【みなみけ】桜場コハル Part3【今日の5の2】at EROPARO
【みなみけ】桜場コハル Part3【今日の5の2】 - 暇つぶし2ch813:名無しさん@ピンキー
08/01/08 03:07:46 ccGfYOSW
いいと思うよ、既に結構あるし

814:名無しさん@ピンキー
08/01/08 03:20:50 p/oaah9l
>>813
申し訳ない



ただ如何せん自分が未経験なもんだからなかなか一歩を踏み出せないんだ('A`)

815:名無しさん@ピンキー
08/01/08 07:26:43 Xz0dvnIN
>>819に凄く期待

816:名無しさん@ピンキー
08/01/08 07:27:15 Xz0dvnIN
失礼。>>809でした。

817:名無しさん@ピンキー
08/01/08 09:12:08 xst5vcg5
>>814
心配するな、最初は誰しもチェリーボーイさ。



まあ俺は今でもチェリーボーイだけど。

818:名無しさん@ピンキー
08/01/08 11:26:56 HglXVQm7
半年かそこら距離を取ってて、今日久々に覗いてみたが、やっぱりアニメも始まってエラいこと、もといエロいことになってるな
まだスレ立ってから1ヶ月強………アニメ化前とは、スレの消費速度が段違いだ
あと、保管庫で自分の過去作読み返して死にたくなった

ぶつ切り氏、この野郎氏もここまで一気に読ませて頂きました、どちらも長編乙、そしてGJです
藤岡を応援したくなったり妬ましく思ったり

819:名無しさん@ピンキー
08/01/08 11:44:42 p/oaah9l
誠にする気はないのでご安心を


強いて言えばインテルリト

820:名無しさん@ピンキー
08/01/08 14:40:46 fxhFSDMa
>>818
カムバックすればいいじゃない

821:この野郎
08/01/08 16:11:06 ts3PmC5J
昨日の悲しみを乗り越え、2レスいただきます。orz

822:この野郎
08/01/08 16:11:40 ts3PmC5J
千秋の日記


私は藤岡の発言で、頭を整理するのに10秒程かかっていた。
とりあえず藤岡は真剣な様で、私の目をじっと見ている…。
私は恥ずかしくなって視線を逸らして、後ろを向いた。

「えっと…ちょっと待ってくれ。その、心の準備ってやつが…」
「うん。」

しばらく後ろを向いたまま私は考えていた。
確かに『オレ、千秋ちゃんの事…すごく好きだから。』…とは言われたが、
好きだからどうこうっ…て言われた訳じゃない。
好きにも色々あるんだ、私はハルカ姉さまも好きだし、内田や吉野も好きだ。

そりゃ藤岡が好きなのとは違うけど…でも同じ『好き』と言う言葉でくくられる。
つまりこの藤岡が言った『好き』も、私がハルカ姉さまや友達を思う『好き』なんじゃないだろうか?
…なんて事だ!私の早とちりだったのか…だったら、この場合は難しく考えず…
『おお、私も藤岡の事好きだぞ!』…とか言っちゃえばいいんじゃないか…?
そうだよ、これだ!これで行こう!私はそう決意し藤岡の方を向いた。

「藤…」
「千秋ちゃん!」
「な…なんだ…」
「その…上手く伝わらなかったみたいだから、改めて言うけど、千秋ちゃんの事本当に大好きだから…
 千秋ちゃんと付き合いたいと言うか…恋人になってほしいんだ!」

「ちょ…もう少し時間をくれ…!」

私はそう言ってまた後ろを向いた。
…どうしたものか…これではさっきの考えは通らなくなってしまった…。
カナなの時とは違い、はっきりと『恋人』と言う言葉まで出てきてしまったし…
……あれ?じゃあ素直に私も好きと言えばいいんじゃないか?

だって私も藤岡の事は好きだ。付き合いたいと思ってた。
その藤岡からこう言われたんだから、断る理由もないじゃないか。
どうしてこんな簡単なことに気付かなかったのか…私はそう思い、藤岡の方を向いた。

「えっと…恥ずかしいから一度しか言わないぞ。…ちゃんと聞けよ。」
「うん…。」
「…その……私も…藤岡の事…すごく好きだから……。」
「えっと、それは…」
「…あぁ、そうか。…なんて言うか……この好きは友達とかじゃなくて、特別な好きなんだ…。」
「…って事は…」

「もう!察しろよ!お…お前の恋人…彼女になってやるって事だよ!!」

なんだか最後は恥ずかしくなって、言い方がおかしくなったが…
とりあえずハッキリ言ったし伝わっただろう…。
その後、しばらく二人とも顔を真っ赤にして、その場で黙ったまま立ちつくしていた。



823:この野郎
08/01/08 16:24:55 bYrTpzBE
あれ…書き込み出来てない。orz

824:名無しさん@ピンキー
08/01/08 17:25:36 xst5vcg5
あれ? 1レスだけ? パソコンまたは携帯に不都合でも生じたか?

>>818
うむ、確かに過去と比べると凄まじい勢いだけど、アニメ化直後はどういうわけか伸びが良くなかったんだよなぁ。
勢い良くなったのは11月らへんだったな。

それはそうと、カムバックを考えてもいいんじゃないか?

825:この野郎
08/01/08 18:18:01 bYrTpzBE
このスレにだけ何回やってもPCから書き込めないのは何故?/(^o^)\オワタ


826:名無しさん@ピンキー
08/01/08 18:32:29 zS6LNGji
>>825
プロバイダどこつかってる?
規制されたのかも

827:名無しさん@ピンキー
08/01/08 18:36:00 Yc/kU2Eg
>>826
規制されたなら>>825も書けないはず

>>825
なんかエラメでてない?

828:この野郎
08/01/08 18:59:17 ts3PmC5J
むむ・・・

829:この野郎
08/01/08 19:00:35 ts3PmC5J
>>822



「藤岡。…こういう場合はどうしたらいいんだ…?」
「…どうするんだろう。その、恋人とか初めてだから…ごめん。」
「…とりあえず…抱き合ってみるか?」

私はそう言って藤岡の腰に手をまわし、ひっついてみた。
すると藤岡は私の頭を胸に押しつける様に、私の頭を腕で包んだ。

「…藤岡。頭が痛い…もう少し優しく…。」
「あっ、ごめんね…。」
「まったく…私は彼女なんだから大事にしろよ。」
「…うん。」

その後、料理を作り終わり、私と藤岡は唐揚げをつまみテレビを見ながらお寿司を待っていた。
しかし3時になってもお寿司は届く事無く、唐揚げはすべて食べてしまった。

「これっぽっちじゃ足らないな…2時に予約したのに、何やってるんだ寿司屋め!」
「…確かに少し遅い気もするね。どうしたんだろう?」
「ちょっと電話してくる!」

そう言うと、立ち上がる前に藤岡は私を抱きかかえ、電話の元へ運んだ。

「もしもし、今日2時に予約した南ですけど…はぃ…昨日……えっ?!」

なんて事だ…寿司屋め…年末で忙しく、手違いで忘れていただと……
ふざけるな!もう二度とお前の店じゃ頼まなねーよ!!
……とでも言ってやりたがったが、なんだかもう怒る気力も無かった。

「…はぃ、いや…もう結構です。はい、キャンセルで…。」

私がそう言って電話を切り、溜息をついた姿を見て藤岡も気付いたらしい。

「…お寿司来ないって。」
「そっか…じゃあ何所か近くの店に食べに行こうか?」
「え?」
「付き合い始めての初デート。千秋ちゃん、お付き合いしてもらえますか?」
「…なんだその言い方…私はおなかがすいたんだ。さっさと行くぞ!」

災い転じて福となす…ってのはこの事か。
私は藤岡と一緒に御飯を食べに行くことになった。





830:この野郎
08/01/08 19:01:57 ts3PmC5J
はっ!できた…



831:名無しさん@ピンキー
08/01/08 19:03:29 9n8Y1FRA
>>827
携帯使ってんだろ

832:てすt
08/01/08 21:02:15 bI9pDBio
今何人?

833:名無しさん@ピンキー
08/01/08 21:56:26 xst5vcg5
>>830
復活できたようで何よりだが、今日はこれまでか。

834:この野郎
08/01/08 23:54:52 ts3PmC5J
>>826>>827>>833いろいろありがとうございました。orz
おかげさまで復活できたので2レス投下します。


835:この野郎
08/01/08 23:55:27 ts3PmC5J
千秋の日記


戸締りOK、いざ出発!……と言っても目的地を決めていない。

「藤岡、何を食べようか?」
「そうだなぁ…食べ損ねたお寿司か、南達と同じ焼肉か…」
「…そうだ、バイキングに行こう!あそこなら焼肉もお寿司もあるぞ!」
「そうだね、バイキングに行こう。」

こうして行き先も決まり、私は藤岡の手に掴まり歩き始めた。
少し歩くと、買い物帰りの同じマンションに住むおばさんと出会った。

「あら、千秋ちゃん。こんにちわ。」
「こんにちわ。」
「…へぇー、カッコイイ彼ねぇ…!羨ましいわぁ。」
「えっ?!ふ…藤岡ですか?えっと…あっ……はぃ。」
「千秋ちゃんも可愛いし、お似合いよ。…それじゃあ良いお年を。」
「はい、良いお年を。」

…そうか、良く考えれば手をつないで歩いてるんだから、そう見えて当然か…。
それにしても藤岡って、私以外の人から見てもカッコイイのか…
そう言えばさっきから、すれ違った時に藤岡の事みてる女もチラホラいるな…。
……藤岡はカッコイイもんな…

「…?どうしたの千秋ちゃん?オレの顔に何か付いてる?」
「…えっ?な、何でもないよ。」
「?」

しばらくすると、私たちは目的のお店に到着した。
年末と言う事もあってしばらく待たされたが、藤岡と二人なので退屈はしなかった。
結局、ご飯を食べ終わったのは6時前…お会計を済ますと、何やら抽選ができるらしい。

「それじゃあ1回どうぞ。金が出たら温泉旅行にペアでご招待だよ!」

藤岡と二人で温泉旅行…これは何としても欲しい!
二人で旅行なんてできたらどれだけ楽しい事か…

「…藤岡、ここは私に任せてくれないか?」
「うん、千秋ちゃんくじ運いいの?」
「…いや、今年は最悪だった。…だからこそ年末に運が残ってるんだと思うんだ。」

私をそう言って、願いを込めながらガラガラを回した。
すると出た玉を見て、カウンターのおじさんがカランカランとベルの様なものを鳴らした。
どうやら本当に運が残っていたらしい…なんだか順調すぎて少し怖い気もする……
私はそう思いながらも賞品を受け取った。




836:この野郎
08/01/08 23:58:23 ts3PmC5J
>>835


外に出ると、さすがに6時をまわって恐ろしく寒くなっていた。
…それどころか、追い討ちをかけるように雨まで降ってきた……
すると藤岡は傘を開き、私の肩を抱き寄せた。

「千秋ちゃん、濡れちゃうからもっとこっち寄ってくれるかな?」
「…うん。…こうしてると雨が降ってても暖かいな。」

私は藤岡の手に抱きつくようにして、一緒に傘に入った。
こうしてみると、雨ってのもたまには良いものだ…

「藤岡、…雨ってのもたまには良い物だな。」
「…どうして?」
「だって、こうやって1つの傘に入ってひっついてても、不自然じゃないだろ?」
「あはは、確かにそうだね。…でもさすがに1本だとちょっと濡れちゃうね。」
「まったくだ…あのおじさんも、気を利かせて2本くれれば良かったのに。」
「ホント、まるで一等が当たったみたいに、カランカラン鳴らしてたのにね。」
「…まぁ、子供だけで温泉旅行なんてハルカ姉さまが許すわけないし…これで良かったのかもな…」

私はクジで当てた傘を見ながらそう言った。

家に到着すると、私は雨で肩のあたりが少し濡れていた。
…しかし、藤岡を見ると少しどころか、体半分がずぶ濡れでガタガタ震えていた。
おそらく私の方に傘を寄せてくれていたのだろう…
私は急いでお風呂を沸かした。

「藤岡、お前そのままだと風邪ひいちゃうからお風呂入るといいよ。」
「そ…それじゃあお言葉に甘えて、お風呂借りようかな・・・」

よほど寒かったのだろう…珍しく藤岡は遠慮せずにお風呂に入っていった。
そりゃそうだ、私は少ししか濡れてないのにこんなに寒いんだ…
私も藤岡がお風呂から出たら少しお湯につかろう……

…あれ?…そう言えば私たちはもう付き合ってるんだから、お風呂も一緒に入るべきなのか…?
……どうしたものか…しかし体も冷えてきたし、この際一緒に入ってもいいか。
そう思い私は脱衣所に向かった。

「おーい、藤岡。私も一緒に入っていいか?」
「えぇ?!入るって…お、お風呂に?」
「…?当たり前だろ、私もすごく寒……クシュッ!…うぅ……」
「えっと…じゃ、じゃあオレが出るから少し待っててくれる?」
「でもお前も入ったばっかりだろ?いいよゆっくり入れば。」

私はそう言いながら上着を脱いで、お湯に髪がつからない様にくくった。


837:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:12:22 XPfz4N1j
GJ
積極的だな千秋w問題は春香たちがどのタイミングで帰宅するかだな。

838:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:36:36 Ojx36Nuw
確認するがチアキ小5だよな?
藤岡め……くやしい!(ビクビクッ

839:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:48:09 /e6qgVFS
>>838
この場合は藤岡はロリコンと言えるのかな?
それともまだセーフ?

840:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:48:57 1tOhKLWg
中二と小5かー
俺の中ではあうあう

841:名無しさん@ピンキー
08/01/09 02:06:59 iPPQETyB
中学二年ならまだセーフじゃね?
ナツキやタケルだったらアウアウだけど

842:名無しさん@ピンキー
08/01/09 02:07:52 MVlbxgZZ
きわどいところだ…

843:名無しさん@ピンキー
08/01/09 02:08:13 pveAzrzs
モデル目当てに少女向けファッション誌を読んでいたら、読者コーナーに小学生からの投稿があって
「高校生の彼氏と付き合っているんだけど、歳が離れてて不安になるの……」
的な相談があって軽く凹んだ記憶があるからいいんじゃね?

844:この野郎
08/01/09 02:25:54 4EOytL7U
今日は3:10分からみなみけ最終回
3:40分から、みなみけ おかわり があるので
張り切ってあと3レス程投下します(゚Д゚)ノ

845:この野郎
08/01/09 02:28:24 4EOytL7U
藤岡の日記



オレはお風呂で茫然としていた…。
お風呂のすりガラス一枚向こうで、千秋ちゃんがお風呂に入る準備を始めたからだ。
すりガラス越しにでも、上着を脱いで髪をくくっているくらいは分かった。
そしてとうとうスカートを下ろし、下着まで脱いでしまった。

扉が開く音とと同時に、オレは目をつむり後ろを向いた。

「…藤岡?なにしてるんだ?」
「何って…その……千秋ちゃんが恥ずかしいかなと思って…」
「バカ野郎、タオルで隠してるから大丈夫だよ。」
「あっ…そっか。」

そりゃそうだ、一緒に入るんだからそれくらいはあたりまえか…
……なんだかホッとした反面、どこか残念な気持ちもあった…。
しかし振り返ってみると、千秋ちゃんはタオルで隠してると言っていたが、
ハンドタオルを胸から垂らして隠しているだけだった…と言うか微妙に隠れきっていなかった。

「ち…千秋ちゃん、その…バスタオルを巻いたりはしないの?」
「バスタオルって…それはお風呂を出てから使うものだろ?」
「そ…そうだけど……」
「…? なんだか良く分からないけど、寒いからお湯につかっていいか?」
「えっ……うん…どうぞ。」

そう言うと千秋ちゃんは、ハンドタオルさえも取ってしまった。

「わぁっ…!えっと…タオルは?」
「タオルを湯船につけたらダメだろ?それくらい常識だぞ。」
「そ…そうだね。」
「………」
「……?」

タオルをとってそう言った千秋ちゃんだったが、どう言う事かそのまま動かなくなってしまった。

「…どうしたの?」
「いや…さっき歩きすぎたから、また足が痛くなって足が上がらないんだ…。」

そうか…湯船に入るには、どちらかの足で踏ん張って、もう片一方は足を上げないと入れない。
でもそのどちらも出来ないから入ってこれなかったのか。

「藤岡。…だっこしてくれ。」
「…え?」

千秋ちゃんはそう言うと、オレの方に両手を差し出した。
そりゃオレが持ち上げて、湯船に入れてあげるしかないけど…裸で抱き合うのか……?
オレはとりあえず、体が触れないように脇のあたりを持って、ゆっくりと千秋ちゃんを湯船に入れた。
…それにしてもキスの時はあんなに過敏に反応したのに、何故今回はこんなに余裕なんだろう…?



846:この野郎
08/01/09 02:33:46 4EOytL7U
>>845


そんな事を考えていると、千秋ちゃんが話しかけてきた。

「藤岡、お前…お風呂入ってからなんか変だぞ?」
「…そ…そりゃ、恥ずかしいって言うか…。」
「でもお前、キスした時はこんな恥ずかしがってなかったじゃないか?」
「…だって…キスよりよっぽど恥ずかしくない?」
「そうか?」

そう言うと千秋ちゃんは、何かを少し考えているようだった。


「私はキスの方が恥ずかしいけどな…」
「そ、そうなの?」
「だってキスなんて特別な人としかしないだろ?」
「…うん、そうだね。」
「でもお風呂は、今でもたまにお父さんと入ったりするって内田も吉野も言ってたぞ。」
「…う~ん…それとはまた違うような…」

そう言うと、千秋ちゃんはまた何かを考え始めた。

「…私はお父さんとお風呂なんて入った事無いから、その辺はよく分から無いな。」
「そっか…」
「…なぁ藤岡。お父さんと入るのと、藤岡と入るの…どう違うんだ?」

これは難しい事を聞かれた…どう答えたらいいんだろう…?
千秋ちゃんはまだ小学生だから…オレみたいに意識してないのかな?
…ってことは、千秋ちゃんの中ではお父さんと入る感じで…でもお父さんはいなくて……

なんだか考えると頭の中がゴチャゴチャになってきた…。
ただ言えることは、千秋ちゃんを見る限り…一緒にお風呂に入ることは、そんなに大したことじゃないらしい。
キスの時の方がよっぽど動揺していた。
だからオレも、深く考えずに答えることにした。

「良く分からないけど…同じみたいなものかな?」
「やっぱりそうなのか?」
「うん、そう考えるとオレもあまり恥ずかしくなくなってきたかも。」
「そうだろ。」

そうだ意識しすぎたから駄目だったんだ。
オレは心を無にする感じで、お風呂から出ることにした。
すると、入る時同様に千秋ちゃんが手を差し出し、だっこしてくれと言ってきた。
…そう言えば入る時も、変な抱き方をして…意識しすぎていたのかもしれない…
そう思い、今度は普通に千秋ちゃんを抱きかかえてみた。



847:この野郎
08/01/09 02:42:52 4EOytL7U
>>846


…神様ごめんなさい…。オレには、この胸に当たる柔らかい感覚を意識しないなんてできません…。
千秋ちゃんの胸は、見ても分からないくらいの大きさなのに、
こうして密着すると確かにわかる…凄く柔らかい感触……
オレは意識しないために、頭の中で山の風景を思い描いていた。

「藤岡?…もう降ろしてくれていいぞ。」
「えっ…あっ!ごめん。」

オレは慌てて千秋ちゃんを降ろした。

「いたっ…!…もうちょっと優しく降ろせよ…バカ野郎…!」
「ご、ごめん。オレ慌てて降ろしちゃって…」
「…ん?…藤岡、何でココこんなに硬いんだ?」
「zgぢあp;gk!!そんなとこ握っちゃダメだよ!!」

「…?なんだ??変な奴…。」

オレはそのままお風呂を飛びだした。

お風呂から上がり、いつもの席で二人でテレビを見ていると電話が鳴った。
すると、千秋ちゃんがオレの顔を見上げた。…電話まで運べと言う合図だろうか?
オレが千秋ちゃんを電話の元へ運ぶと、千秋ちゃんは機嫌良さそうに電話に出た。

「はぃ、南です。……あっ、ハルカ姉さま。…はぃ…はぃ……そうですか。少し待っててください。」

そう言うと千秋ちゃんはオレに電話を替わるように言った。

「もしもし、お電話変わりました。」
「あっ、藤岡君?あのね、ちょっと先輩が酔っ払っちゃって、初詣に行くぞー!…とか言いだしたの。」
「はぃ…」
「それでね、7時には帰る予定だったんだけど、私もカナも今日は帰れそうにないのよ。」
「はぃ…。」
「それで千秋一人だと心配だから、良かったら今日家に泊ってあげてくれないかな?」
「はぃ……ぇ?」
「ホント?ありがとう!私たちも初詣に行ったらなるべく早く帰るから……」
「おーぃ!!藤岡!二人だからって、千秋におかしな事するなよー!!アハハッ!!」
「ちょっと、カナ?!速水先輩!カナに変な物飲ま……ブチッ…プーッ…プー…」

時計を見ると時間はまだ7時…長い一日になりそうだ…。



848:名無しさん@ピンキー
08/01/09 06:25:25 TRH8BUJc
このやろたんが近所かもしれんと思うとあそこが熱くなってきた

849:名無しさん@ピンキー
08/01/09 07:17:21 D8tHZtGN
>>848
あれ俺がいる
まあ地方が同じだけかもしれんが

850:名無しさん@ピンキー
08/01/09 10:02:47 x8v5C2ya
>>844-847
内田が目撃したら脳内お花畑になりそうな展開だw

851:名無しさん@ピンキー
08/01/09 17:29:46 e8rijzQ+
チアキ、相当に積極的だな

852:名無しさん@ピンキー
08/01/09 18:07:10 e8rijzQ+
積極的というよりダイタンと表現すべきかな

853:名無しさん@ピンキー
08/01/09 18:39:32 a83EPrlM
>>850の展開になってくれたりしないかな~

854:名無しさん@ピンキー
08/01/09 19:27:47 Ojx36Nuw
姫と姫はじめしたいよー!

855:この野郎
08/01/09 19:49:54 4EOytL7U
いつもコメントありがとうございます。orz

2レス程投下します。(゚Д゚)

856:この野郎
08/01/09 19:51:09 4EOytL7U
内田の日記


12月31日、彼…いや、彼女が来たおかげ私の『のんびりタイム』は奪われてしまった。
部屋にオレンジジュースを持ってくると、そこはもはや荒れ果てた戦場と化していた…。

「ちょっと、マコトくん…もうちょっと綺麗にできないの?」
「えっ?…あー、…悪い!」

そう言ってマコト君は、私の服を脱ぎ始めた。
何故こんな事になっているかと言うと、家のチャイムが鳴ったのは約30分前…

「…あれ?マコト君どうしたの?」
「内田!ちょっとお前の力が必要なんだ!入れてくれないか?」
「私の力?チアキとかじゃダメなの?」
「あぁ、お前じゃないとダメなんだ!」
「…まぁ暇だし…入っていいよ。」

私の力が必要…それもチアキじゃダメな事?
普段必要とされないキャラ付けになっていた私は、つい嬉しくなってマコト君を家に入れてしまったのだ。

「ねぇねぇ!私にしか頼めない事って何?」
「おお、早速なんだけど…正月用に可愛い服を買いたいんだ!」
「…?」
「それがデパートで買おうかと思ったんだけど、試着とか恥ずかしくて…そこで内田の出番なんだ!」
「…私?」
「そう!内田の持ってる服をオレが着て、一番似合う服と似た服をデパートで買う!」

…マコト君がとんでもない事を言い出してしまった。
しかし物事に流されやすい私は、断ることも出来ず持っている冬用の服をすべて持ってきた。
そしてジュースを入れて、持ってくると…部屋にはたくさんの私の服が脱ぎ捨てられていたのだ。

「マコト君。…その、ちょっと休憩しようよ。…そしてジュース飲んだら帰って。」
「え?!ちょっと待ってくれよ!まだどれが良いか決めてないんだ!」
「とりあえず私が恥ずかしいから、上の服着てジュース飲みなよ…。」
「…内田!恥ずかしがらずに見てみろ!オレのこの厚い胸板を!!」

「…マコト君……胸板なんて何所にもないよ…。」
「なにを?!良く見てみろよ!」
「…分かったからとりあえずジュース飲んで、自分の服着て帰ってくれるかな。」
「えっと…あれ?!それ最初と同じ意味じゃないのか?!……あっ。」

そう言うと半裸のマコト君は、私の方をジーッと見だした…


857:名無しさん@ピンキー
08/01/09 19:51:10 Ojx36Nuw
2レスといわず2スレたのむ

858:この野郎
08/01/09 19:51:52 4EOytL7U
普段見せないような…獲物を狙うような鋭い視線で私を見ている。
…そう言えばマコト君も一応男の子なんだよね…間違いがないように気をつけなきゃ…

「…内田!ちょっといいか?」
「ダ、ダダ…ダメだよマコト君!私たちまだ小学生なんだよ?!そんな…エッチな事は……」
「はぁ?何言ってるんだ?」
「…え?」
「オレはちょっと、内田が今着てる服を貸してほしいだけなんだけど。」
「えぇ?!ご…ごめん!アハハ…私早とちりしちゃって……はぃ!」

私は恥ずかしくなって、慌てて着ていた服をマコト君に渡した。
はぁ、勝手に早とちりして恥ずかしい…そう思いながら私は顔を赤くしてうつむいていた。

「内田、どうだ?」
「えっ…うん、似合うと思うよ。」
「そうか、じゃあコレに似た服にしようかな。」
「それがいいよ!うん!」

とりあえず私はマコト君に帰ってもらうために、適当に返事をした。
…なのにマコト君は帰るどころか、またジーッとこっちを見ている。

「内田…お前人の事言えないな。」
「え?」
「胸だよ胸。女なのにオレと変わらないくらいじゃないか?」
「胸……胸?………あっ!!」

なんとなくマコト君に服を貸した時から寒いとは思ってたんだ…。
でも私が変なこと言って慌ててたから……
今の自分の姿を見てみると、上は裸で、下のスカートと下着だけしか付けていなかった。

それにしても、マコト君と同じくらいって言うのは言いすぎだと思う。
そりゃ…少し小さいかもしれないけど、私だって一応女としてのプライドって物があるんだから!!

