐がることはない。私が絶対守ってやるから」
 赤ん坊に語り掛けるように優しく、慈愛に満ちた声でそう囁かれ、回された腕に更に力が込められる。
 先輩に抱かれているだけで、先程までの緊張感や恐怖が瞬く間に薄れていく。

「ふん・・・・・・随分と早く出てきたな。もう少し隠れて様子を見ているのかと思っていたが、存外気が短いんだな」
「朝倉、雪・・・・・・」
「おいおい、仮にも私は先輩だぞ? 呼び捨てはよくないな」
 ギリッと歯を堅く喰いしばり、見たこともないような冷たい目で先輩を睨みつける茜ちゃん。その目に宿る暗い感情は、直接それが向けられていない僕を震えあがらせるほど。
 だが先輩はそれを正面から受け止め、気にする様子もなく、皮肉げに口を歪ませ答える。
「もっとも、明人だけは別だがな。ああ・・・・・・いつかはお互いに明人、雪、と名前で呼び合える日が来るといいものだ」 
「っ! ふざけないでよ!!」
 先程見せてくれた優しい、先輩の素顔とも言える表情はすっかり成りを潜め、代わりにいつも周囲に見せている嘲笑が先輩の顔に浮かんでいた。
 先輩の挑発にのせられ激怒する茜ちゃん。そんな彼女を心底つまらなそうに見ると、更に先輩が続ける。

「さて、ふざけた覚えはないんだがな。恋人同士、いつまでも先輩という呼び方じゃよそよそしいだろう?」
「あーちゃんの恋人は貴女なんかじゃない! そんなの、私はそんなの絶対に認めないから!!」
「別にお前に認めてもらう必要はない。明人が私のことを好きでいてくれること、それが全てで、それ以外は全て瑣末事さ。
 それに認めないとは言うが、だったらお前は明人にとって一体何なんだ? 単なる幼馴染なのだろう?」
「そ・・・それは――」
 予期せぬ質問に対し、ほんの一瞬口ごもる茜ちゃん。
 果たしてその空白をどう受け取ったのか。先輩は表情にありありと侮蔑の色を浮かべると、吐き棄てるように言い放つ。
「この・・・・・・臆病者が」
「っ!!??」
 驚くほどの――先に茜ちゃんが見せたものなど比較にならない、絶対零度の冷たさを含んだ嘲りが茜ちゃんに容赦なく放たれる。
 その言葉はまるで彼女にとっての急所を貫いたかのようで、茜ちゃんは無言のままその身を震わせている。



384:名無しさん@ピンキー
07/12/20 16:02:25 SuXyVC1H

「お前は今まで明人の傍にいながら何をしていた?
 お前はこれまでもこうして明人を縛りつけ、自分以外の人間との関わりを断たせてきた。
 自分だけが彼の理解者であるようにして――言うなれば、自分の都合で彼の自由を奪ってきただけだろう? 違うか」
「・・・・・・違う」
「幼馴染という関係を、明人の優しさを利用して、明人の気持ちもお構い無しに明人を自分の所有物扱いしていたんだ」
「違う!」
「違わないさ! いい加減に認めろ!
 お前は自分で勇気を奮い起こして気持ちを伝えることも、危ない橋を渡ることもせず、一番安易な方法で彼の身近な場所にいただけだ。
 そんなのは単に、消去法で自分以外の選択肢を消していった結果に過ぎないのさ。
 そんなお前に私が遠慮してやる必要なんて微塵もないね・・・・・・!」


「――くせに」
 茜ちゃんの瞳からボロボロと涙が零れ、コンクリートにしみこんでいく。
 僕はその姿に思わず駆け寄ろうとするものの、先輩に更に強く抱き締められることであっさり制される。
 茜ちゃんは涙に濡れた眼でそんな僕を見詰め、そしてどす黒い――最早殺意といってもいいかもしれないくらいの感情を込めて先輩を睨みつける。
「貴女なんか、貴女なんか、貴女なんか・・・・・・あーちゃんのことを何も知らないくせに!
 ずっと後で現れたくせに! あーちゃんのことなんか気にもかけてなかったくせに!
 私の方が先なのに・・・・・・ずっと昔からあーちゃんのこと大好きだったのに・・・・・・急に出てきて、あーちゃんを盗らないでよ!
 あーちゃんは・・・あーちゃんは私だけのものなんだからっ! 今も昔も、あーちゃんの恋人は私だけなんだからぁ!!!」

