07/12/26 23:18:50 RsrycvL7
書くことは彫刻なのだ。素材をそのまま出すな。
まず書け。だらだらと長々と書け。
それから削れ。ひたすら無駄を削れ。
そうして残った最小限が己の個性として輝く。
それが己の文体、個性と言う奴の正体だ。
言いたい事は一つ。
荒削りをそのまんま出して簡潔などとは金輪際言うな、さ。
せめて、練った証を残す事だ。他の誰にも書けないものを。
己がこうして書いたのだと言う証を、ね。書き手の意地を見せよ。
感覚のみでただ殴り書きを許されるのは……最初だけだ。