「マコト君と同じって事は無いんじゃないかな…その、私の方が少しは…」
「…いや、一緒だよ。」
「なっ…!!」

ここまで来ると、私だって引くわけには行かない…
私はマコト君の手を取り、自分の胸にその手を当てた。



859:この野郎
08/01/09 19:53:10 4EOytL7U
>>857

2スレ書きたいのは山々なんですが、今日は自分が夕飯作る日なので。(゚Д゚)


860:名無しさん@ピンキー
08/01/09 21:37:53 a83EPrlM
ホントGJです!マコちゃん×内田待ってました!

861:名無しさん@ピンキー
08/01/09 22:17:32 G+o4mSBc
>>860
おい…
バカ野郎、ハルカ姉さまがよく言っているだろぅ
メール欄にはsageと入れるとな
本当なら、お前のようなバカ野郎には、万の言葉を用いてレスを書いてやりたいんだが…
いかんせん、私の指はそんなに早くは動かないんだよ…

862:名無しさん@ピンキー
08/01/10 00:56:01 fGOM7+qI
GJ!
藤岡も内田も雰囲気に流されてしまえ~!

863:名無しさん@ピンキー
08/01/10 03:08:41 NI9nr6f+
ぶつ切りマダですかー?

864:ぶつ
08/01/10 12:14:48 TRpw+jFL
ハルカにバレないようにするのはなかなかスリリングなもので、密かに三回ほど果て、なんか噴いた。
再び弄ろうとしたら、ハルカがチアキの帰りが遅いことに言及した。
私は濡れた指先をそのままに玄関へ向かった。

865:名無しさん@ピンキー
08/01/10 12:33:22 Tr1HkzgI
最近ぶつ切りが不真面目すぎる
投下するならもうちょっとまとめてやってくれよ

866:名無しさん@ピンキー
08/01/10 13:32:21 kw9kG9EC
>>864が本物かどうかわからないけど
>>865の物言いは失礼だろ

867:この野郎
08/01/10 14:38:48 E71f15x+
内田好きが少しでもいてくれて安心しました。orz
2レス程投下します。

868:この野郎
08/01/10 14:39:13 E71f15x+
>>858


内田の日記


私がマコト君の右手を掴み自分の胸へ当てると、マコト君は撫でるように触り始めた。
毎日体を洗う時に自分で触ってるのに…自分以外の人が触ると、なんだか少し変な気分だな…。

「…どう?私の方が少し大きいでしょ?」
「いや、やっぱり同じくらいだぞ?」
「なっ!そんなはず…もっとちゃんと触ってみてよ!」

私はそう言ってマコト君に背中を向け、後ろから両手で触るように言った。
これじゃあ私が恥ずかしいだけの様な気もするけど…でもコレだけは引けなかった。
私が『ちゃんと触って』と言ったからだろうか…マコト君は私の胸を触るだけじゃなく揉み始めた。
なんだか少し変な気分…おしっこがしたい訳でもないのに内股でモジモジしてしまう…。
…と言うか、どうしよう……長い時間触られて…なんだか少し気持ち良くなってきた気がする……

「…マ…マコト君、まだ…?」
「う~ん、やっぱり同じくらいだぞ?」
「そ…そんなぁ……」
「あっ、でも……」
「なになに?!私の方が少し大きかった?!」
「…いや、胸は同じだけど、ココが硬くなったと言うか…大きくなったと言うか……」
「…へ?」

そう言うとマコト君は私の胸の先を軽く摘んだ。
良く分からないけど、体に電気が走るって言うのはこう言う事なんだと思う…。

「…きゃっ!……ダ、ダメだよ!!そんな所……触っちゃ…ヤダ…。」
「??どうして?」
「どうしてって…それは……く、くすぐったいから…かな。」
「ふ~ん…あっ!じゃあ良い事思いついた!」

…どうせまたくだらない事を思いついたに違いない…。
だって、マコト君がこっちをジッと見てるんだもん…。

「内田!今オレが来ている内田のこの服を貸してくれ!」

…ほら来た。やっぱり変なこと言いだすと思った…。

「そんなのダメに決まってるでしょ?それ私のお気に入りなんだよ?」
「でもオレに似合ってるんだろ?だから正月の間貸してくれ!」
「…はぁ、だからダメだって。」
「そうか、なら仕方ないな。内田、覚悟しろ!」

そう言うとマコト君は、私の胸を触ろうとした。
何が何だか分からず、私はとりあえず逃げた…が後ろから掴まり、さっきの様に胸を揉まれてしまった…



869:この野郎
08/01/10 14:41:07 E71f15x+
>>868


「ちょっと…マコト君!こんな事したら…ダメなんだよ!」
「でも内田はくすぐったいんだろ?笑い死にしたくなかったら大人しく服を貸すんだ!!」
「そんなぁ…横暴だよ!ヤダヤダヤダ!絶対貸さなーい!!」
「何を?!内田のくせに…でもいつまで体がもつかな?」

…悔しいけどマコト君の言う通り、体がもちそうに無かった…。
5分ほどで足に力が入らなくなって、私はその場にへたり込んでしまった。

「はぅ…こんなのひどいよ……んっ…もう止めてよぉ……んぁっ…」
「じゃあこの服を貸してくれ!」
「んっ…その服……ハァッ…んっ……ダメな……あぅっ……」
「内田のくせに強情だなぁ…じゃあ他のでいいから貸してくれよ。」
「分かったから、…ハァ…ハァッ……だから許して……もう私…んっ!」

そう言うとマコト君は、ようやく私の体を離してくれた。
服を着ていないのに、何故か私は汗をかいていた。

「…ハァ…ハァッ……こんなのっておかしくない?」
「おかしいって?」
「だってマコト君、この前ハルカちゃん下着が見えただけで、顔が真っ赤になって倒れたでしょ?」
「うん。」
「…その、私も一応女で…しかも裸なんだけど…どうして平気なの?」

自分で聞いておいて何なんだけど、答えは分かっていた。
どうせ相手がハルカちゃんだったから…って言うに決まってる。
…別にマコト君の事が好きって訳じゃ無いけど、なんだか女として悔しいなぁ…

「…その、なんて言うかさ……」
「…どうせハルカちゃんは特別って言うんでしょ?」
「いや、そうじゃなくて…ハルカさんが特別って言うか…内田が特別なんだ!」
「…え?」
「多分、裸なのが内田じゃなくて千秋や吉野だったら、オレ…恥ずかしくて逃げてると思う。」
「えっと…それって……」
「うん…いま内田の胸とか触って、オレ分かったんだ!オレ、内田の事……」
「ちょ、ちょ、ちょっと、そんな急に?!…まだ私…その、心の準備が……」

「女として見てないんだ!!」

「……はい?」

「いや、普通女の子相手にこんな事したら恥ずかしいだろ?でも内田が相手だと全然恥ずかしくないんだ!」

うん…まぁ別に……私マコト君の事好きでも何でもないから、気にしないんだけどね…
でも…これってどうなんだろう…。女として私、このままでいいの…?
ちがう…ダメだよ!そうよユカ!私だって女なんだから…このまま終われない!終わっちゃだめ!!
私はそう思い、反撃に出ることにした。



870:名無しさん@ピンキー
08/01/10 14:42:02 TSku4y4n
このスレ見てたらSSで漫画描きたくなってきた…

871:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:13:11 HjtXpzkG
>>53-55
>>61
>>69-70
>>83-88
>>92
>>96
>>102


872:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:14:34 HjtXpzkG
>>102
>>105-106
>>129
>>131
>>133
>>136


873:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:15:52 HjtXpzkG

>>151
>>174
>>181
>>224-226
>>256-257
>>259
>>269-271
>>324
>>326-32

874:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:18:05 HjtXpzkG
>>326-327
>>329
>>359-361
>>446-447
>>502-507


875:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:20:03 HjtXpzkG
>>545-547
>>576-580
>>585-589
>>626-633
>>710
>>726

876:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:20:41 HjtXpzkG

>>728
>>733
>>736
>>739
>>749
>>758
>>772
>>774
>>790
>>864

877:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:48:48 TRpw+jFL
本来自分でやるべきことだったのに…すまんです

878:名無しさん@ピンキー
08/01/10 20:17:13 NI9nr6f+
面白いから頑張ってくれ
そして nice boatな展開に…
もしくはハーレムエンド

879:名無しさん@ピンキー
08/01/10 20:46:28 QHG27Y3q
GJ!

880:名無しさん@ピンキー
08/01/10 23:53:08 8duWPX+m
>>870
とてもいいと思うよ・・・・・・

881:名無しさん@ピンキー
08/01/11 01:21:02 6YycZvUq
>>871-876


>>877
がんがれ。
楽しみに待ってるよ。

882:名無しさん@ピンキー
08/01/11 05:54:43 HdLeEiet
>>871-876
乙野郎!(゚Д゚)
最初から読んでたら朝方だよ!

PCの壁紙を勝手に保坂に変えたら、
家の人に気持ち悪いから変えろって怒られたよ。orz
知ってるよ!保坂が気持ち悪いの知ってるよ!

883:名無しさん@ピンキー
08/01/11 05:55:17 HdLeEiet
sage忘れた…ごめんよorz

884:名無しさん@ピンキー
08/01/11 14:49:45 V7AbhMGz
電池が死んでる携帯電話を買い換えたらメモ数が8から50に…

まとめて作ってみます

885:名無しさん@ピンキー
08/01/11 16:03:12 V7AbhMGz
>>865
ヒント:名前欄

886:名無しさん@ピンキー
08/01/12 09:36:25 T3SH1erv
こら、藤岡! 先っちょだけって言ったじゃないかコノヤロー

887:名無しさん@ピンキー
08/01/12 17:52:15 HAhk3PJx
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    ____
               _,-‐'´   ̄ ̄`ー、_
             _,-‐'´            `ー、
             _,ィ´               `!、
          ,ィ' ,............__,.......__________        ヽ、
        ,i´ ,ィ´   ______      ```ヽ、    !、_
       i'´ ,i´        ______ _ _ _   |      l
       | |  ‐‐‐‐‐----          |.       `i
         i' i´ _,---‐‐ナ‐‐‐‐'´´        |      `l
         | .l __,......_  、,  , _,.....、_  ヽ     |      |
       リ , ´``!ー '  ' '''''''''''''''''      ヽ     |
       ,.! ,ィtュ-、.ヽ,ー  ヽ, ,ィーァ、_`ヽ、_ヽ  |   ___i
        i´   ̄`ー'´ ノ   ` `ヽ-'-‐'`ー     |  i''´  |
       `l   _____,i'/  ,ヽ  !`ー-、__         | | ill' ノl
       `i     ,i丿  ! ,_  、ー-‐        | .l ` ,| !
       l    ノ !、_____,-ュ ノヽ、         `' ノ .j/
        |  ,i'´      `   ヽ         l   ノ
        |  ,l  __,....、,....、___   ヽ、       ノi_,-'
         `i  ー‐=ニ二二ニ=ー--,  `       ノ |、
        ヽ     ´`               ,! |i`i`-、
         `i`!、  -‐-    ノ  ノ´     ノ/ |  `ー、__
            !、`i       ノ       ノ /  |    ` ー‐
          ヽ           ,-‐‐'´ /    /|
      _,..-‐''´ `ー‐‐‐-、________,...-'´´  /     / |
   _,-‐'´       !、`ー、       /      / |
,-‐''´          l、  `ー-、_____,ィ´         |
              l、    ,‐--‐、         |
              |   /     \         |
                 |  /、_________,.\


888:名無しさん@ピンキー
08/01/12 19:32:56 4B82GAhP
>>887
吹いた

そう言えばもう900近いね

889:この野郎
08/01/12 23:43:48 J/0xgd9k
自分ばっかり投稿してたので自重してましたが、
続き投下してもいい雰囲気ですか?(゚Д゚)

890:名無しさん@ピンキー
08/01/13 00:01:48 sgFGAfEs
待ってました
続き、お願いします

891:名無しさん@ピンキー
08/01/13 00:16:51 PfT4YWcK
続きずっと待ってます。内田楽しみです。よろしくお願いします。

892:この野郎
08/01/13 01:06:56 Uz32vgn3
やんわりと2レス投下します。

893:この野郎
08/01/13 01:07:35 Uz32vgn3
続 >>869
内田の日記


…きっとマコト君は照れてあんな事を言ってるだけなんだ。
本当は私の裸を見てドキドキしてるに決まってる…!