 驚いた。先輩に続いて、茜ちゃんからもこんな形で想いを伝えられるなんて。今日一日で二人の美少女から好意を伝えられるなんて・・・・・・嘘みたいだ。
 これは全部由夢の出来事で、目が覚めてみればまたいつもと変わらない日常が始まってくれればどれだけいいだろうか。
 あまりに急激な事態の変化についていけず、僕はただ戸惑うばかりだった。
 一方先輩は抱き締めていた僕の体をそっと離すと、数歩前に進んで僕を茜ちゃんから隠すようにして向かい合う。
「・・・・・・昔、か。ああ、そうだった。私の知らない明人、私の見ることが出来なかった明人を、お前は知っているんだったな――」
 後ろを向いているため先輩の表情はわからない。
 だがその押し殺すような呟きと、びくりと後ずさろうとする茜ちゃんの姿を見れば、今先輩がどんな表情をしているのかは想像に難くない。

 数瞬の間、先輩の全身から今にも飛び掛って八つ裂きにしてしまいかねない怒気が迸っていたが、暫く後、
「まぁ・・・・・・いいさ。これから先。そう、これから先に二人の思い出を作っていけばいいのさ。
 過去の時間は取り戻せないが、私たちにはこれからがあるんだからな・・・・・・」
 と、納得したように一人頷く。そして、改めて向き直ると、はっきり宣言する。
「今まではお前が明人に最も近い人間だったかもしれない。だが、これからは違う。
 私は、明人が好きだ。誰よりも好きだし、誰よりも愛する自信もある。だから明人は・・・この子は、私が貰う」

 二人の美少女がその目にありありと敵意を浮かべて睨み合っている。
 最早交わす言葉もないのか、真冬の冷たい外気にも負けないくらい冷え切った空気が二人から流れてくる。
 止めてくれ、とは言えない。恐ろしくて、今の二人の間に立つなんてとてもできそうにはなかった。
 だからといって、先輩を選ぶことも、茜ちゃんを選んであげることも僕には出来ない。二人とも僕にとっては大事な人だったから。だから、いきなりどちらか一人だけを・・・・・・なんてことはできなかった。
 僕がどうしたいのかと言われれば、恋人云々よりもむしろ、僕はただ三人で仲良くいつもの日常を送りたかったのだ。ただそれだけだった。
 けれど、そんなことは言えず――結局、その光景を僕はただ震えて見ていることしかできなかった。



385:名無しさん@ピンキー
07/12/20 16:05:34 SuXyVC1H

終了。
>>310が予想以上に評判よかったんで調子に乗って続きを書いてみた。
普段は二次もの書きなんで続きはあんまり期待しないでくれ。
むしろ誰か続き書くって人がいたらご自由にどうぞ。
それではー。



386:名無しさん@ピンキー
07/12/20 16:38:34 bE3PfreN
>>385
GJ!
先輩かわいいよ先輩

387:名無しさん@ピンキー
07/12/20 17:35:11 oeIUb5NJ
GJ!!
あなたが大好きだッ!!

388:名無しさん@ピンキー
07/12/20 17:37:48 XtVQzDOT
ふぉおおおGJぅうあっ!
だがちょっと言わせてくれ。
途中で投げずに続き書いてくれ。
ジャーマン氏の前例があるとはいえど途中で投げられると行き場のなくなった
この胸のトキメキをどうしていいか分からん
途中で投げるヤツが増える可能性もなきにしもあらずだしな
だから頼むから続き書いてくれ

オタク趣味の戯言でスマン

389:名無しさん@ピンキー
07/12/20 17:46:37 xtho5K2a
オーバーすぎて書き手がドン引きしてるぞ
お前らのそう言う反応が、今のこの事態を招いたことをまだ理解できんのか

390:名無しさん@ピンキー
07/12/20 17:52:06 uXyfuBSQ
俺は取り敢えず、乱丁につき返品を申し込もうか。
他人に読んで貰いたいのなら、装丁くらいはきちんとしておこうぜ。

391:名無しさん@ピンキー
07/12/20 17:56:41 AK1LYK13
お人形あそびたのしいね

392:名無しさん@ピンキー
07/12/20 18:00:38 ihcQ5RTD
超GJと言わざるを得ない

393:名無しさん@ピンキー
07/12/20 18:02:37 VIGwCcXD
 >>310が予想以上に評判よかったんで調子に乗って続きを書いてみた。

よく思い出せなかったんで、気になって前100まで戻ってみてしまったじゃないか
で、君をそこまで図に乗せてしまった件のレスがよく分からなかった
何を持って評判よかったと思ってしまったんだろう


394: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
07/12/20 18:06:11 AK1LYK13
,个、
|キ|    n⌒n
|キ|    / (・(・|
ヾノ   三  ∞|三
`∥___/ / ̄ ̄)
(____ \ ̄ ̄)
 ∪∪  ∪∪ ̄ ̄