「マ、マコト君さぁ…そんな事言って本当はドキドキしてるんじゃないの?」
「え?なんでそうなるんだよ。」
「その…女として見てないとか言って、本当は私の胸に触りたいんじゃないのかなー…って。」
「内田の胸…?そんなの何処にあるんだよ?」
「…なっ!」

…お、落ち着くのよユカ!ココで慌てればマコト君の思うつぼだわ……
そうよ、私にはカナちゃんから教えてもらった…あの技がある!
私はそう思い、ゆっくりとマコト君に近づいた。

「ねぇーぇ、マコトくぅーん。」
「うわっ、な…なんだよ気持ち悪い……」
「えーっと……あら、照れなくてもいいのに…うふふっ。」
「内田、お前…なんでそんなに言葉が棒読みなんだ?うふふ…って顔は笑ってないぞ?」
「……ふぅ~☆」

私はそう言ってマコト君の耳に息を吹きかけた。
カナちゃんが言うには、これで大抵の男はあと一押しでイチコロらしい…。

「うわっ、くすぐったい!…お前、やっぱり何だか変だぞ?」
「えーっと…あれ……この後は…なんだっけ…?」
「?」
「えーっと……あっ!…そ、そんな事言ったって…か、からだは正直なんだからー。」
「はぁ?」

そう言いながら私はマコト君の股に手を伸ばした。
男の人はドキドキすると、ここが大きくなったり硬くなったりするらしい。
…しかしマコト君のここは、大きくも硬くもなっていなかった。

「う…内田!?どう言うつもりだよ!」
「…マコト君こそどう言うつもりよ!」
「は?!」
「なんで大きくなってないの?!これじゃあ次のステップに……」
「次のステップ?」
「えーっと…あ、いや…やっぱり何でもない!うん、ごめんなさい!」
「??」

落ち着いて良く考えてみたら、上手くいった場合カナちゃんの話だとこの後は…
確かその大きくなったのを…ご奉仕とか言ってたけど、顔を赤くして詳しい内容は教えてくれなかったんだった…。
つまり次のステップには進めないって事は、この女らしさをアピールする勝負は私の負けか…。

「はぁ~…マコト君、私の完敗だよ。」
「?」
「もしマコト君がドキドキしてたなら、その…そこが大きくなってるはずだったの。…だから私の負け。」
「つまり、大きくすれば内田の勝ちだったのか?」
「…うん。」
「よし!じゃあ次はオレの番だな!」
「え?」

そう言うと、マコト君は私にぴったりくっつき、耳に息を吹きかけた。
さっき散々胸を触られたせいか、耳に息を吹きかけられただけで体中の力が抜けていった。



894:この野郎
08/01/13 01:09:26 Uz32vgn3
>>893


「マ…マコトくん……もう私の負けでいいから……」
「えーっと、確か…あっ!…そんな事いっても、体は正直なんだろ!」
「…?……はっ!!」

マコト君はそう言ったと同時に、私のスカートに手を入れた。
私は慌てて足を閉じたが、マコト君の手が僅かに早く目的の場所へ到達した。

「…マッ…マコト君!…ダッ…ダメ……そんな所…汚いよ…。」
「…なぁ内田。良く考えたら女は付いてないけど、どうなってたらオレの勝ちなんだ?」
「そ、そんなの知らないっ……ぐすんっ…お願い…もう許してよ…。」
「……あれ?…内田、お前…少しおしっこ出てるぞ?」
「…へっ?」

私は自分で下着の上から、そっと指でそっとなぞってみた…すると確かに少し濡れている。
でもおしっこじゃない…男の子が大きくなる様に、女の子は汁が出るってカナちゃんが言ってた。
多分それだと思うけど……マコト君は知らないみたいだし…私はだまっておく事にした。

「内田、おしっこ拭かなくていいのか?」
「ちょっ…ちょっと、これはおしっこじゃ無いよ~!」
「…いや、でもどう考えても……」
「でも違うの!その…そんな所から出ないもん!」
「?じゃあ何所から出るんだよ?」
「それは…もう少し上って言うか……とにかくこれは違うの!!」
「…じゃあこれは何なんだよ?」
「そ…それは……えーっと……」

私がなんと答えたらいいのか迷っていると、マコト君は何やらさわやかな笑顔を浮かべた。

「内田、安心しろ。この事は皆には内緒にしてやるから。」
「…この事?」
「だから、…このおしっこの件は……」
「ちょ、ちょ、ちょっと!!どうしてそうなってるの!?」
「慌てなくても本当に言わないから。な!…えーっと…じゃあ今日は帰る!」

…マコト君、完全に勘違いしてる……。
だいたいマコト君はバカな子供なんだから、絶対うっかり喋っちゃう…。
そうしたら私は、『自分の部屋でおしっこを漏らした女の子』とかあだ名付けられるのかな…。
だいたい、今の『不安定な子』ってあだ名も意味も分からないのに…それより悪くなっちゃうなんて…

私はみんなの前で恥をかくくらいなら、マコト君に本当の事を説明する事にする……
そう思い私は下着を脱ぎ捨て、マコト君を呼びとめた。

「待ってマコト君!…その、本当の事言うから…私のココ……よく見てて…。」



895:この野郎
08/01/13 02:04:15 Uz32vgn3
内田の日記

私が呼びとめてマコト君が振りかえると、マコト君の顔はみるみる赤くなっていった。
さすがのマコト君も、下着も脱いで体育座りしている私を見て恥ずかしいようだ。
…と言うか私なんて、こんな姿…今すぐ消えてしまいたいくらい恥ずかしい。

「…な、なんだよ…?」
「…マコト君、わ…私だって恥ずかしいの我慢してるんだから…その……ちゃんと見てよ…。」

目を逸らしていたマコト君に私がそう言うと、マコト君は私の正面に座った。
自分で言ったとは言え、こんなにマジマジと見られると…さらに恥ずかしい。
…でもみんなの前で恥をかくくらいなら……そう思い、私は指で少しそこを広げ、説明を始めた。

「マコト君…その……奥まで見える…?」
「…うん。」
「この奥から汁が出てきてるでしょ…?…ちょっと触ってみて…。」
「えっ?!…い、いいよ、そんな…。」
「いいから早く…さっきも言ったけど、私の方が恥ずかしんだから!」

そう言って私はマコト君の手を取り、その汁の出てくる所に触れさせた。

「…はぅ…っ……ね?…なんだか……ベトベトして…おしっことは違…――んっ!」
「おい、内田。顔が真っ赤だけど大丈夫か?」
「わ、私は…だ…大丈夫だか……ら…その……違うでしょ?」
「…うん。何となく分かったけど……じゃあこの変な汁は何なんだ?」
「そ…それは……女の子が気持ちょ……うにゃうにゃ……」
「え?ごめん、良く聞こえなかったんだけど…。」

私は2回ほど深呼吸して改めて答えた。

「それは…お、女の子が気持ちよくなると出る…と思うの…。」
「…じゃあ内田は…今、すっごく気持ちいのか?」
「そ、そんな事なぃ……」
「でもさっきから、いっぱい出てきて…その…内田から出たのがお尻を伝ってじゅうたんに…」
「え?!」

私が立ち上がると、確かにじゅうたんにシミになるほど汁が溢れていた。
私は慌ててティッシュを取り、じゅうたんと自分の濡れた部分を拭いた。
…しかし、じゅうたんはすぐに綺麗になったが、私の方はそうはいかなかった。
どれだけ拭いても少しずつ出てくる…気づけば隣にはちょっとしたティッシュの山ができていた。
するとマコト君が部屋に置いてあったタオルを一枚持ってこちらへやってきた。

「マコト君、そのタオルどうするの?」
「その…無理に止めるんじゃなくて、全部出しちゃえばいいんじゃないか?」
「…でも……」
「ココにタオルを敷いて、その上に内田が横になる!あとはオレが触れば気持ち良くなるんだろ?」
「そうかもしれないけど……」
「大丈夫っ!タオルを敷いてるからじゅうたんも汚れないぞ!とにかく万事休すだ!」
「…それって準備万端じゃないの?」
「細かい事は良いから、なっ!早く横になって楽になれ!」

そう言うとマコト君はタオルを敷き、その上に私を寝かせた。
断ることもできたけど…バカなマコト君が一生懸命なのは、少しかっこよく見えて断れなかった。
そしてマコト君の指が、再び私の大事な所に触れた。
さっきと違い、入口のあたりを何度も何度も撫でるように触り続けた…
部屋の中では、クチュクチュ――と言う音と、私の口から少しエッチな声が漏れていた。



896:名無しさん@ピンキー
08/01/13 02:04:41 sgFGAfEs
GJ

897:名無しさん@ピンキー
08/01/13 02:06:12 PfT4YWcK
初々しさがいいですね~ほんとGJです。

898:この野郎
08/01/13 02:13:50 Uz32vgn3
不安定な子、内田編。

経験知上昇中のライブと言う動画を見たら、みなみけ3姉妹の中の人が普通に歌ってました。
中の人がいるくらい分かってますが、凹みました。/(^o^)\

だからもうちょっと内田に頑張ってもらいます。orz

オヤスミなさい\(^o^)/

899:この野郎
08/01/13 02:20:30 Uz32vgn3
>>896-897

即レスありがとうございました。(゚Д゚)

900:名無しさん@ピンキー
08/01/13 08:03:28 t+Rohzjx
内田~

901:名無しさん@ピンキー
08/01/13 10:00:32 qGnvnSx6
なんか内田が女としての意地というかプライドのせいでどんどん深みにはまっているような…
だがとりあえず女として認識させるまでがんばれと言いたい。

902:この野郎
08/01/13 22:00:07 Uz32vgn3

内田、2レス程投下します。(゚Д゚)

903:名無しさん@ピンキー
08/01/13 22:16:25 ZAkjpI03
楽しみにしてました!
よろしくお願いします。

904:この野郎
08/01/13 22:16:36 Uz32vgn3
内田の日記

マコト君が私の恥ずかしい所を触り始めてどれくらい時間が経っただろうか…
最初は恥ずかしくて閉じていた足も、力が入らなくなって少し開いていた。

途中、何か大きな波の様なものがあって…私は体を数回ビクビクッっとさせた。
マコト君が言うには、その時に私から大量の汁が出ているらしい。
私はその度に、腰を浮かせて部屋中に響くぐらいにエッチな声をあげていた…。
しかし、5回ほど波があったものの、私から出る汁は止まることは無かった。

「マ…マコト君……わ、私…またっ……波がきそう…」
「おぉ!早く出し切っちゃおうぜ!!」
「…んぐっ……はぅ…ダメッ……くる…嫌っ……またいっぱい出ちゃう…」
「内田、我慢するな!」
「…んっ……んぁぁぁーー!!イクッ!…イッちゃう!!…ダメーー!!」

私はそう言ってまた波を迎えた。
何回目からだろうか…何故だか分からないけど、私は気持ちよくなる度に、『イク!』と叫ぶようになっていた。
こうなった後、毎回私は足をさらに大きく開き、しばらく全身に力が入らなくなってしまっていた。
それでもマコト君は私の恥ずかしい所を触り続けた…
そして私の体に力が戻る時には、すでに新しい波がすぐそこまで来て我慢している時だ…

しかし今回は少し違った…なんと言うか、力が戻ってこない。
足をだらしなく開いたままなのは恥ずかしいのに、閉じる力が戻ってこない…。
それに、いつもなら波が去ると少し止まる汁が、止まらずにずっと出ている…
そして更に時間がたつと、私はあることに気がついた……

「……マコト君、…ダメッ…!」
「ダメって…今すごく出てきてるぞ?」
「で、でも…はぅ…ぅ…それ以上されると…ハァッ…出ちゃいそう……」
「出ちゃいそう…ってもういっぱい出てるだろ。」
「そ…そうじゃなくて、…お……おしっこ出ちゃいそう…。」
「はぁ?!」

そう、この感覚…おトイレでおしっこが出る時と同じ感覚……。
何故か判らないけど急に……でも力が入らなくて、今にも出そうになっていた。
私はとにかくおしっこを我慢する様に、入るだけの力を子宮あたりに入れて我慢した。
…しかし起き上がれない……今、少しでも力を入れたりしたら漏れてしまいそうだった。

「内田…タオル敷いてるんだし、この際だから気にせず出しちゃえば良いんじゃないか?」
「…ダ、ダメだよ…多分……いっぱい出ちゃう…。」
「そう言えば、どこから出るんだ?」
「それは…その……少し硬くなっ……」
「ココか?」
「はぅっ……ヤッ!…ダッ…ダメッ!!…今……触っちゃだめ!!…でちゃう!…んっ……もうダメっ!!」

私がそう言うと、慌ててマコト君は手を離した。
でもすでに遅かった…一瞬力が抜けて少し出ると、後はダムが決壊したように一気に流れ出た…。
……いや、正確には出た気がした。
あの時、私は同時に頭が真っ白になってしまったまま、少し眠ってしまっていたらしい。

気がつくと窓の外は既に夕方…部屋にはマコト君の姿も無かった。
私は慌ててじゅうたんが濡れていないか確かめた……じゅうたんは少しも濡れていなかった。

「…そっか、夢だったんだ。…なんだか変な夢を見ちゃったなぁ……」



905:この野郎
08/01/13 22:17:37 Uz32vgn3
>>904

…そう思いたかったが、部屋中に散らかった服…2つ置かれたコップ……
更に裸の自分の姿を見れば現実だったのは確か……それに、足に力がうまく入らない。

私は落ち着こうと水を一口飲んだ。
すると机の上に何やら手紙らしきものが置かれていた。

 『内田へ。
 なんだかよく分からないけど、寝ちゃったみたいなので帰ります。
 それから、オレは腕が痛くなるほど頑張ったんだから服はかりるぞ!
 それじゃあ良いお年を。 マコちゃんより。』

確かに、私が絶対に貸さないと言ったお気に入りの服が消えている……
しかし迷惑をかけたのも確か…仕方ないか…。
そう思い、その手紙を丸めて捨てようとすると、裏にも何か書いてある…

 『追伸
 最後に内田がおしっこをいっぱい漏らした事は、内緒にしておくから安心しろ!
 おしっこはじゅうたんが濡れちゃまずいと思って、机の上に置いてあったコップで受けました。』

…なんで……結局私はおしっこを漏らした子になっちゃったの…?
それならあんな事するんじゃなかった……
だいたいマコト君も、コップになんて入れな……コップ?!!

私が慌てて机を見ると、空のコップと水らしき物が入ったコップが2つ…
私は起きた時に水を飲んだ気がしなくもないが、そんな事は気にせず水も記憶もトイレに流した。

トイレから出てコップを台所へ持っていくと、買い物から帰ったお母さんが何やら台所で慌てていた。

「お母さん?どうかしたの?」
「あっ、ユカ。ちょうど良かった!悪いんだけどおそば買い忘れちゃって…お使い行ってきてくれる?」
「うん、いいよ。私も少し風に当りたかったから…」
「…? それじゃあお願いね。」

私は足に力が入らないまま、フラフラと家を出た。
しばらく歩くと、前から知っている人が歩いてきた。

「こんにちわ……確かハルカちゃんのお友達の…そうだ、マキちゃん!大晦日にどうしたんですか?」
「…?…あぁ、確かハルカの家で…今焼肉パーティーの買いだしで、バッタリ先輩に会っちゃって…」

「ハルカの家…?…マキ、この子は南ハルカの子供なのか?」
「えーっと…この子はハルカの妹の、と…」
「なるほど…南ハルカが妹のように可愛がっている娘…か。」
「は?!何言ってるんですか保坂先輩?この子は…」
「よし!マキ、オレはこの子と話がしたい。買い物に行っていいぞ!さらばだ!」
「………気持ち悪い…。」
「ん?何か言ったか?」
「いえ、それでは私は買い物へ!……ヒソヒソ…。じゃあねー♪」

そう言うとマキちゃんは買い物へ出かけ、私は知らないお兄さんと二人きりになってしまった。
…しかし、マキちゃんが去り際に言った、
「先輩は気持ち悪くて変な人だけど、悪い人じゃないから…」
って言ってたけど、どう言う意味なんだろう…?



906:名無しさん@ピンキー
08/01/13 23:19:07 PfT4YWcK
GJです!内田乙。

907:名無しさん@ピンキー
08/01/14 01:29:43 l0ivQcfx
GJ!内田に萌えた!!

おしっこは出て直ぐは、
ばい菌入ってないから飲んでも大丈夫なんだぜ。
宇宙開発でもおしっこを飲み水として再利用する動きもあるとか無いとか。
前テレビで学者が
「菊川怜とキスするよりも尿を飲んだ方が良い」
って力説していて思いっきり引いた覚えがある。

908:名無しさん@ピンキー
08/01/14 01:30:31 l0ivQcfx
sage忘れてしまった。すまん。

909:名無しさん@ピンキー
08/01/14 10:11:23 S6kl+EiZ
そろそろスレが終わるけど、まとめサイトは更新されないのかな


910:名無しさん@ピンキー
08/01/14 17:04:59 Qu7bP2qR
>>909
見てきたが更新されて無かった。

911:名無しさん@ピンキー
08/01/14 22:58:03 jXO2JZRL
しかし続きが気にならざるをえないな…

912:この野郎
08/01/15 00:32:17 +oCr3mXs
内田編を終りまで…4レス程落っことします。

エロ風味はほとんど無いですが、暇を持て余してる人は読んでください。(゚Д゚)ノ

913:この野郎
08/01/15 00:33:16 +oCr3mXs
内田の日記 保坂編


マキちゃんが去った後、この人は腕を組んだまま何故か私をじっと見ていた。
更に、時より目をつむって首を傾げ、考え込んだりしているようだ。

「あ…あのー……」
「なるほど…言われてみれば南ハルカに似ているな…。」
「??私がハルカちゃんに?」
「思っていたより少し大きいが…まぁ、そんな事は問題ない。」
「……はぁ…。…?」
「そう言えば名前を聞いていなかったな。下の名前は何と言うのだ?」
「えっと…ユカですけど・・・?」
「ユカか…うむ、いい名前だな。」

なんだろう…マキちゃんは悪い人じゃないって言ってたけど…ちょっと危ない人かも。
私はお使いもあったので、とりあえずココから逃げ出すことにした。

「あっ、あの!私これからお買い物に行かなくちゃ行けないんで…」
「買い物?…何を買いに行くんだ?」
「えっと…年越し蕎麦を……」
「なるほど…いいだろう。オレが人数分そばを作って届けようじゃないか!」
「えぇ?!そんな…知り合ったばかりの人に、そこまでしてもらうのは悪いですから…」
「ハッハッハッ!何を気を使っている。オレの事は遠慮せずパパと呼べ!」
「パパ…?」

もう何を言っているのかさっぱり分からない…どうしてパパなの?
いろいろ聞きたい事はあったが、めんどくさくなりそうなので私は適当に笑顔でごまかしていた。

「そうだユカ、その辺でお茶でも飲まないか?」
「お茶…ですか?」
「あぁ、そこの喫茶店はこの辺りでは有名なんだろう?」
「…はぃ、確かに有名ですけど…」

この時、私の頭に一つの事が思い浮かんだ。それは………誘拐。
もしや私はお茶に混ぜられた薬で眠らされ、その後身代金を……
そう言えば、前にカナちゃんも誘拐には気をつけろって言ってたっけ。
私は何としても断って逃げ出すために、理由を一生懸命考えた…。

「あの……えっと…カナちゃんが知らない人に付いて行っちゃダメって……」
「ユカは甘いものは好きか?」
「あの…私の話聞いていますか?」
「バニラアイスと季節のフルーツ盛り合わせジャンボプリンパフェ……これなんてどうだ?」
「…えっ?!」

私は思わずその言葉に反応してしまった。
学校からの帰り道…この喫茶店の前を通るたびに、いつも気になっていたパフェ…
値段が1500円もする物だから、小学生の私には縁のない物と諦めていた一品だ。



914:この野郎
08/01/15 00:35:26 +oCr3mXs
>>913

気がつくと私は手を引かれ喫茶店の中にいた。
まぁ、ハルカちゃんの友達も『悪い人じゃない』って言ってたし大丈夫だよね!

「ユカは特に好きな物等はあるのか?」
「えーっと…イチゴ!私イチゴ大好きです!!」
「そうか、実に女の子らしくて良い。」
「えへへっ…私女の子らしいなんて言われたの初めてかも。」
「そうなのか?ユカの学校の男は見る目が無いのだな。」
「…ですよねっ!」

なんだか最初は変な人かと思ったけど、そんな事は無いみたいだ。
少し個性はあるけど、背は高いし…それに良く見ると……顔もかっこ良い!
私の事ユカって呼ぶのなんて、お父さんとお母さん以外で初めてだし……
……なんだか二人で喫茶店なんてデートみたいでドキドキしてきた。

そんな事を考えていると、店員さんが私たちの席へやってきた。

「ご注文の方はお決まりでしょうか?」
「あぁ、ホットコーヒーと、このパフェを一つ。」
「かしこまりました。」
「それと、このパフェにイチゴをたくさん入れてくれ。代金は別途で払おう。」
「あの、お客様…その様な事は当店では……」
「なるほど、よかろう…ならば少し厨房をかりるぞ。」
「…え?!お客様、困ります!…お客様ー!!」

店員に止められたにも関わらず、あの人は厨房へ入って行ってしまった。
何やら厨房が慌ただしい…そりゃ一般人が入れば当たり前だ。
…しかし10分程すると静まり返り、最後には拍手まで起きていた。

厨房から出てきたあの人の手には、イチゴが沢山入った凄いパフェがあった。
なんて言うか…盛り付けがとても綺麗で、食べてしまうのが勿体ないくらいだ…。
…それと、何故かシャツのボタンがすべて外れていた…。

「あの…これ自分で作ったんですか?」
「あぁ、待たせて悪かったな。名づけて…バニラ苺プリンパフェ、ユカスペシャルだ!ハッハッハッ。」
「……凄い…きれい…!」
「どうしたユカ、遠慮しないでどんどん食べるんだ。」

私はそう言われパフェを食べ始めた。
プリンも美味しいし、イチゴも美味しい…イチゴにアイスを付けても……とにかく幸せだった。
…しかしそんな私にある異変が起きた……マコト君にいっぱい触られた所が少し痛い…。
普段触らない所をずっと触られてたからかな…私は硬い椅子の上でモゾモゾしながらパフェを食べていた。



915:この野郎
08/01/15 00:37:26 +oCr3mXs
>>914


「…ん?どうかしたのかユカ?」

私はその言葉に慌てて良い訳を考えた。

「えっと…その、家で転んでお尻をぶつけちゃって椅子が硬いから少し痛いかなーって…アハハ、私ドジだから…」
「なんだ、そんな事なら早く言えば良いものを…」

そう言うとあの人は席を立ち、私を持ち上げ膝に座らした。

「どうだ、少しは痛いのはマシか?
「……はぃ。…えっと…ありがとうございます…。」
「気にする事は無い。さぁ、遠慮せずどんどん食べると良い。うむ、子供はそうあるべきだ!」

周りの人が少し笑いながらこちらを見ている…ちょっと恥ずかしいな……
でも、これって千秋がカナちゃんのお友達と、いつも家でしてるのと同じだし…気にする事無いか!