395:名無しさん@ピンキー
07/12/20 19:03:10 T61asW/U
>>385

GJっす
これは良い嫉妬加減
続きをwktkせざるを得ない

396:名無しさん@ピンキー
07/12/20 20:02:43 bEOruXBU
>>385
GJ!
続きも期待してます

397:名無しさん@ピンキー
07/12/20 20:04:10 P3hgyKw5
OCNの連中が戻ってきた途端これだよ
永久にアク禁喰らってりゃいいのに

398:名無しさん@ピンキー
07/12/20 20:56:42 haoog3o9
いなかったから荒れてたんだろうが。

399:名無しさん@ピンキー
07/12/20 21:02:49 jJauwPlH
いても荒れておる。

400:名無しさん@ピンキー
07/12/20 21:06:29 M+F1qcla
てか即GJレスが作者の自演ってことくらいわかってるっしょ

401:名無しさん@ピンキー
07/12/20 21:21:18 2XgHy6Z3
久しぶりにストレートな作品がきてうれしいわ。
欲をいうなら改行をちょっと気をつけて欲しいけど、
なんだかんだで読んでてわくわくしてしまった。

402:名無しさん@ピンキー
07/12/20 22:09:19 ESgv9I8+
まだこのスレは生きていると
作者いると、住人いると
涙ながら感じた
12(月)の夜


403:ティークの剣3 ◆t9KW8F7C/A
07/12/20 22:40:05 3WxM354U
 大陸制覇を目指し、その版図を急速に広めていくスラル国。
 その圧倒的な軍事力を前に、ある国は人民ごと踏みにじられ、ある国は君主の命と引き替えに国土を救われた。
 こうなると、スラルに攻められる前に、自ら恭順の意を示した方が得だという国が出てくるのも当然の成り行きであった。
 そういう国の王室は、先を争って王女を人質として差し出してきた。
 また姫を持たない王は、見目麗しい臣下の娘を養女とし、ティーク王の元へと送り込んだ。
 そしてスラルの属国として、課せられた軍役に黙々と従うことにより、自らの立場を鮮明にしたのである。

 ティーク王の元に送られてくる王女は、国の命運を握っているだけあって飛び切りの美女揃いであった。
 それぞれが、まさに一国に匹敵する値打ちを持っているといっても過言ではない。
 そのため彼女たちが住まわされたスラルの後宮は、百花繚乱の様相を呈していた。
 後宮に送られると言っても、彼女たちは直ぐに側室になるわけではない。
 取り敢えずは部屋と召使いを与えられ、賓客としてのもてなしを受ける。
 その上でティーク王に気に入られれば、正式に側室としての扱いを受けるのだ。
 側室となり、万が一ティーク王の子でも授かれば、一気に大国の次期総帥の生母となれる。
 自分はおろか祖国の安泰までもが保証されるとなれば、姫たちが王を振り向かせようと必死になるのも仕方がなかった。

「ティーク様がどこかの姫に手をお付けになる……」
 そう考えるだけで側室筆頭のジュリエッタは、狂おしいまでの苦悩に悶々とする。
 ジュリエッタは、一応ティーク王のお気に入りナンバーワンとされていた。
 しかしその実、ティーク王は彼女を物質的に満たすことはあっても、体には指一本触れようとはしないのだ。
「別の姫の元に……ティーク様の御心が……」
 ましてや、誰かが愛しい王の子でも宿そうものなら─―何をしでかすか、自分でも分からなかった。
 父の形見の懐剣でその者の孕み腹を引き裂くことくらい、なんの躊躇もなくやってのけるだろう。
 そんなジュリエッタの心配を余所に、ティーク王は次々と側室を作っていく。
 そして夜な夜な彼女たちの子宮の中にタップリと彼の子種を注ぎ込んでいるのだ。
 幸い、今だ子を孕んだ者はいないが、いずれその日がやって来るのは確実であった。
 現在、ティーク王は休暇を取って専用の狩り場へ出掛けている。
 伴を許されたのは、最近側室となったばかりのマリーアンナである。
 あの聖少女が、今ごろどんな乱れ方をしているのかと思うと気が気ではない。
 直ぐにも邪魔をしに行きたくも思うが、留守を任された身では城を離れることもできない。