そう思って再び食べ始めた私だったが、さすがに一人で食べるのは申し訳なくなってきた。

「あの…よかったら一緒に食べますか?美味しいですよ!」
「そうか…ならば、せっかくだし…少しいただくとするか。」
「はぃ!」

私はスプーンでアイスとイチゴの混ざった、一番おいしい所をすくい、あの人の口へ運んだ。

「…うむ、さすがに時間が無かったから、まぁまぁと言ったところか…」
「…そうなんですか?私からすれば凄く美味しいですけど…?」
「ユカは本当にパフェが好きなんだな。…よし、ならば今度はもっと美味しいパフェを作ってやろう!」
「本当ですか?約束ですよ!」
「ハッハッハ!よし、任せておけ!!」

そんな事を言いながら、私はパフェの続きを食べ始めた。
…モグモグ…やっぱり美味しい!……って、良く考えたらこれって間接キス…なのかな?
私はそんな事を考えて、一人スプーンを咥えたまま赤くなっていた。

その後、会計を済ませ私たちはお店を出た。



916:この野郎
08/01/15 00:39:55 +oCr3mXs
>>915

「あの、今日は御馳走様でした!」
「こちらこそ付き合わせて悪かったな。…階段があるから足元気をつけるんだぞ。」
「はぃ!大丈………わわっ!!…イテテッ……」
「…大丈夫か?」

ちゃんと階段は降りたつもりだったのに、まだ足にしっかり力が入らなかったらしい。
階段の上から落ちた私は、下にいたあの人にキャッチされた。
服のボタンが外れていたので、私の顔はあの人の素肌にぴったりひっついてしまった。
なんと言うか、あの人の胸に飛び込んでしまった感じだ…。私は慌ててそこから離れた。

「あ、あ、あの…ご、ごめんなさい!…その、私足に力が入らなくて……」
「…なんだ、捻挫でもしているのか?」
「えーっと……はぃ、そうです!」

本当のことなんて恥ずかしくて言えるわけ無かった…。
すると、あの人は私を軽々と持ち上げ抱きかかえた。…あれ…これは……

「足が痛いのなら、このまま抱いて家まで送ろう。」
「…あ…あっ……!」
「ん、どうした?」
「…お……お姫様抱っこだ!!」

私は思わず顔を真っ赤にして、意味不明な事を叫んでしまった。
まさか今年の目標が12月31日に叶うなんて……この人は私の王子様だ…!
私は家までの数分間ギュッと抱きつき、気がつくとあの人の顔をずっと見つめていた。
周りの人には、私の目がハートマークに見えていたかもしれない…それほど見つめていた。

家に到着すると、私は渋々首に回した手を離しあの人から降りた。

「ここがユカの家か…。」
「はぃ!あの…今日はありがとうございました!」
「あぁ、家族にもよろしくな。」
「…あの……少ししゃがんでもらえますか?」
「ん?なんだ?」
「えっと…あの、これは今日のお礼です!……んっ…。」

私はそう言って、思い切ってあの人のほっぺにキスをした。

「ハッハッハ、やはりユカは可愛いな。…ならばオレはお返しに、今度は凄い料理を作ってやろう!」
「あっ、言いましたね!絶対ですよ!それじゃあ…さようなら!」

私はそう言って家へ入った。
次にあの人に会えるのはいつだろうか…料理よりも会えることが楽しみだった…。
そして、私も凄い料理が出た時には…もちろん今日以上のお返しをするつもりだ…♪
来年の目標は…あの人と……エヘヘッ…なんだか今日の私少しエッチかな…

そんな事を考えていると、つい気分が浮かれて誰かに今日の事を離したくなった。

「そうだ、千秋に今日の事を話そう!」

そう思い、私は千秋の家に電話をかけた。



チアキ×藤岡編の続きへ~

917:この野郎
08/01/15 01:05:11 +oCr3mXs
おまけ  保坂の日記

オレは南ハルカの妹と仲良くなる事で、また一歩彼女に近づいた訳だ…
約10分ほどだろうか…オレはユカが入った家を眺めていた。

「あ…あれ…保坂先輩…?何してるんですか?」
「ん…マキか。オレは今、南ハルカの娘を送り届けた所だ。」
「え?…でもここ…ハルカの家じゃないですよ?」
「…何を言っている、確かにこの家にユカは入っていったぞ。」
「いや…あの子はハルカの娘では無いですよ…?」
「なんだと?!」
「…だって表札…」

オレが表札を見ると、そこにはハッキリと内田と書いていた。

「マキ……ユカは…南ハルカとは関係ないのか?」
「…そうみたいですね。」
「そうか……だがオレはユカにパパと呼べと言った以上…ユカはオレの娘だ!」
「…はぁ。」
「なーに、子供の一人や二人!増えても問題ない!!ハッハッハッ。」

オレがそう笑っていると、前から一人の子供が歩いて来た。

「あれ?お前…確かハルカの……誰だっけ?」
「なっ!マキよ!そう言うあなたはトウマ!」
「…マキ、この子はいったい誰なんだ?」
「えっと、この子はこんな格好して男とか言ってるけど、一応女の子で……」
「いや、まて。やはりオレが聞こう。」

そうだ、さっきはマキを通してややこしくなったんだ。今度はオレ自ら聞いてみよう。

「すまないが、名をフルネームで教えてくれないか?」
「え、オレ?…南トウマだけど?」
「なるほど…それで、ハルカと言う家族はいるか?」
「えーっと…チアキの弟だから…まぁ設定上は家族かな…」
「…設定?ごっこ遊びみたいなものか…?」
「んー…そんな感じかな。オレ名前に冬が付くから一番下なんだ。」
「…詳しく教えてくれないか?」
「皆名前に季節が入ってて、春香がいて…夏奈…それから千秋…で一番下が冬馬のオレだ!」
「なに?!」

少々驚いた…子供は2人と聞いていたが3人…いやユカを入れれば4人か…。
まぁ今更一人増えても問題ないか…。名前を聞く限り間違いないみたいだしな。

「よし、そこでパフェでも食べるか!」
「えっ!良いのか!行く、行くぞ!!」
「それではマキ、さらばだ!」
「さらばだ!!」
「ちょっ…保坂先輩!そのこもハルカとは関……行っちゃった…。」

『アハハッ アハハッ アハハハハッ!!』

マキの話をかき消すように、保坂は笑いながら消えていった……。


おまけ 終わり。

918:名無しさん@ピンキー
08/01/15 01:30:55 5Q1o8mO7
>>この野郎氏
GJです!
内田の天然っぷりに萌えましたw

919:名無しさん@ピンキー
08/01/15 07:31:07 ri0F0XV5
GJ!やっぱ内田はいいですね~

920:名無しさん@ピンキー
08/01/15 08:51:18 vqauwGt5
GJ!
ユカはかわいいね~
そして保坂はきもちわるいw

921:名無しさん@ピンキー
08/01/15 09:12:01 zXs6ezfU
内田ホイホイついて行きすぎwww

922:名無しさん@ピンキー
08/01/15 19:56:42 TozuIKcz
さすがは不安な子、内田

923:名無しさん@ピンキー
08/01/15 20:34:55 AVMZY7Ru
保坂…いろんな意味ですごいな。微妙に軌道修正すれば普通にもてるだろうに

924:名無しさん@ピンキー
08/01/15 22:48:02 G725xiEF
普通に保坂ッコイイと思った俺はキモチワルイ?

925:名無しさん@ピンキー
08/01/15 23:50:15 D3RAbaCH
もしかしたらカッコイイかもしれない

926:名無しさん@ピンキー
08/01/16 00:55:17 imbWCLyE
内田がアブナイおじさんに連れ去られるのはそう遠い先のことではなさそうな気がするw

927:この野郎
08/01/16 03:40:56 W2TeepQp
今まで寝てたオレはバカ野郎!

内田がみんなに好かれてて良かったです。内田かわいいよ内田。
保坂もみんなに好かれてて良かったです。保坂きもちわるいよ保坂。

こんなに内田が好きでも、初夢に出てきたのは千秋だったよ。
でも、あの頭のアレは富士山にもなすびにも見えると思うんだ。

…で、さっきの夢にキミキスのマオ姉ちゃんが出てきたんだ。
なんかパンツしかはいてなかったんだ。好きなのはフタミさんなんだけど。
…でもせっかくなのでキャラを内田に置き換えて今度SSを書くんだ。

そのあと関係のない、ぬ~べ~先生にひどく怒られたんだ。大丈夫かオレの頭。
ぬ~べ~先生なんて小学生か幼稚園くらいの時のマンガだよ。古いよ。

365日の内、360日は記憶に残る夢見てるけど熟睡できてないのかな。
見る夢のアニメ率高いけど大丈夫かな。 出るなら保坂とか内田とかでないかな。



928:名無しさん@ピンキー
08/01/16 16:53:17 /U42FYoI
>>927
寝ている間は夢を見ないノンレム睡眠と夢を見るレム睡眠を交互に繰り返していて、レム睡眠中に目が覚めると夢を覚えているという話を聞いたことがある
つまりこの野郎氏はレム睡眠が長い、又は平均睡眠時間的に目が覚めるタイミングがレム睡眠と重なりやすいなどの理由で夢を覚えていることが多いと思われる
因みに夢の内容は起きている時に考えていたこと、特に興味を持っているものが影響することが多い
あと、出てきた物が何を象徴するのかは人によって異なる場合も多いため、万人に当てはまる夢分析は不可能という説もある

929:名無しさん@ピンキー
08/01/16 20:56:47 dLf3jvMs
ハルカネタってあんまりありませんよね


930:名無しさん@ピンキー
08/01/16 23:25:42 VOOMy2in
キャラがキャラだからな…

931:名無しさん@ピンキー
08/01/17 00:38:42 xJmqV0oJ
ハルカネタ希望とは思っているんだが
そもそも適当なペアリングの相手がいない。
保坂は論外。
やっぱりマコちゃんの筆下ろしか?

932:名無しさん@ピンキー
08/01/17 00:42:05 q6GC996R
アキラがいるじゃない

933:名無しさん@ピンキー
08/01/17 00:42:21 q6GC996R
アキラじゃないナツキだった

934:名無しさん@ピンキー
08/01/17 01:01:23 xjJ2nR7Y
喚んだか?

935:名無しさん@ピンキー
08/01/17 01:07:17 CzTOLUgy
リョータとチカのお話希望。
何なら数年後から数十年後でもいいからw


936:名無しさん@ピンキー
08/01/17 01:09:34 xJmqV0oJ
数十年後?

あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいましたw

937:この野郎
08/01/17 01:24:13 0115hOeL
>>928

夢にもいろいろあるんですね…
自分はすぐに影響されてしまうのか、マンガ等をみるとしょっちゅう出てきます。
この前はひぐらしのなく頃にを寝る前に見たら、えらい目にあいました。


それでは2レス程いただきます(゚Д゚)

938:この野郎
08/01/17 01:25:03 0115hOeL
>>916

チアキの日記

前回の千秋×藤岡は >>847 ですorz


私がハルカ姉さまに言われて、藤岡に電話を代わり、
その後藤岡は電話を切ると、何やらその場で時計を見て何か考え込んでいるようだった。

「藤岡、どうかしたのか?」
「…なんだか南達は、初詣で帰ってくるのが明日になるらしくて…泊って行ってくれって…」
「そうなのか…でも私なら一人でも大丈夫だぞ。お前だって自分の家が良いだろう?」
「ダメだよ!オレはハルカさんと約束しちゃったし…それに、泥棒とかが入ってくるかもしれないだろ?」
「大丈夫だ。藤岡が帰る時にちゃんと鍵を閉めるから。」
「……でも、一番の理由は…オレが千秋ちゃんと一緒に居たいだけんだ。」
「…そうか、じゃあ泊っていくと良いよ。」

藤岡め…いちいち嬉しい事を言ってくれる。
…まぁ帰ると言いだしたなら、足が痛くなってきたと言って引きとめたんだけど…
私は、ちょっと藤岡の気持ちを試してみたくなっただけだったんだ。

私は部屋に戻るため、再び藤岡に抱っこしてもらおうと手を伸ばした。
…しかしその時、タイミング悪く電話が鳴り響いた…ディスプレイを見るとそこには『内田』と出ている…
私は仕方なく、藤岡に先に居間に戻ってもらい電話に出た。

「…もしもし、千秋だけど。」
「あっ!千秋?私!内田!内田だよ!」
「知ってるよ。ディスプレイに名前出てるよバカ野郎。」
「アハハッ!そっか、それにしてもバカ野郎とは手厳しいなぁ!アハハッ!それ……」

『ガチャ…プーッ…プー……』

まったく…私の楽しみを奪っておいて、意味の分からない電話をかけてくるとは……
万死に値するのだが…ピッピッピ……まぁ今の私は機嫌が良い、これくらいで許してやるか…
そう言って私はそのまま立ち去ろうとしたが、再び電話がかかってきた…。
ディスプレイには『大バカ野郎』とでている。

「もしもし、千秋だけど。」
「ちょっと千秋、いきなり切るなんてひどいよ~!」
「あぁ、悪い。どこかの大バカ野郎がいたずら電話をかけて来たのかと思ったんだ。」
「…そっか、年末だしね。」
「あぁ、…で用件はなんだ?私は忙しいんだけど。」

「あのね、私今日目標を達成したの!…お姫様抱っこされちゃった!」
「…そうか、それは良かったな。私はお前の電話のおかげでしてもらえなかったけどな………じゃあな。」
「ちょっ…まだ続きがあるんだってば!…私、その人の事好きになったの。」
「…そうか、片思いは大変だろうが頑張るんだぞ。………じゃあな。」
「待って、まだ片思いなんて言ってないでしょ?…デートして、キ…キスだってしたんだから!」



939:この野郎
08/01/17 01:26:44 0115hOeL
>>938

…これが本当なら少し驚きだ。
…相手はマコトか?…いや、そんな感じ無いし…と言う事は、シュウイチ?…もっとありえないか……
私はしばらく黙ったまま考え込んでいた。

「…あれ?もしかして千秋…キスとかしたこと無いのかな?」
「ば…バカ野郎!私だってキスの一つや二つした事あるよ!内田こそ妄想なんじゃないのか?」
「えっ…妄想って……私…今日は…初めておかしな事だってしたんだから!」
「おかしな事って…お前、たった今キスの話は聞いた所だよ。」
「え?」
「だから、キスしたんだろ。」
「……えっと…千秋、おかしな事ってキスじゃないよ?」
「…え?」

なんだ?内田の奴…何言ってるんだ?
おかしな事=キスじゃないのか?

「千秋、おかしな事って…その……エッチな事だよ?」
「エッチな事って…キスじゃないのか?」
「なんて言うか…胸を触られたり、恥ずかしい所を触られたり…」
「…恥ずかしい所?」
「…うん。……下着の中…とかかな。」
「下着の中って……そ…そんな所触ったら汚いじゃないか!」
「…でも男の子って、そう言う所触るのが好きなのかも…。それに私も少しエッチな声出ちゃったし…」

私には内田の話がいまいち理解できなかった。
そもそもそんな所さわって何が嬉しいんだ?そもそも内田に胸なんて無いじゃないか。
それともその行動に何か意味があるのだろうか…?

「内田、その…おかしな事をするとどうなるんだ?」
「うーん…なんて言うか…体が熱くなって、気持ち良くって…変な汁が出てくるの。」
「…なんだそれ?」
「何かは分からないんだけど、気持ち良くなるといっぱい出てきて……だから下にタオル敷いた方がいいよ。」
「…あ、あいつは、…そんな事する奴じゃないから必要ないよ!」
「あいつ?……まぁよく分からないけど、千秋がその気じゃなくても相手はしたいのかも知れないよ?」
「だから藤……」
「私だってそんな事されると思ってなかったけど、いきなりされて止めてくれなかったんだから!」
「…そうなのか?」
「…まぁ気持ち良かったから良いんだけど……男は狼なんだから千秋も気を付けてね!じゃぁ良いお年を!」

内田はそう言って電話を切った…。
藤岡に限ってそんな事は無いだろうけど……あっ…そう言えば藤岡…お風呂で様子が変だったな…
もしかしてアレは…私の裸を見ておかしな事を考えそうに……

「千秋ちゃん?電話終わった?」
「……わっ…!!ふ…藤岡、どうした?」
「姫のお迎えに参りました。」
「何言ってんだバカ野郎。早く抱っこして運べ!」

…そう言えばこうして普通に抱かれてるだけでも、少し藤岡の手が胸に当たってる気がする……
それにいつも通り藤岡の前に座っても、手を回されたら胸や…恥ずかしい所を簡単に……
……はっ…!そう言えば藤岡の高さからだと、服の隙間から私の胸元が見えるんじゃないか?!
…くそっ…内田が変な事を言うから、気になって仕方ない…
そもそも、エッチな声って何なんだ?触って変な声が出たら恥ずかしいじゃないか…
もしも触られた時に、変な声がでて嫌われたりしたら……

私はそう思い、藤岡に触られる前に自分で試すことにした…。
すぐ後ろでテレビを見ている藤岡に気付かれない様に、こたつの中へ手を入れ、
私は自分のスカートの中へ手を忍ばせた。

940:名無しさん@ピンキー
08/01/17 15:33:18 X6yQjEWB
1週間ぶりの藤岡×チアキ、何かやけに久々な感じだw

941:名無しさん@ピンキー
08/01/17 23:47:56 X6yQjEWB
そろそろ容量オーバーになるんじゃないかと思い、次スレを立ててみた。

【みなみけ】桜場コハル Part4【今日の5の2】
スレリンク(eroparo板)

942:名無しさん@ピンキー
08/01/17 23:55:54 VwCq3RZM
乙です。

943:mskの内藤
08/01/18 08:15:30 /cAsmwRP
今日は休日、特にやることもなかったので、内田は南家に遊びにやって来た。
といっても、休日に退屈を持て余したカナが遊び相手欲しさに呼んだからである。
南家の玄関の前に立ち、インターフォンを鳴らすと予想外の声が聞こえてきた。
「はい?」
男の声が返ってきたのである。てっきり3姉妹の誰かが出ると思っていたから、
少し驚きつつも、ひとまず返事をすることにした。
「こんにちは、内田です。」
「ああ、ちょっと待ってて。」
その声の主はそう答えるとすぐに玄関を開けに来た。
「やあ、こんにちは。」
「あれ? 藤岡くんも呼ばれたんだ。というか、チアキたちは?」
「えぇと、ここで話すのもなんだし、とりあえず中で話すよ。」
そう言われたので、ひとまずお邪魔させてもらうことにした。

話を聞いたところ、カナが人を沢山呼んでしまったらしく、そのため食材が足りそうにない。
それで3姉妹は買い物に出かけ、藤岡も荷物持ちとして行こうとしたのだが、
誰かが家に居てくれた方が安心だからと、カナに留守を押し付けられたのである。
「自分は留守番なんて退屈だから嫌だなんて言ってたよ。」
「あはは、カナちゃんらしいね。それで他には誰を呼んだって言ってたの?」
「他にもトウマとか色んな人呼んだみたいだけど、あまりよく聞かなかったな。」
「ふぅん、とにかく今来てるのは私たちだけ…。」
自分の言葉で、急に意識しだしてしまった。そう、今は藤岡と2人きりである。
若い男女が2人きり。そんなことを考え出してしまい、急に恥ずかしくなり、俯いてしまった。
「どうしたの?」
急に黙り込んだ内田の心情など知る由もなく、藤岡が気にかけているものの、内田の耳には入っていない。
(ああ、どうしよう。急に恥ずかしくなってきちゃった。
そりゃあ、藤岡くんはカッコいいし、チアキも甘えたりしてるよね。
プールの時なんかお姫様抱っこしてもらってたっけ? あれ、羨ましかったな…。)
ちらっとだけだが、藤岡の方を見てしまい、ますます動揺してしまう。

944:mskの内藤
08/01/18 08:16:10 /cAsmwRP
(ってそうじゃなくて! とにかく何とかして落ち着かなくちゃ! …そうだ!)
何かを思いついた内田は急に立ち上がった。驚く藤岡をよそに、
藤岡の前に移動すると後ろを向き、藤岡に寄りかかるように座りだした。
「え? ちょっと。」
(チアキもこういうふうに座ってる時落ち着いてるよね? だから大丈夫。)
「えぇと、そういやトウマもこんな座り方してきたけど、これ流行ってるの?」
「え!? …えぇとぉ。うん、そう! そうなの!」
今ひょっとして自分はとんでもないことをしているのではないか。
しかも、声をかけられたために、つい藤岡の方を振り向いてしまった。お互いの顔が近い状態でだ。
自分の行いにますます動揺してしまう内田。顔は既にりんごのように真っ赤である。
「はは、面白いことが流行ってるんだね。」
(あっ…。)
爽やかな笑顔を間近で見せつけられ、それがトドメとなってしまった。
内田はその笑顔に見とれてしまい、うまく思考が定まらなくなった。
まともに考えようとしたら、どうにかなってしまいそうだ。
しかし、恥ずかしさが大半を占めるものの、何か心地よい感じに包み込まれている気もする。
自分がお姫様だというわけではないが、まるで王子様に守られているかのようだ。
そんな錯覚に陥りそうになり、内田の心に何かが芽生えようとしている。
が、その何ともいえない感覚はあっけなく消えてなくなることになった。
「………おい。」
「ひっ!」
突然背筋が凍るほどゾッとする声が聞こえ、内田は固まってしまった。
かろうじて声がした方を見ると、そこには内田を静かに睨みつけている親友がいた。



その後、内田はチアキに一週間口を聞いてもらえず、家にも上がらせてもらえなかった。

945:mskの内藤
08/01/18 08:16:58 /cAsmwRP
新スレも立ったことだし、埋めネタとして書いてみました。

946:名無しさん@ピンキー
08/01/18 14:22:14 mBMRQ/qj
GJ!!!
最高です!!!!

947:名無しさん@ピンキー
08/01/18 18:59:23 02Z93jSe
gj!!

藤岡ついに内田まで・・・
いずれはハーレム形成か

948:名無しさん@ピンキー
08/01/18 23:43:02 84y2l34X
お二方ありがとう。また何か思いついたら、未熟なりに書いてみようと思います。

949:名無しさん@ピンキー
08/01/18 23:44:54 84y2l34X
あれ? 日が変わったわけでもないのにIDが変わってる?
わかるとは思いますが、>>943-945の者です。

950:この野郎
08/01/19 01:00:16 bH1I7Q0F
ぶつ切り氏と見事に時間がダブったのでこちらへw(゚Д゚)

951:名無しさん@ピンキー
08/01/19 01:02:30 V2l8K75q
どいつもこいつもGJだバカやろう!
萌え死なす気か!

952:この野郎
08/01/19 01:16:20 bH1I7Q0F
千秋の日記

スカートにてを忍ばせた私ではあったが、この先をどうすればいいのか全く分からない…
とりあえず、ゆっくりと恐る恐る触ってみることにした。

…あれ?……どう言う事だ?少しくすぐったいくらいで、どおって事はない…
…ってまぁそう言えばそうか。ふだんからトイレやお風呂では毎日触ってるもんな…
じゃあ内田は何故エッチな声が出るくらい気持ちいと言ったんだろう…?
もしかして、自分ではなく他の誰かが触らないと意味がないとかなのか…?

私はとりあえず下着を少しずらし、直接その恥ずかしい場所を触ってみた…
…しかし結果はほぼ同じ。若干くすぐったいのが強くなった程度だ。
やはり自分ではなく誰かの力が必要なのかも知れない……例えば藤岡…
私は気がつくと藤岡の手をじっと見ていた。

藤岡のその手で私のココを広げられ…辱しめるようにソレを見ながら弄り…
もう一方の手では私の胸を触り、私が恥ずかしがれば執拗にキスを繰り返したり…
藤岡は私の体で満足してくれるだろうか…
胸も小さいし…ココだって藤岡は気に入ってくれるだろうか……

…って、私はいったい何を考えているんだ……小学5年生にして欲求不満なのか?
勝手にこんな妄想までして…
気がつくと藤岡の代わりに自分を辱めていた中指は第二関節のあたりまで子宮の中に入っていた。
私は、何も考えることなく勢いよくその指を引きぬた。

…その時、私の体は藤岡の膝の上で大きく跳ね上がり、2・3度小刻みに震えた。
それと同時に、私の恥ずかしい所からは大量の液が流れ出てしまった…
慌てて下着をちゃんと履いたが、下着にシミができる程にその液は出てしまい、
私の指はグショグショになってしまった…。



953:この野郎
08/01/19 01:17:36 bH1I7Q0F
>>952


「千秋ちゃん、いま凄く震えてたみたいだけど…本当に大丈夫?寒いのかな?」
「だ、大丈夫だ!むしろ体は熱いくらいだ!」
「そう?…でもやっぱり少しだけコタツの温度を上げようか。」

藤岡はそう言うと、コタツの温度を上げるためにコタツ布団をめくろうとした。
私は慌てた…万が一にでも、下着のシミや…中の変な液の匂いにでも気付かれでもしたら…
私はそう思い、少し大袈裟ではあるが藤岡の体を押さえつけるように引き止めた。

「本当に大丈夫だから、なっ!お前は私の後ろで大人しくお菓子でも食べてろ!」
「…まぁ、千秋ちゃんがそこまで言うなら……」

藤岡はそう言って元の体勢に戻った…とりあえずは助かった……
…が、藤岡の一言で次なる試練が私を襲った。

「…あれ?…オレ何かこぼしちゃったのかな?」
「え?」
「…いや、なんだか変な所が濡れてて…」

良く見ると、確かに藤岡の肩のあたりは濡れていた。
でもジュースをこぼしたにしては不自然な位置…それに、私が押さえつけた時は濡れてなんてなかったぞ?
…私が押さえつけ…あっ……
良く見ると、藤岡の肩が濡れたのと引き換えに、私のびしょびしょの右手は乾いていた…。
…って言う事は、藤岡の肩に付いているのは私の……