404:ティークの剣3 ◆t9KW8F7C/A
07/12/20 22:41:18 3WxM354U
「ジュリエッタ様。エジューパのファラオナ王女のお着きです」
 そう言ってジュリエッタの元を訪れたのは、艶やかな黒髪を腰まで伸ばした美女であった。
 後宮総取締役のネネである。
 ジュリエッタには東方人種の年齢は読みづらく、ネネの面相も見方によって20代にも40代にも思えた。
 彼女は東の果てに浮かぶという、黄金の島国からやってきた使節であった。
 敏腕を買われて、今ではスラルの後宮を取り仕切る有能な家臣となっている。
 他国から送られてきた王女に後宮での作法やしきたりを仕込み、ティーク王に粗相のないように躾るのが彼女の役目である。
 また後宮内で発生した揉め事を疎漏なく調停するのも彼女の努めであり、王から高い権限を与えられていた。

「分かりました。直ぐに謁見の間に……」
 事実上ティーク王の正室であるジュリエッタには、王の留守中、彼に代わって客人を迎える義務がある。
 本心を言うと、新しく増えたライバルの顔など見たくもない。
 しかし、王の職務を代行するのが彼女の努めであり、他の者に任せることはできなかった。
 何より、彼女がそうすることをティーク王自身が望んでいるのだ。

 謁見の間に入ると、浅黒い肌をした小柄な少女が膝を付いて畏まっていた。
 手足は細く、牝鹿のように伸びやかな体をしている。
「お顔を上げなさい」
 ジュリエッタが優しい口調で声を掛ける。
 改めてネネに促され、王女がしずしずと顔を上げた。
 アーモンド型の目が可愛い、スッキリした感じの美少女であった。
「エジューパのファラオナです。ジュ、ジュリエッタ様におかれましては、ご機嫌麗しゅう……」
 ファラオナはおどおどした口調で型どおりの口上を述べた。
 その不安そうな物腰が、ジュリエッタには計算された演技に思える。
「エジューパはたいそう綺麗な国だとか。兵も精強と聞いています。ティーク王も心強く思っておられることでしょう」
 ジュリエッタは怒りなどおくびにも出さずに返礼の言葉を口にした。

(なによ、エジューパなんて……砂ばっかりの埃っぽい田舎じゃないの……)
 そう考えながらも友好的な態度は崩さない。
(それに名物と言えば、お腹を丸出しにして踊るエロティックなダンスだけで……)
 その途端、ジュリエッタの脳裏に不安が走った。
(あの破廉恥なダンスで、ティーク様がメロメロにされたら……そんな……いやよ……)
 凍りついたようになったジュリエッタを見て、ファラオナは怪訝そうに小首を傾げる。
「と、ともかく私たちは今日から家族です。私のことは本当の姉のように思ってくださいね」
 ようやく心にもないことを口にすると、ジュリエッタは早々に謁見の間を退出した。

405:ティークの剣3 ◆t9KW8F7C/A
07/12/20 22:42:30 3WxM354U
 その日の午後、気分が優れぬジュリエッタは自分の寝所で休んでいた。
 日頃の心労が重なったとの診断結果を受けてのことである。
 王のいないこの3日の間、一人で城を切り盛りしてきた無理が祟ったのだとされた。
 しかし、本当のところは、ティーク王に会えない寂しさからくるストレスが高じたものであった。
 それに、王が伴を命じたマリーアンナのことも非常に気になる。
 今ごろ彼女は王とどの様な睦み合いをしているのであろうか。
 それを考えると狂おしいまでに気が焦った。
 こんな時、地下牢に繋がれている性奴たちをいたぶれば少しはスッキリするのだろう。
 だが、性奴の身分とは言え、彼女たちもれっきとした恋のライバルなのである。
 そんな彼女たちに権力を振りかざすほど、ジュリエッタはまだ落ちぶれていなかった。

 恋のライバルと言うと、ジュリエッタと同じ身分の側室たちの他にも、毛色の代わった存在があった。
 同盟国アルステーデの女君主、バルバラがそれである。
 バルバラはティーク王が幼少のみぎり、隣家に住んでいた貴族の娘である。
 軍の士官学校でも同期であり、ティークにとっては祖国における数少ない友人であった。
 ティークが祖国を離れてスラルに婿入りした後、2人はしばらく音信不通になっていた。
 噂では小国の公爵家に嫁いでいったとだけ聞いていた。
 そんなバルバラが表舞台に出てきたのは、夫の死去により公爵家を引き継いでからであった。
 明晰な頭脳と逞しい行動力で革命を成功させると、アルステーデを公国として再編し、自らは君主の座に納まった。
 その上でティークの納めるスラルと同盟を結び、主にスラル南部の押さえとして辣腕を振るった。
 時にはスラルとの合同軍で大国を攻め滅ぼしたこともある。
 そうやってティークの信頼を勝ち得た後は、大陸南部の制覇を目指して版図をどんどん広げている。
 今ではティーク王のほとんど唯一の対等な友人として、そして頼もしい同盟国の君主として貴重な存在であった。