「藤岡!濡れたハンカチ持ってくるから待ってろ!」
「え?大丈夫だよコレくらい。手でぬぐえばすぐに乾くよ。…ゴシゴシ……」
「わっ!ば…ばかっ!そんな手で拭いたりしたら……」
「…拭いたりしたら?」
「…な……何でもない…。」

間接的にとは言え、私のココから出た液は藤岡の手に付着してしまった…
藤岡はその手でお菓子を取って食べ、その手に着いたお菓子の粉まで美味しそうに舐めとったりもしていた。

私の頭は、またおかしな妄想でいっぱいになった…。
藤岡に恥ずかしい場所を触られ…その手に着いたいやらしい液を藤岡は美味しそうに舐め…
いずれは直接に私のココを藤岡の口で……
しばらくの間、私は頭の中で藤岡とおかしな事をしていた……と言うより、一方的に犯されていると言った感じか。

妄想の中で私は、藤岡に体を弄ばれ…口では嫌がる私の事を、辱めながら攻め…
私が何か言おうとすれば、私の口を…藤岡は押さえつける様に舌をねじ込み…
そして藤岡が満足いくまで、私は藤岡にこの体を提供し続けている…。

実際の所、藤岡はきっと優しく接してくれるだろう…でも私はこう言う事を妄想してしまう。
私は今まで、カナや友人にクールにキツク生きてきた……そう言う生き方が楽だったから。
…でも…エッチな事をする時には玩具の様に、私の体を好きに弄んで欲しいと思っているのかも知れない…。

私はこのままでは、自分がどうかなってしまいそうで怖くなり少し横になった。
一応藤岡には、少し疲れたからと適当な事を言って、もし寝ていたら12時前に起こすように言った。
当初、寝る気はまったく無かったのだが、疲れていたのかいつの間にか私はグッスリ眠っていた。
どれくらい立った頃だろうか…私が目覚めると、この家にいるはずの無い人間が藤岡と密着していた…。

(…何故?…どうしてカナが……)



954:名無しさん@ピンキー
08/01/19 01:38:23 0aHvj6NV
スマン! 一つだけツッコマせてくれ。
>第二関節のあたりまで子宮の中に入っていた
膣の中ならまだしも、子宮に第二関節まで入ったら流石にヤバいと思うんだ。

955:名無しさん@ピンキー
08/01/19 01:55:22 uwPZtR77
おのれ>>954
チアキの子宮に第二関節までツッコんだのはキサマだな!

956:この野郎
08/01/19 07:55:30 4vopCu7x
朝から自分の書いた内容でワロタ\(^o^)/

さすがに子宮に突き刺さってたらヤバいんだぜ!
脳内変換で変えといて欲しいんだぜ。orz

でも一つ言い訳させて欲しいんだぜ。
実は昨日も書き込みが半分消えて、慌てて書いたんだぜ。orz
だから書き込みすると言ってから、微妙に15分くらい空いたんだぜ。orz
内田に免じて許して欲しいんだぜ。orz

957:名無しさん@ピンキー
08/01/19 11:19:08 O5gvX6T/
だぜ多いな・・・
なにはともあれ乙

958:名無しさん@ピンキー
08/01/19 17:38:04 Z388psQI
何か>>1000か容量オーバーのどちらが先になるか微妙な所だな。

959:名無しさん@ピンキー
08/01/19 17:52:46 t8rP8k92
>>944 内田を藤岡椅子に座らせるとはGJ
他に座りそうなのは吉野ぐらいか。
あるいは千秋のものは私のもの、でカナが座っちゃうとか。

960:名無しさん@ピンキー
08/01/19 22:41:58 i4XuFmfL
>>921
「いいのかい?俺はノンケだって構わず喰っちまう男なんだぜ」

961:sage
08/01/20 14:15:02 TUeVD7Rc
埋めませう

962:名無しさん@ピンキー
08/01/20 14:44:12 LCrGfL7k
             ,. -――- 、            /   /     __
               / : : : : : : : : `:丶.:\         /   /   / )
.            /.: :/.: |: : : : : |:.|: l: : ヽ: ヽ       /  /  / /
            //.:.:./: :/| : : : : :}:.};.:|: : : :l:.:.:i___   /   '` ´  /
≧∠.,      从 : :.| / ト、: : :/|.:ハ:(⌒'ー┴-`>′       ´廴 ,ィ彡三ミヽ.
/f⌒).:)  ,ィ彡'! i: :从>=廴V/_jムr=くト..         ヽ     _  ̄ ̄ ̄)):}、
 ̄`'ヾ(_/.:.:/|:.|: : | { じソ    tじリ ): : :`}r-、      }       [彡' ̄¨´(:(ヾ
     ` ̄¨'Y'《: :.:{  ¨`  ,   ¨` リ: |:.:》'!  ヽ._       __  \    j/
           } }从:ハ、    ,、    /:.リノ{!      `  ,.--‐'´ `゙' 、_.)   >埋めるぞぉ~
―--- ,、  ノ リ ∧:.:ミz   「 〉   /:イ 「V!   -rァ'′
     `辷_彡'/  \||>.,`´_, イ/ |: |八\____,z彳
       \,__   》, `廴___,イ ./ /  `ー===' ノ
             ̄ } 》, \   }/:.:/       /!:\
                \ `≪込,/:/         }: : ノ_
                    `'rァ'´;rくぅ-       ノ: : : : :}
                     Lr个ー----‐…<: :丶:_:_/
                 └|: : : : : : : : :、.:. :.i__/|
                   └―t__|: : ;r个r┘ヽ. {、
                       ̄  し!   } }
                               し'



963:学芸会ナツミ編
08/01/20 21:49:56 BlR3QZra
今日、この日のために頑張ってきた。
ある者は与えられた役を演じ、ある者は照明で役者を照らし、ある者は衣装や小道具を作った。
少年・佐藤リョータも大道具係としてクラスに貢献してきた。そう、今日は学芸会である。
とは言っても、学芸会は4日に分かれている。
1日目と2日目は生徒同士で自分達の劇を見せ合い、3日目と4日目は保護者達に見てもらうというものだ。
よって、3日目・4日目は土日に当てられる。
今日はその1日目。1年生から3年生までといった低学年による劇を見る日だ。
そのために全生徒と教員が体育館に集まる。
この日は平日だが、これのおかげで勉強をしないですむ。それは素晴らしい利点なのだが…
「暇だ…。」
正直言って面白くない。
小学生にそんなものを期待するのは酷と言うものだが、とにかく退屈なのだ。
かと言って寝転がることもできない。体育館に全生徒と教員が集まっているので、そんなスペースはない。
退屈な時を長い間過ごすことになるのかと少し憂鬱になっていると急に舞台の照明が消され、
体育館全体が暗くなった。その間、変な音楽も流れる。場面が切り替わるのだろう。
この暗闇の時間は舞台にあるセットを変えていく時間でもある。
大したことではない。しかし、そんな中突然リョータは服の裾を掴まれた。
「(どうしたんだよ、平川。)」
周りに気を使って小声で話すことにした。
掴んだのはリョータの隣にいるナツミであった。心なしか手が震えている。
「(だってボク、暗いのが怖いんだもん…。)」
そういえば、いつぞや体育倉庫に閉じ込められた時の怖がり方は尋常じゃなかった。
自分がその恐怖を煽ったからというのもあるが、その時は酷い目にあったものだ。
また碌なことにならないのではと思い、裾を掴んでいる手を離すように説得を試みた。
「(別に1人で閉じ込められてるわけじゃないんだから、大丈夫だって!)」
「(嫌だよ! 何かに掴まってないと安心できない!)」
それから何とか離すように説得し続けるが、一向に離す気配がない。
それどころか少しずつ強く裾を引っ張るようになっていく。このままでは服が伸びきってしまう。
そう思ったリョータはナツミを安心させることにした。
「(あっ…。)」
「(どうだ、これなら不安じゃないだろ?)」
照れくさそうにナツミの手を掴んだのである。かなり恥ずかしいのだが、あのまま服を台無しにされても困る。
リョータにとってはやむを得ない手段だった。しかし、ナツミを安心させることには成功したようで
「(うん!)」
と小声ながらも元気な声が返ってきた。
 
少しして、ようやく体育館が明るくなる。
もう手を掴む必要はなくなったので、手を離すと今度はナツミの方から手をつないできた。
「(お、おい! もう明るくなったからいいだろ!)」
「(だって、またいつ暗くなるかわからないでしょ。劇の間は手をつないでてよ。)」
(ナ、ナンダッテー!!)
こうして、劇の間ずっとナツミと手をつなぐ羽目になってしまった。
明るい状態でも手をつないだままだったので、誰かに見られるんじゃないかとハラハラしっぱなしだった。

964:学芸会ナツミ編
08/01/20 21:52:44 BlR3QZra
自分の小学生時代を思い出し、ネタを投下してみましたが、
正直記憶が定かではなかったりしますw

それにしても、コハル先生は学校行事をネタにしませんね。

965:学芸会メグミ編
08/01/20 22:06:10 BlR3QZra
今日は学芸会2日目。
昨日はずっとナツミと手をつないだままで散々だったが、それは今日も変わらなかった。
未だ誰かにバレたわけではないらしいが、いつバレるのかと思うとハラハラしてしまう。
リョータにはもう退屈を感じる余裕がなくなっていた。
他のクラスの出し物がどんどん行われていき、ようやくリョータ達5の2の出番となった。
これでナツミから一時的にせよ、解放されるのだと思うと気分が落ち着いた。

劇の最中は大道具係であるリョータの出番は暗転してからだ。
舞台が暗くなっている間に舞台のセットを変える役目である。
もちろんそういった裏方はリョータだけでなく、基本的に役者と照明以外はこの仕事に回る。
ちなみに親しい友人であるコウジやツバサは役者であるため、舞台上で準備をしている。
そのため、話し相手がいないから劇が始まってしばらくは暇だったりする。
時間が経ち、舞台が暗くなった。リョータ達の仕事の時である。皆が上手く協力し合い、スムーズにことが進む。
セットを変え終えて引っ込もうとすると、メグミが床を手探りにして何かを探していた。
「(どうしたんだ?)」
「(眼鏡が落ちちゃったの。この辺にあるかと思うんだけど…。)」
「(何!?)」
思わぬアクシデントが発生してしまった。しかし、もうじき舞台が照明に照らされてしまう。
もう時間がない。仕方なく、リョータはメグミの手を掴み、舞台裏へ連れ戻そうとした。
「(ちょ、ちょっと、まだ見つけてないよ!?)」
「(明るくなってから見つける。で、また暗くなってから取りに行けばいいだろ?)」
メグミは渋々とその案に妥協し、リョータについてきてくれた。おかげで、この場は何の問題もなく事をえた。

舞台裏に身を隠した後、リョータは明るくなった舞台を見回す。眼鏡はすぐに見つかった。
幸いなことにセットの裏に隠れていて、客席からは見えない所にある。
「よし、次暗くなったら俺が取りに行くから、メグミはここで待ってろ。」
「待ってよ、このまま何も見えない状態で1人になるのは嫌よ。連れてって。」
(なんですと?)
先程掴んだ手を強く握り返され、離すことができなくなった。
しかし、ただでさえメグミはどこか抜けている所があるというのに、今はロクにものを見ることができない。
確かにそんな状態のメグミを放って行くのは不安なので、メグミの申し出を受けることにした。

劇は順調に進み、2度目の暗転となった。
暗くなったとはいえ、既に在り処はわかっているため、暗くても見当を付けて見つけることはできる。
実際簡単にメグミの眼鏡を見つけることができ、問題は解決した。
「(ほら、もう落とすなよ。)」
「(うん、ありがとう。)」

それから本来の仕事にすぐに戻り、セットを変えていく。
メグミも今度は何のトラブルもなく、作業を終えたようで、
リョータよりも少し遅れて、舞台裏へとたどり着いた。



「いや、もう手をつなぐ必要はないだろ…。」
「え? あっ…。」

966:学芸会メグミ編
08/01/20 22:11:19 BlR3QZra
すみません、もう1つネタを用意してたんでした orz
何のために○○○編と付けたのやら。

そろそろ、埋まりきる頃だと思ったんですが、意外に埋まらないものなんですね。


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