「やあ、ティークいるかい?」
 そう言って唐突に城を訪れるのがバルバラの常であった。
 スラリとした長身を厳めしい軍服に包み、短い金髪を横に撫で付けた男装の麗人である。
 端正な顔には、常に謎めいた笑みを湛えている。
 王の友人が来訪したとあっては、ジュリエッタも寝ているわけにはいかなかった。
 直ぐに応対に出ると、申し訳なさそうに王の不在を告げる。

406:ティークの剣3 ◆t9KW8F7C/A
07/12/20 22:44:26 3WxM354U
「なんだ、せっかくボクが来てあげたってのに」
 バルバラはジュリエッタにむくれて見せる。
 しかしジュリエッタが頭を下げて詫びると、直ぐに機嫌を直していつもの笑顔になった。
「いいよいいよ。どうせいつもの狩り場だろ。これから直接行ってみるから」
 バルバラはそう言うと、ジュリエッタにウィンクを見せて立ち去ろうとする。
「お待ちください。私がご案内します」
 そんなことをネネに申し出れば、きっと反対されるだろう。
 バルバラのお供の振りをして、こっそり城を抜け出さなくてはならない。
 ようやくティーク王の元へ参上できる口実を設け、ジュリエッタの顔は明るさを取り戻した。

                                 *

 主城の南西に、馬で半日の所に王専用の狩り場はあった。
 ティーク王は退屈な執務に疲れると、この狩り場に来るのを習慣としていた。
 野外の不便な生活は数日だと楽しいが、勝手なもので長く続くと億劫になってくる。
「明日には城へ戻るか」
 ティーク王は誰に言うともなく呟いた。
 充分英気を養えたし、マリーアンナとは更に親密な仲になれた。
 これ以上執務を疎かにすると、戦線の維持にまで影響が出かねない。
「よし、今晩で最後だから、みんな一緒に可愛がってやるぞ」
 酒に酔っていたこともあって、ティーク王が突拍子もないことを言いだした。
「マリーアンナ、ホーネット、ゼンメイ……三人とも尻を出してこちらに向けろ」
 マリーアンナとゼンメイは嬉々として、そしてホーネットは仕方ないといった風情で下衣を解く。
 そして四つん這いになると、ティーク王に向けてお尻を掲げて見せた。
 大きな焚き火が、3つのお尻を赤々と照らし出す。
 湿り気を帯びた秘裂も菊の形をした窄まりも、三者三様のおもむきがある。

 ティーク王は左端のマリーアンナの背後から突き入れると、素早く出し入れさせて感触を味わう。
「あぁっ……あぁん……大君主さまぁ……」
 犯られているところを他人に見られているという状況が、異常なまでの興奮を生み出す。
 しかしティーク王は腰を10往復させると、隣のホーネットに乗り換えてペニスを沈める。
 ご無沙汰であったホーネットは一突きされただけでイきそうになった。
「むっ……むぅぅっ……」
 ストイックな親衛隊長は喘ぎ声を漏らさないよう、脱ぎ捨てた自分の下帯を固く噛みしめる。
 10回のサービスが終わるとティーク王の逞しいモノが引き抜かれる。
 今度は侍女頭のゼンメイの番である。
「あぁっ、若……そう、そこ……あぁん……」
 ティーク王はそうやって10回ずつ腰を振るい、3人の内の誰かの膣に放出しようというのだ。
 3人は自分こそ慰みを受けようと、必死で尻を振り立ててティーク王を責める。

407:ティークの剣3 ◆t9KW8F7C/A
07/12/20 22:45:08 3WxM354U
「やあ、ティーク。相変わらずやってるね」
 そう言って焚き火の元を訪れたのはバルバラであった。
 背後にジュリエッタを伴っている。
 ティークは振り返ってそれを確認したが、直ぐに前を向き直って作業を再開する。
「どうせだからボクも加えて貰おうかな。いいだろ?」
 バルバラは返事を聞く前にズボンを下ろすと、引き締まったヒップを晒してマリーアンナの横に蹲る。
 ティークは何も言わず、バルバラの股間にペニスを突き立てる。
「はぅぅぅ……ティーク、入ってる……ティークのがボクの中に入ってるよぉ」
 バルバラは首を下に折り曲げ、乳房の谷間越しに2人の接合部分を覗き見る。

 獣の饗宴を前に、ジュリエッタは茫然自失になっていた。
「……バルバラ様ったらあんなにはしたなく……あぁっ、マリーアンナ。そんなに腰を使ったらティーク様がイッちゃう……」
 ティークのお尻を見ると、緊張をこらえているためか小刻みに震えているのが分かった。
 射精までもう時間はないものと思われた。
「……今ならいける……今なら流れに身をまかせてティーク様に抱いていただける」
 ジュリエッタがゴクリと生唾を飲み込んだ。
「でも、拒絶されたら……」
 ジュリエッタはもう二度と立ち直れないかも知れない。
「でも……でもぉ……」
 ジュリエッタの忍耐が限界を超えようとした時であった。

「敵襲っ!! ティーク様ぁっ、敵に囲まれております」
 狩り場の周囲に配置している親衛隊の者が大声を出した。
 一瞬にして周囲に緊張が走った。

408:名無しさん@ピンキー
07/12/20 23:00:44 Xc3EuxcO
>>407
人の尻馬に乗ってるのがあからさまでうぜぇんだよ
そんなに叩かれるのが怖くてお褒めの言葉が欲しいか?

409:名無しさん@ピンキー
07/12/20 23:12:41 7Vdz4xtj
>>407
ティーク絶倫にもほどがあるだろwww
こういう嫉妬だけに特化した作品は新鮮だ
GJ

410:名無しさん@ピンキー
07/12/20 23:20:04 2I1FkD18
ウナギよ批評をさぼるな

411:名無しさん@ピンキー
07/12/20 23:23:17 IBaBmm30
>>407
バルバラが男に見えて焦ったw GJ!

412:名無しさん@ピンキー
07/12/20 23:57:45 bE3PfreN
>>407
GJ!
今日は投下多くて幸せ

413:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:22:25 t8pOahEg
神はまだ見捨てていなかったか……!
>>407
超GJ! 変なのもいるが負けないでくれ!

414:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:27:53 Nzyjm9qT
>410
ごめんな、どうやら風邪をひいてしまったようで本調子が出ない。
ここぞとばかり「ザマミロ」とか「こじらせやがれ」なんて責めないでくれよ。
このスレを大事に思う心は君にも負けない俺なんだからさ。


>大陸制覇を目指し、その版図を急速に広めていくスラル国。

3回目なんだから、どの程度覇業がなったのか明らかにしておこう。


>そういう国の王室は、先を争って王女を人質として差し出してきた。

ここのブロックでは当該王室が主体なんだから、「差し出してきた」ではなく「差し出した」んだろうよ。


>課せられた軍役に黙々と従うことにより、自らの立場を鮮明にしたのである。

「黙々」となら軍役をこなそう。「従う」のに黙々は合わないから「粛々」なんか如何かな?


>それぞれが、まさに一国に匹敵する値打ちを持っているといっても過言ではない。

ちょっとブレを感じる。一国の値打ちに匹敵する魅力を持っていると─


>姫たちが王を振り向かせようと必死になるのも仕方がなかった。

あの手この手の具体例が入るともっといいね。


>後宮総取締役のネネである。

大奥かっ?


>王のいないこの3日の間、一人で城を切り盛りしてきた無理が祟ったのだとされた。

急に総取締役のネネがいなくなっちゃったぞ。

415:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:28:32 Nzyjm9qT
>主城の南西に、馬で半日の所に王専用の狩り場はあった。

距離の単位が明白でない作品中において、非常に有効な表現だな。


>ティーク王はそうやって10回ずつ腰を振るい、3人の内の誰かの膣に放出しようというのだ。
>3人は自分こそ慰みを受けようと、必死で尻を振り立ててティーク王を責める。

「ロシアンルーレット」に代わる用語でも造れば面白かったかも。


>「どうせだからボクも加えて貰おうかな。いいだろ?」

仲間に


>バルバラは首を下に折り曲げ、乳房の谷間越しに2人の接合部分を覗き見る。

「覗き込む」の方が嫌らしい感じがするぞ。


>ティークのお尻を見ると、緊張をこらえているためか小刻みに震えているのが分かった。


射精感をこらえているため、筋肉が緊張しているのでは?



ごめんな、やっぱりいつものキレが出ないよ。
取り敢えず寝込んで体調を整えるよ。
じゃあな。

416:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:39:07 PHzw101y
お疲れさん

417:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:44:06 CLy0fHTN
しっかし自画自賛自演が多いスレだなw
GJレスが一定時間で単発レスのみって・・・w
IDでバレバレなのになw

418:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:53:41 t8pOahEg

無駄だよ、お姉ちゃん。無駄無駄。
そんなので兄さんが釣られるわけないじゃない……ふわぁ~~
えっ?私?
違うよ。私は荒らしなんてかったるいだけだよ……あふあふ。




419:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:58:59 JTZ+oVyW
甲賀忍法帖の陽炎でものの見事にこの属性にスッ転んだんだが
このスレくのいち物とか投下されたことある?

420:名無しさん@ピンキー
07/12/21 01:15:33 WmzYTEMK
>>385
なんだろう、話に読み手を引き込んで”読ませる”文章ってこういう文なんだと思った。
話の運び方とかテンポとかが上手でウラヤマシス。
GJ!

421:名無しさん@ピンキー
07/12/21 10:22:19 4UJC8fJ5
>>419
おまえは本当によく分かってる。陽炎可愛いよ陽炎
多分くの一みたいなのは無かったかと思う
題材的に難しいかね

422:名無しさん@ピンキー
07/12/21 10:26:48 y9Q0Vp5s
>>419 >>421
君達は海辺で美しい夕焼けを見ながら語り合うべきだ

423:名無しさん@ピンキー
07/12/21 17:14:57 uKc2jYk9
>>415

うわっ・・・・・・、痛いな

424:名無しさん@ピンキー
07/12/21 17:20:53 DPNVRwck
>>421
時代劇ぽいのすら少ないしね

425:名無しさん@ピンキー
07/12/22 18:20:01 lrgIPlQh
例のところでウナギをヤンデレスレへ追いやろうって話が出ているらしいけど
そんなに上手くことが運ぶかなあ?

426:名無しさん@ピンキー
07/12/22 18:43:08 jY0OTpCj
>>425
どこに書いてあるって?コピペしてくれ。

427:名無しさん@ピンキー
07/12/22 18:44:40 Oyvx1rYI
>>426
みぃ

428:名無しさん@ピンキー
07/12/22 18:50:28 OYfzW4xJ
>>425
また、お前の妄想か?

429:名無しさん@ピンキー
07/12/22 18:52:15 cza3SNwM
嫉妬スレ初のコピペ荒らしはヤンデレスレのアホが誘導したからだったっけ
ガチムチSSの

430:名無しさん@ピンキー
07/12/22 18:52:39 Bh6CsE6+
ウナギは当スレのカオスが生み出したオリジナルマスコットだろ
よそで勝手に使われるのは納得できないな
どうしてもってのならレンタル移籍くらいは認めてあげてもいいけどw

431:名無しさん@ピンキー
07/12/22 18:55:06 XsuyhEtp
バカな
ウナギをヤンデレスレに押し付けて厄介払いしたいだけさ
奴らの考えそうな汚い手だよ

432:名無しさん@ピンキー
07/12/22 18:56:16 tgPq63Jj
ウナギもスレの賑わいということわざがあってな。

433:名無しさん@ピンキー
07/12/22 18:58:08 OYfzW4xJ
ヤンデレのアホもこのスレを荒らしているうんこも同一人物だろ

434:名無しさん@ピンキー
07/12/22 18:58:13 yMiziRIf
なんだ、意外に人気あるじゃないか、ウナギイヌ
ヤンデレスレでも可愛がって貰うんだぞ
体にきをつけてな

435:名無しさん@ピンキー
07/12/22 19:04:59 p1byTrZO
>>433
リッサ ◆v0Z8Q0837k氏がウナギイヌの正体なの?

436:名無しさん@ピンキー
07/12/22 19:10:29 kSWj6Uzc
>>425-428
何でまたそういう話をするかな?
ネタや妄想でもいいからどうせならもっと生産的な話題にしようぜ?
ほら、例えばクリスマスも近いことだし色々あるだろ?

クリスマスデートに誘うために普段はツンツンな妹が照れながら部屋にやってきたり。そこでごろごろ甘えてる姉を見つけてまた姉妹喧嘩がはじまったり。
姉の提案で“一応”皆仲良くパーティしたり。
とはいいつつも姉がシャンパンで間接キスしたり「あ~ん♪」してきたり。
それ見た妹が「わっ、私もやる!!」とか叫んで口にチキンを思いっきり突っ込んだり。
そんな感じでそれなりに和やかな空気の中いきなり妹が爆睡しだしたり。
その少し前に姉が妹の飲み物に何か混ぜていたり。
妹が眠っているのをいいことに押し倒そうとして……そこで何故か姉にも眠気が襲ってきたり。
薄れる意識の中自分のグラスを確認すると、いつの間にか自分のそれにも白い粉末が付着していたり!

ああ、もうっ!本当にお姉ちゃんは可愛いなああ!!!!!!
お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃーーーーーん!!!!






ごめん。


437:名無しさん@ピンキー
07/12/22 19:14:31 cxFTechm
>>436
つまらない上にスレ違い
近親相姦スレ逝けや

438:名無しさん@ピンキー
07/12/22 19:20:34 OYfzW4xJ
今度はリッサ ◆v0Z8Q0837k氏に粘着か
本当にうんこだな

439:名無しさん@ピンキー
07/12/22 19:21:43 nTvihqkY
学生の男一人に女二人が地下道の入口で修羅場ってるのは見たことあるけどな。
男が別れ話を切り出してから三人共俯いて沈黙してた。
罵り合いじゃない修羅場もいいものだと思った。

440:名無しさん@ピンキー
07/12/22 19:24:36 gQl8I8SZ
>>439
何で携帯でカメラを撮ってうpしてくれないんだよ
音声だけでもいいから

441:名無しさん@ピンキー
07/12/22 19:31:18 nTvihqkY
>>440
その頃は修羅場の素晴らしさに目覚めてなかったんだよ。
それでも印象には残ってた。
一年か二年前の梅雨時の事だったはず。

442:名無しさん@ピンキー
07/12/22 19:57:08 QjWyP0pv
>>425の妄想変態馬鹿のせいでせっかく治まりそうになったスレの雰囲気がまた荒れそうになった
ウナギの話題はスレが荒れるってのに出すなよ
>>439のフォローでここからは嫉妬話に戻ります↓

443:名無しさん@ピンキー
07/12/22 22:36:57 Oyvx1rYI
パソコンの中身を洗ってた時、尋ねてきた友人にマザボ踏まれて修羅場りました。

444:名無しさん@ピンキー
07/12/22 22:50:11 acz2WP1d
>>443
実は友人は女でお前にパソコンじゃなくて自分を見て欲しいという感情の表れということか
個人的に男女というか姉御肌というか男口調の女の子の嫉妬って凄い萌える

445:名無しさん@ピンキー
07/12/22 23:08:13 ebbU+gHh
>>444
それで年上だったりしたら俺的に凄いツボだ
優柔の先輩は素晴らしかった・・・

446:名無しさん@ピンキー
07/12/22 23:15:00 AIuqv5xZ
一億年のブルーリボンが気になるなあ
サプライズでいいから続き投下されないかな

447:名無しさん@ピンキー
07/12/22 23:27:49 acz2WP1d
>>445
君とは一度会って話をしたい

448:名無しさん@ピンキー
07/12/22 23:35:12 S1k9WI4A
>>436
キモ姉キモウトスレで待ってるぜ!

449:名無しさん@ピンキー
07/12/23 00:15:38 6T4/kpsG
>>445みたいに具体的な過去作の名を上げる人ってどういう考えなんだろう?
作者自身の自演なのか、今度はその作品を叩こうっていう荒らしの仕業なのか
ともかくやっててよく恥ずかしくならないなと思う

450:名無しさん@ピンキー
07/12/23 00:25:16 yxmDXWif
キモ姉とキモウトでふと思ったんだが
どっちに監禁されたい?
俺は姉で

451:名無しさん@ピンキー
07/12/23 00:41:12 ymEsvYKZ
監禁より主人公をめぐって火花を散らすシチュがいいな

452:名無しさん@ピンキー
07/12/23 00:48:58 99V7WYHH
よくよく考えたら、ここって重複スレの臭いがプンプンしてるな

453:名無しさん@ピンキー
07/12/23 01:33:33 eUSs+m8w
あるところに一匹のハリネズミがいました。
ハリネズミはいつも一人ぼっちです。
ハリネズミは寂しがりやでした。ハリネズミは友達がほしいといつも思っていました。
でもハリネズミが近づくとみんな逃げていきます。
ハリネズミの全身は針で覆われています。
ハリネズミに近づくと怪我をします。
寂しがりやのハリネズミはいつも一人ぼっちでした。
あるとき、ハリネズミは仲間を見つけました。同じハリネズミです。
これなら大丈夫だ―ハリネズミ同士は近きました。
しかし、お互いの針が邪魔で近づくことができません。
二匹のハリネズミは全身の針を震わせながら泣きました。

あるとき、一匹の猫が一匹のハリネズミの前に現れました。
猫はハリネズミを食べようとしますが、針が邪魔で食べることができません。
それでも猫はハリネズミが食べたかったので側にいました。
一方、ハリネズミは猫が近寄ってきたことに驚きました。
自分が近づくとみんな逃げていくのに、猫は自分から寄ってきてくれたのです。
ハリネズミは嬉しかったけれど猫に謝りました。
「ゴメンよ。ボクに触ると怪我をしちゃうんだ。でも近寄ってきてくれてありがとう」
猫は驚きました。
自分が食べようとしているハリネズミがお礼を言ってきたからです。
このハリネズミは勘違いをしている―猫は気付きましたが黙っていました。
猫はハリネズミに興味を持ちました。
猫はハリネズミの側にいつもいるようになりました。
ハリネズミは喜びました。



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